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病院まわり

朝、近所のA小児科へ。26日以来の受診。
水曜日には病児保育へ預けたので、そこに併設のBクリニックを受診していた。
A小児科の診断は、喉が赤いから風邪。
Bクリニックの診断は、突発性発疹。
熱が35度代に下がってぐったりしているニンタマの体には突発性発疹の特徴らしい発疹がポツポツ出ていた。
Bクリニックの診断のほうが当たっている気がしたが、A小児科は圧倒的に近所。
Bクリニックには30日に受診するように言われていたが、A小児科も、この発疹をみたら、突発と診断するだろう。
だが、
「喉赤いから風邪だね。」
と言われる。
「なんか発疹があるみたいなんで、突発かなと思ってたんですが」
と、訴える。
「風邪でも突発でも熱下がればどっちでも良いんだよ」
と、発疹を見てくれな い。
今日は連休前で忙しい様子。
確かに、治れば病名はなんでも良いのだ。

「このままよくなりますかね」
「大丈夫じゃない? もし、 連休中にまた熱上がったら、日赤の救急行きだね」

帰宅すると、発疹は増えていた。
ご飯を食べた後、思い立ってBクリニックへ。
こちらも混み合っていた。
だが、身体を見て
「突発だね〜。もう、一安心よ〜」
と、優しく言ってくれた。

「熱が42度も上がって馬鹿になるんじゃないかと心配で」
「ご心配でしたねぇ。でも、熱だけなら大丈夫ですよ。引きつけとか痙攣とかなければ」

何か救われた気持ちになって帰宅。
後は、私の喘息問題だ。
午後から日赤で診断を聞きに行く。
1日で病院3軒だ。
一休みして日赤でへ行くと、 先生は困惑した顔で
「何の異常も見られないんだよね」
と、説明を始めた。
スギ、ヒノキ、ハウスダスト、ダニに対してのアレルギーがあり、中々のアレルギー体質。
だから、喘息の気はある。
ただ、肺活量にちょっと問題があり、息を吸うのは普通に出来るのだが、吐く力が「ショボイ」とのこと。
これが、病み上がりだからなのか、元々こうなのかが分からない。
調べる為には、CTなどで肺の断面図などが必要。

「でも、CTは被爆すんだよね。あなた、今授乳中でしょ、う〜ん」
「そうですか・・・、そんなにしんどくないのに、そこまでしなくても・・・って思うんですよね」
「だったら、もっと体調良くなった時に来てよ。それで、もう一回検査しよう。いっつも今みたいな調子じゃないんでしょ? もっと元気な時もあるんでしょ」

と、6月に再検査をすることになった。

「私、喘息って訳じゃあないですよね」
「う〜ん、喘息じゃないとは断言できないね。これを喘息と診断する人もいるだろうね。だけど、逆に言えば喘息とも断言できないね。多少喘息の気はあるけれども、そうだとしてもそれほど重篤では無い・・・って感じだな」

だが、薬は飲まなくても良いらしい。それはほっとした。
喘息の薬など服用していたら、本格的に喘息になってしまいそうだ。
風邪を引くと酷い咳が続いて、大変なことになることが多いので、風邪を引かないように、無理をしないで、健康的に暮らせ、ということだろう。
だが、それが一番難しい。

帰宅すると、ニンタマの身体の発疹が増えていた。
突発性発疹という病気の特徴らしく、随分機嫌が悪い。
いとこのMちゃんも「笑わないし、やっぱ機嫌悪いね〜」と、言っていた。
熱の出始めはキャイキャイはしゃいだり、飛び跳ねたりもしていたのだが、その時より余程具合が悪そうだ。

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※ごはん中の人は読むのに注意※

ニンタマの熱が下がらない。毎晩40度を超える。
時々38度くらいまで下がるので、安心すると、また上がる。
今朝はついに41.5度。
びっくりしてもう一度計ると今度は数字ではなくHiと言う表示。
それは、42度を超えている・・・ということのようだ。

解熱剤を使うべきなのか、悩む。
哀れっぽい声で泣いて不憫。
本来、熱はウィルスを殺すために出すらしく、熱だけ下げても意味が無いらしい。
むしろ、病気は長引くらしい。
自然治癒に任せたいと思っていた。
だが、3日も40度以上出していると、さすがにへばってつらそう。
一時でも楽にしてあげたい。
少しは熱が下がる時もあるが、39度以下にはならず、いとこのお姉ちゃんや母に相談して解熱剤を入れることにした。

