稽古、初顔合わせ!
午前中は、昨日に引き続きzoom会議。
プロットの話をしなければならないのに、何故か卓球の話をしてしまう。すると、「僕も部活で卓球部だったんです。だから、新井さんの言っていることよくわかります」と、言ってくれる人が現れ、場違いなバカな話をすると仲間が見つけられることもあることを改めて知る。
夕方から、10月27日からの舞台「インディヴィジュアル・ライセンス」の初顔合わせ&初本読み。
役者として舞台に上がることは、近年あまりなかったので、自己紹介でも、「子供を産んでから、あまり舞台に出てなくて、ほぼ素人同然でして…へへへ」
的な言い訳がましいことを言ってしまい、直後から「50過ぎているというのに、まだそんな甘えたこと言ってこのバカ!」と、反省。
だが、自分のふがいなさには慣れ親しんでいるので、すぐに気を取り直す。
今日は脚本を書いた米内山陽子さんも来てくださった。しかもお休みだった森谷ふみさんの代役として、本読みにも参加。
作家さんであるのに、読むのも凄く上手で面白かった。
一方私は、読んで本を面白いなと思っていて共感の嵐なのに、聞こえて来る自分の声に違和感ありまくり。早く違和感がない状態を探らねば。
若い頃から一方的に舞台で目撃していた扉座の有馬自由さんは、一発でもうすっかりその世界の住人になっていて、さすがだった。
金田一央紀さんも、軽やかでとても面白い。
私の息子役の平井泰成さんも、すっと息子感が感じられ、環幸乃さんはとてもキュートだった。
演出の池田さんは、凄く丁寧できめ細かい気遣いをされていて、主宰としてこんなにちゃんとした人は初めてかもしれないと思った。
まずは久々に膨大なセリフを覚えられるかだ。
覚えないことには何も始まらない。
稽古後、ちょっとした雑談の流れで、挨拶は大事…という話になった。
それだけ聞くと、よく聞く言葉なのだが、米内山さんと金田一さんから実体験として聞いて、
「私、そういう面、かなりダメかもしれません」
と、ズシンと響いたのだった。
オープンマインドになっている時には普通にできることが、委縮したり場違いな感じがしたりすると、全てを縮小モードにしてしまい、気配を消すことに終始してしまう節がある。
気配を消してる場合じゃないな…と、52歳ではあるが、今日から考えを改めようと思った。
っていうか、いつでもオープンマインドになれればいいんだよな。
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