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教育

ニンタマを母に預けて、お仕事。

この日は私が出かけようとしたら、ニコニコと手をふって送り出してくれた。
エラい進歩だ。
母が、「これ、持って来て」などとちょっとした頼みごとをすると、ちゃんと持ってきたりするのだが、その後、自分で自分の頭をナデナデしていたと言う。
きっと、今まで頼まれ事をやると頭を撫でられていたのだろう。
私も撫でていたような気がする。
「エラいぞ」と、褒められることをしたと分かって、 自分でナデナデし始めたのだろう。
最近ちょいちょい読んでいた子育て本で、親に褒められることを期待して何かをやるのと、自発的にやるのは違う。褒められようとしてやるのは良くないようなことが書いてあった。
まだ、赤ちゃんなので、良いも悪いもない気がするが・・・。
ただ、頼んでもいないモノをあちこちに移動して、ドヤ顔をするのは面白いけど、少し困る。
食べ物を投げ散らかしたりした後、私が
「やだ〜!投げ散らかさないでよ〜!お母さん片づけるの大変なんだから〜」
と、文句をつけたり、ちょっと怒ったりすると、こちらがたじろくほど、じっと顔を覗きこんでくる。
顔色をうかがっているようだ。
だが、すぐに無かったことにするかのようにキャイキャイ声を出して笑ったり、「ばぁ〜」と、変顔をしたりする。
つられて笑ったりすると「笑わせたからにはこっちのもんだ!」と、言わんばかりに調子に乗ってはしゃぐ。
無表情でじっと黙っていたりすると、「あれ、やばいかな・・・」みたいな顔になってうなだれる。
何かをちゃんと分かってもらおうとする時は、台無しになるので、なるべく笑わないようにしている。
だが、予想をつかないタイミングで変顔をしたり、おどけてくるので耐えられずに噴き出してしまうことも多い。
オムツを替える時も、こっちが必死にお尻を拭いているのに、凄い勢いで回転しようとする。
「ダメ!協力して!」と、訴えて押さえつけても「キャイキャイ」はしゃいで余計回転しようとする。
何度「動かないで〜」と、訴えても暴れるので、途中で歌ったり足を延ばしたり縮めたり遊びを入れたり四苦八苦。
やっと大人しくなった所でオムツ替えを続行しようとすると、また回転。
時間が無いとこちらも優しく言い聞かせたり、遊びをいれたりするのが面倒くさくなる。
低いドスを聞かせた声で 「おい・・いい加減にしなよ」 と、言う時もある。
途端に神妙な顔つきになる。
だが結局その後、気を取り直すかのように、「ばぁ〜!」と、変顔を始める。
ここで笑うと、また暴れ始めるので、完無視してオムツ替えを続けると、泣き始める。
だが、これもほぼ嘘泣き。
この嘘泣きに騙されて「ごめんね、ごめんね」などと、機嫌を取ると、全て台無しになる。 今、なんでも笑ってごまかそうとするのも、すでに舐められているからだろう。気をつけなければ。

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告げ口

母が来た。
ニンタマを母に任せて、夕食の買い出しに行く。
ニンタマは最初、私がいなくなった玄関を指さして「アイツいなくなったよ〜」と、告げ口するように泣いていたらしいが、戻ってきたら楽しそうに遊んでいた。

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蒼井優似

下痢が中々治らないニンタマ。
夜、良い便をしたかと思えば、朝は水下痢。
お尻もかぶれてきてしまって、お湯で洗うと痛い様子。
辛そうに泣いて、不憫。

そんな不調とは裏腹に生き物として着々と進化を続けている。

絵本が好きらしいが、これを読め!と、差し出すので読み始めた途端に聞くのをやめ、新しい絵本を出す。
前の絵本を読み続けていると、怒る。
仕方なしに新しく出した絵本を読むと、また別の本を出す。
それを繰り返し、結局一番最初に出した絵本に戻る。
何が望みなのか・・・。

