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ふたつの記念日に

旦那さんの誕生日。
そして、結婚記念日。
だが、旦那さんは稽古。私は打ち合わせ。

保育園にはニンタマを遅くまで預かってもらえるように頼んでいた。
だが、園から電話。
ニンタマ、発熱したらしい。
夏の暑さで体温調整が出来ないのか、37度5分位にはちょいちょいなっていた。
だが、37度9分とのこと。心配になる。
打ち合わせを早く上がらせてもらった。
だが、井の頭線が大幅に遅れる。
結局、早く帰った意味が無いような時間。
心配なので、保育園までダッシュしていたら、帰る途中の担任の先生に会う。
熱は下がったらしい。安心する。
迎えに行くと、かなり上機嫌。ほっとする。

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高速ハイハイ

最近のニンタマはハイハイの達人になって来た。
初めは腹ばいでのズリバイだったが、徐々に片足を立ててイザるようになり、そのうち両膝をついて高這いをするようになった。
最近ハイハイをしないでいきなり立つ子もいるらしいが、ハイハイを沢山する方が身体がしっかりするらしい。
綺麗なフォームのハイハイが出来るようになったなぁと喜んでいた。
だが、この高這いが最近凄いことになって来た。
「あ、今、エンジンがローからセカンドにギアチェンジしたな!」 と思う事はしばしばあったのだが、最近いきなりローからサードに入るというか、「いきなりサードかよ!」と、思わず逃げたくなるような高速ハイハイをする時がある。
突進してくるので、危ないと思いながらもついつい飛び越えてしまったりする。

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追われると逃げるタイプ

久々にニンタマと一日中べったり一緒だった。
午後に少し涼しくなったので、ベビーカーに乗せて図書館やスーパーへ。

初めは、こちらの顔を泣きそうな顔で見ていたニンタマだが、いつの間にかノリノリになって、「ウォウォウ」叫びながら、身を乗り出して、誰かれ構わず手を振り始めた。
パレードでもしているつりなのだろうか?
子供なんて大嫌いだ、死んでしまえ!という顔付きの危険そうな人物にまで、手を伸ばして「気付け!」と言わんばかりに一生懸命手を振っている。
「あの人は気付いてるけど、子供が嫌いだから、無視しているのだよ、多分」 と言う訳にも行かず、ドキドキしながら通り過ぎる。
図書館でも、同じ棚で本を探している人に出会いがしらに満面の笑顔で手を振る。
ぎょっとされていた。
もちろん、手を振り返してくれる親切な人も沢山いる。
スーパーでもベンチに腰掛けている老人達にスターの様に手を振りまくっていた。
「まぁ〜!なんて可愛らしいんでしょう〜!」
と、声を掛けてきたコンパスの様な足で妙に小顔のおばあさんがいた。

「色が白いわね〜。よく太って。大丈夫。髪の毛の生えない子はいないから。すぐ、綺麗な髪の毛が生えて来るわよ!」

髪が生えないことを悩んでいると一言も言っていないのにアドバイスしてくれる。
ニンタマに向かって「バァ!」と、しきりに話しかける。
だが、急にむっつり押し黙るニンタマ。
あれ?さっきまでスター気取りのように、物凄い笑顔で手を振っていたのに・・・。
子供嫌いそうな危険な人物より、このおばあさんにニコニコすればいいのに。
その後も、ニコニコ話しかけてきた人の事は完無視していた。
そして、帰り道にはまた「ウォウウォウ!」と、叫んだり、歌いながら手を振ったり、パレード状態。
人から構われるのは好きではないようだ。
家でもこちらが、抱きしめると、「離せ!」と、言う感じに逃げようとする。
面倒くさくなって、床に転がそうとすると、泣きそうな顔をして、しがみついて来る。

