エアコンと除湿機購入!
花粉症が辛いのと、家事を少しでも楽にしたい…ということで、昨年、11月に洗濯機と同時に、衣類乾燥機を購入した。
だが、搬入する際、設置できると思っていた台が、ウチには入れられないことが、判明し、別なタイプの金具を使うことになったのだが、そのタイプにするにも色々障害があることがわかり、乾燥機は搬入できないことになってしまった。
壁についている水道の蛇口が飛び出していて、壁ピタ水洗という工事をしないと無理なのだと言う。
だが、宝船の公演もあり、工事できる日程が決められず、年末年始もバタバタしたまま、劇団竹の稽古に突入。
舞台の本番が終わって、もう一度業者に連絡すると、なんと購入した電気屋は配送業者を替えていて、一から見積もりのやりなおし。
今、混んでいる・・・と、言われこちらの予定とも中々合わず、工事は4月2日に決まった。
だが、その間に鎖骨を骨折し、4月2日から入院することになり、またもや延期。
コロナ自粛も続いていたので、家に業者を入れるのも少し待つことにして、6月に来てもらう事にした。
すると、
「工事をして、取り付けることは可能ですが、サイズがギリギリです。壁ピタ水洗にしても、乾燥機が揺れる度に、金具が蛇口が当たって、壁にめり込んだり、水道の栓が壊れることもある…ということを、ご了承ください」
と、言われ、衝撃を受ける。
やっと、乾燥機が入れられる!梅雨の前でよかった!
と、ウキウキしていたというのに・・・。
「壊れる可能性が高いのですか?!壊れないで済む可能性もあるんですよね?」
「それはつけてみないと、わかりませんね。でも、間違いなく乾燥機を使って揺れる度に金具が蛇口には当たると思います。」
その後、洗濯機の上ではなく、乾燥機が設置できる場所はないか聞くと、
「後はベランダですね」
と、のことだった。
「ベランダって隣の人とかにうるさいとか、雨ざらしになったり、とか色々問題はありますよね」
「そうですね。ある程度の音はしますし、屋内に設置するより、劣化は早いと思います」
屋内にしても、屋外にしても、全然気持ちよく設置できないではないか・・・。
数日、悶々としたが、結局購入を取りやめた。
洗濯乾燥機があれば、ダニが発生した場合も、心強いと思ったのに。
うちはとにかく、洗濯物が多い。
こうなったら、除湿機はどうだろうか?
洗濯物を干す手間は省けないが、湿気の多い北向きの部屋や、押し入れ、クローゼットの湿気にも対応できるではないか!
電気屋へ行くことがあったら、除湿機を見てみよう・・・と、決めていた。
そして、今日、子供部屋にエアコンを購入することになり、旦那さんと一緒に吉祥寺へ向かった。
「乾燥機やめたから、除湿機買いたいんだよね。一応、今日は説明だけ聞くつもりなんだけど…」
と、言ったら、
「除湿機って、口ほどにもなかったりするかもしれないよね。その場合は、買うのをやめることも考えないとだよな」
と、端から否定的。
自分の中では、悩みに悩んで、乾燥機のことを諦め、除湿機に切り替えるのに、それなりに検討を重ねていたつもりだった。
なんなら、旦那さんにも相談していたつもりだったのだが、夫婦の会話というのは、大体あまり印象に残らないのだ。
せっせと洗濯物を畳んでいる旦那さんに、向かって
「やっぱり、除湿機がいいと思うんだよね」
みたいな話をしたような気がするのだが、
旦那さんにとっては、仕事の段取りを邪魔する雑談のようにしか聞こえていなかったのかもしれない。
私は、既に相談していて共通認識のつもりであったが、旦那さんにとっては、浪費好きな私が、また欲しい物を我慢できなくなって、買おうとしているようにしか、映らなかったような雰囲気。
「欲しくなっちゃったのは、わかるけれど、本当に必要なのか、ちゃんと考えないと」
と、かなり後ろ向き。
「必要だって思ってるから、言ってるんじゃん!」
「買うのありきみたいになってるのは、どうなのって言っただけなのに、なんで、そんなに腹立ててんの」
え?私、腹立ててる?いやいや、そっちが頭ごなしに、言ってるんじゃん!あれ?本当に、ちゃんと相談してたっけ?してたような気がするけど、自信がなくなってきた…。相談してなくて、今初耳だったら、まあ、びっくりするよね。
いや、話していたとしても、ちゃんとは話していなかったのかな・・・。
色々な考えが、頭の中を駆け巡る。
「腹なんか立ててないよ・・・だから、ちゃんと話を聞きに行くって言っただけなのに、そっちがさぁ・・・」