時折興に乗る時もある。
いろんな動物の赤ちゃんが「いないいないばあ」をしている「ばぁ」という絵本で、「カエルの赤ちゃんがいないいない・・・」まで読むと「ばぁ〜〜〜」と、叫ぶようになった。
だが、どうしても最後までは続かない。
音の鳴る絵本やおもちゃが好きらしく、いつの間にかスイッチを覚えて、鳴らすようになった。
私もそれに合わせて、歌を歌ってみたりするのだが、まだ鳴っている最中で別の音のなるオモチャのスイッチを押して、同時に様々なメロディーが鳴り響く。
歌うどころでは無い。
面倒くさくなって、相手をやめて、台所へ行くと付いてきて、台所のマットを身体に巻き付け「いなんなんなんなんばぁ〜〜〜」と、叫びながら遊び始めた。
動きが面白かったので、げらげら笑うと、ニンタマも調子に乗ったようにケタケタ笑って、よたよたしながら「いなんなんなんなんばぁ〜」と、繰り返していたら、よろけてテーブルに頭をぶつけ、泣き始めた。
可哀そうではあったが、あまりに滑稽でつい笑ってしまう。
一応頭を冷やそうと保冷剤にタオルを巻いて、当てると、死に物狂いで逃げる。
冷やすのを諦めると、またヘラヘラ遊び始めた。
痛くないのか?
昨晩は寝かしつけようと布団に入れてから、1時間以上暴れていた。

ニンタマが下痢なので、お粥や味噌汁を薄めた粗末な食べ物しか食べさせられない。
目の前でこちらがご飯普通のご飯を食べると、欲しがるので一緒にご飯を食べられない。
ニンタマの目を盗んで、チョコをかじったり、毎日ニンタマが寝た後にご飯を食べていた。
ニンタマが寝ないことにはご飯が食べられない。
「お腹が減った〜、頼むから寝てくれ〜〜〜」と、願いながら、添い寝で授乳を続けて、大人しくなったな・・・と、そっと顔を見ると暗闇の中でぱっちり目を開いている。
こちらの顔を睨みつけていて、びっくり。
私が起きていると気付くと、再び起き上がり、私の目に指を入れようとしてくる。
早く寝てくれとい う思いが強いと、却って寝ないと思い、無の境地で深呼吸を続けた。
再びそっと顔を見ると、カッ!と、目を見開いている。
わが娘ながら恐ろしくなった。

「あんた・・・下痢で具合悪いんじゃないの?何故寝ない・・・」

やっと本当に静かになった時にはヘトヘト。
旦那さんは夜勤に行ってしまったので、一人で冷めた鍋を啜った。

旦那さんと言えば、最近ぼそっと、
「ニンタマってさぁ・・・蒼井優に似てない?
と、言っていた。
前に松嶋菜々子に似ていると言っていたが、今度は蒼井優?
「へ?」 と、驚いた顔をすると、
「映画の予告で、泣き顔で醜い顔とかしてるんだよ。その時の顔がさ・・ニンタマみたいだなって」
と、言い訳の様にモゴモゴ言う。
「今の人に言っていい?」 と、聞くと
「親バカだと思われるから言わないで」 とのこと。
「実際親バカなんだから、言っちゃうよ」 と、言うと弱った顔をしていた。
全く何を言っているのやら・・・と、呆れていたが、改めてニンタマの顔と蒼井優の顔を思い起こしてみた。
「おや?」
ヤバイ・・・似てるかも?
私と旦那さん以外には間違いなく誰にも分からないのだが、ちょっと似てる・・・ような気がする。
醜い顔をした時限定・・・と言ってみたところで所詮親バカなのは間違いない。
この病はこれからますます悪化して行きそうな気がする。
困ったものだ。

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理不尽な出来事

自転車で銀行へ行った。
混んでいて、出入り口付近にしか停められない。
ちょっと迷惑な場所かも?と思ったが、5分で済む用事なので、「ま、いいか」と、そこへ停めた。

用事が済んで自転車の元へ戻ると、隣にもう一台停められていた。
私のよりさらに迷惑な場所。
私の自転車を取り出すのが困難な程、ぴったりつけられていた。
仕方なく、その自転車を少しずらして、間に入って自分の自転車を出そうとしていると、すらした自転車の主がやってきた。
ちょっと気まずかった。
その時に謝れば良かったのかもしれない。
だが、それほど悪いことをしたとも思わなかった。
隣の自転車の主(以下主)がイラっとしているのが、分かった。

ちょっとの間があった後、 「おい、今何した!」 と、凄まれた。
丸坊主で黒メガネを掛けたイカツい男。
やばいのに当たってしまった。
とりあえず、凄い殊勝な顔をして 「どうも済みませんでした」 と、言ったものの、そちらだって出入り口付近に無理やり停めてるのだから、こういう事態があるのは当たり前だろう!と、言いたくもなった。
だが、雨も降っていないのに、主は手にビニール傘を握りしめていた。
傘の先は金属。
傘を持つ手が今にも上へ上がりそうだった。
少し前に傘で目を突かれた人のニュースもあった。
理屈で正しいことを言ったからと言って、暴力を振るわれな訳ではない。
今の私は臨月の妊婦でも無ければ、赤子連れでも無い。
世間的に同情を誘うモノは何も無い。丸腰だ。
近くにお巡りさんもいない。

