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かわいいけど。

昨晩ニンタマは風呂で気のふれたように泣き叫び、余りのうるささに目に入れても痛くない程可愛がっている母もウンザリ気味。
どうして、泣かれるだけでこんなに疲れるのだろう。
だが、9時頃、コテっと寝た。
良かった良かったと、その後、母とキムタクのあまり面白くないドラマを見たり、しゃべったりで 夜の12時就寝。
しばらくすると、ニンタマのうめき声。
まだ、真っ暗だ。
薄目で様子を見ると、暗闇の中ニンタマがハイハイで這いまわっている。
抱きかかえて布団に連れ戻し、授乳で寝かしつけようとするが、ちょっと飲んでは、這いまわる。
私にも着いて来いという感じに、ちょっと這っては戻ってきて顔をいじくりまわしたり、よじ登ったり。
何度も寝かしつけようと試みるが、失敗。
しばらく放っておく。
変なものを見つけて、飲み込んだり、つかまり立ちをしてよろけて柱や机の角に激突したりが心配だったが、眠くて仕方が無い。
何故こんな夜中に起き るのだ。
薄目を開けてみると、何かを口にくわえて、そこら中を這いまわっている。
時々、疲れて畳の上でぐったりしている。
再び布団に連れ戻す。
すると復活して這いまわる。
「頼む・・・寝てくれ・・・ねんねねんね」
と、羽交い締めにするが、逆効果。
こちらも時々意識が朦朧としているので、少しは寝ているのだが、寝た気がしない。
周りを這いまわったり、よじのぼったり、顔を舐めたりされながら、いつの間にか明るくなっていた。
母もニンタマがうるさく騒いでいるので目を覚ましたらしい。
その時は3時30分だったという。
朝早いならまだいいが、夜中ではないか。
どうなっているのだ。せめて6時までは寝てくれ。
一緒に小一時間程遊んであげて、眠らせたほうが効率がいいのかもしれない。
だが、しんどい。
朝の7時頃、観念してニンタマに
「おはよう」
と、笑いかけると
「ニッカ〜!」
と、顔をくしゃくしゃにして喜んでいた。
「ニンタマ、可愛いけどうるさいよ」 と、声を掛ける。
「うるさいよ」だけしか言わないと、不憫な気がしたので気を遣って「可愛いけど」を付け足した。
意味ないだろうけれど。

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ニンタマのきまぐれ

ニンタマは兄にすっかりなついた。
男の人に抱っこされるのは苦手なのだが、兄には割とすんなり抱っこされていた。
だが、ここ数日なんとなく動きのキレが悪く、表情も無気力な感じ。
うつ病のおじさんみたいにぼんやりしている時もある。
だが、夕方お寿司を食べに行くと、
「俺にもマグロをよこせ」
という感じに何度も手を伸ばして来た。
「アンタはこれだよ」
と、持参した離乳食を食べさせるが、我々が飲んでいるお吸い物を少しおすそ分けすると、ぐびぐび飲んで、
「もっとよこせもっとよこせ」
と言う感じに催促する。
熱いので冷ましていると、この世の終わりのように叫ぶ。
まるで食事を与えていないかのようだ。

この日は伯父一家がやってきた。
またもやハイテンションになり、手を打ってみたりバイバイと手を振ってみたり、覚えたての芸を披露していた。
スイカを頂いたので、食べているとニンタマがまた催促をする。
細かく刻んだスイカを食べさせていたが、催促が止まらない。
ちゃんと呑み込んでいるのか心配なほど。
案の定水分だけ吸って、繊維は口に残っていたらしく、「おえっ」となっていた。
それでも「もっとよこせ、 もっとよこせ」と催促。
「ちゃんと噛んでね」
と、あげるが、
「オエッ」
となるのを繰り返し、最後は顔を真っ赤にして泣き始めた。
これは風呂に入れて、寝かしつけなければダメだ。
私一人で風呂に入れて、母や兄が伯父達とお話できれば・・・と、風呂場に連れて行く。
しばらくすると、母も風呂場にやってきた。
伯父達も気を遣って帰ってしまったようだ。
風呂を出てから寝かしつけるが、元気に復活してしまう。
仕方なしに遊ばせているとアザラシみたいな声を出した。
仄かに米の炊けるような匂い。
オムツを確認するとやはりウンチをしていた。
いつからか、アザラシみたいな声を出すようになっていた。
アザラシみたいな声を出すと何故かいつもウンチをしている。
ウンチをしたまま放置する時間が長いと、オムツの中でウンチが広がって、パンにベットリマーガリンを塗り込んだみたいになってしまう。
早めにオムツを替えれば、お尻もそれほど汚れない。
「よし!迅速にウンチを拭くぞ!」
と、オムツを取って、ウンチを拭いていると再びアザラシ声。
そして、お尻の穴の皺が盛り上がってきた。
嫌な予感は的中して、蛇のようにニョロニョロとウンチが出てきた。
「ああ・・・とんだスカトロだよ」
と、ゲンナリしながらも、ウンチでオムツ替えシートを汚す前にお尻を拭くボロ布で受け止めた。
すんでの所で、被害は食い止められた。
素早く危機を察知し、俊敏な動作で処理をした自分をほめたい気分だ。
ニンタマに危機管理能力を開発されている。

その後お腹が空になったニンタマは指をチュウチュウ吸い始めたので、布団に連れて行き授乳で寝かしつけた。
だが、何故か何度も起きては「ヒーン」と泣いて、四つん這いで布団を抜け出すのを繰り返す。
こちらは全然眠れなかった。
元気そうに見えるが、時々やたら無気力な表情をしたり、尋常ではない食欲を示したり、やたら泣いたり。
こんなに大食漢な病人はいるはず無いと思うが、心配になる。
私が仕事でいなくなることが多いからか、立ちあがるだけで「またいなくなる気なのかい?」という目をして、泣いたりする。
愛情不足でこんなことに なっているのだろうか?
だが、べったり一緒にいても泣いたり愚図ったりしている。
親がいつも傍にいないから可哀そうに・・・と言われると反発を感じるが、 やはり片身の狭い気持ちになる。

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パクパクした!

