カード見つからず、不機嫌、案の定遅刻
朝、5時17分に、旦那さんがプン助を起こしている声が、聞こえた。
アイツ、起きられるのかな・・・と、思いつつ、再びうとうとと寝てしまい、7時過ぎに起きた。
鎖骨を骨折した後、背中を強打して痛めてしまい、人と一緒に寝て、蹴られでもしたら、大変なので、私だけ、いつも別の部屋で一人で眠っているのだが、既にニンタマもプン助も旦那さんも起きて、朝ごはんを食べていた。
以前は、私もいつも6時半頃に起きて、朝食の支度をしていたのだが、ここのところ、旦那さんがきちんと起きて、支度をしてくれているので、非常に助かっている。
プン助は、いつも寝起きが悪いから、朝公園にカードを探しに行くのは、無理だっただろうな・・・と、思いつつ
「カード、探しに行けた?」
と、聞くと、プン助はプイっとそっぽを向いた。
「カードなかったから、不機嫌なんだよ、コイツ」
と、旦那さん。
「え!起きられたの?凄いじゃん!頑張ったね~!!!」
と、プン助を撫でまわしていると、旦那さんが、クラークゲーブルみたな微笑みを浮かべ、
「俺が頑張ったんだよ。」
と、得意顔。
「そうだね・・・、俺が頑張ったんだよね~。大変だったね。そうなんだ、カードなかったんだ・・・」
「もうさ、カードの事思い出すと、また不機嫌になるから、忘れさせようと必死に他の話題にしたり、してたのに・・・言わないであげて」
私が寝ている間に、公園で捜索して、気落ちしたり不機嫌だったのを、頑張ってフォローして、気を取り直したかな・・・というタイミングで、私が起きてきて、余計な話を蒸し返してしまったらしい。
学校へ行かせようとしても、プン助の支度は中々進まない。
お姉ちゃんのニンタマは、支度が早く、さっさと登校してしまった。8時に行くことになっているのだが、8時15分に行けばギリギリ間に合う・・・などと、隙あらば、転がったり漫画読んだり。
歯を磨かせて靴下を履かせる・・・ということが、大変なのは、4歳くらいまでかと思っていたが、プン助に関しては8歳になっても大変なのだ。
「遅刻するから、ほら、靴下履いて」
と、こちらがせかしても
「カード、買って」
ばかりを繰り返す。
なんとか、玄関まで連れて行っても、どうしても傘を持って行こうとしない。
「ほら、傘持って」
「カード買って」
「傘、ささないと、雨降ってるし」
「カード、欲しいんだけど」
「ほら、傘!」
という押し問答をしていると、
「もう、傘持たないでいいから行け!」
と、旦那さん。
「カード・・・」
と、繰り返すプン助を遮り
「うるせー!行け!」
と、旦那さんが、どやしつけるとやっと出かけて行った。
しばらくして、担任の先生から、「プン助君、学校へ向かったでしょうか?」と、
電話が掛かって来た。
やっぱり遅刻したんだな・・・。
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