「何やったって言ってんだよ!」
「自転車が取れないので、ちょっとずらしました」
「ちょっと、ずらした〜?ふざけんな!」
「どうもすみませんでした」
「俺の自転車は高いんだよ!」
「どうもすみませんでした」
「どうしてくれんだよ!」
「どうもすみませんでした」
「おい!ババア!」
「どうもすみませんでした」
「お前の安いチンケな自転車とは違うんだよ!」
「そうですね〜。このオンボロ自転車は10年以上も乗ってますからねぇ〜」

主の顔にチックが走った。

「どうもすみませんでした」
「傷でもついたら、ただじゃおかないぞ!」
「どうもすみませんでした」

主は謝りながらも、反省の色が見えない私の態度にいら立っている様子ではあったが、そのまま立ち去った。

いつもなら、自転車の停めた向きが気に入らないだけでも横柄な態度で「逆だよ逆!」などと、注意をしてくるシルバー人材のおじさんが、遠巻きに見ていた。
こういう時こそ、出て来てくれれば良いのに。

下手に反論して怪我したり、時間を食うより謝って済む方が余程マシだ・・・と思いながら、ヘコヘコしていたのだが、後から猛烈に腹が立ってきた。
誰かに怒りを訴えなければ仕事に手がつかないかもしれない。
流石に泣いたりはしないだろうが、誰かに「大変だったね」と、言ってもらう必要を感じ、旦那さんに電話。
「チンピラに絡まれた〜」
「向こうだって悪かったのに、ずっと謝ってさぁ〜」
「反論したら、怪我させられるかもって思ったんだけど、悔しいよ〜」
「ババァって言われた〜」
「仲良しでも無い人にババァって言われたの初めてだよ〜」
などと、訴えるといつの間にか泣きだしてしまった。
鼻水まで出て来てしまった。

旦那さんには「謝る時もなるべく大声で謝った方がいいよ」などと、アドバイスされるが、そんなことしたら癇に障られて、余計いちゃもんつけられるか、暴力を振るわれたような気がする。
だが、訴えたら少しすっきりした。

しかし、わからない。
私の態度はあれで良かったのだろうか?
最初に自転車を停めた位置に関しては、確かに私のミスだった。
人の自転車を動かしたことも多少、悪かった。
そして、主が来た時にすぐ謝っていれば、あるいはあそこまで絡まれることはなかったかもしれない。
多少の落ち度は認める。
だが、初対面の人間に「お前」だの「ババァ」だの言われ、何度撤去されても、お金を払って執念で乗り続けている購入当時は3万円程した愛車を「チンケな安物」と、冒涜される程のこととは到底思えない。
そして、最大の目算違いは謝って済むことなら、こんな安いことは無いというつもりで、あやまり続けたのだが、そのせいで、後になって、泣く程悔しい思いをすることに気付かなかったことだ。
「本当は悪いと思ってないのに、こんなしゃあしゃあと謝れますぜ」 と、自分の人間的な余裕を感じながら謝っていたのだが、私はそこまで器の大きい人間ではなかったようだ。
結局、謝った分だけきっちり屈辱的な気分になっていた。
本心から悪いと思っていない時に謝ると、後でツケが来るなら、無駄に謝らない方が良いに決まっている。
あの時ちゃんと反論したら、あるいはここまで悔しく無かったかもしれない。
だが、下手をすると、傘で目を突かれたかもしれない。
だが、目を突かれることを怖がっている人間は喧嘩に勝てない。

悔しいのは私は竹内力だったり、あるいは竹内力の同伴者だったら、こんな目には合わないということだ。
時々自由に竹内力になれたらよいのに・・・。

ニンタマが大きくなって、このような屈辱を味合わないで済むように格闘技をやらせたくなった。
今のところ屈強な体つき。
戦って勝てると思って謝るのと、絶対に負けるから謝るのでは雲泥の差だ。
謝るという行為は余裕の無い人間には悪影響を及ぼすだけだ。
時々納得の行っていない相手に謝られる事がある。
そういう時、漠然と恐怖を感じる。
謝ってほしい訳でもないのに、謝られて、ストレスや恨みを貯められるのは却ってマイナス。
相手を思いやるとかそういう綺麗事では無く、無駄に恨まれるのは損なので、「お願いだから、謝らないで」と、お願いしたくなる。

