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プチDV

昨晩はよく眠れなかった。
気がつくと、プン助が枕元に座って、私を殴りつけている。
寝かしつけて乳を与えると吸い付いてくるので、そのまま眠る。
私も眠る。
すると、また殴られている。
こんなことが何度も繰り返された。

一歳10ヶ月ともなると、最早殆ど母乳が出ていないのだろう。
飲んでも飲んだ気がせず、眠りにつくこともできず、起きては私を殴っているようだ。
こちらとしても、乳が少なくなってからプン助が尋常じゃないほど長い時間吸い付いてくるようになり、それにも疲れていた。
だが、起きて殴りつけられるようになるとは…。
断乳はしないと決めているけれど、この事態はどういう風におちつくのか、今の私にはさっぱりわからない。

とりあえず、毎晩殴られるようになったらちょっと色々考えよう。

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体の関係

一昨日、保育園へお迎えへ行くと、4歳の長女ニンタマは「ママ~!」と、喜んで飛びついて来てくれた。
ニンタマの帰り支度を終え、1歳の長男プン助のクラスへ向うと、プン助は先生に連れられて、「ママ来ないかな~」と、クラスメイトの女の子Kちゃんと手をつないで廊下を歩いて来る所だった
「ママ来たよ~」
と、先生が言うものの、Kちゃんと手をつないだまま、こちらへ来ない。
そして、Kちゃんに
「もう、ママ来たでしょ!」
と、手を振りほどかれた。
すると、追いかけてもう一度手を繋いでもらおうと必死。
私が
「ママ来たよ!おいで!」
と言っても知らん顔。
他の一歳クラスの男児はママが来ると
「ママ~!」
と、飛びつて居る。
「んま~!1歳から女の子の尻を追いかけ回してるのかしら!」
と、びっくりしたが、面白かったので、帰宅後、母にその話をしたりして笑っていた。
母も「あらあら」と、笑っていた。

翌日、またお迎えに行くと、やはりニンタマは「ママ~!」と、飛びついて来た。
そして、プン助のクラスへ。
すると人形遊びに夢中でなかなかこちらへ来ない。
若くて可愛いK先生が
「プン助君!帰ろうね」
と、抱っこで連れて来てくれた。
すると、K先生から離れない。
「ママだよ!」
と、言っても、K先生にべったり。
K先生が「じゃあ、いっしょに帰ろう。先生着替えて来るから」
と、更衣室へ。
すると、泣きながら更衣室へ追いかけて行く。
更衣室前で泣くプン助はちょっとした変態のよう。
先生が出て来ると、K先生と手をつないで、玄関へ。
「ママとも手をつなごう!」
と、言って手を差し出しても振り払われた。
結局駐輪場までK先生と手をつないで、ニコニコ上機嫌。
「すいません、どうも先生の彼氏気取りみたいで」
と、別れ際に挨拶をすると、K先生も
「15年後に待ってます!」
と、調子を会わせてくれた。
とても可愛い先生ではあるのだが、二日連続で女の子を追いかけ回し、母親にはとても邪険な態度。
なのに帰宅すると
「おっぱい!おっぱい!」
と、べったりしてくる。
ああ、私とは本当に体だけなのね…。

断乳したら、見向きもされなくなるのかしら…。

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続・ニンタマ金持ちになりたい

お風呂の水を無駄に石鹸まみれにしたり、洗面器でお湯を汲んでは無駄に流す…という遊びが大好きなニンタマ。
何度
「お水はお金だよ!」
「お水はお父さんとお母さんが働いて買ってるんだからね」
と、注意しても水遊びが楽しいらしく、やめてくれない。
「水が買えなくなったら、お風呂にも入れないし、ご飯も作れなくなるし、トイレもながせなくなるよ。誰かがおしっこやうんちをした上からおしっこやウンチをしなきゃいけなくなるよ」
と、説教を垂れると
「ニンタマちゃん貧乏なのやだ~!」
と、膨れっ面。
「例え金持ちであっても、水を無駄にしていいわけではない」
と、更に説教した後、お金持ちになる方法を伝えた。
「自分で頑張って、人より色々出来る人になってお金を稼ぐか、お金持ちの人と結婚するかだよ」
というと、
「ニンタマちゃん、お金持ちの人と結婚するのがいい~」
と言うので、ちょっとがっくりする。
どうにも他力本願だね、アンタは…。
でも、意地悪い気持ちも湧いたので。
「お金持ちの人だって、誰とでも結婚してくれる訳じゃないよ?そういう人に結婚して欲しいと思われるにはどうすればいい?」
と、尋ねる。すると、少しは自分で考えれば良いのだが、
「どうすればいいの?」
と、すぐに頼って来る。
「自分で考えて」
「分かんないから聞いてんの!」
本当は私もそんな方法は知らないのだが、
「物凄く綺麗とか、凄いお掃除が上手とか、お料理も上手とか」
と、苦し紛れに言うと
「お掃除がいい」
と、即答。
「でも、ニンタマちゃん、ちらかしっぱなしであんまり片付けないじゃん」
「あ、やっぱお料理がいいや~。ニンタマちゃん美味しいご飯作るのがいい~」
「そう、じゃあ出来るようになって下さい」
「でも~、ママも一緒に作らないと駄目なんだよ~」
「え?ママも」
「だから~、ママも一緒じゃないと、つくんない。ニンタマちゃんが卵まぜまぜするから、ママが焼くんだよ、ニンタマちゃん見ててあげる」
ああ、金持ちにはなれなさそう…

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連日の徹夜続きで、母に助けに来てもらっているのだが、プン助は遊びの相手を私には頼まなくなっている。
何かを頼む相手としてカウントされていないのは少し寂しいが、正直楽だったり。
「おばあちゃん!アンパンマン描いて!」
と言われ、母がアンパンマンを描いている途中いに
「おばあちゃん、ドウ(ぞう)さん描いて」
と言い、
「まだ描いてる途中なのに!」
と、慌てている母に
「おばあちゃん、きいん(きりん)描いて」
「さち(しゃち)描いて」
と、追い打ちを掛ける。

「うえぃ(上に)」
と、場所まで指定。
でも、実際に上に描くと
「ちあう!」
と、怒ったり。
そうこうしていると、再び
「おばあちゃん、アンパンマン描いて」
と、アンパンマンに戻るのだ。
「さっき描いたじゃない!」
と、言っても、聞いちゃいない。
「しゃち!きいん!どう!」
と、言い続け、全く人の言う事に耳を貸さない。

へとへとになっている母に、ニンタマは夢見がちに
「ドレスを着たニンタマちゃん描いて!」
「手袋にひらひらつけて!」
「扇は持たせないで!」
「靴も描いて!」

母は画家でも無いのに大変そう。

時々、プン助のリクエストに嫌気が差した母を庇うようにニンタマが
「ニンタマちゃん描いてあげるよ!」
と、アンパンマンを描いてくれたりするのだが、
ニンタマのことを下手だと思っているのかプン助は
「駄目!おばあちゃん描いて!
と、偉そうに怒るのだった。

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