最近ニンタマの朝が早い。
昨日は4時半。今日も6時前。
母が相手をして私は寝かせて貰った。
その間、何度か母の興奮した声や笑い声を聞いた。
ニンタマがオモチャにしているお椀から食べものを取り出して食べる真似をしているらしい。
お椀には何も入っていない。
なのにお椀から何かを摘んで口に運び、 パクパクする。
母が口を突き出してパクパクすると、母の口にも見えない食べ物を運んでくれたらしい。
後で聞いて、バカな!気のせいだろうと思っていたが、私がお椀を差し出すと確かに何か摘んで食べる仕草をした。
こちらが摘んで口に運んであげるとパクッとくわえて満面の笑み。
私が口を突き出すと初めは自分ばかりパクパクやっていたが、私の口にも見えない食べ物を運んでくれた。びっくり。

兄が帰ってきて、ニンタマがあまりにも泣くので驚いていた。
この日は夕方から従弟一家が訪れた。
初めははしゃいでいたニンタマだが、興奮しすぎたのか、途中から愚図り出す。
大人が落ち着いてお話ししようかというタイミングになると、具合でも悪いかのように、泣いて手がつけられない。
冬ならそのまま寝かしつけられるのだが、この季節。
風呂に入れないと汗疹がひどくなってしまう。
従弟たちは気を遣って早々に帰って行った。
折角来てくれたのに、申し訳なかった。
のんびり話ができるようになるのはまだ先のようだ。

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しゃべった!

昨日、ニンタマは初めて「バイバイ」と、言ったらしい。
3月頃から手をパチパチさせ始め、4月頭には時々手を振るようになって、最近は手を開いたり結んだりするようになっていた。
人がバイバイと手を振ると、振り返す時もあった。
いなくなってから手を振ったりもする。
電車や車に向かっても手を振る。
モノを食べている時に従妹が「おいしいおいしい」と、 ほっぺを叩く仕草を教えていたので、ほっぺも叩くようになった。
授乳中におっぱいを噛まれたり、ちり紙を食べたりする時、私がおでこをパチンと叩いていたからか、「ダメでしょ!」と言うと、自分のオデコを自分で叩いてパチパチ鳴らしたりもしていた。
だが、言葉はまだまだだった。
偶然「パッパッ」「バッバッ」「マンマ」などと言ったり、オウム返しに言う事はあった。
だが、こちらが手を振ったら手を振り返して「バァバィ」 と、言ったという。
一度では無く何度も言ったらしい。
昨晩は私がしつこく「バイバイ」と、言ったり手を振ってみたが、反応はなかった。
だが、今日確かに聞いた。
またもや私がしつこく「バイバイ」と、言ったり立ち去る真似をして手を振ったり繰り返したら両手を振ってか細い声で 「バーバィ」と、言った。
感動して「凄いね、言ったねニンタマ〜。バイバイ言ったの〜〜!」と、抱きしめたらTシャツにハナミズをグリグリとなすり付けられた。
仕事に出かける時にもしつこく「バイバイ」と、言っていたらハイハイしながら追いかけて来て「バィバィ」と、言った。
初めて話した言葉がパパでもママでも無く「バイバイ」。
何か言語を話したのは嬉しかったが、ちょっと切なくなった。

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UNCHI!UNCHI!UNCHI!

朝一番にニンタマのオムツを替え、ほんの数分後、玄米が炊けるような匂いが立ちこめた。
オムツを覗くと、ニンタマがウンチをしていた。
オムツ替えをしている間、ニンタマがあまりにも暴れるので、モモからふくらはぎにかけてぐっちょりウンチがついた。
「最悪だ!」 と、叫ぶが母は高笑い。
一人だと苛々するような現象も、手伝ってもらいながらだとオモシロで済んでしまう。
その数分後 「おや?また匂う」 と、パンツを覗くと、またウンチ。
「凄い量だよ!」 と、オムツ替え。
その数分後またほのかな匂い。またウンチ。
そして、また・・・!
この日はなんと、朝だけで4度に渡って大量にウンチをしていた。
一体どうなっているのだろう。
確かに昨日私は何度も 「散々食べたのに、随分飲むねぇ〜」 と、言いながら授乳をしていた。
総量では大人より大量のウンチをしているような気がする。

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育ちゆく小さな人たち

仕事が終わった後、6月に生まれたばかりの従弟の赤ちゃんを見に行く。
伯父の家にもうすぐ3歳のI君、9カ月のニンタマ、生まれたばかりのHちゃんと、小さい人が集結。
母方の親戚はベビーラッシュで、4月には別の従妹も赤ちゃんを産んでいる。
ニンタマを産んで一月で腱鞘炎になった私だが、3000グラムの赤ちゃんはとても軽く、羽のように感じた。
今は10キロ近いニンタマにかなり鍛えられたようだ。
早くも新生児が懐かしく感じた。

ニンタマは晩御飯を食べて行ったのに、伯父の家でも飢えてガツガツミカンや豆腐にむしゃぶりついて、驚かれていた。

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人見知り克服?