将来、ダメ男に振りまわされたりしないといいなぁと、唐突に思った。

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地味なピンチ

昨晩、離乳食を食べている途中に居眠りを始め、8時に寝てしまったニンタマは朝早くから、何度も起きては私の身体をゆすっていた。
その度に、押さえつけるように寝かしつけていたが、7時には限界。
観念して一緒に遊ぶ。
ウンチ臭くなったので、オムツを覗くと小ぶりなウンチがコロンと鎮座していた。
オムツを替えるついでに風呂に入れようと、服を脱がす。
オールヌードのニンタマを置いて、オムツに転がっているブツを便器へ流す。
ニンタマの元へ戻ると、ニンタマのお尻周りに水たまり。
以前はオムツ替えの度に、おしっこされたりすることが多かったので、警戒していた。
だが、最近は少しは膀胱も大きくなったのか、そういうことが減ってきたので油断していた。
そのまま身体も洗ってしまおうと、脱衣所まで連れて行く。
そして、水たまりを綺麗に拭いて、脱衣所に戻ると、今度は脱衣所にタラコ大のウンチが転がっていた。
マーキングのつもりだろうか?
旦那さんと二人だと、笑って済ませられるのだが、一人だと地味にピンチに陥る。

よく、0歳児にも絵本の読み聞かせは重要といわれていたが、今までかなりの迫真の演技で読んで見せても無反応。
絵本をバンバン叩かれるだけだった。だが、この日はいつもと違った。
ダメもとで声色を使ったり、叫んだりしながら本を読んでやると笑うではないか!
そして、読み終わると、まるでもう一度!というように、私に本を渡すのだ。
びっくりしてもう一度読む。
やはり、笑う。
そして、再び本を手渡す。
これが5回ほど繰り返された。
反応があったのは嬉しいが、これから新たな試練が始まろうとしている予感がした。

昼前に神社に参拝へ行き、午後にニンタマを従姉に預けて、「男子はだまってなさいよ」の「男子天才バカボン!」を観に行く。
久々に黄門様のように「カッカッカ」と、大笑いしてしまった。
笑いすぎて、ぐったり。
出産と子育てで基本的に消耗しているので、笑いすぎても疲れ果ててしまう。
帰りの電車では窓に頭を打ち付けても目覚めない勢いで爆睡。

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おっぱいトラブル

朝、洗濯物を干していると、手を上げる度に右胸が痛い。
久々のおっぱいトラブル。
仕事の合間に治療院へ行ってマッサージをしてもらう。
完璧に痛みが消えた訳ではないが、少し楽になった。
しばらくしても収まらす、熱が出るようなら、また来るように言われる。
最近、ニンタマの食い意地が張ってきたので、飲む量が減ってきたのと、疲れが溜まってきたせいだろう。
「疲れているからからかもしれません」
と、先生に訴えたが、
「そうかもしれませんねぇ〜」
と、あっさりした反応。
中野の治療院から出ると、一歩も歩けないような気分になった。
喉が渇いているのか、眠いのか、お腹が減っているのか気持ち悪いのかが良く分からない。
「疲れているの〜」と、訴えて「お疲れですね〜」と、言ってもらいたいなぁ〜。

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おつまみ

午後からニンタマを従姉のMちゃん宅で見て貰い、お仕事。
ニンタマはMちゃんの20歳過ぎた長男のR君の乳首を摘まんで遊んでいたらしい。
人見知りが激しい頃のニンタマはR君にギャン泣きしていたらしいので、Mちゃんは心配していたが、これには大笑いしたらしい。
以前も仙台で風呂に入れようと服を脱いだ母の胸を目の色を替えて凝視していた。
欲情した青年男子の様。
じっくり眺めた後、そっと触ったり掴んだり、顔を近づけて行ったが、いきなり私を振り返った。
目が合うと「エヘヘ」という顔をして、誤魔化すように私にすり寄ってきた。
浮気現場を目撃されて、 笑ってごまかす亭主かいアンタは?と、言うような慌てぶりだった。
そろそろ体力的にしんどくなってきたので、断乳しても良いかも・・・と思わなくもないが、こういう行動を見ると面白くなり、続けたくなってしまう。

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ともに育ち合う講座

午前中は旦那さんにニンタマを見て貰い、仕事。
帰宅後、保育園へ。
「共に育ち合う講座」 なる、どこかの大学の教授の講座に参加する。
一体どんなことを教えてくれる気なのかとワクワクする。

教授さんだけあって、シンプルなことも学術的に述べている。
最低一人一つは質問してくださいなどと言われる。
だが、誰も質問しない。
なんとなく気まずい気がして 「はい!」と、手を上げてしまう。
だが、質問する内容が思い浮かばなかった。
つい、「子供が泣いていて、感情的になってしまう時もいつも我慢してしまい、そういうストレスからついつい夫に怒鳴ったりしてしまいます」 と、ありもしないことを捏造してしまった。

