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これが私の靴…?!

一週間程前の話になるが、そろそろニンタマの靴を用意しなければならないと思っていた。
ニンタマの出産祝いで、大きくなったら、絶対履くから・・・と、友達から13.5センチの靴を頂いていた。
さすがに、その靴はまだ大きすぎる。
だが、すぐに履けるようになるだろうと、玄関の脇のラックに置いておいた。
すると、一人で遊んでいたニンタマがごそごそと靴を取り出していた。
そして、両方の靴を手にとった。
じっと見つめた後、電流に打たれたような顔付きをして、私の顔を見つめた。

「まさか・・・これ、私の・・・・!」

まだ、全然言葉を話せないニンタマだが、はっきりそう訴えているように見えた。

「そうだよ」

私も無言でうなずいた。
履かせてやると、明らかに大きかったので脱がせた。
すると、目を細めて奇声を発して苦情を訴えた。
どうやら、履いていたいらしい。
仕方が無いので、しばらく履かせたまま部屋をうろつかせた。
保育園のお友達はほとんど靴を履いている。
皆、ニンタマより月齢が上ですでにしっかりした足取りで歩いているのだ。
ニンタマはまだ、時々5、6歩よたよた歩くだけだが、お友達の靴を羨ましいと思っていたのかもしれない。
これはそうそうにサイズのあった靴を買わねばなるまい。

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0歳児の世界

ニンタマの頭に赤い虫さされのようなものが出来ていた。
虫さされにしては、腫れているなぁと思っていた。
よく寝ている時に壁に激突しているので、 コブが出来たのかもと、心配になる。
昨晩は食事中に急に吐いた。
旦那さんに病院に連れて行った方が良いと言われ、早朝診療に連れて行く。
すると、「これはコブではありません。虫さされです」と、笑われてしまった。
だが、鼻水も悪化しているので、薬を出してもらった。

保育園へ連れて行くと、こちらの心配をよそに、園でお友達に会うと「お前は用無しだ〜」と言わんばかりの勢いで、お友達の所へ行ってしまった。
どうやら、親友みたいな女のコと、よく抱き合ってチュウなどしている男のコがいるようだ。
0歳児は6人なのだが、その中で誰が誰を好き・・・みたいな世界が出来あがっていて面白い。

明日が休日だと忘れていて、先程気付いた。
保育園に連れていけないとなると、お仕事ができない。
諦めて、寝かしつけてから夜中にやるしかないよう だ。

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ある取材

お仕事の打ち合わせと、ある取材を受けた。
あまり人に会わないで仕事をすることが多いので、人に会うとついつい興奮して、聞かれたことと関係ないことまでベラベラベラベラ話してしまう。

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ママ友

井の頭動物園へ連れて行く。
偶然ママ友さんに会う。
ヤマネコを見ていたら「ワンワン!ワンワン」と、叫んでいる赤ちゃんと
「ワンワンじゃないよ。 ニャアニャアだよ」と、話しているお母さん。
見てみるとママ友さんだった。
7月生まれのS君はかなり、しっかり歩いていた。
間違っているとはいえ「ワンワン」などと言っていたので、てっきりニンタマより大分大きい子供だと思い込んでいたので、びっくりした。
私はママ友さんは二人しかいないのだが、そのウチの一人は最近千葉県へお引っ越しをしてしまっていた。
寂しく思っていたのだが、この日にあったもう一人のママ友さんも関西に引っ越すことになったという。
そういう巡りあわせなのだろうか?
だが、無理に作ったお友達では無いので、縁は途切れないような気がした。

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ドヤ顔

ニンタマを病院へ連れていく。
風邪は引いているが、かなり元気。
帰宅後もカーテンでかくれんぼ。
隠れているつもりでも姿は丸見え。
だが、見えていると思っていない様子。
騙された振りをして「どこかな?」と、言っていると、喜色満面なドヤ顔。