こちらでは仕事中、母のお店に勤めてる、子供を4人育てているパートのNさんがニンタマを見てくれる。
私と二つしか年が違わないのだが、23歳の娘さんもいる。
今日は赤ちゃん大好きだという娘さんのMちゃんも一緒にニンタマをみてくれた。
ニンタマは二人の専属保母さんに可愛がられて、嬉しそう。
私がいる時は私に「だっこ〜〜〜」と、甘えたり泣いたりするが、いなくなるとかなり楽しそうに二人と遊んでいたようだ。
いきなり初対面の人に抱かれたり・・・はダメだが、私に抱っこされた状態でしばらく観察した後、少しずつ自分から近づいたり、恥ずかしがって逃げたりを繰り返して、普通に慣れて行くようになった。
初対面の人に抱かれるのは大人だって嫌だ。
人見知りは大分収まっているようだ。

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仙台へ

今日から仙台の母の所へ行く。
新幹線でニンタマが寝てくれたので助かる。
仙台では母が私の仕事がはかどるように万全なバックアップ体制を取ってくれる。
腱鞘炎も怪しいし、旦那さんは2月からずっとぶっ続けで舞台の仕事。
仕事があるのはありがたいが、毎晩夜遅いので、離乳食、風呂、 寝かしつけを毎日一人でやって、外にも行けず人にも会えないのに、うんざりしてきた。
寝かしつけた後、帰宅した旦那さんとご飯。
寝るのが夜中1時くらいになってしまい、夜中は3、4回授乳。7時起床。
40才にはちょっとキツい。
仙台に行けば、ご飯の支度は半分もやらずに済む。
風呂も入れて貰える。
私は離乳食を作るくらいだ。
心配なのは母とおしゃべりし過ぎてしまう事くらい。

今日から仙台に行くというのに、旦那さんは昨日も飲んで来ると言う。
「いいけど、私達明日からいなくなるんだからね」
と、言ったら
「えっ!」
と驚いていたが、やはり飲んで来た。
帰宅後いつ帰るの?と聞かれ、10日は帰らないと言うと、行くのはもっと先で、3日くらいで帰ると思っていたようだ。
「なんでそんな長く行くの?月曜日休演日だから月曜日に行きなよ」
などと言われる。
「もう切符買ってるし、月曜日はお母さん仕事だもん」
と言うと悲しい顔をしていた。
長々仙台に行くと言っていたつもりだったが、もしかすると言っていなかったのだろうか?
「私達どうせいなくなって、毎日飲めるようになるのに」
と、暗に仙台に行く前日くらい早く帰ってくればいいのにと匂わすと、しょんぼりしていた。
旦那さんは前厄。
2月からぶっ続けで舞台を4本やっている。
今の舞台の後もすぐにもう一本控えている。
喉も痛めてるし、腰も痛めている。怪我や事故が心配だ。
「今までと同じ感覚で大丈夫と思ってたらダメだよ。絶対大丈夫じゃないから ちゃんと休んだり、お酒減らしたりしないと」
と、言って来た。
「分かった」と言っていたが、怪しい。
人は本当に痛い目を見ないと分からない。
私がそうだった。
何度も舞台で痛くて泣きそうな思いをして来て、それでもまだ学習していない。
言っても無駄なのだ。
無駄とわかっても言わずにはいられない。
注意や忠告をしても無駄。
無駄とわかっていても言ってしまう。
無駄な事ばかりだ。

仙台へ着くと、母の友人の婦長さんが改札へ迎えに来てくれた。
ニンタマは愛想を振りまいている。
昨日に引き続き、人見知りをしていない。
実は私は密かにニンタマの人見知りを苦にしていた。
赤ちゃんの人見知りはどのくらいで収まるのか、調べたりもしていた。
結局個人差で、早く収まる子もいれば全然収まらない子もいるとしか分からなかった。
もし、本当に収まってきたとしたら、予想外に早い。
こんな突然収まるものなのだろうか?

駅前に母が車で待機していた。
ニンタマは初のチャイルドシート。
泣くかと思いきや、意外と平気。
一人前の顔をして外の景色など眺めている。
母にも鼻に皺を寄せて笑いかける。
家につくと、ご飯も出来ていて、お風呂も一人で大変な思いをしないで済む。
せめて皿でも洗おうとすると、「ニンタマがアンタと一緒にいたいだろうから、一緒にいてあげて」と、言われる。
東京での生活に比べたら、極楽だ。
こんなに楽なら子育ても楽しいのだが。

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腱鞘炎よふたたび

腱鞘炎がぶり返した。
というか、前は左手がひどくて、右手は怪しいかな?って所だった。
だからぶり返したというより、新たになってしまった。
以前は首の据わらない赤子を持つのが、困難でなってしまったが、今回は荒々しく反り返ったり回転したりするようになったからだろう。
腱鞘炎は克服したつもりで、「あんな事もあったけど今となってはいい思い出」のような気分になっていた。
日々の抱っこで筋力もつき、母がくれるサプリのお陰で完治したつもりになっていた。
私の回復よりニンタマの成長が上回っているのだろう。
ありがたい事だが、困った。
悪化させないようにしなければ。

