春休み明け、学校が始まった

春休みが終わった。

 

子供らは学校へ。

 

一抹の寂しさはあるが、それを上回る、解放感。

 

新6年生のニンタマは早めに登校。

新4年生のプン助は、遅刻気味ではあったが、遅刻じゃないと言い張れるギリギリの微妙な感じで登校。

 

 

今日は給食もなく、ちょっと家のことや作業をやったら、すぐに帰って来た。

 

ニンタマの担任の先生は、1年生の時のB先生だった。

 

1年生の時には、大好きで他の先生になるのが嫌だ!と、騒いでいたが、その後毎年先生が変わり、他にお気に入りの先生も出来ていた。

 

「前はB先生最高って思ってたけど、今は2番目。C先生の方がいい

 

「もう、先生とか誰でもいい。あ、二人だけ、絶対ヤダ!って先生がいるけど、後はどの先生でも同じ」

 

と、どんどんあっさりした事を言うようになっていた。

 

だから、B先生になっても特に嬉しくもないのかな?と思いつつ、

 

「良かったね!B先生で。嬉しかった?」

と、聞いてみると

 

「まあね」

 

と、ちょっとにんまりしながら、答えた。

 

いつも塩対応のニンタマの思いがけない反応。

何故か、こちらもちょっと嬉しくなった。

 

そして、プン助は昨年と同じD先生だった。

 

今年4年になったプン助は、2年の年末から中々学校へ通えなくなり、

当時担任のE先生が

 

教室に段ボールルームを作ってくれ、登校したらそこで寝ていてもいい、

 

と提案してくれ、色々手厚くしてもらったり、私が毎日学校へ付き添ったりしてやっと通えるようになったのだが、

その後コロナで一斉休校になってしまった。

休校明けで、D先生に替わったのだ。

D先生は、前年、ニンタマの担任だった。

ニンタマは、D先生のことを特に気に入っている様子はなかったので、最初はどうなのかなと思っていたのだが、

プン助とは相性が良かったらしく、普通に30分くらいの遅刻をしつつも学校へ通えるようになったのだった。

D先生は、苦手なことを無理にさせようと張り切るタイプではなく、

できたことをほめ過ぎでは?と思うぐらい、「凄いね!」と、びっくりするくらい褒めてくれる先生で、

 

プン助でさえ、

「先生、ほめ過ぎなんだよね。あんなに褒めなくてもいいのに」

 

と、笑うくらいだった。

 

私としては、E先生も、人として最低限やったほうがいいことを地道にやらせようと頑張ってくれて

 

素晴らしく良い先生に思えたが、プン助との相性はD先生の方が良いのかもしれない。

もしくはそういうこととは全く関係なく、そういうタイミングだっただけなのかもしれないが、

ここで、妙に張り切ったタイプの先生がプン助に色々ノルマを課したりして、また不登校になったらどうしよう…と、不安を抱えていた。

今年もD先生だったらいいのに・・・と、密かに願うだけではなく、毎日口にしていた。

だが、肝心のプン助は

 

「俺は、誰でもいいんだけどね」

 

と、その度に必ず言うのだった。

 

そして、またD先生が担任になって喜んでいる私に向かって、

「まあ、俺はどの先生でも良かったんだけどね」

 

と、言う事を忘れなかった。

 

こういうことを敢えて言わずにはおられないこだわりって何なのだろう。

 

旦那さんに聞いたら、

 

「俺は、その気持ちよくわかる」

と、言っていた。

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テストを巡る母娘

早朝、旦那さんはお仕事で出かけて行った。

 

私は、7時頃から起きていたが、布団でゴロゴロして、8時過ぎにベッドを出たら、ニンタマは既に起きていた。

 

プン助は、熟睡。

 

ソファで漫画を読んでいるニンタマ。

 

昨晩もテストには行かないと言っていたし、もう行く気はないのだな・・・と、思いつつ、一言だけ声を掛けた。

 

「テストは行かないんだよね」

 

「行かない」

 

顔も上げずに漫画を読みながら答えるニンタマ。

 

一言だけのつもりだったのだが、モヤモヤが止まらず、その後も、つい色々言ってしまう。

 

「なんで行きたくなくなったの?最初は、テスト受けたいって言ってたよね」

 

「忘れちゃってたの」

 

「忘れちゃってた?何を?テストを?」

 

「そう」

 

忘れてたのか・・・、びっくり。いや、いやなことは考えたくない・・・ということで、気付かないようにしていたのかな・・・

 

「うーん、でも、最初、受けたいって言った時は、受けたいって思ってたわけでしょ?」

 

「そうだけど…」

 

「塾にも行きたいって言ってたのは、授業でわからないことが増えたりしてきて、わかるようになりたいと思ったり、勉強できるようになりたいって思ったからでしょ?」

 

「うん」

 

「じゃあさ、なんで勉強できるようになりたいって思ったの?」

 

「・・・」

 

黙った!・・・もしや、理由が思い浮かばないのか?

 

一瞬驚いたが、よく考えてみると、そういうものかもしれない。

 

出来たほうがいいらしい・・・と、漠然と思うだけで、自分だってわからなかった気がする。

 

今だって、勉強できた方がいい理由を、聞かれると、よくわからない。

ただ、勉強不足だったことは後悔している。

今からでも、色々な知識を得たいと思っている。

知識を得るには時間が足りなさすぎる・・・と、悶々としている。

今、知識を得る効率をあげるためにも、あの頃に戻れたとしたら、もっとちゃんと勉強しておけばよかった・・・と、思っている。

そのことをどうやって伝えればよいのだろう…。

 

テストは9時開始。

今は、8時20分。

もう、テストには行けないだろう。

ならば、勉強というよりも学ぶ…ということの意味を、せっかくだから、ちゃんと話し合ってみよう。

 

「勉強できるようになりたい理由・・・わからないかな?」

 

「うん」

 

「なんとなく、できたほうがかっこいいって感じかな?」

 

不機嫌そうな顔で頷くニンタマ。

 

「まあ、そうだよね。ママも、そうだったと思う。でもね・・・今は、もうちょっとやっておけばよかったなって、思…」

 

そう言いかけた矢先に、ニンタマに遮られた。

 

「わかったよ!いくよ!」

 

親身な親子の話合いをするつもりだったが、ニンタマは私にこれ以上何も言わせぬぞ!という感じで立ち上がったのだ。

 

「え?行くの?もう、無理じゃないかな・・・」

 

一瞬戸惑い、ついそう言ってしまった。

 

 

無言でソファにドスっと腰を下ろすニンタマ。

 

怖い、その顔、スケバンみたいだよ・・・。いやいや、折角行くって言ったんだし、行ける方向で考えてみよう。

 

テスト開始まで、あと40分弱。

 

会場は、歩いて20分程。

 

急げば、無理ではない。

 

 

「いや、無理じゃない。大丈夫。とりあえずバナナでも食べて、今から支度したら、大丈夫」

 

スケバンのような顔のまま、ニンタマは急ぎ、身支度を整えた。

 

バナナも食べないし、牛乳も飲まないで大丈夫だと言い張るので、とりあえず私も急いで、支度を終え、一緒に開場へ向かった。

 

 

開場近辺に、8時50分に到着。

 

時間にまだ余裕があったので、コンビニへ入り、お茶とウィダーインゼリーを買い、ニンタマに渡した。

 