「お母さんにも感情があるのは当たり前です。ただ、ヒステリックに怒鳴るのではなく、このコは何故泣いているのか?そういう風に考えてあげるようにしてあげて下さい」
と、アドバイスされる。

私の場合、何故泣いているのかはなんとなくわかるのだが、こちらが疲れていてその要求にこたえられないと、不満に思われているのではないだろうか?と、気疲れすることが多いのだが、最早路線変更は難しそう。
「はい」と、神妙な顔をした。

その後も皆、中々質問をしない。
再び「はい!」と、手をあげる。
やる気満々の母のような私。

「私は小さい時、父の教育方針で寝かしつけなどはされずに育っていて、夜になると暗い部屋に置いておかれていて、初めは泣いたようですが、そのうち普通に寝るようになったと聞くのですが、今私は毎日添い寝をして寝かしつけてます。目を覚ます度に傍へ行って添い寝したりしているのですが、どうなんでしょうか?しなくてもいいのでしょうか?」
「ヨーロッパでは子供は数カ月したら、個室で一人で寝かしつけらます。一人で寝られるというのが自立の始まりなのだそうです。もう10カ月だったら、一人で寝かしてもいいのではないでしょうか。どんなに泣いても朝まではドアを開けないっていうルールを作るのです。ウチの家族も一緒には寝たことはないですね」

その説は知っていたが、ウチの住宅事情では個室は無理。
この先家族が増えたとしても4畳半で雑魚寝をしなければならない。
暗い部屋に放置しても隣の部屋でテレビを見たり、雑談したりしていたら、大人しく眠る気にはならないだろうな・・・。
「はい、やってみます」
と、答えたものの、そもそもが不可能なのだった。

講座が終わった後、保育士さんに
「分からないことあったら、なんでも相談してください」
と、声をかけられる。
きっと凄く不安で悩んでいるように見えたのだろう。
でも、自分でそう思わないだけで、もしかすると、本当に人より悩んでいるのかもしれない。
宝くじを買って、当たりもしていないのに当たった時のことを考えて、悩んだりしている。
悩みが趣味でもあり、どうでもいいことをああでもないこうでもないと、聞いてもらうのが大好き。
旦那さんはダダ漏れでそれを聞かされているので、自分ながら、私の旦那さんは大変だと思う。
だが、旦那さんも慣れたもので、聞いた内容はほとんど覚えていない。
それくらいでちょうど良いのだろう。

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友よさらば

ノムコはオージーへ帰って行った。

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電気マッサージ器の用途

仕事の合間に16日にオーストラリアへ帰ってしまうノムコとランチ。
このランチの為に早く仕事を済ませようと踏ん張ったら、びっくりするほど捗っ た。
いつもこの調子でお仕事が出来たらよいのだが。

ランチ帰りにドンキホーテへ寄る。
あまりに肩が凝っていたので、マッサージ器具を肩にあてがう。
「やばい、気持ちいい!」
手放せなくなる。
買いたい!
でも、アルバイトでエロDVDを観る機会が多かった為、私は別な使用法ばかり目にしていた。

「こんなモノ買ったら、変態だと思われる!」
「大丈夫だよ!思われないって」

始めに手に取ったのは電池を入れる可愛らしい代物。
身体に触れる部分が3つのモノと4つのモノがあった。
次第に購入する気満々になり、
「どうしよう、3点攻めと4点攻めのとどっちがいいかなぁ〜!」
と、つい大声になってしまう。
「攻めって・・・・!」
と、たしなめられる。
どうせなら4点攻めのモノを!と、手に持ってレジに向かうと、電池仕様ではなく、コンセント使用のエロDVDで見慣れたマッサージ器具を発見。
「こっちの方が効くよ!」
と、首肩に充てられる。
コリにダイレクトに響き、即座に眠気まで襲ってきた。
確かにこちらの方が俄然、効き目がダイレクトだ。

だが・・・
すでにエログッズにしか見えない・・・。

「変態に思われる!」と、再び取り乱すが、
「大丈夫大丈夫」と、ノムコ。
結局コンセント仕様の電マを購入してしまった。
来客に見られる度に「エッチな使い方はしてません!って釈明せねば」・・・と力説していると、 「そっちにも使えばいいさ」 と、ニヤリとするノムコ。
だから、使わないんだって。少なくともニンタマが大きくなるまでは。
そして、その頃には、きっと生理も上がっていることでしょう。