あの無礼な自転車の主のお陰で、無駄に色々考えてしまった。
私の事を「ババァ」と、言っていたけれど、主も30歳は超えているようだった。
そして、「高い」と自慢していた自転車も、スポーツ仕様ではあったが、かなり年季が入ってボロボロだった。傷だらけにも見えた。
見ず知らずの人間のちょっとした落ち度をあげつらって、あのようにののしったり凄んだりするのは、きっと不幸せだからなのだろう。
自分も経済的には下層レベルではあるが、以前は遠すぎて叶わないと思っていた「家族を作る」という夢も、一応叶っている。
腹が立ったら、電話で泣きごとも言える。
今はまだ腹が立っているが3日もすれば、日々の大変さにまぎれて忘れてしまうだろう。
しかし、何か復讐してやりたい。あの自転車を見かけたら、ガムでもつけたやりたい。
だが、そんなことをしたら、見つかって返り討ちに合いかねない。
ああ、悔しい。

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お仕事とあかんぼう

昨日、15分遅れで始まった祝女を見始めた途端、寝ていたはずのニンタマが泣き始めた。
始めは甘えの混じった軽い泣き方だったので、泣き止むかも?と放っておいた。
隣の部屋には誰もいませんよ・・・と言う感じにするため、テレビの音量も小さくした。
私がエキストラ出演している辺りから、泣きが激しくなってきた。
添い寝で宥めてから、録画したものを観ても良いが、深夜に観るとまた寝不足になってしまう。
「ごめん、ニンタマ。オンエアーを観るのも母ちゃんのお仕事なのだよ」と、見続ける。
泣き声は激しくなるばかり。
疲れ果てて寝るだろうと思っていたが、泣き止む気配は無い。
ここまで粘ったら、今更引き下がれない。
泣き声が気になってる上に音量を下げているので、聞き取れないセリフも多数。
とうとう番組が終わってしまった。
今、襖を開けて、ニンタマの恨みがましい目を見るのも怖い。
番組が終わって5分程経つと、急に静かになった。
そっと襖を空けると、暗闇の中自分の布団を抜け出し、襖に向かって来る途中で行き倒れのように倒れていた。
35分も泣き続けていた。
泣いたくらいで一々やってらんないぞと思いながらも、不憫になる。
泣いたらすぐあやすべきか、多少こちらのペースを優先させるか、相変わらず悩む。

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お腹がくだってる

朝、少し便が固くなったと安心していたが、出際にブシュっと音がして、オムツを見ると、明らかに下痢便。
急いでオムツを替えて、保育園へ。

今日は保育参加の日。
ちょいちょい遊んでから、近所の公園へお散歩へ。
先生がニンタマが公園の山を高這いで登る姿を見せたいとのことだったが、私が一緒だとチャレンジ精神より甘えが強くなるようで、全然登らない。
他のお友達が皆山を登っているのに、私に抱っこをせがむ。
ムキになって登らせても仕方が無いので、抱っこで登る。
皆、青っ洟を垂らしたり、砂だらけになって 無心に遊んでいる。
隙があれば、小石を投げたり、砂を食べようとしたりするので、保育士さん達は本当に大変だと、痛感。
ベビーカーに乗せると泣いて愚図るコ、おかしな方向へ歩いて行ってしまうので、連れ戻すと怒って泣くコ。
良かれと思ってしていることで、泣きわめいたりする赤子達を見て、ちょっと安心した。
ニンタマだけが特別根性が悪いと思ってる訳ではないが、皆が同じようにグズっているのを見ると、同じなのね〜と、気が楽になった。
先生が捕まえたバッタをニンタマは潰したり、足をひっこ抜きそうな勢いで掴んでいて、ドキドキする。

公園から帰って、着替えさせてお昼ご飯。
皆同じモノを食べているというのに、人の皿がおいしく見えるらしく、指をさしてねだる。
試食をさせて貰ったが、とてもおいしい。
ウチで作るモノなんて不味くて食べたくなくなるのでは?と心配になる。
ニンタマは下痢にも関わらず、物凄い勢いで味噌汁を飲みほした。
固形のモノはあまり食べさせないようにした。

その後、保育面談。
面談の途中にニンタマが朝より酷い水下痢。
こんな調子では預 けておくわけには行かない。
家へ連れて帰り、ひと眠りした後、また病院へ連れて行く。
自分が下痢をした時は絶食をして治しているので、赤子にも絶食をさせたくなるが、させて良いのか聞いてみる。
「できればいいけれど、そうも行かないでしょう」とのこと。
確かに、空腹だと寝ないで愚図ってこちらが参ってしまうかもしれない。
なるべくドロドロしたモノを食べさせることにする。