休憩時間に、少しでも口にできれば良いと、カロリーメイトやおにぎりも勧めたのだが、いらないと却下された。

 

そのまま、開場へ行くと、明らかに小さい子ばかりだった。

 

小学校2、3年くらいの子ばかり。

 

そうなのか・・・。

 

無料のテストを受ける子の大部分はこれから塾などを検討していて、塾を検討するのは、こんな低学年の子ばかりなのだ・・・ということに、今更ながら、驚いた。

 

5の中でも発育がよく、中学生にしか見えないニンタマは、かなり浮いていた。

熱心な親は、低学年からちゃんとやっているのだ。

仕事が立て込むと、昼も夜もなくなり、子供に全く時間が割けなくなってしまい、時間がある時にだけ、思い立ったように親身になったり、教育熱心みたいになったりする自分の中途半端さを、申し訳なく思った。

 

 

数時間後、迎えに行くと、ニンタマは、朝の不機嫌さとは打って変わって、テンション高めだった。

 

「わかんなかったところは全部適当にやったから、全部最後までやれたよ~!」

 

マークシート式は、わからなくてもとりあえず、埋められるので、テスト当日にできなかった挫折感はあまり感じないものだ。

その分、結果が出た時に、ギョッとしたりするのだが…。

 

だが、とりあえず、面倒なことを済ませてすっきりしたように明るい表情を見せていて、安心した。

 

「ニンタマちゃん、お茶、全然飲まなかったよ~。ゼリーも、まだ蓋もあけてない」

 

 

緊張で、それどころじゃなかったのだろうか。

 

帰宅後、生ハムパスタを食べさせた後、ニンタマは友達と遊びに行った。

 

私は、ニンタマが持ち帰ったテスト問題を眺め、試しに算数の問題を解いてみた。

 

最初の数問は、スイスイ解けた。

 

よかった。

 

5程度の算数はまだできるのね・・・と、得意な気持ちになっていたが、途中から突然、難易度が上がった。

 

何これ?どうやって解くの?

 

さっぱりわからない。

 

大人の意地をかけても解きたい!と、思うのだが、30分くらい、うんうん唸ってもわからない。

 

マークシートだし、とりあえず、回答の中の1~4のどれかを選べばいいのだ。

 

回答の中の数字のどれがそれっぽいか・・・という逆算で、これかな?と、あてずっぽうで回答した。

 

まあ、この問題は、難しかったけど、次は大丈夫だろう・・・

 

と、次に問題にとりかかった。

 

「・・・」

 

これ?情報が少なすぎて、わからないよ?本当に、解けるの?

 

いいや、これもとりあえず、適当に回答選んでおいて、次だ、次!

 

そして、次の問題を見ると・・・

 

問題が日本語として理解ができない。

 

どういうこと?これ?何がどうなっているの!?

 

問題がわからない・・・という事態が起きるとは予想もしていなかった。

 

頭がプシュ―っとしてきて、吐き気がしてきた。

 

 

やめだ・・・やめ。

 

これは、明日解こう。

 

他にもやらなきゃいけないこといっぱい溜まっているしね・・・

 

まだ、国語、理科、社会と問題はあったが、もう見るのも嫌だった。

 

偉いな、ニンタマ。

 

こんな問題、わからなくても、ちゃんと向き合って、答え全部書いて来たんだ。

 

おかしいな・・・私、一応、ちゃんと大学出てるのに・・・。

受験は散々やってきたのに・・・。

 

脳も根気も衰えてしまったのだろうか・・・。

 

もう、あまり偉そうなことは、子供に言えないな。

 

でも、言わないといけないんだよな・・・。

 

中身も伴っていないのに、伴ってるふりして、偉そうなことを言うの、苦手だな。

 

策がなくても、あるふりをして、堂々としていられる政治家さんとか、ちょっとは見習った方がいいのかも。

 

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風呂で号泣する娘

夜、ニンタマが風呂で号泣していた。

 

何で泣いているのか聞くと、旦那さんが

 

「日曜日、テストなんだろ」

 

と、聞いたことがきっかけだったらしい。

 

 

コロナで学校が休校になったことがきっかけで、某塾が無償で全国テストを受けさせてくれたり、登録したら算数だけオンライン授業をやっていたり、したので、本人に

聞いてみたら、やってみたい…ということだったので、申し込んでいたのだ。

 

オンライン授業の方は、タブレットなどでやればいいかと思っていたのだが、私がITオンチのせいか、PCでしか受講できず、私か旦那さんのPCを貸さなければできない状態で、頻繁に貸すこともできずにいた。

 

本人もそれほど、思い入れがあったわけでもなかったので、授業もテストも忘れていたらしい。

 

先週も、来週テストだからね・・・と、伝えていたのだが、その時はまだ現実感がなかったようで、普通に「はーい」と、答えていたのだが、今日は急にビビり始めたらしい。

 

 

 

「バカだから、どうせいい点が取れない~~~いい点とれなくても、怒らないでね」

 

と、大口を開けて泣いている。

 

「怒らないよ。怒らないけど、自分のことをバカだって言うのはやめなよ。」

「だって、本当にバカなんだもん」

 

「バカじゃないよ。点が悪かったとしても、それは勉強してないだけだから。自分をバカって言って終わらせるのは怠けるための口実だよ」

 

と、ついムキになって言ってしまったら、余計に激しく泣かせてしまった。

 

いかんいかん・・・あまり、追い詰めてはダメだ・・・。

 

「ママは、別に泣かせたり、辛い思いをさせたいと思った訳じゃないし、受けたいって言ってたから、申し込んだだけだし、本当にイヤなら、受けなくてもいいよ。でも、自分がどれだけできないか、知るってすごく大事なことだよ。それがわからなければ、どう、頑張るかもわからないし、大人になった時、あれは受けておけばよかったな・・・と、思うような、結構大事な局面だと思うよ」

 

優しく言いつつも、暗に受けろ・・・と言っているのと同じだよな、これ・・・と、自分が無理やりにでも受けさせたいと思っていることにも気づいてしまった。

 

勉強を頑張れるか、頑張れないかはさておき、現状を把握しておきたかった。

 

ニンタマは低学年の時は、映画「ビリギャル」に憧れて、

 

「よし!私は、いい学校へ行く!」

 

と、言ってみたりもしていたのだが、高学年になるにつれ、授業がわからないことが増えて、自信を失った来たらしく、

 

「ニンタマちゃん、バカだから、塾に行きたい。友達は皆、行ってるんだよ」

 

と、言い始めた。

 

塾か・・・。

 

既に、ミュージカルや、ロボット教室にも通っている。

その他に塾・・・。

 

金銭的にもきついし、本人も忙しすぎやしないだろうか・・・。

 

どれも、辞めるのはイヤだという。

 

旦那さんに相談してみると、

 

「本人がどうしても行きたい…って、ことで、その為に、何か頑張るとか、そういう姿勢を見せていないのに、やりたいって言ったら、こっちがどんどんおぜん立てするのは、良くない。ちゃんとニンタマが、頭下げて行かせてくれって言うんじゃないと、ダメだと思うし、こっちも協力できない」

 

と、最もな意見。

 

その旨を、ニンタマに伝えたら、面倒に感じたのか、

 

