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その時ハートは盗まれた

ニンタマを連れて、保育園にプン助のお迎えに行く。
なるべく早く連れて帰りたいと思っているのだが、プン助は廊下に飾ってある写真や運動会の為に作ったポスターを眺めるのに夢中で、全然帰らない。
30分程、保育園の廊下でダラダラして、やっと帰る気持ちになったプン助は、今度は危ないから走るなと注意しても、ダッシュで一目散に駐輪場へ。
駐輪している子供乗せ自転車の後部座席に勝手に座りこんでニヤニヤしている。

ニンタマがいる時は、必ずニンタマが後部座席なのだが、わざと先に後ろに座りたいと言ってゴネるののが、日課。
「お姉ちゃん、乗れないでしょ」 と、説得して、18キロ越えのプン助を抱っこで、前の座席へ移動。 既に30キロになりそうなニンタマが、後部座席へ座りこむ時は、自転車が倒れないように全力で足を踏ん張るが、いつも持ちこたえられないのでは…と、ハラハラする。 子供乗せ自転車に乗せていい子供の制限体重は前部座席15キロ、後部座席22キロなので、約11キロはオーバーしているのだ。
2年程前、電動の子供乗せ自転車を買った時、「なんて楽なんだ」と、感動したものだが、既に全く楽ではなくなっている。常に倒れないように倒れないように、緊張しながらの運転で、とってもスリリング。

そんな中、何故かハートを盗む、盗まない…の話になった。
「ママのハートを盗んだ人は誰か…」という話になり、「そうね…それは一応お父さんかね。いや、もしかするとママがお父さんのハートを盗んだのかもしれないね~」などと、適当に答えていると、ニンタマが 「お父さんのハートを盗んだのは、ニンタマかも」 と、言い始めた。
「そうかもね、ニンタマはお父さんのハートを盗んでるね」 「でぇ、ママのハートを盗んでるのは、もしかしてプン助」 「そう…だね、プン助はママのハートを盗んでるかもね」 自転車が倒れないように、緊張しつつ適当な相づちを打っていると、 「オレ!ハートなんかいらね~よ!」 と、叫ぶプン助。
そんなプン助を無視して 「お父さんがね、『前に朝はごめんな』って言って来てね、ニンタマは忙しかったから『いいよ』って言わなかったら、ギュっと抱きしめて来て、多分あの時ハートを盗んだんだよ」 と、続けるニンタマ。
朝、支度でパニクっているニンタマが、癇癪を起こして泣きわめいている時、キツい態度を取った事を旦那さんが気にしていて、それを謝ったらしい。
「そうね、それはハート盗んでるわ。ツンデレっぽいもんね」
「でもね…ハートを盗まれた人はね…盗まれたことに気付かないんだよね~」
なんとなく、凄いことを言っている感じがして、聞き入っていると
「オイラ、ハートなんかいらね~んだって!」
と、後ろからプン助の叫び声。 やっとマンションに辿りついた。
「あれ?なんでハートの話になったんだっけ?」
「知らないよ!ママが言い始めたんでしょ」
「そうだっけ?全然覚えてないなぁ」 「ハートはいらね~んだよ!」 部屋へ戻る子供らを見ながら、でかくなったなぁと、ヨロヨロ後をついて行った。

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