30週の検診
出産するY助産院の提携しているT産婦人科での、検診。
2週間程前に不穏な腹痛があり、タクシーで、助産院に行ったのだが、その時には破水や異常は見られなかった。
提携している病院は遠く、常に混んでいるので今まで通っていた病院か近所の婦人科で見て貰った方がいいと、言われていた。
自分なりに膀胱炎ではないかと見当をつけたのだが、免疫が弱り何かに感染している可能性もあるのでは?と、その後、近所の産婦人科へ行った。
だが、こちらで出産するのでないならば、尿検査のみで内診は出来ないと言われてしまう。結果何かに感染しているかは分からないけれど、膀胱炎という予想は当たっていた。
薬を出されて、飲んでいたものの、はかばかしい回復は見られなかった。
今日の検診で膀胱炎やその他の不安点も見てもらおうと思っていた。
府中のT産婦人科で8時半から並び、受付を済ませたものの、やはり3時間待ち。
あらかじめ、見てもらいたいことは受付で渡す書類に書き込んでいた。
血液検査や尿検査などを経て、やっと順番が来た。
特に異常は無いし、赤ちゃんも順調と言われ助産師外来へ回された。
その際、何か不安点は?と、膀胱炎の話や感染症の心配の話をした。
私としては書類に書いているから、そこを診てくれたものと思っていたが、助産師さんが、「先生に聞いてみます」と、やや顔色を変えていた。
「診てみたけれど、異常は無いそうです」
助産師さんが、そう言いながら戻って来て、「膀胱炎は今、診てもらっている病院で、直してもらうといいわよ」
と、付け加えた。
ん?これって、膀胱炎のことは調べてないということではないだろうか?
妊婦検診に必要な蛋白などは調べたけれど、白血球などは診ないまま、尿を捨ててしまったということではないだろうか?
だが、3時間も待って、疲れ果てていてそれ以上粘る気持ちにはなれなかった。
近所の婦人科にしたって、内診はしてくれない。
こんな遠くて混んでいる病院に通うと疲れ果てて、一日仕事をふいにしてしまう。どうしたものか。
しかも、ここの医師は会った瞬間に、苦手意識を感じるタイプだった。
助産院のことを名前で呼び捨てにしていたからかもしれない。
助産院は提携する病院が無いと開業できないという。
どこか、病院側は助産院を下に見ているように感じた。助産院がいいとか病院がいいという問題ではなく、人を下に見るような人が苦手。
どうか、ここに搬送されることなく、Y助産院で出産できるように…と、改めて思った。
でも、助産師さんはとても感じが良かった。たいがい、出産で関わるのは助産師だ。
医者は異常が起きた時しか関係ない。
異常が無ければ、良いのだけど。
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