「だったら、いいや」

 

と、その時は、あっさり引き下がった。

 

まだ、コロナ休校になる前のことだった。

 

 

だが、本人の意欲というのも、何の情報もなければ、上がるワケもない。

 

一応、こちらとしては、近辺の塾情報は調べておいた方がいいだろう・・・、仕事が落ち着いたら、塾の資料を集めよう・・・・などと、思っていたら、休校になり、塾どころではなくなってしまった。

 

こちらも家にいるから、ちゃんと学習習慣を身に着けさせたい…と、思っていたが、自粛期間こんなに工夫して子供に勉強させてます…という感じの家族がよくテレビに出ていたが、あのような立派な親と違って、初っ端から、挫折してしまっていた。

 

こちらも、実現するかしないかはわからない企画ながらも、一応仕事を抱えて、テンパっていて、子供はYouTube見放題みたいな状態になってしまった。

 

ニンタマにパソコンを貸してオンライン授業をさせてあげようとすると、必ずプン助がやってきて、自分ばかりがやってしまう。

 

プン助も一応、3年の算数で登録していたのだが、張り合ってニンタマの5年生の授業を受講するので、なんとなくニンタマの意欲が削がれてしまったのだ。

 

そのまま、6月に突入し、学校も始まっていたので、オンライン授業よりも、目の前の宿題に追われるようになってしまった。

 

こちらとしても、無理に催促して勉強させるよりも、テストを受けてみて、自分の実情を知れば、本人もそれなりに何かを考えるだろうと・・・どこかテストを受けさえすれば…と、テストを心待ちにしていた節もあった。

 

しかし、テストを受けなかったら、ニンタマは自分の実情を知ることもできず、なんとなく勉強はできたほうがいいと思いつつも、

 

「まあ、いいや。私、バカだし、どうせ受けてもできないもん・・・」

 

というテンションのまま、夏休みを迎え、二学期に突入してしまう。

 

しかも、ニンタマは、最近やたら鏡ばかり見て、こっそり化粧をしたり、自分は太っていると気にし始めては、体重が増えたと大泣きしたり、何かと難しい感じになってしまった。

 

私が、自分の体重の増減を意識し始めたのは、中二くらいで、高校2年の頃に、一カ月程、絶食に近いダイエットをして、拒食症のようになってしまって大変だったことを思い出す。

ニンタマは今現在小学5年生だが、私の中二の時と、ほぼ同じ身長で、おそらく精神の発達もその頃に近い気がする。

 

半世紀生きてみて、自己肯定感が低い時期ほど、体重や見た目を気にしてストレスを溜め、悪循環に陥って来た。

 

とりあえず何かを頑張り、頑張ったことで自分を信用して、目に見える成果が出始めると、精神状態は落ち着く。

 

勉強や、楽器演奏などは打ち込んだ分、成果が見えやすいので、私はそういう方法で、精神の安定を測って来た。

ダイエットは、成果が出やすいが、出た分、体も壊してしまうことも多く、結果的に精神状態も悪くなってしまう。

 

おしゃれに興味があるのは、良いが、こちらに走りすぎるよりは、今自分をバカだと思っていることが解消される方がよいのではないだろうか?

 

 

そんな思いもあり、最近また旦那さんと、話し合って、授業がわからないことで自信を失っているように思うので、本人が行きたいというのなら、塾のことも前向きに考えよう・・・ということになっていた。

 

それもあって、旦那さんもテストの話をしたのだろう。

 

しかし、ニンタマは急にテストを意識して、怖くなり、号泣。

 

 

お風呂から出ると、

 

「やっぱり、テストは受けない」

 

と、言って来た。

 

私の、受けさせようという意図見え見えな説得は、逆効果だったようだ。

 

絶対受けたほうがいいよ!

 

と、言いたくてうずうずしたが、そこはグッと堪えた。

 

「そっか、まあ、テストは日曜日だから、土曜日までゆっくり考えて。今決めなくていいよ」

 

と、結論を先延ばしにした。

だが、

 

「ママは受けたほうがいいと思うけど」

 

と、ついついプレッシャーを与える一言も付け加えてしまった。自分のこういう所が、親として、あまりよろしくないのだろうな・・・と、思うのだが、抑えられなかった。

 

ダメ親だなぁ。

 

ああ、私も自己肯定感が低いな。

 

最近、コロナ太り抜けないを気にしているばかりか、ほうれい線が深くなっていることばかり気にしているし。

 

娘を心配することは、大体自分に当てはまる。

 

 

 

 

 

 

 

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カード見つからず、不機嫌、案の定遅刻

朝、5時17分に、旦那さんがプン助を起こしている声が、聞こえた。

 

アイツ、起きられるのかな・・・と、思いつつ、再びうとうとと寝てしまい、7時過ぎに起きた。

 

鎖骨を骨折した後、背中を強打して痛めてしまい、人と一緒に寝て、蹴られでもしたら、大変なので、私だけ、いつも別の部屋で一人で眠っているのだが、既にニンタマもプン助も旦那さんも起きて、朝ごはんを食べていた。

 

以前は、私もいつも6時半頃に起きて、朝食の支度をしていたのだが、ここのところ、旦那さんがきちんと起きて、支度をしてくれているので、非常に助かっている。

 

プン助は、いつも寝起きが悪いから、朝公園にカードを探しに行くのは、無理だっただろうな・・・と、思いつつ

 

「カード、探しに行けた?」

 

と、聞くと、プン助はプイっとそっぽを向いた。

 

「カードなかったから、不機嫌なんだよ、コイツ」

 

と、旦那さん。

 

「え!起きられたの?凄いじゃん!頑張ったね~!!!」

 

と、プン助を撫でまわしていると、旦那さんが、クラークゲーブルみたな微笑みを浮かべ、

 

「俺が頑張ったんだよ。」

と、得意顔。

 

「そうだね・・・、俺が頑張ったんだよね~。大変だったね。そうなんだ、カードなかったんだ・・・」

 

「もうさ、カードの事思い出すと、また不機嫌になるから、忘れさせようと必死に他の話題にしたり、してたのに・・・言わないであげて」

 

私が寝ている間に、公園で捜索して、気落ちしたり不機嫌だったのを、頑張ってフォローして、気を取り直したかな・・・というタイミングで、私が起きてきて、余計な話を蒸し返してしまったらしい。

 

学校へ行かせようとしても、プン助の支度は中々進まない。

 

お姉ちゃんのニンタマは、支度が早く、さっさと登校してしまった。8時に行くことになっているのだが、8時15分に行けばギリギリ間に合う・・・などと、隙あらば、転がったり漫画読んだり。

 

歯を磨かせて靴下を履かせる・・・ということが、大変なのは、4歳くらいまでかと思っていたが、プン助に関しては8歳になっても大変なのだ。

 

「遅刻するから、ほら、靴下履いて」

 

と、こちらがせかしても

 

「カード、買って」

 

ばかりを繰り返す。

 

なんとか、玄関まで連れて行っても、どうしても傘を持って行こうとしない。

 

「ほら、傘持って」

 

「カード買って」

 

「傘、ささないと、雨降ってるし」

 

「カード、欲しいんだけど」

 

「ほら、傘!」

 

という押し問答をしていると、

 

「もう、傘持たないでいいから行け!」

 

と、旦那さん。

 

「カード・・・」

 

と、繰り返すプン助を遮り

 

「うるせー!行け!」

 

と、旦那さんが、どやしつけるとやっと出かけて行った。

 

しばらくして、担任の先生から、「プン助君、学校へ向かったでしょうか?」と、

電話が掛かって来た。

 

 

やっぱり遅刻したんだな・・・。

 

 

 

 

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大人買いしたカード、紛失!!!