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公園へ

井の頭動物園へ。
年間パスポートを買っているので、先週に引き続きベビーカーで25分ほど歩いて行く。
今日は動物より、ブランコやシーソーで遊んでいる子供たちをニンタマに見せる。
心なしか、ブランコの揺れに合わせて、身体をゆらしている気がした。

ニンタマが抱っこしてくれ〜と言う感じで泣き始めたので、9.6キロのアコーディオンと同じ重さのニンタマを抱っこしながら、歩く。
遊園地の乗り物も見せる。
電車の乗り物やフラワーカップみたいなモノを見せて
「早く乗れるようになるといいねぇ」
などと、声をかけていると、「一歳児から有料」という看板が目に付いた。
え?! ってことは、0歳児でも乗れるの?
早速、5枚チケットを買って、乗り物に乗りまくる。
ニンタマは怖がりもせず、喜びもせず、無反応だった。
だが、乗り物を全て乗り終えたあと、興奮してぴょんぴょん飛び跳ねていた。
乗り物から降りたついでにベビーカーに乗せると、「だっこ〜」と、言う感じで軽く泣いたが、次第に前のめりになって、はしゃぎ始めた。
帰りは急スピードをあげたり、急にとまったり、急に顔を近づけたりとアクロバティックな操作をしながら、ベビーカーを押す。
ニンタマはキャイキャイ喜んでいたが、急に泣き始めた。
今度はおんぶをする。
肉屋で丸一匹の鶏を買ったので、重くて仕方が無い。

帰宅後、母と電話。
スピーカーフォンにして、手を使わずにニンタマと遊びながら、会話をしているのだが、いつも電話の子機を奪い取ろうとするので、油断できない。
子機を持つと、ボタンを押すので、会話が大変になってしまう。
ちょっと高い棚に子機を置く。
すると、ニンタマが棚を揺らし、子機が落ちて来て頭に直撃。ギャン泣き。
「大変!」 と、うろたえるが、母はニンタマの声が聞こえたと喜んでしまう。
早々に電話を切り上げると、コブが出来ていた。
保冷剤で冷やすが、鬱陶しそうに保冷剤を奪っては床にたたきつける。
何度も保冷剤を当て直すが、すかさず床にたたきつける。
保冷剤は諦めた。

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子どもの遠足とおとなの遠足

保育園の遠足。
10時にお弁当を持って井の頭公園へ集合とのこと。
お知らせには0歳児は離乳食の兼ね合いでお弁当はなくても良い・・・というようなことが書いてあった。
そうかそうか、最悪授乳でいいじゃん!と思ったが、他の人達が全員お弁当を持ってきているのに、私だけ持ってきていない・・・という事態になったら、そこで開き直れる程、私はタフでは無い。
やはり、一応離乳食を持って行こう。

ジャガイモの青海苔和え、リンゴを煮たもの、お粥の3品。
準備でテンパって、朝ごはんも食べられずコンビニでおにぎりとサンドイッチを購入。
公園でわらべうたなどを歌ったり、保育士さん達の出し物を観たり。
0歳児は、園児が歌ったり踊ったりする催しには自由参加。
まあ、まだ歩けないので、参加できるわけもない。
だが、保健の先生に「私がニンタマちゃんをみていてあげるから、あなた踊ってらっしゃいよ」と、言われてしまう。
クラブで一踊りというのとは訳が違う。
元々、ディスコもクラブも行かない人種だし。
しかも、知らないわらべ歌。困惑する。
先生は私が知らない歌を歌い踊りたいはず・・・!と思っている様子。
参加しているのはほとんど2歳児の園児とそのお父さんやお母さん。
親だけで単独で踊ったりしている人はいない。
地味にピンチに陥るが、どうせ誰も観ていない。
よくわからない歌を人真似で歌い、人真似で踊る。
これ、誰の為にやっているのだろう。

「ありがとうございます〜」

一踊りした後、保健の先生にお礼を言い、ニンタマの元へ戻る。

そして、お弁当タイム。
ニンタマより月齢の高い赤ちゃんのお母さんで、一人だけ、全くお弁当を用意していない人がいた。
他のお母さんは皆、子供の離乳食も自分のお弁当もきちんと作っていた。
だが、そのお母さんは明るい表情で、お菓子をあげていた。
ちょっとほっとする。
本来、ちゃんと作ってあげたほうがいいのは分かっている。
だが、毎日働きながら、料理するのは本当に大変。
最近はちょっとでもニンタマの傍を離れて、皿を洗ったり、料理をしたりするだけで、この世の終わりのように泣き、ハイハイして足にまとわりついてくる。
これを無視したまま家事をするのは精神的に参る。
おんぶをしながら、家事をしたり、何度も安全な所まで戻したり、騙し騙し家事をやるけれど、普段の3倍くらい効率が悪い。
かといって、寝ている間に家事をすると、寝不足でダウンしそうになる。
世の母親は皆、こんなことをやって来たのか・・・と、毎日驚く。