座薬なので、入れると言うのは尻の穴なのだ。
嫌がるだろうなぁと思っていたが、割と無反応。
朦朧としてるのだ。
意識がはっきりしていたら、蹴りを入れられたはずだと、またまた不憫になる。
尻に入れたらしばらく押さえているようにと言われていた。
馬油を塗り、手にラップを巻いて、押さえていると、「ブリッ」と音がした。
押さえても押さえきれないような勢いで、ウンチが出てきた。
ウンチと一緒に薬も出てきた。
出てきた薬を再度挿入。
だが、透明な液体と共に、溶けて凄く小さくなった薬がでてしまう。
座薬を入れる前にウンチをしたはずなのに・・・と愕然とする。
ラップは全く意味がなかった。
少しは吸収されているのか、全部でてしまったのかわからない。
座薬は少なくとも6時間は空けなければならない。
様子を見る。

6時間経っても39度代。
やはり効いていない?
再びトライ。 今度は素手。
どんなことがあっても薬を出さないために、押さえてから600秒辛抱することにした。
お尻がヒクヒクして、指に何度も薬が当たる。
だが、辛抱。
「ビチビチッ」
薬は留めたが、尻と指の間からまたもやウンチ。そして透明な液体。
400秒数えたあたりで指に薬が当たらなくなった。
念のためあと200秒数えた。
手もオムツもニンタマの服もウンチだらけ。
どうやって、手を綺麗にしたりオムツを変えたり、着替えさせたらはいいかわから ず、しばらくぼんやりする。

薬を吸収したのかわからないが、ニンタマが汗をかきはじめ、冷たかった手が熱くなってきた。
熱が上がる前は手足が冷たく、上がりきると熱くなる、と、いとこのお姉ちゃんから聞いていた。
検温すると38度。
一時的かもしれないが、ニンタマの目にも力が沸いている様子。
寝返りなんぞ始めた。
ちょっと元気になったら早速これか、と可愛くなる。
このまま熱が上がらないと良いのだが。

旦那さんの本番が終わったが今日からまた別の稽古。
精神力が限界なので三鷹の親友に助けを求めて事の転末を話す。
話すだけでも、気持ちが楽になる。
彼女はご飯も作ってくれた。
若干元気になって、ついおっぱいを飲みすぎて、大量にゲロを吐いたニンタマの体も拭けた。
そばを離れると泣くので、外したオムツを捨てにもいけなかったが、それらを捨てたり、散らばったタオルやらも片付けることも出来た。
まさに地獄に仏状態。
二人きりで泣かれるとしんどいが、人が来てくれると笑って話せる。

旦那さんが帰宅後3人でご飯を食べた。
ああ、毎日一緒にご飯を食べられたらよいのに・・・と、子供のような事を思った。

一眠りして復活したニンタマの熱は37度だった。
いつも夜中から明け方に熱が上がる。
このまま、上がらないといいなぁ。 祈りながら寝る。

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高熱の娘

今日は、久しぶりの会議。
ディレクターさんは「お子さんが熱なら、無理しなくてもよいですよ」と、言ってくれていた。
だが、後日改めて・・・となっても、間もなく連休に突入する。
旦那さんは稽古中。
ニンタマを見て貰う人を探すのも難しくなる。

あまりにも高熱なら、仕方が無いが、一応病児保育の予約を入れた。
夕方の17時30分までなら、空きがある・・・とのことで、13時から17時30分まででお願いした。
午前中に併設のクリニックで診察を受けて、大丈夫と判断されれば預かってもらえることになっていた。
そのクリニックは朝の7時30分から8時30分に早朝診療があり、9時30分から普通の診療がある。
午後からので、普通の診療で良いと準備をしていた。
この時点でニンタマの熱は39度4分。
おそらく、あずかるのは無理だと言われるだろうと思っていた。
こちらも心配だったので、断られたらむしろほっとするような気もしていた。
すると、8時50分ころ、病児保育施設から連絡があり、
「早朝診療に来ないのですか!」
と、お叱りを受けた。
どうも、病児保育をお願いする人はほとんど朝から夕方までの保育をお願いしていて、早朝診療を受け、そのまま保育施設へ・・・という流れのようだ。
私のように午後だけ、という人が少ないからか、キャンセルだと思われたようだ。
「こちらは待っているのですから!」 と、苛ついた対応。
あれ? 早朝診療に行くなんて言っていないけれど・・・、と思いつつ
「私に勘違いがあったようです。すみません。」
と、ひたすら謝り、普通の診療時間帯にクリニックへ連れて行く。