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謎がちょっと解ける

早朝診療へ行って、もう一度手足口病では無いか見て貰う。
A小児科では「多分違う」と、言われていた。
今日はBクリニック。
「もしかすると・・・そうだったのかもしれませんね。でも・・・そうだったとしても、もう終わりですね。。普通に保育園へ行って構いません」 とのこと。
安心して保育園へ連れて行く。

夜、保育園帰りにスーパーで同じO歳児クラスのYちゃんのお母さんに会う。
私はニンタマをおんぶしていたが、Yちゃん母さんは丸腰。
「あれ?いない」 と、言うと
「今、ヘルパンギーナで休んでるんです」
とのこと。
ヘルパンギーナ?
初めて聞く名前。
手足口病が流行っているとは聞いていたけれど・・・。
ヘルパンギーナがどんな病気か分からなかったが、喉に水泡が出来て熱も高いらしい。
痛くて殆どモノが食べられす、毎晩泣き続けるので2、3時間しか眠れていない・・・とのこと。
なんて恐ろしい病気なのだろう。
毎日看病で眠れず、疲れ果てて
「こんなこと言っちゃいけないんですけど、今かなり旦那にムカついてるんです!」
と、凄い勢いで話し始めた。
元々Yちゃんママは思った事をすぐ口に出すタイプの人のようで、私はなんとなく好感を持っていた。
「こっちが眠れないで、ずっと抱っこしている時に鼾かいて寝てると、頭に踵落としくらわしたくなりますよ〜〜!私、今病んでます〜!」
と、テンション高い様子を見て、益々好感を持った。
こんな時に
「旦那さんだって疲れてるのよ」
「男の人ってそういうものみたいよ」
などと言っても、何もならない。
落ち込ませるだけだ。
私に出来ることは「そうそう!わかるわかる」と、激しく同意するだけだ。
同意していただけなのに、私まで何故か胸がすっきりした。
ありがとう、Yちゃんのお母さん。

ニンタマが寝た後、ヘルパンギーナなる病気について調べた。
手足口病と共に夏風邪の一種として流行るものらしい。
喉の奥にまで水泡が出来て、痛くて2、3日食欲が無くなったり高熱が出たりするらしい。
熱が出て脱水症状になっても、痛くて水を飲みたがらなかったりするという。
水も飲みたくないほどの痛みがあるのか・・・。恐ろしい。

Yちゃん母さんは明日から実家に一週間帰るとのこと。
周りに病気をうつしたくないという配慮と、お母さん自身も休みたいらしい。
もっともだ。
よく、子供を産むと長期里帰りする人のことを不思議に思っていた。
そんな長期間留守にしたら、旦那さんは羽根伸ばしたい放題になるではないか。
そして、妻子のいない暮らしの快適さを味わって、家事やら子供の世話やらやりたくなくなってしまうのでは?
そんな時に、機会さえあればというか、この隙に! と、浮気心も起こすかも・・・いや、起こすに決まっている・・・と思っていた。
だが、実際子育てを始めて、そんな些細な心配より、実家の快適さが勝ることが分かった。
旦那さんの浮気心の心配は元気で体力があって初めて、出来ることだった。
極端に言えば、浮気の心配か、死か?という選択だ。
正直時々実家に帰らなければ、死んでしまいそうにハードだ。
死んでは浮気の心配もできない。
と言う訳で、私も仕事の為とはいえ、仙台の母の元に2週間行っていたのだった。
SATCでもシャーロットが夫のハリーがベビーシッターと浮気をするのでは?と言う心配をしていたが、真っ先に気にしていたのがベビーシッターがいなくなったらどうしよう?ということだった。
そもそも浮気の心配などはしてもしなくても、される時はされてしまう。
むしろ、ニンタマの散らかしたモノを片づけていないなどと説教もされない。
仕事も育児も頑張っていて偉いねぇなどと母に褒めてさえ貰える。
居心地が良くて仕方が無い。

