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何故、私が家出を?

 

 

早めに仕事を終え、15時50分頃、帰宅。

 

この日はプン助は16時45分から空手なので、4時に学童から帰って来る。

 

ニンタマは、17時から19時50分頃までミュージカルの習い事へ行くので、帰宅するや否や、家はバタバタ。

 

おやつを巡って、プン助とニンタマが揉める。プン助が、ニンタマにポカポカ殴り掛かって、ニンタマに

 

「謝れ!」

 

と、怒鳴り始めた。

 

最近のプン助は、大したことじゃなくても「謝れ」を連呼する。

 

からかうように適当に「ごめんなさい、ごめんなさい」というニンタマに余計頭に来たのか、「ちゃんと謝れ!」と、またポカスカ殴ろうとしたので、

 

 

 

「おい!待て!そんなことで殴る方が悪い!」

 

 

 

と、首根っこを摑まえると、私が首根っこをつかんだことに対して

 

 

 

「謝れ!」

 

と、始まってしまった。

 

 

 

「一々謝れ謝れ言ったり、大したことじゃないのに殴ったり…そっちの方がずっと悪いぞ!お前こそ、謝れ!」

 

 

 

と、こちらもヒートアップしてしまった。

 

プン助はこちらが激高しても、絶対ひかない。

 

だが、こちらも引くわけにもいかない。

 

しかし、何を言っていいか分からない無策な親の私は

 

 

 

「そんなことを言うヤツは出ていけ!」

 

 

 

と、言うのがせいぜいだった。

 

「出ていけ!」

 

「嫌だ!」

 

「うちのやり方に文句つけるヤツは出ていけ!」

 

「嫌だ!ママが出ていけ!」

 

 

 

え?私が出て行くの?いいの?出て行って・・・。

 

 

 

「わかった。じゃあ出ていくよ!いいんだな。いいよ!」

 

「いいよ!」

 

 

 

そういい捨てるプン助。

 

そんなことをしているウチに空手に間に合わない時間に。

 

「あ、プン、空手遅刻するから、行きな」

 

出ていくのに、親切にプン助に胴着を着せてやり、

 

「晩御飯、置いとくから」

 

と、テーブルに晩御飯を出し、「行ってきます!」と、鍵を忘れて行ったプン助を追いかけ、

 

 

 

「ママ、家出て行くから帰って来たら家入れないでしょ?鍵忘れちゃダメじゃない」

 

と、鍵まで持たせてやった。

 

プン助は空手に行き、ニンタマはミュージカルに。

 

ニンタマはキッズ携帯を持っているので、連絡ができるが、プン助はどうしたものか・・・と、書き置きを書くことにした。

 

 

 

プン君へ

 

 

 

ごはんはおいてあるから、それをたべなさい。

 

プン君がわるいとおもって、ママにあやまらなければ、かえらないから。

 

ママにれんらくしたかったら、スマイルゼミのトークでれんらくするか、いえのでんわで〇〇×―●〇―〇×〇×までかけなさい。ばんごうをおして、外線というぼたんをおせば、かかるから。

 

いっしょうあえないかもしれないけど、げんきで。

 

 

 

ママより

 

 

 

などと、書き終えるとプン助が帰って来た。

 

「なんで帰って来たの?」

 

「空手に間に合わなさそうだから、怒られるの嫌で帰って来た」

 

「あ、そう。ママはもう家でていくから勝手にして」

 

「わかった」

 

プン助はそういいながら、書き置きを眺めていたが、私が

 

 

 

「じゃあね」

 

 

 

と、いうと、

 

「じゃあね」と、淡々としている。

 

 

 

PCを持って家を出たものの、どこへ行こう。

 

子供らが帰って欲しがった場合すぐに戻れる場所がいいし・・・。

 

 

 

結局、近所のコミュニティーセンターでPC作業をしながら、連絡を待つ。

 

きっと近所の公園にサッカーしに遊びに行き、戻って来るのは18時過ぎだろう。

 

どうしよう。

 

いなきゃいないで、楽しいじゃん!などと思われて、帰れなくなってしまったりするのではないだろうか・・・。

 

 

 

そうこうすると、私の電話に、子供がやっているスマイルゼミから、「ニンタマちゃんが学習を始めました」と、連絡が来た。

 

ニンタマは、まだミュージカルから帰宅する時間ではない。

 

どういうことだ?

 

ニンタマまで、早引けして、家にいるのだろうか?

 

いや、ニンタマのスマイルゼミをプン助がやっているのだろうか?

 

最近のタブレット学習端末はとても便利なので、スマホからニンタマのタブレット端末にメッセージを送ってみる。

 

「ニンタマ、帰って来たの?」

 

 

 

だが、返信はない。

 

もやもやしながら、稽古中の旦那さんに「私、家出することになったから、よろしくお願いします。プン助が謝るまで帰れません」

 

と、LINEを送る。

 

何バカなことをやってるのか?と、思われるかと思いきや、

 

「わかりました。たいへんなのに、悪いねー」

 

 

 

と、妙に理解のある返事が来た。

 

19時50分頃になっても連絡がない。

 

ニンタマのお迎えに行こうと思っていたの、オタオタしていたせいで、行き忘れてしまった。

 

何食わぬ顔で、帰宅をしてみるか、やはり、ここはぶれない所をみせるべきか。

 

コミュニティーセンターは9時まで。

 

連絡がこなかったら、満喫にでも行かなければならないだろうか・・・。

 

と、悶々としていると、家電から携帯に電話が来た。

 

 

 

「もしもし・・・?」

 

恐る恐るでてみると、

 

 

 

「ママ、ごめんなさい~」

 

 

 

と、言う声が。

 

プン助か?いや、電話だとニンタマとプン助の声は区別がつかない。寂しがって、自分が悪くなくても気楽に謝るニンタマかもしれない。

 

 

 

「誰?」

 

「プン助だよ~」

 

おお、プン助か!ちゃんと謝って来たのか!

 

 

 

「何に対して謝ってるの?」

 

「出ていけって行って」

 

よしよし、上出来だ。でも、もう一声。

 

「他には?」

 

 

 

「あと、謝れって言って…」

 

そうそう!やっと言ってくれた!万歳!

 

「そうね。じゃあ、ママ、帰ってもいいのかな」

 

「うん、帰ってきて~」

 

 

 

数時間の不安がやっと解消された。

 

家へ戻る権利をゲットできた。

 

本当はおろおろビクビクしていたが、ビッグママのような顔つきで家へ帰った。

 

 

 

すると、ニンタマがゲラゲラ笑いながら、出迎えてくれた。

 

「ママ、プン助、おもらししたんだよ~」

 

え?おもらし?

 

 

 

もしかすると、それで汚れた服や下着をどうしていいか分からず、洗ってもらいたくて、電話したのか?

 

 

 

家で一人は、最初は楽しい面もあったが、段々怖くなり、トイレに行くのも怖くて伸ばし伸ばしにしていたらしい。ギリギリまで我慢して、駆け込んだが、服にかかってしまい、シャワーを浴びている時にニンタマが帰って来たということだ。

 

 

 

帰った早々、おもらしの後始末だったが、まあ、こちらも帰るきっかけができて良かった。

 

というか、もっと早く電話をくれればよかったのに。。。

 

 

 

 

 

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