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タフなのか繊細なのか

9月4日からちょいちょい歩き始めたニンタマは、最早かなり歩くのが上手になった。
と、いっても酩酊している酔っ払いのような有様ではある。
初めのうちは6歩歩ければ、凄い凄い!という状態だったが、保育園に迎えに行くたびに驚く程、進化に驚いていた。
調子に乗って、靴を履かせて帰らせようとしたら、どこでもかしこでも座るし、地面に手を着くし、砂や土まで食べようとする。
歩けるようになると、少し楽になる?と思っていたのは間違いだった。
ここの所連れ歩くことが多かったが、知らない人の所へ遊びに行くのを阻止するのに一苦労。
ずっと行く手を阻まないと、どこかへ行ってしまう。
電車に乗ってもすぐ隣の人に触る。
ニコニコしてくれる人もいるが、露骨にいやな顔をしたり、無視したりする人も多い。
だが、そんな空気は全く読まない。
無視されても、嫌な顔をされても全くメゲない。
しかも、ニコニコあやしてくれる人をむしろ警戒して、感じの悪い態度をとり、無視したり子供が嫌いそうな人に必死にアピールする。
この間は目の見えない人にアピールしていた。
反応が無いのは気付かれていないからだと、余計に頑張るのだろうか?

食い意地も益々旺盛。
あまりにも旺盛なせいで、つい丈夫だと思って、何でも食べさせていたが、それは間違いだったのかもしれない。
ここ一週間下痢が酷くて、 ずっと水下痢。
明日はお家で見てあげた方がよいのでは・・・と、保育園でも預かりきれない状態になってしまった。

じんましんが出たり、下痢したり「ニンタマちゃんは意外と繊細なんじゃないですか?」と、言われた。
昨日もお粥をあげていたが、大人達が食べているホッケをこの世の終わりのような叫び声をあげて、ねだるのでついついあげてしまった。
そして、今朝も酷い下痢。
しばらくはニンタマがねだっても心を鬼にして、ドロドロのお粥と擦りリンゴだけしか食べさせないようにしよう。
可哀そうだと思って食べさせると却って可哀そうなのかもしれない。
だが、下痢をしているものの、機嫌も良くもの凄い元気。
タフなのか繊細なのか、いま一つ分からない。

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寝かしつけ

毎晩ニンタマの寝かしつけが大変。
そばで寝るまで、授乳したり背中をトントンしたり・・・。
私も兄も暗い部屋に放置したら、ちゃんと寝るようになったという話なので、そんなことをしなくてもいいのかもしれない。
だが、家が狭いので、暗い部屋に放置すると言っても、すぐ隣に親がいると分かっていたら、おとなしくは寝ないだろう。

そう思って、毎日毎日寝るまでそばに付き添っていたのだが、正直とても疲れる。
今日もやっとの思いで寝かしつけ、明日の予防接種の書類に記入したりしていると、目を覚ましたニンタマが起きて泣き始めた。
ここで寝かしつけると、30分くらいかかってしまう。
そのあとニンタマのそばから離れて、書類を書いたり、投げ散らかされた食べ物を拭いたり、食器を洗ったりするといつ眠れるか分からない。
一度は寝たわけだから、きっとすぐに泣きやんで眠るだろう・・・と、息を殺して書類を書き続けた。

だが、泣きやまない。
泣きすぎておかしな声にまでなってきた。
だが、ここでそばに行っては、今までこらえていたのが台無しだ。

あと、10分泣き続けたら、そばに行こうと決めて、黙々と用事を済ませていると、母から電話。
こちらの声が聞こえると、もっと激しく泣くだろう と、トイレの前まで行って話す。
泣き声は相変わらず激しい。
こんなに泣くなら、もっと早くなだめに行けばよかったと思っていると、いつの間にか静かになった。

電話を終え、のぞきに行くとニンタマは初めに寝ていた位置からだいぶズレた所で寝ていた。
自分の布団から移動して、夫婦の布団の真ん中だった。
「やれやれ」 と、寝顔を眺めていると、何かオレンジ色っぽいものが布団についている。ニンタマのゲロだった。
どうやら、泣きすぎて戻したらしい。
あわてて、シーツを取り換え、ゲロでぬれたニンタマの服も着替えさせた。
結局目を覚まし、再び大泣き。
こんなことなら、早めに慰めに行けばよかった。
ゲロがのどに詰まったりしていないのは幸いだった。
疲れるから、ちょっと放っておこうと思ったが、放っているのもしんどい上に、却って面倒なことになっただけだった。

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