遠足から帰り、ニンタマは昼寝をしたので、その隙に自分も寝る。

その後、代官山へ。
お化け屋敷でのバイトでお世話になったユミちゃんが、リラクゼーションサロンを開く準備をしているというので、遊びに行く。
お化け屋敷をプロデュースしていた二十歳からの付き合いのNさんもいる。
最近人見知りが激しいニンタマだが、ニコニコしているので、ほっとした。
だが、Nさんやユミちゃんが抱っこすると、ギャン泣き。
ちょっと前まで、抱っこリレーされてキャイキャイ喜んでいたというのに、まるで別人のようだ。

久しぶりの再会が楽しく、夜遅くまで話し込んでしまった。
帰りの電車で見知らぬ人に「赤ちゃんよく起きてるなぁ・・・」などと、言われてしまう。

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ふたりの世界

昨日、三鷹メイトがふらっとウチにやってきた。
ちょっと前に彼女の家の前を通りかかって、私が電話をしたからだった。
「キャリー達がスマスマに出てるんだよ」
と、三鷹メイト。
キャリー達とはセックス&ザ・シティの4人組だ。
映画の宣伝で来日しているのだ。
「マジで!」 と、テレビにかぶりつき。
それまで、常に緊張感を持って頑張っていると好印象だったキムタクの態度が気に入らず、すっかり嫌いになってしまった。
せっかくシャーロットが
「私は彼がいいわ〜」
って、キムタクの腕を掴んでくれたというのに、
「セックス&ザ・シティ!おもしれ〜〜〜!」
って、叫ぶというトンチンカンな反応。
なんだ、あれは?
社交辞令でももっと嬉しそうな顔をすべきだ。
「これだからおばちゃんは・・・おれはさ、キムタクなんだぜ?」
みたいな、顔までしているように見えた。
セックス&ザシティ3に出たら?と、言われた時も、どうせ誘われないのだから、もっと普通に「あ、是非お願いします」と、言っておけばいいのだ。
それを「あ、出る出る〜」って、偉そうな態度とエンガチョみたいな指をして変なポーズ。
考えてみたら、キムタクはいつも海外の著名人が来ても、タメ語でしゃべっている気がする。
どんなスターが来ても引けはとらないぜ!という意気込みを持っているのかもしれないが、チンケに見えた。

キャリー達の出番が終わったので、テレビを消してキムタクの悪口を言おうと思ったら、三鷹メイトは急用ができて、帰ってしまった。
だが、こんな風にフラッと会えるのは近所ならではだ。
旦那さんが帰ってきたら、キムタクの悪口を言おうと思っていたが、飲みに行って帰りが遅いので、話せなかった。
だから、今日こそ、キムタクの悪口を話そうと意気込む。
帰って来た早々に 「昨日、スマスマでねぇ〜」 と話し始めた。
だが、旦那さんはキムタクを庇っていた。
「トーク番組だからさ、失敗もするんだよ。きっと、あれヤバかったなぁとか思ってるよ」
「え〜、だって、こんな長年やってるんだよ?慣れっこじゃん」
「それでも、今日のあれは言わなきゃよかったなとか、思ってるって」
と、旦那さん。
「いいや、アイツはそんなこと思ってないよ」
と、言い張れるほど、キムタクを知らない。
知らない人の胸中を推測して、討論しても馬鹿馬鹿しいだけなので、やめる。
だが、何か不完全燃焼。
「昨日の飲み会はどうだった?」
と、聞いてみる。
だが、旦那さんはいつもあまり覚えていない。
「私ね、毎日一人で仕事して、あまり人ともしゃべらないでしょ?それであとはニンタマといるだけでしょ?つまんないの、毎日。ニンタマは可愛いけど、会話できないんだもん。 だからさ、毎日外でいろんな人に会ってるアナタから色々話聞きたいの。飲みに行ってもいいけど、ちゃんと覚えてて、どんなだったかとか面白いことあったら、教えてほしいの」
と、訴える。
そう言うと急に泣けてきた。
なんとなく言ったことだったが、自分で思っている以上毎日つまらなくて、参っていたようだ。
「つまんないの?まいにち?」 と、聞かれると、ニンタマの様子で面白いことも沢山ある気がする。
ただ、世の中と隔絶した感じが、しんどいのかもしれない。

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PCはごきげんナナメ

PCが不調。
元々使っているMacも、ワードが使えなくなったり、何を保存しようとしても容量が一杯と表示されて、今までのデータを沢山削除しても改善がみられなくなってしまった。
だが、このMacには今まで宝船の公演で使った音源が入っている。
壊れる前になんとかしなければ・・・と思いながら、放置。
そして、ADSL回線をauに替えた途端、ネットまで通じなくなってしまった。
音源を移動させたいのだが、やり方が分からない。
そして、3年前に父の奥さんから頂いたWindowsも液晶にヒビが入っている。
何度ウィルスバスターを入れても「無効」と、出る。
恐ろしくて仕方が無い。
そろそろもう一台安全なPCを用意しておかなければ・・・と思いつつ、どうして良いか分からない。

Macの方が、ウィルスの心配も無いし、音源もスムーズに移行できそうだが、ネットがつながらない。
つなげる方法もあるのだろうが、お店で説明を聞いてもちんぷんかんぷん。
機械音痴な私がこの問題をクリアーするには丸々一週間くらい潰さないと無理だろう。
だが、お仕事はそんなに休めない。
先延ばしにしているが、伸ばす程、後で起きるトラブルが大きくなりそうで毎日ドキドキしている。
今までの音源が入っているiPodもすでに6年前のモノ。
いつ飛んでしまうか分からない。
何か手を打たなければいけないのは分かっている。
その為に何かを買わなければいけなければ買う気もある。
だが、何から買えばいいのか、分からない。

まずはMacをつなげられる環境にした方がいいのだろうか?
それには何を買えばいいのだろうか?
もしくは、Macは諦めた方がいいのだろうか?
その際、Macに入っている音源はWindowsのPCに移動出来るのだろうか?