 

先日、デュエルマスターズのカードを買うために、5千円分も使ってしまったプン助が、早くもカードを紛失してしまった。

 

7時過ぎても、帰ってこないプン助を心配して、旦那さんが近所を探しに行っていた。すっかり明るくなったので、5時に帰るように言っても、6時過ぎくらいまで帰ってこないことはよくあったのだが、これは遅すぎる・・・。

 

自分も、子供時代、楽しくて絶対遅いと怒られると思う時間だとわかっているのに、気付かないフリをして、7時過ぎてしまったことは度々あった。

 

きっと楽しいのだろうな…と思いながら、待っていたら、旦那さんから電話。

 

「アイツ、カード、公園でなくして、ずっと探してみたい」

 

「え?なくした?」

 

5千円つぎ込んで、買ったカードを?!

まだ、2週間くらいしか経ってないよ?

 

「俺もしばらく一緒に探すから、ちょっと遅くなるわ」

 

そんなに広い公園でもない。

 

あれば、すぐに見つかるだろうに・・・。

 

だが、諦めが付かず、しばらく探さないと納得がいかない気持ちも分かる。

 

こういう事は、度々あった。

 

昨年も、プン助に持たせたおにぎりがなくなったことがあった。

 

だが、おにぎりを包んでいたアルミホイルが、くしゃくしゃにされて公園に捨てられていた。

 

本人の言い分では、鬼ごっこをしていたら、リュックのファスナーが開いて落としたんだと思う・・・とのことだった。

 

まあ、おにぎりは、よく他人の作ったおにぎりを食べるなと思いつつ、誰かが腹を減らしていて、食べたのなら、いいや・・・と思った。

 

次は、ベイブレードだった。

 

誕生日や何かのご褒美でコツコツ増やしていたベイブレードを全てなくして帰って来た。

 

その時は、不注意で落としたのを誰かが拾ったのかもしれない・・・と、思った。

 

それほど、悪気なくても公園で自分が欲しいと思っていたおもちゃが落ちていたら、持って帰ってしまう人もいるだろう・・・。

 

そして、今日はカード。

 

前回、156枚購入していたのだが、旦那さんにプラス6枚分買ってもらって、今162枚持っていた。

それを全て、紛失。

 

やはり、鬼ごっこをしている間になくしたらしい。

 

本人は落としたのか、入っていたリュックをそこらへんに置いている間になくなったのかわからない・・・とのことだった。

 

これは、盗まれたのかもしれないな・・・と思った。

 

いい悪いということでもなく、集団にはそういうモノを持って帰ったり、取ってしまう人は一定数いる。

 

しかも、プン助はいつもランドセルやリュックが半開き。

 

どんなに閉めるように言っても、

 

「いいの!」

 

と、うるさそうに逃げていく。

 

元々、細かいところに注意がいかない性質で、どんなに注意をしても、料理の入った皿を片手で適当に持ち運んでは零したり、皿の位置をよく見もしないで食事をしているウチに皿ごと床に落としたり、モノを取り出すときも何でも無理やり取り出そうとして、破いたり壊したり・・・ということが、日常茶飯事なのだった。

 

可哀そうだが、何度かなくす、という痛い思いをしないと、気を付ける感覚は身につかないのかもしれない。

 

これを機会に、少しでも自分のモノをちゃんと管理できるようになると良いのだが・・・。

 

「暗くてよく見えなかったから、明日、朝になったら5時に起きて、公園に探しに行く」

 

と、言っていた。

 

「じゃあ、宿題さっさとやって、早く寝ないとね」

 

だが、10時過ぎても、全然宿題をやらない。

家族全員が風呂に入っても、中々風呂にも入らない。

 

やっと風呂に入っても、中々歯を磨かず、立体迷路で遊んでいる。

 

立体迷路がうまく行かず、かんしゃくを起こして、何故か

 

 

「もう、ママのバカーーー!」

 

と、私の肩を蹴り始めた。

 

何度も、蹴ってくるので、やめて欲しい、やつあたりで蹴られるのは、すごく気分が悪い!

 

と訴えても、やめてくれず、私が怖い口調になったことに、余計苛立ったのか、

 

「あっちいけ!バカ!」

 

と、罵り続ける。

 

こちらも、腹が立ち

 

「今、何時だと思ってんの?こんなんじゃ、絶対、朝5時になんか起きられないからね!ママ、怪我しているのに、蹴るっていうことは、ママなんか死んでもいいって思ってるってことだと思うよ!ホントやめて!」

 

と、こちらもキレ気味に怒鳴ったら、しばらく迷っていた様子だが、言う事を聞いて、蹴るのを止めるのも、屈辱を感じたらしく、再びチョンチョンと、私の肩を蹴って来た。

 

大して痛くはなかったが、意地でも言う事は聞くものか・・・という態度にうんざりして、

 

「もう、12時だよ?!今から、宿題なんかできるわけないじゃん、ママはもう寝るからね!」

 

と、寝室へ向かった。

 

それから、しばらくしてトイレに起きてきたついでにリビングを覗いたら、プン助は先ほどと同じソファーの上で座りながら、スース―寝息を立てていた。

 

ちくしょう、寝顔可愛いじゃねーか・・・。

 

うとうとしながら、ラジオを聞いてた旦那さんに、プン助を布団に運ぶようにお願いすると、旦那さんは、

 

「コイツ、さっきまで宿題頑張ってたんだよ。」

 

と、抱き上げ

 

「まあ、やりとげようとして、エライよ」

 

と、ほおずりしながら、布団へ運んでいった。

 

もっと早くやり遂げようと思ってくれたらいいのに、中々うまく行かないものだ。

 

あの後、宿題をやったのならば、寝たのはどう考えても12時過ぎだ。

 

明日、5時には起きられないだろうな・・・。

 

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あみだくじで決めるのかい…

 

昨日、夜の10時過ぎまで、ダラダラしていて宿題をやらなかったプン助に、

 

「宿題は忘れて行っていいから、早く寝なさい」

 

と、何度も言ったのだが、全裸のまま寝てくれなかった。

 

こちらが先に眠くなり、寝てしまったのだが、

 

12時くらいまでかけて嫌々宿題を終わらせたらしい。

 

だが、案の定朝起きられず、布団から中々出てこない。

 

なんとかなだめすかし、バナナやヨーグルトを与える。

 

時間割や宿題など、当事者意識を全く持てない性質で、

 

長年両親共に格闘して来たが、それがあまりにも大変だったので、観念してこちらが

 

「宿題は、これだよ」

 

と、ノートを出してやったり、

 

「算数と、国語と理科、体育だね」

 

と、本人が梃子でも動かない時には、こちらが準備するようなってしまった。

 

ある意味、プン助にしつけらたようなものだ。

 

持ち物全部準備して玄関に持って行き、見送りろうとするのだが、

 

廊下に転がったまま、動かない。

 

「行きたくない」

 