それから、しばし無言。
15分後くらいに、吉祥寺の電気屋前に12時集合する約束をして、私は散歩がてら、一時間くらいかけて、徒歩で、旦那さんは後で自転車で行くことに。
待ち合わせをして、子供部屋用のエアコンは速攻で決めた。
その後に、
「どうする?あれ、買うの?」
と、聞いて来た旦那さんに
「とりあえず、お昼ご飯食べよう。お腹減った。それから私だけ電気屋、戻ってもいいし、
一緒に行ってもいいし、食べながら考えよう」
と、答え、韓国料理屋へ向かう。
旦那さんと外食するのは、3月半ば以来だ。
ユッケジャンと、チャジャン麺、カムジャタンを注文し、満腹。
美味しかったが、お店もかなり混んでいて蜜な感じで少し心配になった。
私一人で、電気屋へ戻ってもいいと思っていたが、旦那さんも、まだ時間は大丈夫だと言うので、再び電気屋へ。
店員さんに、除湿機の説明を求めた。パナソニックのメーカーの人だと明らかにわかる、ジャンパーを着ていた。しまった、電気屋の店員に聞けばよかった…と、後悔したが、声を掛けてしまったのは自分なので、仕方がない。
「デシカント式、コンプレッサー式、ハイブリッド式と、色々あるようですが、どうなんでしょうか?デシカント式は冬はいいけど、夏はあまりよくない、コンプレッサー式は夏はいいけれど、冬はあまりよくない、ハイブリッド式は両方大丈夫だって聞いたんですけど、高いですよね?。夏によくないとか冬によくないとか、本当にその季節では全く使えないんですか?そこらへんがよくわからなくて…」
と、俄か知識で色々不安を訴えると
「部屋の温度があまりあがらないのは、コンプレッサー式ですね。デシカント式の方が暑くなります。温度が上がらない方が良ければ、コンプレッサー式をお勧めします。」
「冬でも、ある程度は使えるのでしょうか?あと、あんまり大きくないのがいいのですが…」
「大丈夫です。コンプレッサー式で、あまり大きくないのとなると、こちらになります」
と、アイリスオーヤマとパナソニックの商品を勧めて来た。
一応他のメーカーのも勧めるんだと、感心していると、
「ですが、水を溜められる容量がアイリスオーヤマさんは、1リットルなですよ。パナソニックの方は2リットルなんで、容量が多い方が使い勝手がいいですよ」
と、やはりパナソニック製品を推し出してきた。
パナソニックの方が、値段は高めだったが、水を沢山溜められる方が使い勝手がいいのは確かだ。
まあ、いいか、パナソニックで。
パナソニックの商品も、ナノイーがあるのと、ないのとでの価格の差は1万円以上だった。
ナノイーは、衣類乾燥において、生乾きの匂いなどに効果を発揮するという。
「でも、ナノイーが無くても、そんなに臭くはならないんですよね」
元々、除湿機の購買に意欲的ではない旦那さんにとっては、少しでも安い方がいいだろう・・・と、ナノイー無しを買う意図を固めようとしていたら、
「ナノイーがあったほうがいいよ。俺、生乾きの匂いだけは本当にイヤなんだ。そのためだけにでも、これ、買った方がいいと思う!」
と、旦那さんのまさかのナノイー推し。
そうだった。旦那さんは、浴室乾燥機でさえ、生乾きの匂いが嫌だと、嫌っている。
あんなに後ろ向きだったのに、いきなり前向きになってしまった旦那さんを見て、急に心配になってきた。
除湿機使っても生乾きの匂いしたら、どうしよう。
旦那さんは、普段部屋干しの時は、扇風機を当てる角度をこまめに変えたり、工夫を凝らしている。
私が、普通に部屋干ししていると、必ず、洗濯ものの配列を変えたり、扇風機の角度を替えたりと、かなりこだわっている。
「除湿機高いの買ったけど、俺が扇風機当てて干している方が、全然乾くじゃん!」
という事態になってしまったら、どうしよう。
除湿機購入できたのは、良かったが急に不安になって来た。
それは、ここ数日で判明する。
今日はおくびにも出さなかったのだが、私が本当に欲しかったのは、ハイブリッド式の新機種だった。
店員さんが、こちらの懐事情を察したのか、全然ハイブリッド式を勧めて来なかった。
店員さんが、ハイブリッド式を勧めてきて、「生乾きにはこれが一番です」なんて言ってくれたら、流れ的にあれ、買えたかもしれないな…。
でも、やはり高いから、これでよかったのだ・・・。これで十分のはずだ・・・と、自分に言い聞かせ、帰宅。
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