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vsみかん屋のおかみさん

朝方、風呂に入りたかったが、夜中にニンタマが大騒ぎしていたので、疲れ果てて起きられなかった。
折角温泉に来たのに、残念。

午前中、ニンタマを母に見て貰い、PC作業。
午後からは、散歩。
1日から帽子が見当たらなかったので、蕎麦屋に忘れてきたのだろうと、聞きに行く。無かった。
絶対にここに忘れたはずなのだが、「ありません」と、言われる。
出産直前に旦那さんに買ってもらった帽子だった。とても、残念。

仲居さんお勧めの「ガキ大将」というラーメン屋へ。
温泉地に来てまでラーメン・・・と、思わなくもないが、出産してからラーメン屋には行った事が無かった。
母も、ここ数年ラーメンを食べたことが無いという。
最近のラーメンを食べたことのない母は、「おいしい〜〜〜!」と、大喜び。
私も久しぶりに豚骨や魚の出汁の効いたラーメンを食べられて、満足。
その後、湯河原の駅まで行き、干物やお土産を見る。
旅館に戻る前にミカンの直売所へも行く。
そこでは5キロ100円の清見オレンジが売っていた。
初め、値段に気付かず眺めていたら、

「これ、表面に傷がついちゃっただけで、味はおいしいんですよ。ただ、傷みやすいから、すぐ、今日中に皮を剥いてもらわないとダメなんです。でも、この値段でしょ? さっきから大人気で、皆何袋も買っていくんですよ〜〜〜! ほら、これも車で取りにくるからって予約済み」

と、直売所の女将さんらしき人に、まくしたてられる。
他のオレンジやら、セミノールやら、レモンも見てみたいのに、そのオレンジの説明しかしてくれない。
仕方なしにそのオレンジについて、質問してみる。

「今日は宿に泊まるので、明日の晩に皮を剥いても大丈夫ですかね?」
「わかりません!」

バッサリだった。

「そうですねぇ〜。ホントは今日がいいですけど・・・多分大丈夫かと思いますよ〜」と、こちらの心情を慮った回答を期待していたが、全てに一方的のやり手女将だ。

「ウチは業者さんからも、注文が多いんですよ!このレモンもね、イベントで使うって、さっきも追加注文。トラックで持ってったわよ!」
「この湯河原はね、芸能人も多いんですよ。あ、どこかで見た顔だなって思ったら、テレビで見た人だったってことも多いんですよ」
「全国から、バンバンお取り寄せの注文が来てねぇ〜」

聞きたい質問の回答はさっぱり得られないが、ひっきりなしに話し続けている。
すると、ニンタマが泣き始めた。
女将の後ろで使用人のようにひっそりと作業をしていた男性が、ニンタマに話しかけ始めた。
だが、愛想も悪く、固まっているニンタマ。
その男性は、後で分かったのだが、女将の旦那さんのようだった。

「僕はね〜、赤ちゃんと動物には好かれるんですよ。やっぱり、向こうも相手を見てるんだよね。アバババババ〜」

だが、ニンタマはちっとも笑わない。
物静かな人の割に、人間性に自信満々の旦那さん。

「ニンタマよ、頼む。笑ってくれ・・・」 と、念じるが、ニンタマは相変わらず、不機嫌そう。
「眠いのかな?」 と、男性。
「多分・・・お腹が減ってるんです〜」 と、フォローする。

その直売所には、ミカンを剥きやすい器具の「ムッキー」なる器具も売っていた。
気になったので質問してみたら、女将に3分程ノンストップの演説をされ、若干後悔する。
だが、非常に便利な器具だったので、購入。
100円の清見オレンジ、ゴールデンオレンジ、セミノールなども購入。
しばらく、柑橘類尽くしの生活になりそうだ。

いつの間にか、17時近くになっていた。
17時から檜風呂の貸し切りの予約をしていたので、大慌てで、風呂に入る。
檜風呂は流石に気持ちが良い。
だが、ニンタマはどうでもよいらしく、ギャンギャン泣いていた。
昨日は岩風呂に入ったのだが、滝のように流れる湯に衝撃を受けていた様子で、檜風呂よりそちらの方が、気に入っていたようだった。

夕ご飯は、三日間で一番豪勢だった。
夜、寝る前はキャイキャイはしゃいで笑いながら大興奮。
母もすっかり復活したニンタマの姿を見て、嬉しそうだった。

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