ああ、また始まってしまった。

 

昨年末から、不登校気味だった。

行きたくないなら、行かなくてもいいと、気持ちを汲んだこともあれば、

無理やり引っ張って行ったこともあり、私も校門で説得しながらキレて

泣いてしまったこともある。

 

数か月、プン助の登校拒否と付き合って、わかったのは、

行きたくないことに、さしたる強い理由がある訳ではないということだった。

 

先生が嫌だとか、友達にいじめられているとか、とにかく学校が辛い…

という理由ならば、こちらも無理に行かせようとは思わないのだが、

 

行くと大体、帰宅後には

 

「行ってみたら、楽しかった」

 

と、言うのだ。

 

私も、しばしば、やらなければいけないとことや、やったほうがいいと分かっていることが、

嫌で嫌で仕方がないことがある。

 

電話一本かけるのに、午前中ずっと悶々としたこともある。

 

でも、かけてみたら、

 

「なんだ、さっさと掛ければ、良かった」

 

と、思うことが殆どだった。

 

私自身も、不必要に大したことない山が、高くみえて動くけない…というような症状が、

幼少期からあって、自分の人生において、非常にマイナスだったと思っていた。

 

嫌だと思うことは、本当に嫌なことと、やってみたらそうでもないことも多く、

そうでもないことに関しては、自覚的に敢えて先にやる、もしくは誰かに協力を頼む、

強制的にやるハメになるよう自分を追い込む…

 

などである程度克服できると、大人になってから分かって来た。

 

プン助の場合、12月になんとなく面倒で、学校へ行かなくなり、

 

休んでいたら、学校へ行く度にクラスで

 

「今日は来たんだ」

 

と、注目を浴びたりするのが、煩わしくなってますます行かなくなってしまったように思える。

 

学校からも心配され、担任の先生やカウンセラーの先生が迎えに来たりしてくれるようになり、

 

こちらはありがたかったが、本人的には嬉しいような、困るような…複雑な気持ちだったのではないだろうか?

 

学校でも配慮してくれて、教室へ行かなくてもいい、保健室にいてもいい、

 

職員室にいてもいい…と、特別に配慮して貰ったのだが、

 

ますますクラスから浮いた存在になっていまい、クラスには入るハードルが上がってしまった。

 

そして職員室で、傍若無人なふるまいが波紋を呼んだらしく、再び教室へ戻ることに。

 

今度は担任の先生が、授業に参加しなくていいし、寝てもいいからと、

 

教室の後ろにピクニックシートを敷いて、段ボールで囲いを作った段ボールルームを作ってくれた。

段ボールルームができてからは、学校へ行くようになったのだが、人目につくのが嫌だと、

 

皆と同じ時間には登校せず、ホームルーム終わりで、一時間目が始まる前の微妙な時間に登校するようになった。

 

2月半ばには、段ボールが劣化で壊れ、本人もほとぼりが冷めたのか、

普通に後ろの席で、時折授業に参加したり、しなかったり…というスタンスではあるけれど、

 

普通に通えるようになった。

そんな折に、コロナで休校。

 

次に登校する時は、クラスも担任の先生も変わってしまう。

折角馴染んできたのに、いきなり違う環境になったら、どうなってしまうのだろう?

 

4月は、教科書を取りに行くだけ、5月半ばから週に2、3回数時間の登校から始まり、

少しずつ増えて行き、今は午前クラス、午後クラスに別れて週に4回になった。

自粛でずっと家にいて、公園でも遊べなくなっていたので、久々の学校はとても楽しかったらしい。

前の先生や、クラスメートたちには、こんな状態のプン助を思いやってくれて、本当に感謝しているのだが、

プン助にとっては、それまでのことがリセットされて、

新しいクラスの方がやりやすいのかもしれない…とも思っていた。

 

ここで、また、なんとなく休む・・・を始めてしまうと、ヤバイ・・・。

 

「なんで行きたくないのか、説明して?いじめられたり、嫌な思いしてるの?」

 

「そんなことはない」

 

「なんで嫌なの?」

 

「なんか・・・」

 

「なんか、イヤだってことはあるけど、やってみると、そうでもないことが多いんだよ。

 

今日行ってみて、やっぱりイヤだったら、言って」

 

こちらが真剣に話しても、漫画を読み始めたり、遊び始めるプン助。

 

「人が一生懸命話しているのに、失礼でしょ!そういう失礼なことするんじゃない!」

 

と、漫画を取り上げ、こちらを向かせて、話し合う。

 

だが、気付くと、横を向いて、足をパタパタしたり、遊び始める。

 

その度に、

 

「姿勢とかはいいから、顔だけでもこっちむけて、話聞いて」

 

などと、説得をしていると、学校から電話が掛かって来た。

 

「すみません、今、行かないって言い始めて、説得中なのですが…」

 

「わかりました。できれば、来てください」

 

遅刻する度に、電話をかけて来なくてはならない先生も大変だ。

こちらも、説得中に電話をかけると、逃げられてしまうので、中々電話ができなかった。

 

プン助に、以前からの経緯を含めて話す。

 

去年から学校へ行かなくなった時、クラスメートから「ああ、学校休んでいる人」ってことで、

 

ちょっと浮いたり、行く度に「今日は来たんだ」みたいな扱いにならなかったか?

 

いい意見を言ったとしても、どこか茶化すような雰囲気になったり、変わり者扱いされたり、

 

それが嫌で行きたくなくなった面はないのか?

 

人目につくのが嫌だって、隠れるように学校へ行っていたのも、

 

そういう目で見られるのが嫌だったりするんじゃないの?

 

という旨を伝えると、

 

「そういう側面はあった」

 

と、ポツリと言うプン助。

 

「なんとなくイヤだって、行かなくなると、どんどん休みたくなって、

どんどんそういう扱いになったりするよ。いっつも休んでる人と、友達だって、

中々普通には付き合えないよ。ちょっと遅刻してもいいから、なるべく毎日行きなよ。

あと、たまには休んでもいいけど、それは、当日突然っていうのは、やめて。

ある程度、ちゃんと通って、前日とか、前の週とかに、この日は休みたいって、

言ったら考えるからさ。あと、今日、どうしても学校行きたくないって言うんだったら、

今日学校でやる国語、算数、理科、社会…学校でやるのと同等か、

それ以上、ちゃんと自分で教科書読んだり、問題解いたりしなね。

それができるんだったら、今日、休んでもいいよ!」

 

と、まくしたてるとプン助はしばらく考え込み、こう提案してきた。

 

「じゃあさ、あみだくじで決めるっていうのは?」

 

 

へ?あみだ?

 

私のまくしたてた演説に関しての返答は一切なしですか?

 

私が必死で語っていた間、あみだのことを考えていたのですか?

