いざ、滋賀へ!
滋賀へ移動。
私とニンタマとプン助の3人で旦那さんの実家の滋賀へ帰省。
旦那さんは8月11日~13日から學蘭歌劇『帝一の國』のライヴ、大海帝祭の本番に出演するため、一人だけ東京に残る。
最近、プン助は大分日本語が通じるようになったので、少しは楽かと思いきや、新幹線移動はやはり、大変だった。
奇声は発するし、ホームでもすぐどこかにいなくなる、椅子の上に立ち上がって前の席を覗き込み、時には前の人の頭を触る。
全く気が抜けない。
私の注意はそよ風のように無視される。
ニンタマは乗り物酔いをするから寝ると言って、アイマスクを持参していたのだが、そのアイマスクを羨ましくなったプン助が、ニンタマからアイマスクを奪い取ろうとして大騒ぎ。
ニンタマが
「じゃあもういいよ!」
と、あきらめてプン助に譲ったので、私は苦肉の策で、自分のアームカヴァーを右腕と左腕を結んでつなげ(全く役に立たない代物だったが)、
「これを目の上に載せたら?」
と、渡してみた。
だが、プン助は
「これもプン君の!」
と、奪い取ってしまう。
そして、そのアームカヴァーをアイマスクの上に乗せては、
「すぐに落ちる!ちゃんと結んで!」
と、そこまで怒る必要があるのかというほど、激昂…!
アームカヴァーは目の上に乗せるものではないので、、すぐに落ちるし、つなぎ合わせても後ろで結べるほどの長さもない。落ちるのは当たり前なのだ。
何度結びなおしても落ちてしまい、無駄に自分の仕事を増やしてしまっただけの結果になった。
その後、ニンタマが寒いというので、私のシャツを貸すと、
「プン君も寒い!」
と、それを奪い取る。
「プン君は自分の長そであるじゃない」
と、出してやってもそれを通路に放り投げてしまう。
私がもう一枚、カーディガンを出しても、
「これもプン君の!」
と、一人でシャツとカーディガンを体にまきつけてミノムシみたいになっている。
結局ニンタマも
「もう寝ない!」と宣言。
ずっと喧嘩をしているかと思ったら、急にげらげら笑い合ったり、うるさくて仕方がない。
私の方が眠くなってウトウトすると、
「ニンタマが押した!」 「プンが蹴った!」
と、私を揺さぶって起こしてくる。
眠い時に起こされると、激昂してしまう癖がある私は、ずっと怒鳴りっぱなし。
近くにやはり、3人の子連れのお母さんがいて、ずっと子供に怒鳴っているのが聞こえて来て、その車両の中でうるさいのはウチだけじゃないと、少し安心する。
その親子連れは名古屋で降りたのだが、通路を通る際、お母さんが私を見て、微笑んで会釈をして行った。向こうも同じ気持ちだったようだ。
隣に座っていた気難しそうなおじさんに、京都駅で降りる間際、「お騒がせしてすみません」と、謝ったら、
「グッドラック」
という感じに手を振ってくれた。
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