26日に近所の小児科で診断を受けた時には 「喉が赤いから風邪だろう」 と、言われていた。
保育園の先生には赤い発疹が二つだけあるから、突発性発疹かも・・・と、言われていた。
すると、こちらのクリニックでも
「今、流行っているし、突発じゃないかしら。明日、熱が下がるといいわね。明日下がらないようなら、別のことを考えた方がいいわね。とりあえず、29日のお休み明けの30日に受診して下さい」
と、言われた。
先生としては、こちらの先生の方が診察が丁寧だった。
身体も細かく調べていた。
突発なら熱が下がったら発疹が出るから、それで分かるらしい。

診察から、病児保育の手続きへ移る。
39度以上の熱を出しているお子さんは保育できません・・・と、書いてあったのだが、ニンタマの機嫌も良いので、大丈夫ということになったようだ。
会議に行けるのはありがたいが、39度を超えた娘を預けて出かけるのは、多少しんどいものがある。
だが、今後も頻繁にこのようなことがあるに違いない。
病児保育に預けざるをえないことも出て来る。
宝船の公演が近かったり、脚本の締め切りが近かったら、休めるはずも無い。
心配だが、自分もニンタマもこういうことに慣れないと・・・と、預けることにした。

保育園では泣いたことが無いのに、この日は預けた途端に泣きだした。
体調が悪いと、心細いのだろう。

会議から戻って来ると、保育士さんに抱かれて落ち着いた様子だったので、ほっとした。
熱は一日中高かったようだが、帰宅すると38度程度。
このまま下がってくれると良いのだが・・・。

その後、熱は上がり、40度を超えた。

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キャベツ・ヘッド

保育園から電話がかかって来た。
ニンタマが熱を出したらしい。
だが、食欲も旺盛でご機嫌らしい。
熱が下がるかもしれないが、上がったらま た連絡します・・・との事。
これは早めに迎えに行って病院へ行かねばと慌てる。

再び電話。熱が38度9分まで上がったらしい。
迎えに行くと確かに首筋が熱く、ぼんやりしているようではあるが、普通に元気そう。
小児科の待合室でもオモチャに熱中。
だが、空腹らしく時折ぐずる。
咳止めのシロップと解熱剤を処方される。
熱がぐんぐん上がるようなら使うように・・・という事だった。

帰宅後、ちょっとでもそばを離れると泣くが、もの凄い食欲。
考えてみたら、昨日も、かなりの食欲だった。
元気になったなぁと思っていたのだが。

熱はやや下がって38度だった。
最近読んだ自然療法を試してみたくなり、頭にキャベツを巻いて帽子をかぶせた。
そして、手ぬぐいを袋状に縫って、中にキャベツを詰めたものを枕にして寝かせてみた。
キャベツは穏やかに熱を下げるらしい。
乳腺炎にもキャベツが効くらしい。
実際、ニンタマを保育園に預けている間、母乳が湧いて胸がカチコチになっていた時、キャベツを胸にかぶせたら、嘘のように楽になったのだ。
心配で電話をしてきた旦那さんにキャベツを巻いたと伝えたら、一瞬絶句していた。
「一応冷えピタとかはあるんでしょ?」と聞かれた。
「あるよ」 と言ったら安心したようだった。

夜中、ニンタマの熱は40度を超えた。
キャベツ枕は継続したが、脇に保冷剤を挟ませたり、結局冷えピタを張ってみたり、やみくもにあがいた。

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公園へ

保育園は土日はお休み。
週に2日位はニンタマと一緒にいたい、と思っていたが、土日に全く仕事が出来ないのがこれほど痛いとは思わなかった。
せめて、3時間ずつだけでも仕事が出来ないものだろうか。

今日は、三鷹の親友とニンタマと3人で井の頭公園へ。
部屋で二人きりでニンタマといると煮詰まってしまうのだが、3人で散歩をしたのは凄く気持ちが良かった。
ニンタマもまだ少し、咳と鼻水が残っている。
私も喉の痛みが抜けきらないが、散歩に行けるくらい元気になってきた。
赤ん坊や子供と全く関係の無いことをノンビリ話せるのが、本当に楽しい。

まだ明るいうちから無性にシードルが飲みたくなる。
夕方にウチへ移動して、ドーナツを食べた後、シードルを飲む。
その後、ビールも飲んでしまう。
旦那さんも親友が家にいると知って、おつまみとビールを買って帰って来た。

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洗いもの

洗い物は不思議だ。
この日、旦那さんも私も、家の洗い物の八割は自分がしていると思っていることが判明。
「俺の方が洗っている」
「いいや、アタシの方が洗っている」
と、低次元な言い争いをする。
ニンタマが驚いていた。