 

「…まあ、いいや。じゃあ、あみだにしよう。

 

でも、あみだで行かないことになったら、ちゃんと家で、

 

学校の授業と同じように教科書読んだり、問題解くんだよ!」

 

私のダメ押しは聞かずに、あみだくじを作り始めるプン助。

 

「学校に行かないをアタリにしたら、ダメだよね。

行く…をアタリ、行かないをハズレね。

僕があみだの線を書くから、アタリとハズレはママが書くんだよ。

でも、アタリばっかり沢山書いちゃだめだよ。

アタリとハズレは二つずつね」

 

プン助は、一生懸命あみだくじを書き始めたが、うまく書けないと、

何度も書きなおし、やたらと時間がかかっている。

 

もう、一時間目終わってしまうよ・・・と、焦る気持ちを抑え、

プン助のペースであみだくじに付き合う。

 

運動会でおなじみの「天国と地獄」を口ずさみながら、あみだの線をたどって行くと、

 

結果はハズレ。

 

ああ・・・学校休むのか…。家で、勉強させるの大変だな・・・と、私が意気消沈していると、

 

「もう一回やろうか・・・」

 

と、再び「天国と地獄」を口ずさみ、あみだくじにトライ。

 

二度目の結果は、アタリだった。

 

「じゃ、行って来るよ」

 

と、自らランドセルを背負うプン助。

 

なんだろう、これ。

 

結局、「あみだくじ」する前から、

 

行くと決めてたってこと?

 

親の説得を聞いて行く・・・という筋書きは、なんとなく屈辱的な気がして、

 

あみだくじで決めたなら、仕方がないって自分を納得させるためだったの?

 

拍子抜けしつつも、学校まで送りに行く。

 

遅刻をすると、学校まで連れて行かないといけないのだ。

校舎につくと、先生や生徒に出迎えられ、ニヤニヤ笑いながら、教室へ入って行った。

 

数時間後、帰宅し、

 

「行ってみたら、案外楽しかった!」

 

と、言ってオヤツのアイスを食べて、プン助は元気いっぱいに外へ遊びに出かけて行った。

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家族そろって「愛の不時着」

 

Huluを解約して、Netflixに加入した。

 

一番安いコースだったが、特に画質にこだわりが無い方なので、

 

全く問題なかった。

 

今日から、家族で話題の

 

「愛の不時着」

 

を見始めた。

 

実は一人で、密かに先の方まで観ていたのだが、

それを目撃した子供達が、面白い!と、最初から観たがったのだ。

 

今までどんな映画も字幕ものは嫌がり、

日本語吹き替えにしなければならなかったのだが、

これは大丈夫だと言う。

子供らも小学校3年と、5年。

私が初めて字幕で映画を観たのは、

 

「奇跡の人」

 

で、小学校4年の時だったことを思うと、

十分字幕で年齢を観られる年齢なのだろう。

 

だが、私やおばあちゃんが観ていた韓国時代劇には、

必ず戦のシーンなどがあったせいか、怖いというイメージがあったらしく、

 

「韓国のは怖い」

 

と、嫌がっていたので、密かにこっそり観る予定だった。

 

でも、折角気に入ってくれたのなら、

家族でイベントのように観られたら、その方が楽しい。

 

1話は一度観ているが、皆で見ていると、

自分以外の反応も混みで楽しめた。

 

私は、出産、子育てが始まった2009年以降、

仕事で勧められたドラマ以外、ほとんど観る時間がなくなっていて、

最近の韓流の俳優さんにはなじめないところがあった。

 

でも、ソン・イェジンと、ヒョンビンは、

 

「夏の香り」や、 「私の名前はキムサムスン」など、

私が観ていた時代にも馴染みがあった。

 

その人達がまだ主役を張っていて、評価されていることも嬉しかった。

 

序盤から、子供達もケタケタ笑っている。

 

セリが逃げているシーンで、勤務中にドラマを観ていたり、

手紙を読んでいて気付かなかったりする第五中隊の隊員達に、

 

「ダメじゃん」

 

「仕事のできない人だ…」

 

とヤジを飛ばしたり。

 

プン助は地雷について、

 

「それは機械なの?なんで踏んだら、

 

動けないの?踏んだ時に爆発はしないの?」

 

と、こだわったり。

 

一話最後のシーンで、リ・ジョンヒョクが、

セリをチョ・チョルガンに見つからないように、

門に引き入れて壁ドンのような体制になった時に、

 

ニンタマが

 

「イヤーン!」

 

と、言ったり。

 

一人で没頭して観るのもいいが、皆で観るのも楽しいものだ。

 

十数年前、家で親友達と「バリでの出来事」

 

のお気に入りシーンを、皆で観ては、盛り上がったことを思い出した。

 

スジョンが他のイヌクとキスしているシーンを目撃したジェミンが、

 

隠れて号泣するシーンなど、一人で観ていたら、

 

普通に切なくなるようなシーンを、皆で観ると

 

「ジェミン、やばい!首絞められた猫みたいな顔だよね~」

 

 

などと、モノマネしたり、ロマンチックなシーンでは全員で

 

「キャー!」

 

と、叫んだり。

 

そういえば、いつか子供と

 

「バリでの出来事」を観る、

 

もっと大人になったら、

 

「SATC」を観るのが夢だったなぁ・・・。

 

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お金のお勉強を日記に記す…

昨日宿題をやらなかったので、今日の午前中に宿題をやると言っていたプン助だったが、

 

いやだいやだと、ゴロゴロ転がってごねていた。

 

「日記」を書く宿題がとにかく嫌らしい。

 

こういう時は、私がプン助の日常を想像して、

見本の日記を書いて見せることにしている。

 

「このままま丸写しをしてもいいし、こんなんじゃないと思ったら、

 

それを書けばいい」

 

字を書くことに極度の嫌悪感があるらしく、

連絡帳などにも明日の持ち物などを一切書かないので、丸写しであろうと、

字を書くのに慣れるのが大事だと思って始めたことなのだが、

丸写しの時もあれば、全く違う内容を書くこともある。

 

全く違う内容を書いた時の方がやはり、面白い。

 

「じゃあ、昨日のカードの大人買いの事、書けば?

 

『八歳にして大人買い』とかさ」

 

と、言っても気乗りしない様子。

 

そんなプン助にはお構いなしで、書き始めたが、色々疑問が出て来た。

 

「ちょっと待って?どういう買い方したの?五千円札渡して、

これで買えるだけくださいとか、言ったの?」

 

「そのカードは何枚単位で売ってるの?」

 

などと質問すると、色々な事実が判明した。

 

最初は、6枚で190円のパックを1セット買ったが、もっと欲しくなって、

 

次に190円のパック3セット、5枚で151円のセット2セット、

次に190円パックを、2セット、もう一度190円パック4セットを買い、

ついには52枚セットまで買ってしまったらしい。

 

なんというランダムな買い方なのだろうか…。

 

「52枚セットっていくらなの?」

と聞くと

「わからないけど、900円くらいだった」

とのこと。

 

「あれ?五千円ぴったりだったの?おつりとかないの?」

 

「ぴったりじゃなかった。残ったお金でジュース2本買った。それは210円」

 

「じゃあさ、数式作ってみよう」

 

190円のパック×10セット=1900円

151円のパック×2セット=302円

?円のパック   1セット=?

ジュース2本         210

 

「五千円から、1900円と、302円と210円引いたら、

いくらかわかるでしょ?」

と、言うと

 

「本当は14円あったんだけど、それはポイしていいから

 

と、謎の事を言う。

 

「え?何?14円?ジュース買った後に14円あったの?」

 

「うん、でもそれはポイしていいから

 

「何?ポイってなくしたの?」

 

と、問い詰めると、なんとなくバツの悪い顔になり、

 

 

「5000円使っちゃったから、いっそのことゼロからのスタートしようと思って、置いて来た

 

え???

