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宝船友の会

 

 

「宝船友の会」なるイベントを行った。

 

劇団員の高木さんと國武さんに、「ああ、またか…とは、言いたくない」発売記念に何かイベントをやるのはどうか?と提案を受けた。

 

当初、3月3日付近のひな祭りの時期に…ということだったが、DVDの編集などに、時間がかかったことと、3人のタイミングが合わなかったということで、この時期になってしまった。

 

公演後、一か月後などなら、まだしも4か月近く経って、ほとぼりが冷めてしまった感もあり、果たしてお客さんは来てくれるのだろうか…と不安だった。

 

「最悪、身内だけで飲めばいっか!」

 

と、若干捨て身だった。

 

 

 

最近、鬱気味で人前に出ることへ過剰な苦手意識があったのだが、このまま放っておくとどんどんひどくなってしまいそうだったので、気分を高める為、母から貰った着物を着てテンションを上げることにした。

 

 

 

火曜日に負傷していた股関節も、普通に歩ける程度に回復していた。

 

 

 

どうなることか・・・と心配していたものの、身内だけではなく普通のお客さんも着て下さり、楽しく終えることが出来た。

 

 

 

個人的には、DVD即売会と銘打っていたのに、買って下さるお客様に

 

 

 

「え!?買って下さるんですか?!ありがとうございます・・・!」

 

 

 

という主宰や座長としてどうか・・・と思うようなぼんやりした態度でいてしまったことや、時間配分や段取りもすべて、劇団員の二人任せにしてしまったことなど、反省することは多々ありつつ、暖かいお客様に癒された気持ちになった。

 

 

 

前回出演してくれた、高山君やあずきさんが来てくれたり、ブルースカイさん、加藤直美ちゃんなど、過去に出てくれた大好きな人達も来てくれて、本当に嬉しかった。

 

 

 

だが、イベント後、高山君と旦那さんが飲んでいる焼き鳥やさんに合流した時、お気に入りの帯と帯締め、大事な着物、そして膝に置いていたお直しをしたばかりの羽織に、焼き鳥のたれをベチョッとこぼしてしまった。

 

いろんな種類の焼き鳥が食べたいと、焼き鳥の櫛を外していて、勢い余って肉とタレが飛んでしまったのだ。

 

洋服の時にも中々こんなミスはしないのに・・・。

 

 

 

いいこともあれば、悪いこともあると言い聞かせながら、帰宅。

 

着物についた汚れは無理に擦っちゃだめだと知っていたのに、帰宅後、ゴシゴシ擦って、シミを余計に広げてしまった。

 

 

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