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三輪車と自転車

引越して、大分落ち着いた。
初めは夜になると、「あっち〜」(多分、前の家)と、泣いていたニンタマも大分落ち着いた。
駐輪場にニンタマより大きい男の子が乗っているらしい機関車トーマスの舵取りつき自転車があった。
ニンタマは大喜びでそれに乗ろうとするが、人のモノだ。
「ダメだよ、他の人のものだから」
と、止めると、この世の終わりのようにむせび泣く。

テーブルでご飯を食べているため、ニンタマの椅子がいると思い、子供用品店で椅子に座らせて様子を見ようとするも、そばにある車輪つきの車にばかり跨がって、椅子に座ってくれない。
乗り物に乗りたいシーズンのようだ。
保育園のコが舵取り三輪車に乗っていたので様子を聞くと、バギーに乗りたがらない子が乗ってくれて近所の買い物に行けたり、最悪昼寝をしても落ちないで乗せていられるとのこと。
これは便利そう。
早速ネットで調べてみる。
だが、子供はすぐに自転車に乗りたがるから三輪車は無駄・・・というコメントも。
実際のところどうなのだろう。

子供の運動神経などを伸ばそうと思うのなら、多少ハードルをあげて、自転車でもいいかもしれないが、見守って訓練出来る時間と余裕は多分、無い。
ここは親が一時でも楽だというバギー替わりになるような三輪車が良いか・・・。
悩んだ挙げ句、ヤフオクで中古の舵取り三輪車3000円を入札してみたが、どうなることか。
そして、椅子に関しても悩み中。
大きくなっても座れるようなちゃんとしたモノを買おうかとも思っていたが、子供は大人と同じ椅子に座りたがり、そんなものにいつまでも座っていない・・・とも言われた。

安めの子供様の椅子を買って、ちょっと大きくなったら大人用の椅子に高めのクッションなどがよいのだろうか?
だが、足がぶらぶらしていたりサイズがあっていないままで良いものなのか、わからない。
皆どうしているのだろう・・・。

ニンタマの最近の口癖は
「やだよ」
「頑張ってねぇ〜」
「もっと」
「オキテ」など。

夜勤に行く直前に仮眠している旦那さんをバンバン叩きながら、
「ゆりかごのう〜だっこ、かないやがうだっこよ〜、ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ よ〜」
(揺かごの歌をカナリヤが歌うよ〜、ねんねこ〜ねんねこ〜ねんねこよ〜)と、歌っているのだが、本当は起きて遊んで欲しい様子。
かなり強い力で叩い て唐突に「トーちゃん起きて!」「抱っこ!」と、裏腹なことを叫んだりする。

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公演を終えて

宝船第6回公演「愛の躯」が無事に終了して、3日目。
これまでの、どの公演のこともちゃんと覚えているが、やはり一番忘れられない公演になった。
今までは、ただ作品や稽古の進行、スタッフや役者さん とのコミュニケーションの心配だけだったが、今回は出演者やスタッフ、家族の命に関わる心配があった。
やれないかもしれない・・・やってはいけないのかも しれない・・・などと考えれば考える程、やりたい気持ちが明確になって行った。

久しぶりの公演で大幅な赤字を覚悟していた。普通はお仕事を頑張れば報酬がある。ニンタマに寂しい思いをさせて頑張っても出費ばかり増え、報われ ない・・・ということを切なく思っていた。
そんな思いまでして公演をやるのはどうなのだろう?というジレンマもあった。そんな時に地震が起きた。

この状況で公演を行っても、更なる赤字は明確。途端に生活苦に陥るかもしれない。でも、元々今後二度とやれないかもしれない、最後になるかもしれ ないと覚悟して臨んだ公演。今やらなかったら、次は無いかもしれない。
そんな気持ちで恐る恐る稽古を再開した。そんな悲壮な気持ちだったが、稽古場ではす ぐ忘れた。
役者さん達の演技が面白く、その時だけは本当に何もかも忘れていた。
ギャグで始めた座長だったが、演出家という立場で毎日この人達の演技を間 近で見られるのがとても幸せだった。
自分が適当にねつ造した世界を、予想を遥かに上回る現実にして貰えるということが、これほど幸せなことだとは・・・ と、改めて感じた。

本番直前のゲネプロ中に地震があり、楽日を終えたバラしの最中にも結構強い地震があった。
舞台監督の翼君が、「このくらいの地震が本番中にあったら止めてたかも」と言っていた。微妙な所で運が良かったのかもしれない。

いつも公演が終わると、しばらく失恋したような状態になるが、今回ももうなくなってしまった何かが頭や体に残っている。
ニンタマのオムツを変えながら、風呂に入れながら、自転車に乗せながら、時々ぼんやりしてしまう。
15日には引越。いつまでもぼんやりしてはいられない。

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無事初日!

なんとか無事に初日があけた。
今日は出だしが慎重すぎるかな?と思っていたら、旦那さんがガリガリテンション上げて来た。
勢い余ってカーテンを壊してしまったが、良いお客さんで良い雰囲気で終える事が出来た。カーテンコールの時、舞台監督の翼君が「ダブル?」と言ってくれたのだが、よく分からないままぼんやり「あ、ううん」
と言ってしまった。そうか、ダブルできたのか・・・と後で気付いた。

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【最新情報】

3年ぶりの劇団宝船新作公演開催!
※この記事は4月までブログのトップに表示されます。

劇団宝船 第6回公演「愛の躯〈むくろ〉」

4月2日(土)~4月7日(木)ザ・スズナリ

作・演出:新井友香

出  演:高木珠里 加藤啓(拙者ムニエル/モッカモッカ) 植木夏十 (ナイロン100℃)/中村たかし(宇宙レコード) 加藤雅人(ラブリーヨーヨー) 斉藤麻耶 今奈良孝行 新井友香

料 金:指定席-前売 4,300円/当日 4,800円
    自由席-前売 3,800円/当日 4,300円(整理番号付)
    ※未就学児の入場はご遠慮ください。
    ※開演後のご入場は指定のお席にご案内できない場合がございます。

               チケット発売日:2011年2月26日(土)10:00〜 一般発売開始!!

チケット取扱い
             
<イープラス> http://eplus.jp/takarabune/ (パソコン・携帯共通)
※ファミリーマート店舗(店内Famiポート)でも直接販売
             
<ローソンチケット> http://l-tike.com/takara/  (パソコン・携帯共通)
tel.0570-084-003 (音声認識対応/Lコード;33116)
tel.0570-000-407 (オペレーター対応)
※ローソン店舗(店内Loppi)でも直接販売
             
<チケットぴあ> http://pia.jp/t/takara/ (パソコン・携帯共通)
tel.0570-02-9999 (音声認識対応/Pコード;409-792)
※チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスでも直接販売

お問合せ: イエロージャップ tel. 0422-55-0587

http://takara-ship.com/

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