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風邪

ニンタマが風邪を引いたようだ。
37度6分。目は潤んでいる。
だが、仕事を休む訳にもいかないので、保育園に連れて行く。

昨晩、寝かしつけの時に鼻が詰まっているような音がしていた。
最近、じんましんや下痢以外は元気だったが、保育園では鼻風邪がはやっているよう だった。
そろそろ危ないのでは?と思っていた矢先だった。
熱が上がるようなら連絡下さいと言って預けてきたが、連休が多く仕事がはかどらない上に旦那さんは再び芝居の稽古の日々に入ってしまった。
どうか悪化しませんようにと、祈る。
熱は一時は8度まで上がったらしいが、すぐに治まったようだった。
呼びだしが来ることもなく、お仕事を続けられた。

今年の4月から6月半ばまで毎日咳や鼻水に悩まされた。
あの日々が再び訪れるたらどうしたものか・・・。
咳で夜中に何度も起きて嘔吐されていた悪夢の日々がよみがえる。
そんな心配とは裏腹にニンタマは非常にご機嫌。
こちらがへとへとになっても勘弁してくれない程元気に遊ぶ。

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祝女収録へ

祝女収録。
観に行く暇があったら、本を書かねばならないのだが、ちょっと気晴らしもしたくなった。
演出家さんに
「見学に行きたいんですけど、ついでになんか出してもらえないでしょうか?」
と、頼んでみた。
演出家さんは笑っていたが、 最終的には快諾してくれた。

収録ではエキストラさん達の行列の最後尾に紛れこんで、スタジオ入り。
背景に徹する気持ちでいたが、いくつかセリフも頂いた。
エキストラさん達は下手な自意識過剰の役者より、積極的で驚く。
「あなた、他の事務所にも登録してるんでしょ」
「なんか、ちゃんとした役者さんみたいに見える」
と、言ってくれる方もいた。
つい、喜んでしまう。
考えてみたら、一応20年近く演劇をやっていて、それでお金も頂いて来た。
こんな事で喜んでいてはいけないのでは?と、我に返った。
自分の演技が下手くそだと常に、コンプレックスを持っているからちょっとでも誉められるとすぐ浮かれてしまう。
スタッフさんにも 「意外と名演技ってみんな言ってました」と、誉められ(?)た。
何だ、あの小賢しい芝居する奴は?邪魔だな?と思われるのでは・・と怯えてもいたので、まあ良かった。
舞台の癖で映っていない時にも全力で芝居してしまうので、大したことをしていないのに疲れた。

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振り向くと包丁を持って立っていた

今日、東京へ帰って来た。

旦那さんがイベントへ出る為に出かける。
久しぶりにニンタマと二人きり。
しばらく、旦那さんの実家でワイワイしていたので、二人きりにちょっぴり緊張。

歩き始めたニンタマをバナナで卓袱台にくぎ付けにしておいて、調理をしていた。
だが、すぐにこちらに来てしまう。
とりあえず、火にだけは近づけないように頑張る。
ゴーヤと梅肉と砂糖と酢を和えていて、ふとニンタマを見ると、片手に包丁を握りしめて立っていた。
「ひ〜〜〜〜!」 と、腰を抜かしそうになった。
何故かニヤニヤしている。
私の驚いた様がおかしかったのだろうか?
慌てて、包丁を取り上げる。
台所が狭いので、食器を洗った後、テーブルの上に百円均一で買った、皿やコップを並べて乾かせる、器具を置いて乾かしていた。
テーブルの端に置くと、ニンタマの手が届きそうだったので少し奥に置いていたのだが、そこで乾燥させていた包丁を引っ張りだしたようだ。
すんなり出せたからいいようなものの、取り落したり、気付くのが遅くて振りまわしていたらと思うと、ぞっとする。

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母のきもち

ニンタマが一歳になった。

朝っぱらから、私はニンタマを押さえつけて無理やり爪を切り、狂ったように泣かれてしまった。

数日前から旦那さんがニンタマの爪が伸びているのを気にしていた。
私も気になっていたのだが、昼間は一緒にいない。
夜、ニンタマが寝ている時は私も自分の風呂などで忙しいか寝てしまっている。
旦那さんが 「爪切りどこかなぁ」と探していただけなのだが、切って無いことを責められているという被害妄想に陥ってしまった。
じゃあ今切るよ!と爪を切り始めた。