こうして、世間の人の行動や気持ちが少しずつ分かって行くのは、大変ではあるがちょっと面白い。

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交互

交互にニンタマを見て、旦那さんはセリフを覚えに出かけたり、私は書き物に出かけたり。

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GEBO ※食事中、食後のかた注意

久々に良い天気だったので、三鷹メイトとオーストラリア在住の親友ノムコとニンタマで散歩でもしたかったのだが、ニンタマが朝急にグズリ出し、大泣き。
泣きすぎて吐く。
これは大変と吐かせるだけ吐かせて、オンブで落ち着けて寝かしつける。
ノムコが「口の奥からヤマイモが出て来るような様を見て貰いゲロしそうになった」と、すまなさそうに言っていた。
私も何度もゲロを吐きかけられたり、ゲロまみれのニンタマに抱きつかれたりしていて麻痺していたが、確かに最初は衝撃だった。
ニンタマは夕方にも急にグズリ始め、今度はノムコがオンブであやしてくれた。

テレビのネタで「蝋人形の館」を掛けると寝る・・・という話をしていたので、かけてみようということになった。
これが効果てき面だった。
今はほとんど使われていないMDに蝋人形の館やら、お気に入りのアコーディオンの曲が入っていた。
それを掛けると、蝋人形の館の時には泣きやみウトウト。
だが、アコーディオンの曲が始まると「ピクッ」と、癇に障ったような顔になり、泣き始める。
蝋人形の館をヘビーローテーションで掛けまくると、そのうち静かになった。

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女ともだち

ニンタマに手足口病の疑いがかかり、保育園から電話が掛かってきた。
旦那さんが都合をつけて、病院に連れて行ってもらう。
「手口足病のようには見えないけれど、一応安静にしておいたら」と、言われる。
そんな状態なので、普段なら一刻も早くニンタマの元へ帰る所なのだが、この日随分前から親友達と3人でSATCの映画版を観にに行く約束になってた。
3人のウチの一人はオーストラリアから2週間だけ帰国している。
この日を逃すともうタイミングは無い。
熱も大したこどはないようなので、旦那さんにお願いして、映画に行く。

3人でSATCを見に行くのは悲願だった。
20年近い付き合いだが、3人で映画に行ったことも無かった。
映画自体はテレビシリーズからのファンじゃなければ、それほど楽しめないものだったかもしれない。
だが、ドラマの登場人物達の30代前半から40過ぎになるまでを観て来た。
大分はっちゃけている時代を知っている友達気分。
だから、彼女達が一堂に揃う・・・というだけでクラス会みたいな気持ちになる。
前回の映画版を観た時も予告で泣いてしまった。
今回は20年来の親友達と一緒に観られたので、それだけで大興奮。
ニンタマ、悪いお母さんを許しておくれ。

その日の晩はニンタマを早く、寝かしつけて3人で語りあかそう・・・と思ったのだが、3人とも早々に撃沈して爆睡。

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半月ぶりの保育園

ニンタマを2週間ぶりに保育園へ連れて行く。
旦那さんのことは覚えていたようだが、保育園の先生方を覚えているのだろうか?
いつもは担任の先生や馴染みの職員の方に会うとニコニコ愛想を振りまいていたのだが、この日はどんなに話しかけられても、反応しない。
ただじっとしている。
覚えていないのだろうか?
だが、0歳クラスの教室でお友達の姿を見ると、ハイハイで寄って行った。
お友達の輪に入ると、0歳クラスの皆がニンタマに寄って行き、頭を撫でたりしている。
「皆、ニンタマちゃん、待ってたみたいですね」 と、先生。
だが、相変わらずニンタマは二コリともしない。
そして、おもちゃを掴んで、大して面白くもなさそうに遊び始めた。
私がバイバイと手を振っても、ただじっと見ているだけだった。
いつもはニコニコ手を振ったり、ちょっと泣きそうな顔をしたりのどちらかだったのだが、この反応は新しい。
「はいはい、またこの日々ですか。分かりました。やりますよ、このルーティンワークを・・・」とでも言う感じにオモチャを振りまわしていた。
早く気持ちを切り替えて楽しんでくれると良いのだが。

この日はオーストラリアから一時帰国している親友と久しぶりに会う事が出来た。
昨年はハラボテ状態で会っていた。
なるべく赤ちゃんのうちにニンタマに会ってもらえたらと思っていたので、念願かなって嬉しい。