きっと、洗い物の分量自体が二人が思っているより、多いのだろう。
どんなに沢山洗い物をしても、テーブルにコップを一つ残してしまったり、洗っていない状態のものが一つでも残っていたら、それまでの洗い物をしていなかった印象になるのだろう。
旦那さんは確かによく洗い物をしてくれる。
だが、私が洗い物をしていないと思われているのは心外だにゃ〜。

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リフレッシュの効果

喉の痛みは消えないが、身体は明らかに楽になった。

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リフレッシュ休暇

旦那さんが休演日なので、ニンタマのお迎えをお願いして、親友と岩盤浴へ。
もはや、ただじっと治るのを待って大人しくしているのが嫌になって来た。
積極的な試みがしたくなった。
凄く良くなるか、悪化するかどちらかだろう。
だが、悪化しても構うものか!と、若干ヤケでもあった。
ネットで調べてみると、岩盤浴は風邪の予防にはとてもいいらしい。
だが、岩盤浴をした翌日に熱を出した・・・というブログやら書き込みもあった。
まさに一か八かだ。

妊娠中は岩盤浴や温泉は行けなかったので、かなり久しぶり。
三鷹からバスに乗って温泉へ。
まずは、大浴場へ。
いつもなら、すぐに温まるのに、身体が冷え切っているのかいつまでも寒い気がした。
だが、出てみるとぽかぽかと暖かい。
親友とのんびり話すのも、温泉も久しぶりで実に幸せな気分。
湯船から上がって、一心地着いた後、待望の岩盤浴へ。
以前は暑くて仕方が無い気がしたが、「まだ、冷たい」と、思っている間に15分。
15分岩盤浴をしては5分休憩の3セット。
さすがに気持ちの良い汗がフツフツと湧いてきていた。
ウイルスは熱に弱いって言うし、この熱が奴らをやっつけてくれないだろうか。

終わってみると、身体が軽い!
喉の痛みは抜けないが、背中の重苦しさがスッキリ。
いかんと思ったが、ついビールを飲んでしまう。

「ウマすぎ・・・!」

親友とノンビリ風呂で語り、岩盤浴でスッキリした後、ビール。最高だ。
上機嫌で帰宅する。

ニンタマは保育園で、マットで出来た山を這って登ったり、トンネルをくぐったりしていたらしい。
帰宅した後も物凄い動き回っていたとのこと。
遊び疲れて、気絶するように寝たらしい。
旦那さんも久々にニンタマと二人きりで楽しかった様子。
こんな調子で10日に一度くらい岩盤浴に行けたら、どんなに良いだろう。

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医者への効果的な訴えかた

旦那さんに、ニンタマを保育園に連れて行ってもらい、武蔵野日赤病院へ。
3日連続で病院へ通っている。
今日の検査で喘息がどうかはっきりすると良いのだが、若干心配。

今日で3軒病院を梯子している。
理由はどうあれ、それだけでお医者さんの心証が悪いに決まっている。
セカンドオピニオン歓迎・・・と、銘打っている病院でさえ、あまりいい顔をされないものだ。
冷たくされたり、「結局うちで治療を受けるつもりなんですか?」と、露骨に嫌な顔をされたりもするだろう。
お医者さんもそれだけ患者のドクターショッピングで嫌な思いもしているのだろう。
旦那さんや、お義母さんには今までの経緯は黙っていたほうがいい、喘息って診断されたって言ったら、そういう見かたをするだろうから・・・と、言われていた。
だが、昨日の先生は紹介状を書く時に露骨に嫌そうな顔をしていた。
おそらく、病院を梯子している経緯や面倒な患者だと匂わして書いている可能性は大きい。
ここは、なるべく正直に行った方が良い気がする。

1時間程待っていて、やっと名前が呼ばれる。
診察室に入ると、ちょっと威圧的な雰囲気の先生で、ビビる。

「あなたさぁ・・・レントゲン写真とか、紹介状貰うならさ、最初の病院の貰ってこなきゃダメじゃない。喘息だって診断した病院からのじゃないと、意味が無いよ! こんな風にあちこちの病院行くのはよくないよ」

早速怒られた。
昨日の草刈民代似の女医さんは「紹介状を書いてもいいですよ」と、言った時、若干キレ気味に見えた。
なんとなく問題のある患者のように書いたのかもしれない。
暗澹たる気持ちになった。
だが、1時間以上も待って、ただ怒られて帰る訳にもいかない。
この状況をなんとかしなければ。

「今、検査したって、色々薬も飲んでるから、正確な結果でないよ」
「あ・・・どちらから頂いた薬もまだ、飲んでません」
「え?」
「まだ、喘息だと、はっきりしてないので、一応飲まないでいました」