初めは抵抗しなかったのだが、次第に嫌がり始めるので、無理やり押さえつけてた。
泣き叫んで大粒の涙を流し、こんな赤子のとこにこんな力が・・・と、驚くほどの抵抗をしてくる。
つい、力では敵わないことを思い知らせないと!と、こちらも渾身の力を振り絞る。
「ぎえ〜〜〜ぎえ〜〜〜!」 と、尋常じゃない叫び声を上げるニンタマ。

私も本当は面倒くさくて爪など切りたくも無い。
だが、爪が伸びすぎて剥がれてしまったり、自分の顔をかきむしったりするのも危ない。
もちろん自分が引っ掛かれるのも御免だ。
わが子と言えど、引っ掻かれると、腹が立つ。
腹が立つと、辛く当たりたくなるかもしれない。
そんな事態を避けるのは、つまりはニンタマの為でもあるのだと、強引な理由をつける。

何がそんなに嫌なのか、ニンタマは酷い暴れっぷり。
私は益々意固地になって、鬼の形相になる。
旦那さんはドン引き。

「そんな無理やり切らなくても・・・」

そんなことは分かっている。
周りにそんなつもりはないのだが、
「ヨダレが垂れている」「爪が伸びてるね」
などと、言われると、
「あんたがちゃんとしてないから!」
と、責められている気分になる。
自分としては寝食忘れて、かなり一生けん命やっているのに、まだ責められるのか・・・と、瞬時にヒューズが飛んでしまう。

今、ニンタマが泣き叫んでいるのは、自分の頑張りを誰も理解しないで責めるから。
今、ニンタマをいじめているのは周りが私をいじめるから・・・という負のサイクルになってしまった。

途中でニンタマが可哀そうになり、爪を切るのは諦めた。
「大丈夫?」 と、旦那さん。
泣いているニンタマは慰めを求めるように、胸にむしゃぶりついてきたので、そのままおっぱいをあげて、私もちょっと泣いてしまった。

爪切り程度のことでこんな事態になってしまう。
産後うつとか虐待する人とかの話を聞くと、自分がそこまでいかないで済んでいるのは、運が良いだけだとしか思えない。
周囲に理解があって、親切にしてもらっているのに、些細なことで被害妄想に陥ったり、誰も味方がいないような精神状態に陥る。
本当に、周りに誰もいなかったら、どんなことになってしまうのか、考えるだけで恐ろしい。
なるべく周囲に感謝の意を表し、これからも助けてもらえるように頑張らねば。

ニンタマは着々と歩く練習をするようになってきた。
まだ、たまに3、4歩歩くだけだが、できることが増えて、嬉しそうだ。
赤ん坊はそういうものなのかもしれないが、ちょっと泣いても、すぐご機嫌になる。
その忘れっぽさというか能天気さにも大分救われる。

夜はニンタマの誕生日会。
まだケーキなど食べられないので、鯛をあげた。

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滋賀でも仕事

ニンタマを見て頂いて、お仕事。
おじいちゃん、おばあちゃんに可愛がられているせいか、私がいなくてもご機嫌な様子。

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琵琶湖

午前中だけ琵琶湖へ連れて行ってもらう。
親子3人で琵琶湖で水浴び。
その後はお義父さんお義母さんにニンタマを見て貰って、少し泳ぐ。
結構魚が泳いでいた。

午後からお仕事。

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移動

旦那さんの実家の滋賀へ。

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カウントダウン

昨日の夕方から、ニンタマのじんましんがぶり返した。
我が子だから大丈夫だが、パッと見たらちょっと気持ち悪いくらい。
だが本人は至って御機嫌。

私が洗濯物をしまいに隣の部屋へ行った途端、
「歩いた!見た!見た!」
と、旦那さんの声。
慌て、見に行くがもう歩いてはいなかった。
だが、ニンタマは興奮してキャイキャイ笑っていた。
「あまりに普通で、三歩くらい歩いてからやっと気づいたよ!」 と旦那さん。
「アーイアイ」とお猿さんの歌を歌っていたら、浮かれて体を揺らした弾みでなんとなく歩いていたらしい。

その後、私も一歩だけ歩く所を目撃した。
まぐれかもしれない。
もう一度意識してやろうとするとうまく歩けないのだろうなぁ。
しばらくそんな状態が続くだろう。
1才まであと4日。

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