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眼瞼下垂手術までの道のり~その1~

自分が眼瞼下垂症だとはっきり、気づいたのは2015年のことだった。

 

眼瞼下垂症について、初めて耳にしたのはもっとずっと前だ。

母が、自分は眼瞼下垂症だと言い始めた頃なので、おそらく7、8年前だ。 

 

眼瞼下垂ってなんだ?

当時はよくわからなかったが、言われてみると、母の目は若い頃よりずっと小さくなっていた。

瞼が目に覆いかぶさっていて、アイシャドウを入れたり、アイラインを引いても隠れてしまう。

モノが見えづらいとも訴えいてた。テレビで、眼瞼下垂についてやっていて、自分もそうだと気づいたのだと言う。

 

不便だから手術したいが、どこでやったらいいかわからないと、言っていたので私も時々ネットで調べてみたりした。

 

すると、瞼の筋肉で目が開けられないので、額の筋肉である前頭筋を使ってまぶたを上げるようになり、額の皺が深くなる…というようなことも書いてあった。

 

「あれ?これ私のことじゃない?」

 

加齢で瞼の筋肉が衰えて、そうなるような記述があったが、私は赤ん坊の頃から、おでこに皺があり、髪の毛も3歳くらいまであまり生えなかったので、父親によく「子ザル」と、からかわれていた。

 

少しアップで写真を撮る時に、目を開くと

「おでこに皺をよせないで」

と、いつも注意を受けていた。

 

よくわからないがそういう顔なのだと思っていたが、それは瞼の筋肉の機能が悪いせいなのかもしれない。

 

だが、おでこに皺を寄せれば目は開けられる。

当時は、まだ今よりも若かったので、今からでも瞼の筋肉を鍛えれば、額に皺を寄せなくても目が開けられるようになるかもしれない…と、希望を持っていた。

眼瞼下垂症の症状と言われる、眼精疲労や肩こりや、頭痛もあるにはあったが、普通に酷使しているせいで、眼瞼下垂症のせいばかりでもないだろうと思っていた。

 

母の症状の方が余程深刻だった。

ネットの口コミで調べてみてもどの病院がいいかはわからなかった。病気であるので、保険適応の手術でいけるのだが、場所が目なので、機能さえよくなればいいというワケでもない。明らかに見た目に違和感のある目になったりしたら、大変だ。保険治療の範囲で手術をやっている病院もあれば、症状によっては自費であったり、あるいは最初から美容を念頭に置き、自費でしか手術をしない方針の病院もあるようだった。

保険治療をやっている病院は、あくまでも治療なので、見た目だけを重視して美容整形で手術をしたら、とんでもないことになりそうなことが書いてある場合もあり、自費でのみの手術しかしていない病院は、治療ではあっても目元は印象を左右する大事な場所なので、美意識を持っている美容外科でやるべきだと書いてあったり、調べれば調べるほどワケがわからなくなった。

 

 

手術を受けた人の口コミを読んでもよくわからない。どの病院も良かったという人もいれば、失敗だったと言っている人もいる。

 

結局どの病院も母には自信をもって勧められなかった。

 

そして、2015年のある日…。

眼精疲労や首、肩の凝りは相変わらず激しかったが、職業病だと諦めていた。だが、たまたま誰かが撮影してくれた自分の写真を見て、驚いた。

 

「まぶしいのかな?なんで目が半開きなんだろう?」

 

死んだ魚のような目で微笑んでいる。鏡で自分の顔を見ると、頑張ればちゃんと目は開くし、たまたまそういう写りなのだと思っていた。

だが、その後、どの写真も眠そうだったり、気力の無さそうな顔なのだった。

顔の筋肉を鍛えれば治ると思っていたが、悪化しているのではないだろうか…。

 

真剣に眼瞼下垂症について、悩むようになったのだった。

 

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