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ふたり

滋賀のお義父さん、お義母さんはお昼すぎに帰って行った。
急にニンタマと二人になる。
私と二人では退屈するのではないだろうかと、心細くなる。

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父との久々の対面

東京へ帰る。
二週間弱だが、とても短く感じた。
こちらでは家事を一切しないで済んだ上に、オムツ替えや離乳食を食べさせたり、這いまわったり、ヨロヨロとつかまり立ちをしたり、何でも口に入れてしまうニンタマに危険が及ばないように気を配るのも私一人ではなく、母と二人。
非常に快適だった。
ニンタマの咳も鼻水も収まった。
東京に帰り、再び一人で格闘する暮らしに戻るのが恐ろしい。

ずっとニンタマの世話をしてくれたパートのNさんとNさんの9歳の娘さんに仙台駅まで送って貰い、新幹線へ乗る。

指定席を取っていたのだが、私の座席には20代の男性が座っている。
「そこは私の席ですよ」と、いう感じにチケットを見せると、男性も自分のチケットを見せた。
確かに、男性のチケットも 私と同じA−1。
JR側のミスかと思ったが、どうやら一本早い列車に乗り間違えていたようだ。
11時26分「はやて」のつもりが、11時24分「やまびこ」に乗っていた。
こちらの方が、複数の駅に停車して到着も遅い。
だが、もう降りるわけにもいかない。
10キロ超えのニンタマ、ベビーカー、ノートブックの入ったリュック、ニンタマのおやつやオムツや着替えの入った鞄、お土産の全てを持って、4号車の車両から車掌さんのいる9号車へ向かう。
通路は狭いし、 荷物は重い。
強制労働者のような気持ちで9号車へ辿りつくが、車掌さんはいない。
途方に暮れる。
車内販売の人が来たので
「車掌さんはどこにいるのでしょう?」
と、尋ねると
「9号車です」
と、言われる。いないのに・・・。
車内販売の人に探してもらって、福島駅を過ぎてから車掌さんに席の振り替えをしてもらうことが出来た。
やっと、席に座ることが出来たが、ここからニンタマは絶好調。
椅子から降りようとしたり、つかまり立ちの練習をしたがって、やめさせるのに一苦労。
東京駅へ着いてベビーカーへ乗せると、発狂したみたいに泣くので、休憩室で授乳をする。
落ち着いたので、再びベビーカーへ乗せると再びギャン泣き。
仕方なしにオンブして、中央線へ。
中央線に乗ると、眠り始めた。
そのまま三鷹まで眠ってくれた。

自宅へついて、小一時間後、滋賀から旦那さんの両親がやって来た。
ニンタマと会うのは4月以来。
0歳の赤子の記憶がどうなっているのかわからないので、どんな反応するのだろうと気になっていた。
初め、お義母さんが抱っこしようとするが、大分愛想の無い様子。
まだ人見知りが残っているのかしら?と思っているとお義父さんには、手を差しだして抱っこされたがる。
抱っこされると、顔をこすりつけて甘えている。
「あらあら、このコは男好きなの?」 と、お義母さん。
だが、普段はどちらかというと、男の人の方が苦手なのだ。
今まで、お義母さんに相当面倒を見て貰っている上、一緒に過ごした日数も長い。
お義父さんは旦那さんに似ているので間違えているのだろうか?
以前もお義父さんに抱っこされている時に旦那さんが帰ってきたら、びっくりした顔をして両方の顔を見比べて泣いていた。
我々から見ると、見分けがつかない程似ている訳ではないが、赤子の目からは同じに見えるのかもしれない。

旦那さんが帰宅した頃にはニンタマはすでに眠っていたが、目を覚ました。
初めは旦那さんの顔を見て、ぼんやりしていたが、しばらくすると凄く嬉しそうに笑い、「今までなんでいなかったんだよ〜〜」みたいな顔をして、旦那さんの顔をバンバン叩いた。
そのままはしゃいで寝床から這い出して、隣の部屋にいるお義父さんにも気付く。
やはり、何度も何度も見比べて不思議な顔をしていたが、泣いたりはしなかった。
本物のお父さんに会っても、お義父さんに対する親しみは消えないようで、抱っこされると嬉しそうにひっついていた。

12月に旦那さんと10日程離れていた時には、すっかり忘れていたようだった。
2月の時点でも覚えているかは怪しい感じだった。
だが、今回は明らかに覚えてる様子。
生まれて10カ月ともなると、記憶もしっかりしてくるようだ。

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