わからないことが多すぎる。
PCスクールにでも通いたくなってきた。
でも、分からないことが何なのかさえ、分からない。
とりあえず、何でも保存しておかなければ。

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寝るもんか

ニンタマと二人きりで丸一日過ごす。
朝はとてもご機嫌だった。
だが、洗濯物を干してると、ベランダまで這って出てこようとする。
風呂掃除に行けば、「はぁはぁ」「ぺたぺた」と、いう音が凄い勢いで近づいてきて、いつの間にか、目の前にニンタマが来ている。
音だけ聞くと、ちょっとホラーだ。
今のところ、自分の使用済みオムツのバケツをひっくり返したりはしていないが、非常に危うい。

家にいるのはスリリングなので、井の頭動物園へ。
ベビーカーで歩いていると、ショッキングピンクの服を来た60歳位のご婦人に話しかけられる。
初めは
「あら、可愛い赤ちゃん?いくつ?」
という感じだったので、普通に
「9カ月です」 などと返していた。
だが、話し始めた途端ご婦人は語り始めた。

「私、今日は暑いからずっと今まで、家で寝てたの。今日は職場が休みなものですから・・・」
「さっきまでは井の頭公園にいたのよ」
「私、今の職場・・・辞めたいなあって思ってるの。本当は電機会社に勤めたいんですけど、ここら辺に電機会社・・・ありませんかねぇ・・・」
「昨日も赤ちゃんが通って、9カ月だって。女の子だって」
「私の職場にも親戚に赤ちゃんがいて、その子は7カ月だって」

さっきまで、家で寝ていたのか井の頭公園にいたのか、さっぱり分からないまま10分以上経つ。
どうしたものか・・と思ったら、ニンタマが泣き始めた。
すると、ご婦人も
「赤ちゃん泣いちゃった・・、もう行ったほうがいいかもしれないわね」
と、言い始めた。
もしや、このご婦人も話し始めたはいいけれど、辞めるタイミングがつかめず、私が早く行けばいいのに・・・と思いながら一生懸命話していたのだろうか?
帰りは別の道から帰ろうと思った。

動物園に行くのは久しぶり。
以前よりは興味津々に動物を見るニンタマ。
手をブンブン振って興奮している。
だが、私がソフトクリームを食べ始めたら、様子がおかしくなった。
何か食べたくなったのかと、お茶をあげたりおやつをあげてもダメ。
仕方なくこっそり授乳をしたが、泣きやまない。
持ってきたおんぶ紐で背負って、帰ることにした。
しばらくおんぶしていると、鼾の音。眠かったらしい。
帰宅後、元気に復活したが、2メートル離れるだけで、まるで虐待でも受けたかのようなギャン泣き。
あやすのもウンザリしてくる。
面倒くさいので、おんぶしながら、家事をしていたら、また鼾、 「なんだ、またおネムさんかい」 と、寝かすが、19時30分という中途半端な時間なので、本格的な眠りではないだろう。
案の定30分くらいで起きる。

中途半端な眠りが祟ったのか、この日は寝かしつけても中々寝なかった。
何度も布団からハイハイして飛び出したり、つかまり立ちをしたり、反り返ったり。
捕まえて寝かしつける間、髪を引っ張られ、顔をかきむしられ、胸を蹴られ・・・マジで痛くて仕方が無い。
なんとか寝かしつけるが、夜中も何度も「ヒーン」と、泣きながら起きては動き回っていた。

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あやしい男

スキーサークル時代の先輩、さーやさんが三鷹市芸術文化センターへ観劇に行く前に遊びに来てくれた。
4月初旬にもニンタマと一緒に遊んでくれた。
だが、今は人見知りがピーク。
どうだろう?と、心配していたが、さーやさんを見てすぐ「ニコッ」と、笑った。
これは大丈夫!と、すぐに抱っこしてもらった途端、顔を米という漢字みたいにくしゃくしゃにして泣き始めた。
やばい、性急だったか・・・?
その後、何をやってもしばらく泣き続ける。
遊んでもらった恩も忘れて、何と言う態度だ。
「ニンタマ、折角遊びに来てくれたのに、感じ悪いぞ!」
と、注意したみた。
当然のことながら、全く効果が無い。
だが、ちょっと学習した。
きっと、私がしばらく抱っこしながら、お客さんと談笑してニンタマがなれたら、一人で遊ばせたりして、そして抱っこしてもらう・・・というくらい段階を踏まないとダメなのかもしれない。
面倒くさい。
だが、前日も一緒に保育参加で一緒にいたのに、従妹のMちゃんが迎えに来て預かってもらっていた。
誰かが来ると、私がいなくなる・・・と思っているのかもしれない。
だが、本当に不審な人に抱かれてもヘラヘラしていたら、困るので良いことなのだろう。

