午前中は旦那さんにニンタマを見て貰い、仕事。
帰宅後、保育園へ。
「共に育ち合う講座」
なる、どこかの大学の教授の講座に参加する。
一体どんなことを教えてくれる気なのかとワクワクする。
教授さんだけあって、シンプルなことも学術的に述べている。
最低一人一つは質問してくださいなどと言われる。
だが、誰も質問しない。
なんとなく気まずい気がして
「はい!」と、手を上げてしまう。
だが、質問する内容が思い浮かばなかった。
つい、「子供が泣いていて、感情的になってしまう時もいつも我慢してしまい、そういうストレスからついつい夫に怒鳴ったりしてしまいます」
と、ありもしないことを捏造してしまった。
「お母さんにも感情があるのは当たり前です。ただ、ヒステリックに怒鳴るのではなく、このコは何故泣いているのか?そういう風に考えてあげるようにしてあげて下さい」
と、アドバイスされる。
私の場合、何故泣いているのかはなんとなくわかるのだが、こちらが疲れていてその要求にこたえられないと、不満に思われているのではないだろうか?と、気疲れすることが多いのだが、最早路線変更は難しそう。
「はい」と、神妙な顔をした。
その後も皆、中々質問をしない。
再び「はい!」と、手をあげる。
やる気満々の母のような私。
「私は小さい時、父の教育方針で寝かしつけなどはされずに育っていて、夜になると暗い部屋に置いておかれていて、初めは泣いたようですが、そのうち普通に寝るようになったと聞くのですが、今私は毎日添い寝をして寝かしつけてます。目を覚ます度に傍へ行って添い寝したりしているのですが、どうなんでしょうか?しなくてもいいのでしょうか?」
「ヨーロッパでは子供は数カ月したら、個室で一人で寝かしつけらます。一人で寝られるというのが自立の始まりなのだそうです。もう10カ月だったら、一人で寝かしてもいいのではないでしょうか。どんなに泣いても朝まではドアを開けないっていうルールを作るのです。ウチの家族も一緒には寝たことはないですね」
その説は知っていたが、ウチの住宅事情では個室は無理。
この先家族が増えたとしても4畳半で雑魚寝をしなければならない。
暗い部屋に放置しても隣の部屋でテレビを見たり、雑談したりしていたら、大人しく眠る気にはならないだろうな・・・。
「はい、やってみます」
と、答えたものの、そもそもが不可能なのだった。
講座が終わった後、保育士さんに
「分からないことあったら、なんでも相談してください」
と、声をかけられる。
きっと凄く不安で悩んでいるように見えたのだろう。
でも、自分でそう思わないだけで、もしかすると、本当に人より悩んでいるのかもしれない。
宝くじを買って、当たりもしていないのに当たった時のことを考えて、悩んだりしている。
悩みが趣味でもあり、どうでもいいことをああでもないこうでもないと、聞いてもらうのが大好き。
旦那さんはダダ漏れでそれを聞かされているので、自分ながら、私の旦那さんは大変だと思う。
だが、旦那さんも慣れたもので、聞いた内容はほとんど覚えていない。
それくらいでちょうど良いのだろう。