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ガングリオンって自然治癒するのか?

昨日まで、膨れに膨れていた右足くるぶしの横のガングリオンが消滅した。

 

正確には、中の水が抜けたようだ。

左足の同じ場所に比べると、何か厚ぼったい感じはある。

 

昨年、夏頃にもぷっくりし始めていたのだが、11月には、明らかにパンパンになり、毛皮族に出演中、唐突に消滅した。

 

自分が高校生の頃、母の手首にガングリオンが出来たことがあった。

10数年前、旦那さんも肘にガングリオンが出来て、当時まだ形成外科で勤務医をしていた父が、注射で水を抜き取ってくれたりした。

 

 

母にできた時も、旦那さんにできた時も、そのふくらみが気持ち悪くて、触るのも怖かった。

よくこんなものが、自分の体に出現して平気でいられるな、自分だったらとても耐えられないと思っていた。

 

なので、自分の右足首にそれらしきものが、出来た当初は、毎日気持ち悪くて憂鬱だった。日に日に、膨らんでいくのも不気味だった。

毛皮族の稽古中、股関節痛で通っていた、整形外科で「水を抜くのはいつでもできますが、結構再発するんですよね」と、言われ、次回の通院まで様子を見ようと思っていたのだが、本番中に楽屋で足首を触って、消えていることに気付いてびっくりした。

 

「消えることがあるのか…」

 

膨らんでいたせいで、皮が伸びたのか、もしくは中にガングリオンの袋があって、それがつぶれただけで、まだ袋はあるからなのか、ちょっとだけ異物感は残っていたけれど、注射で水を抜かずに済んで、ちょっとホッとした。

旦那さんも、水を抜いた後、再発していないし、このまま再発せずに暮らせるといいなと願っていた。

 

だが、今年の4月ごろ、また右足首が膨らみ始めた。再発してしまったか・・・。

 

ガングリオンの根っこというか袋は、まだ残っていたのか・・・。

と、思いつつ二度目となると、もうあまり気持ち悪いと思わなくなっていた。

むしろ、ぷっくり感を楽しむようになっていた。

子供らも同様だった。

 

昨年できた時は、ガングリオンに触ると、「気持ち悪い~」「うわぁ~」と、すぐに手を引っ込めていたのだが、プン助など、

 

「ちょっとプニプニ触らせて」

と、わざわざ感触を楽しむようになっていた。

 

あんまり触られると、さすがに炎症を起こしたり、変異したりしないかちょっと心配になったが、マリモでも飼っているような感じになって来た。

 

なので、今朝、触れて消滅していることに気付いたことは、安心したのだが、ちょっと寂しくもあった。

 

プン助もさぞ寂しがることだろう。

 

でも、袋というか根っこはまだあるようなので、きっと数か月後には、また膨らんでくるのではないだろうか。

あんなに気持ち悪かったのに、愛着まで湧いてしまうとは思わなかった。

まさか好きなるとは思わなかった相手と付き合って、悪くなかった・・・みたいなものだろうか?

いや、でも年がら年中再発したら、それも嫌だな。

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