夜、いつもより早めの19時半ころ旦那さんが帰宅。
すると、インターホンがなった。
「上で排水管の工事をしているお詫びで・・」
と、言うので、旦那さんは開けてしまう。
土方の格好をした、色グロの人だった。
家に上がり込んで水道管を見せてくれという。
錆びているから・・と、工事を勧められる。
だが、
「ここは賃貸ですから、見積もりを出して不動産屋さんに出さなければ無理です。よかったら、名刺も下さい」
と、言うと、
「名刺はありません」
とのこと。
「それならば、後日名刺をポストにでも入れて下さい」
というと、帰って行った。
昼間、何度も伺ったのですが・・・と、言っていたらしいが、誰も来てはいない。
「俺、ずっと武器になるもの無いか、探してたよ」
と、旦那さん。
私もその人を見た瞬間、何か嫌な感じがした。
この日は偶々旦那さんが早く帰っていたからいいものの、普段は無力な私と赤子だけ。 しばらく用心した方がよいかもしれない。

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アウェーな一日

保育参加と保育面談。
朝、保育園に連れて行って、午前中、一緒に過ごした。
私がニンタマのいる0歳児クラスの部屋へ入ると、ニンタマは凄くびっくりしていたが、恥ずかしそうにニヤニヤしていた。
他の赤ちゃん達も見慣れない顔にびっくりして、こちらににじり寄って来る子もいた。
だが、ニンタマが私に突進してくるので、結局ニンタマばかり構うことになってしまう。
心なしか、他の赤ちゃん達はしょんぼりして見えた。
自分の親がこの場にいないことを思い出してしまうのかなぁなどと、思ったが、深読みし過ぎかもしれない。

散歩に行くことになり、廊下のドアが開けられると0歳児の子達が凄い勢いでハイハイを始めて玄関まで突進し始めた。
集団のハイハイする風景を見たことが無いので、びっくり。
おそろいの帽子とおそろいのスモッグで散歩をすると、近所の人達が手を振ったり挨拶したり。
まるで有名人が車でパレードしているようだ。
他のコ達はポカポカ陽気で気持ちよくなって、寝てしまったが、ニンタマだけは「ウホウホ」興奮して、身を乗り出していた。
最近はいつもそうらしい。

園へ戻り、マットで作った山を登ったり、トンネルをくぐる遊びをしたりした後、離乳食。
ニンタマは隣に座っている0歳時唯一の男のコをじっと見つめていた。
食べている姿が面白いから見ているのかと思ったら、
「ニンタマちゃんはソウちゃんを好きなのか、いつもじっと見ているんです」
と、保育士さん。
「え?男のコって分かってるんですかね?」
と、聞くと小首をかしげていた。
夜、旦那さんにその話をしたら、
「ニンタマは自分が男だと思っているんじゃないか?」
と、新しい説を唱えていた。確かにそんな気もする。

面談を終えた後、ニンタマを従妹のMちゃんに預け、武蔵野日赤病院へ。
前回、息を吸ったり吐いたりする検査に異常が見られたので、体調が良い時に検査のやりなおしをすることになっていたのだ。
「すっきりしないので、もうちょっとだけ付き合ってくれねぇか?」
強面の呼吸器科の先生に、そう言われての再検査。
張り切って息を吸ったり吐いたりしてみた。
結果は正常の範囲内。
ただ、正常の範囲内とは言え、前回が80歳と診断され、今回は60歳とのこと。
「年相応の呼吸器にはならないんでしょうか?」
と、言うと
「この設定自体がおかしいんだよ。60歳でも年相応なんだよ。20代のスポーツ選手でさえ、30代って出るんだよ」
とのこと。
それなら、60歳でも仕方が無いか。
だが、その設定はどうにかならないのだろうか?
「これで、あなたは無罪放免です。卒業していいよ。この検査表、コピーするから、卒業証書として」
と、先生。良かった〜!と、喜んでいると
「一応、肺の音聞かせてくれねぇか?」 と、聴診器をあてられる。
「あれ?!」 と声をあげる先生。

「やっぱ、変な音あるなぁ。あなた、喘息の気あるかも・・・」
「え・・・!ホントですか?」
「うん。怪しい音がするよ。今度一か月以上も咳が続いたら、観念して治療した方がいいかもな。うん。今回は一応解放。釈放してやるけど・・・・次は逮捕しちゃうかもしれないぞ!」
「うへ〜。風邪引かないように気をつけます〜。」

重症な喘息では無いようだが、用心に越したことはないらしい。
私は横柄な言葉遣いは嫌いなのだが、この先生が「してくれねぇか」「〜してやる」と、言う分には全然嫌ではなかった。
「あなたは喘息です!」と、決めつけてろくに説明もしてくれなかった最初の病院の先生とは全然違った。

その後、赤坂ブリッツへ。
河原君演出の「アウェー・イン・ザ・ライフ」観劇。
河原君が作、演出もやっている。
ハイレグジーザス時代から河原君がやりたがっていたことは変わらないのだなぁと、懐かしく思った。
身体の基礎が出来ている人達がやるハイレグジーザスであった。
私達は身体の基礎もなく、特技も華も乏しかったからなのか、より下品なことを連呼したり、より魂を削ることを要求されたが、本当はこういうことがやりたかったんだなぁと思った。
水野美紀さんも村上知子さんも素晴らしかった。
木野花さんも反則的に面白い。
でも、一番キュンと来たのはソニン。
あんなに可愛くて、面白くて、芸達者で、一体どうなっているのだろう。
童顔でエッチな顔も堪らない。
そんな彼女が半ケツ出して、相撲まで取っている。
いいのだろうか?