 

何を言っているのだろうか?

 

ゼロからスタート?

 

意味がわからない・・・

 

置いて来た?

 

「どこに置いて来たの?捨てたってこと?」

 

「うん。まぁ、捨てたっていうか・・・誰か使うかなぁと思って、自動販売機の前に置いて来た

 

ダメだよ!置いて来ちゃ!

14円足りなくて困ることすごくたくさんあるんだよ?!

ママ、何度もあるよ!スーパーとかで、足りないから、

じゃあこれ買うの辞めます…ってレジで戻したこと。

絶対ダメ!二度としないで!

ゼロからスタートするなら、ママとかパパに頂戴よ!」

 

「・・・ハイ」

 

これ、日記を書こうと事細かに聞かなかったら、全くわからないままだったのか・・・。

言わないだけで、こういうことを沢山やらかしているのかもしれない。

 

いや、確実にやっているのだろうな・・・。

 

いつまでも怒っていても仕方が無いので、ポイした14円も入れて、計算式を作り直す。

 

5000-{(190×10)+(151×2)+210+14}

 

この計。算をプン助に解いてもらっている間に、私はプン助に成り代わって日記を書き進めた。

 

(プン助が解き次第、金額なども入れて行った)

 

「8才にして大人買い」

学校から帰った後、一人でサミットの二階のコジマへ、

デュエルマスターズのカードを買いに行きました。

みんなはもっているのに、ぼくだけ一枚ももっていなかったので、

欲しかったのです。

コツコツ五千円ためていたので、最初6枚190円のセットを一組買いました。

それだけにしておけばよかったのですが、一時間位悩んでチョコチョコ5枚セット、

6枚セットを買い、とうとう52枚セットまで買ってしまいました。

カード153枚分で4776円使ってしまいました。

この5千円は絶対に使ってはダメとお父さんに言われていたので、

どうしようと悩みましたが、いっそのことゼロからスタートしようと、

ジュース2本買って、残った14円は自動販売機の前へ置いて帰りました。

帰ってその話をしたら、お父さんにもお母さんにもものすごく怒られました。

カード大事にしようと思います。」

 

数式を解き終えたプン助は、しぶしぶ私の日記を見本にして、書き始めた。

 

「大人買い」

学校から帰った後一人でサミットの上にあるコジマ電気に行って

デュエルマスターズのカードを買いました。

さいしょは1パック買う予ていでしたが、1時間くらいなやんで

2パック3パックとどんどんふえて153枚かってしまいました。

なぜ買いに行ったかと言うとみんなもってたので僕もほくて買いました。

それでのこりが224円になったのでいっそ0円からスタートしようと思ったので

2本ジュースを買あまりの14円はおいていきました。

その事を話たら父におこられました。

大切にします。(原文ママ)

 

 

原稿のマス目の問題もあり、私の書いた日記は長すぎると、

プン助なりに不必要なものを省いたり、伝え方を工夫して短くしたようだ。

私としては、小学生が五千円使ってしまったという事に対する言い訳として、

 

「コツコツ五千円ためていた」、

「ぼくだけ一枚ももっていない」、

「大事にしようと思います」

 

をポイントにして、大人や先生からそれは仕方がない…

 

と、思ってもらえるようにしたつもりであったが、

プン助はどうしても、五千円使ったと知られたらマズイ・・・

 

と、思ったらしく、コツコツ貯めたエピソードごと省いてしまった。

 

意外と人目を気にするタイプらしい。

 

8才が、色々悩んで五千円使ってしまったという話が

 

私的には、インパクトが強くて面白いと思ったので、

書けばいいのに…と勧めてみたが、

 

当事者の危機意識の方が正しいのかもしれない。

 

それにしても、お金を使ったことに関しては、

旦那さんよりも私の方が長時間説教していたはずなのに、

何故「父」のみにしたのだろう。

 

少しだけ、面白くない気持ちになった。

 

「だってさ、パパは怒ったけどさ、ママは普通に説明してたって感じだったじゃない」

 

プン助的にはそう感じていたらしいが、私的には十分怒っていたつもりなのだが・・・。

 

にしても、5枚セット、6枚セットをちょこちょこ買うより、

 

こんなことなら、52枚セットを三つかったほうが、よほど安くついたはずなのに。

 

「買い物が下手だなぁ」

 

と、旦那さんもゲラゲラ笑っていた。

 

どれだけ損だったのか、計算しようとして、プン助の解いた数式を見て見ると、どうにも数字がおかしい。

 

プン助の申告通りの値段と買ったパック数を計算すると、まだ2574円余っていることになる。

 

そして、カードの枚数も153枚にはならない。

 

122枚にしかならない。

 

見た感じ、カード数は明らかに122枚より多い。

 

「レシートはないの?」

 

と聞くと、

 

「あってもゴミだから、いりませんって言った」

 

と、のこと。

 

「ダメだよ!レシートは家まで持って帰らないと!

 

万が一、買ったものが間違えてたり、壊れたりした時、

 

レシートが無いと交換してもらえないんだよ!」

 

本当は、買った数や値段がわからないことが忌々しかったために、苛立ったのだが、

 

恐らくプン助には、無意識に証拠隠滅をしたい…

 

という気持ちがあったようにも感じられ、

 

今後レシートを貰うようにさせるには、

 

持って帰らないと損をするという認識を植え付けなければならないと思った。

 

帰宅後、日記帳を見せてもらうと、

 

「今日はちゃんと日記書いてくれたんだね。うれしいよ。お金の使い方の勉強したんだね」

 

というような先生の感想が書かれていた。

 

本当に勉強になっているといいなぁ・・・。

親の方が勉強させられたような気もする。

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私の雑な字の日記と、まだしもまともな字のプン助の日記。

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8才にして大人買い?

 

夕方、外に遊びに行っていたニンタマとプン助が、

「楽しかった~!」

 

と、息を弾ませて帰って来た。

同じノリで、

 

「お金もいっぱい使っちゃった~」

 

と、言うプン助の声が聞こえ、ギョッとした。

 

家では、お手伝いや宿題や勉強をポイント制にしていて、ポイントが溜まると旦那さんが、ポイント分のお金をあげることになっていた。

プン助は、ポイントをコツコツ貯めて、先日旦那さんから五千円札を貰っていたのだ。

 

旦那さんとしては、千円札や小銭で渡すと、すぐに使ってしまうと思い、

 

「使うなよ、ちゃんと貯めておけよ」

 

という意味と、お金を眺めるのが大好きなプン助へ、観賞用として、渡したのだろう。

 

まさか…その五千円に手を出したのだろうか…。

 

え?お金って?あの五千円?」

「そう」

「いくら使ったの?」

「全部」

「え?!え?!何に?!!!!」

 

 

仰天している私に、ぐしゃぐしゃのレジ袋を見せるプン助。

中には、何やらトランプのような大量のカードが無造作に入っていた。

 

時々見ていたアニメの「デュエルマスターズ」のカードらしい。

 

「え?こ、これが五千円もするの?!」

 

こんなもんが五千円?!どう遊ぶのかもわからない私にとっては、紙くずのようにしか見えない。

 

この紙くずみしか見えないものが五千円?!ということにも衝撃を受けたが、一気にそんなに大量に買って来たことにも、言い知れない不安を感じた。

 

「ちょっと待って!これは買いすぎ!ダメだよ!そんな使い方しちゃ。五千円稼ぐのって大変なんだよ?一時間働いても、千円にならない仕事沢山あるんだよ?!」

 

と、ニンタマが

「知ってる。生協で時給千円って募集してた」

 

と、口をはさむ。

 

「うん、時給千円の仕事もあるけど、もっと少ない仕事もいっぱいあるし、貰う時は色々差し引かれたりして、15万円分働いたとしても、手元には13万円分くらいしか、入らないんだから!お金は大事に使わないと!それに、小学生が一度に五千円も使ったら、お店の人も怪しいなって思うよ!

