あわや大惨事
ニンタマはここしばらく便秘が続いている。
3日に一度くらいウンチをすると、痛がって泣き、血を出したりして不憫。
前は、日に3、4度びっくりするようなモリモリしたウンチをしていたというのに、どうしたのだろうか。
整腸剤を飲ませたり、ヨーグルト、イチジク、ゴボウ、おから、ひじきなど、必死に繊維質を摂取させたりするが、やらないよりはマシという程度。
最近では、ウンチをすると痛いと思って、しないで我慢しようとする悪循環に陥っている。それで、切羽詰まった時、大泣きするのだ。
昨晩、食後に散々お腹をマッサージして、「ウンチは?」と、聞くと
「無い!」
と、言うので、風呂に入れる事にした。
最近は旦那さんが、先にニンタマと風呂に入り、ニンタマのパジャマや布団の準備をした後に私が入るパターンが多い。
今日も、そんな感じで先に旦那さんとニンタマが風呂に入った。しばらく、「げんこつ山の狸さん」の歌を歌ったり、楽しそうな雰囲気だったが、突然
「あれ?お前、ウンコしてんのか?」と、旦那さんの声。
慌てて、私も風呂場へダッシュ。
すると、湯船から旦那さんに持ち上げられ、尻から5センチくらいのウンチを出している状態でニンタマが
「うわ〜ん!」
と、大泣きしていた。
なんとか浴槽は難を免れたが、風呂場にボトリ!と、ウンチが落ちた。
慌てて、トイレに連れ行き、旦那さんは風呂のお湯を抜いて、掃除。私は、トイレで全裸のニンタマを抱きしめながら、ウンチをするのを応援した。
「痛い…」
と、しがみ着いて来るニンタマに
「がんばれがんばれ」
と、応援。二回程ボトボトとウンチをしたが、
「まだ出る」
と、ニンタマはいつまでもトイレから出ようとしない。
そして、歌ったりして遊び始めた。
寒くなった私がくしゃみをして、鼻水を垂らすと、ニヤニヤして、ちり紙で拭き始めた。
旦那さんが新しいお湯が溜まったと言うので、まだトイレで遊びたがっていたニンタマをなんとか風呂へ連れて行ったら、すっかりご機嫌になっていた。
今まで、風呂場でもよおしても、愚図ったりしてウンチをしたい兆候があったのだが、今回はまったく予想がつかなかった。
意外と風呂ではしないもんだと思っていたが、危なかった。
便秘は不憫なので、出たのは良かったが、ヒヤヒヤした。
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