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不動産めぐり

不動産屋へ。
今住んでいるのは家賃9万8000円の37平米2DKの部屋。
夫婦二人でも、モノが異常に多い私のせいで、かなり手狭であった。
鍋が好きでかなりの数の鍋を所有しているのと、アコーディオンや電子ピアノ、着物・・・そのどれも子育て中の今は出番が無い。
だが、捨てるわけにもいかない。
ひと段落したら、また使いたいのだ。
これまでも、着物の4分の3、アコーディオン1台、韓国語の参考書などを仙台の母の家で預かってもらっているのだが、全然追いつかない。
去年ニンタマが生まれ、ベビーグッズも膨大。
もはや大人二人が寛げるスペースも無い。

そんな時、たまたま、駅徒歩5分、家賃9万円の一軒家・・・という物件を見つけた。
ただ、定期借家1年となっていた。
だが、交渉次第で伸びるかも・・・?という淡い期待で、内見を申し込んだ。
吉祥寺の不動産屋へ。
担当のIさんは他にもいいのがあったら、調べておきます・・と、いくつか物件をそろえてくれていた。
書面上はどれも、素晴らしいのであった。
今住んでいるのは三鷹市であるが、武蔵野市の方の物件も沢山あった。
まずは「初めにチェックしていた一軒家を見たい」と、訴えるが、
「定期借家の期間は1年で、それ以上はのびません。転勤している大家さんが帰って来るそうなので」と、渋い顔。
それでも見たい・・と、訴えると、
「募集をかけてから、一年なので実質来年の3月までしか住めません。引っ越しってお金かかるじゃないですか? 引っ越し貧乏になっちゃいますよ。それに、和式便所ですよ?赤ちゃんがいるのに大丈夫ですか?」
と、見せまい見せまいとする。
そうされれば、されるほど見てみたくなる。

実は先日、その辺りを通ってみて、探りをいれていたのだ。
記されていた住所付近に一軒家の平屋は見当たらなかったが、少し離れた所に、その物件と似たような間取りの恐ろしくオンボロの一軒家を発見していた。
あまりにボロすぎて、「まさか、ここじゃないだろう?」と、思ったのだが、こうまで見せまいとされると、気になって仕方が無い。
絶対に住まないけれど、ただの好奇心で見たい。
そう思ったが、そうはいえない。
結局正当な理由は思いつかなかった。
だが、ただの好奇心に付き合ってくれたなら、是非この人から借りたい・・・と、思えたかもしれない。
だが、Iさんから、「都合の悪いことは隠して、ただ貸しさえすればいい」という姿勢が感じられて、あまり信用できない気持ちになった。

それでも3軒内見した。
一つは三鷹北口から徒歩15分の56平米、10万5000円という破格の物件。
今、保育園へは徒歩5分もかからない。
もし、そこに越したら、毎日自転車で15分以上かかる。
万が一気に入ってしまったら、毎日とても大変なことになる。
気に入ったらどうしよう・・・と、心配だった。
だが、見てみると心がときめかなかった。
1階ということと、時間帯のせいか、ちょっと薄暗い。
確かに広いのだが、何か小汚くて、淀んでいるような気がした。
そして、2軒目。
18畳のリビングと4畳半の南向き6階の部屋。
予算オーバーの11万5000円。
ここはきっと明るいに違いない。
建物の外観は昭和40年築とは思えないほど、美しい。
これは・・・・と、期待した。
だが、やはり薄暗い。
コの字型の建物で、南向きなのに日が当らないのであった。
だが、壁が一面収納になっている。半端無い収納力。
作りつけの棚が全て凝っていて、とてもレトロで素敵。
素敵なキッチン。
だが、コンバットが沢山残っていた。
ということは、私が苦手な黒い奴らも沢山出るに違いない。
バストイレは一緒。
ニンタマを風呂に入れていたら、間違いなく便器に突進していくだろう。
やはり、ここもナシ。
次は北口徒歩2分の振り分け型の2DK、1階、11万円。
窓も多く、収納も多い。
だが、やはり薄暗い。
窓を開けると給水タンクの目の前。なんとなく、気が滅入る。

結局どこにも心が動かなかった。

そう伝えると、Iさんは
「結局ネックは日当たりですね。僕分かってきました」
と、顔をひきつらせていた。
Iさんからはどの部屋も「これはオススメです」と、押されていた。
確かに値段から見たら、良い物件なのだ。
だが、切羽詰まって引っ越したい・・・というわけでもない。
今より安くて条件が良い部屋があれば、引っ越したい。
本音を言えば、将来、経済的に少しでも楽になって、もっと良い部屋へ越せるようになった時、いい物件も見ておいて目を肥やしておきたい。
40にもなって将来などと言っているのも馬鹿みたいであるし、今後楽になる展望も何もない。
ただ、夢を見たいだけなのかもしれない。

不動産屋から戻る途中、別の不動産屋の前に貼ってる物件の中に家の目の前のマンションのものがあった。
前から素敵!住みたい!と、思っている建物だった。
そこは12畳、13畳、4.5畳の3部屋で15万円だった。
これは、手が出ない。
でも、内見したい・・・。
見るだけでいいから、見たい。
絶対に住めないけど・・・見たい。
適当に嘘を言って、見られないものだろうか?
住む予定も無い部屋の内見などしている時間の余裕も無いのに、悶々としてしまう。

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