 

どんどん横道にそれた説教をまくしたてていると、プン助の表情がどんどん暗くなっていった。

いかん…やみくもに怒ると、今度は使っても言わないようになってしまう。興奮を押さえなければ…。

 

「このカード、凄く欲しかったの?」

「凄くってワケじゃないけど、みんな持ってて、俺だけもってなかったから…それにみんなだって自分で買った訳じゃなかったりでさ、だから・・・俺は自分の金で買ってみようかな・・・って」

 

うーん、何言っているのかさっぱりわからんぞ。

 

「欲しくはあったんでしょ?」

 

「そうとも言える」

 

そうとも?会話がかみ合わない…。

 

「まぁ・・・欲しいと思ったのはわかったよ。でも、これ、一カ月後、二か月後にも買ってよかったって思えるかな?これでずっと毎日楽しく遊べていたりするなら、生きたお金の使い方になるけど、数日で散らかし放題にして、いつの間にか紙ごみとかになってたら、本当に無駄な使い方だよ?ずっと大事にこれで遊ぶと思う?」

 

と、尋ねると首を傾げ

 

「やっぱり、買いすぎかな?とは思ったんだよね」

 

またもや、聞かれたこととは違う事を答えるプン助。

 

「うん、買いすぎだね。最初、10枚くらい買って、やっぱりもう少し欲しいってなったら、別な日に買うとかさ・・・そうだ。300円くらいだったら、自分の采配で買ってもいいけれど、それより高いけど欲しいと思ったら、パパにでもママにでも電話して、買っていいか聞いてよ」

「わかった」

「あ、あとさ、これ、プン助がすぐ人に暴力をふるうのと、同じだと思うんだよね。叩きたくなったりするのを、ちょっとの間、本当に叩くほどのことなのか、立ち止まって考える練習しようって言ってたでしょ?買いたい気持ちがワーってなったら、一回、ちょっと落ち着いて、考えてそれでも欲しかったら買うことを考える・・・これも同じだからさ、そういう練習しよう?!」

 

と、言うと、プン助はハッとしたような顔をして

「そうか!それができたら~、いっせき~」

 

と、言って私を指さした。

 

「にちょう?」

戸惑いつつ、私が答えると、

 

「そう、一石二鳥~」

 

と、うまいこと言った感満載の笑顔を見せるプン助。

 

その後、テーブルの上にカードを広げて、一人で何やら対戦のような事を始めたり、カードの分類をしたり。

 

 

夕食が乗せられないから、どけてくれと言っても、全く聞こえていない様子。

旦那さんが、ルールを教えてくれたら一緒に遊んでやると言ったらしいが、教えるのが面倒くさいと、一人で二役やりながら、何時間も遊んでいた。

 

見ている方は全く何が行われているかわからないが、修行僧のような真剣な表情でなにやらブツブツつぶやいたり、考え込んだり、集中している様子。

 

このハマりぶりはいつまで続くのだろうか・・・。

 

数か月前、狂ったようにベイブレードを欲しがっていたが、今は全くやっていない。

その事をプン助に言うと

 

「だって、どこにあるのかわからないんだもん」

と、言う。

 

一応、プン助用の棚があって、そこに置いてあるのだが、何度言ってもそれを忘れてしまう。

 

「あそこの棚にあるっていつも言ってるでしょ?」

というと、

「あそこにあるのか~、知らなかった。でもさぁ、最近ベイブレードやってる人少ないんだよね」

 

と、棚を見にも行かなかった。

 

「あ~、しかし、やっぱり買いすぎだよな~、もうゲームはサンタにお願いするしかないな。ママたちには悪くて頼めないもんな~」

 

ああ、もう聞こえない振りをしよう・・・。

 

ママたちには悪くて頼めないお願いをサンタにはいいと思っているのか。そして、お願いするくせにサンタと呼び捨てなのか…。

 

クリスマスの時期が近付いたら、なんとか誘導尋問的に違うものをお願いするように仕向けてみよう。

 

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テレビに向かって怒鳴り、公園を散歩…そしてマスク

午前中。

 

モーニングショーを観て、色々なことへの怒りでテレビに向かって怒鳴りまくる。

 

普段は温厚な態度を心がけているのだが、テレビに向かってはついつい罵詈雑言を浴びせてしまう。

 

シナリオ作家協会のシナリオ年鑑に掲載する作品選びの為、作品を読む。

素晴らしく面白い作品に当たった。

どれもそれぞれ面白かったのだが、なんとなく横並びな感じがしていたのだが、これは断トツ。

映画でも観たくてたまらなくなる。

 

 

シナリオを読んでいる最中に、プン助に算数の質問を何度もされて、中断された。

 

67・94÷9・45みたいな計算をやっている。

 

長年算数をやっていなかったので、ここら辺の段階になると、勉強しなおさないと怪しい感じ。

 

ママは意外とバカ・・・と認定されるの時間の問題だろう。

 

昼は、焼きそばを作ってみた。

骨折後、初めての料理。

まだ、あまり動かせないし、重力がかかることができないので、具材はかなり大雑把に切り、肉以外のものは全部電子レンジで熱を通した。

炒める時間を最小に済ませれば、このくらいのメニューは作れることが分かり安心した。

15時から、井の頭公園へ。

子供らは西園で遊び、私は池を一周ウォーキング。

戻って来ると、プン助が、逆上がりをしているニンタマの邪魔をしたり、ブランコに乗っているニンタマの邪魔をしたりしていた。

こちらには気づいていない様子。

 

ベンチで、別のシナリオを読む。

映画で観たら、中々ショッキングで感情移入したのだが、好きか嫌いかで言うと、あまり好きだとは思えなかった。

 

作者が何かを主張したいがために、登場人物を過剰に不幸にしている話は、ちょっと苦手。

 

帰る時間になり、子供らに声をかけるが、プン助は嫌がり、遊具で遊び続けようとする。

「帰る時に帰らないと、遊びにこられないよ」

と言っても、効果がなく、

 

「先に帰るね」

と、歩きだすと、

「ママの意地悪!」

と、鬼のような顔で、小突いてくる。

だが、私が骨折しているので、そこは手加減してくれる。

ここで手加減してくれる辺りが、救いだなと思う。

なんとか説得して、豆腐屋さんでおからドーナツを買って帰る。

 

 

母の友達から、手作りマスクが二枚送られてきた。

最初、アベノマスクかと思ったが、書きなぐったようなボールペンで書かれた宛名で、すぐに違うとわかった。

花柄でとても素敵な、マスクだった。

私が作るただ、長方形のものではなくて、立体的なマスク。

あれ、作ってみたいなぁ。

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