仙台へ
旦那さんが、稽古で昼夜共に忙しくなってくると、仕事をしながら、家事子育て全てを担うことになり、しんどいので仙台の母の所へ行こうと計画していた。
母やパートさんにニンタマを見てもらえれば、お迎え時間を気にせず仕事に行ける。
だが、母は狭心症で入院して手術をする程体調を崩していた。
本来なら、ニンタマを見てもらうどころか、私が付き添って面倒を見なければいけない状況。
だが、お仕事があるので、それも難しい。仙台行きは諦めようと思っていた。
しかし、母はニンタマを溺愛している。顔を見たいに決まっている。だが、連れて行って無理して体に障っては不味い。
とりあえず、行くだけ行って顔を見せて、私が全く仕事にならなかったり、母が疲れたりしたら帰ればいい…ということになった。
仙台へついてみると、母は見た目は元気そうだった。
手首にカテーテルを入れた痣がなければ、とても入院、手術をした人には見えなかった。
とりあえず一安心したが、ニンタマに会えた興奮で一時的に元気なだけかもしれない。
あまり無理をさせないようにしなければ。
その日、ニンタマは母の薬局へ連れて行かれ、私はちょっとだけお仕事をした。
だが、人見知りして母につきまとい、すぐに戻って来た。
母は店で仕事にならず、困ったようだった。
前途多難?
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