これが良くなかった。医者の言う事を聞かない不遜な輩だと思われた様子。

「すみません。あまりにも風邪が長引いていたので、私はそんなはずはないと思ったのですが、遠方に住む親が・・・・あ、親は大学病院で医者をしているのですが、『肺炎かもしれない。普通の内科じゃなくて、呼吸器科のある病院でちゃんと見て貰って来なさい』と、言うものですから、一応親を安心させたくて、近所の呼吸器科へ言ったんです。そしたら、喘息だって言われまして・・・。でも、別に普段はそんなに苦しいわけでもないんです。だから、びっくりしてしまいまして。その先生には失礼かと思いましたが、もう一度ちゃんと検査をしたかったのです。お薬も、子供に影響すると思って、はっきりするまでは・・・と、思って飲まなかったのです」

・医療関係者が身近にいる
・親思い
・子供のことを大事にしている

の3点を盛り込んで訴えた。 
医療関係者が身近にいる・・・と、伝えることは逆効果な場合もあるが、人情に訴えるのは効果的なはず。
すると、先生は「まあ、そういうことなら・・・」と、 急に親身になってくれた。

それからは、割と話が早かった。
話してみると、中々気さくで良い先生のようだった。

「最近は、確かに喘息の人が多くてね、前の病院の先生が喘息って言ったのも分からなくもないけど・・・。う〜ん、あちこちリンパ腺は腫れているけれど、確かに僕も喘息のような気がしないなぁ。」
「あの吸ったり吐いたりする検査、多分下手だったのだと思います」
と、言うと
「今日は頑張って吸ったり吐いたりして来なさいね」
と、ニッコリ、ガッツポーズまでしてくれた。
薬のことも
「あなたが薬を飲まないでいたのは良かったかも。検査が出るまで、とりあえず、何も飲まないでいて下さい」 とのこと。
血液検査、肺活量の検査、痰の検査をすることになった。
痰は無理やりその場で唾みたいなものを出しても意味が無いので、後日、コロっとした良い痰が出たら、容器に入れて病院へ持参することになった。

会計は1万円を超えてしまった。
ギリギリ現金が間に合ったが、手持ちのお金が35円になってしまい、びっくり。
痛いなぁ。

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それはあなたです!

昨日、近所の呼吸器科のクリニックで、いきなり
「あなたは喘息です!」
と、診断され、一晩混乱していた。
とりあえず、別の呼吸器科の先生がいる病院を調べて、行ってみる。

ホームページでは医師が3人いるように記されていた。
だが、行ってみると医師は1人。
そして、火曜日の午前中には呼吸器科の医師がいると書いてあったのに、普通の内科の先生。
昨日のような血液検査も息を吸ったり、吐いたりの検査もせず 「風邪です」 とのこと。
そんなことは分かっているんだよ!
私だって初めに「風邪が治らなくて・・・」 と、言ったではないか。
「呼吸器の検査をしていただきたいんですが」
と、訴えると、
「ここでは出来ません」
と、言われた。
こんな診断なら、いつも行きつけのウチの3軒隣のクリニックで十分なのだ。
3軒隣のクリニックはとても感じもよく、先生の説明も分かりやすくて信用しているのだ。
だが、呼吸器科が無いから、わざわざ、遠くまで呼吸器科のあるクリニックに来たのだ。
頭がくらくらする。
そのまま帰る訳にも行かず、
「実は、昨日別な呼吸器科で喘息だと言われたのです。私としては、全く喘息の気がしないので、もう一度喘息かどうかの診断をしていただきたいのです。ここで出来ないのなら、その検査をしてくれる大きい病院を紹介していただけますか?」
と、食い下がった。
その先生は草刈民代のような美人だったが、明らかに嫌そうだった。
だが、紹介状を書いてくれた。
抗生剤のクラリスを処方された。
「授乳に支障の来たさない時間に飲んでください」と、言っていた。
支障を来たさない時間・・・っていつなのだろう。

昨日も今日もレントゲンを撮った。
明日もレントゲンを撮ると3日連続でレントゲン撮影になってしまう。
なんとかお願いして、レントゲン写真を借りる。
よし、明日は武蔵野日赤で検査。これで、白黒つくといいのだが。
そこで、喘息と言われたら仕方が無い。

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喘息だと?!

朝7時に起きる。
具合が悪い。
毎朝、風邪が治っていないことに絶望する。
朝が一番疲れている。

先週、母から「こんなに治らないなんて、肺炎じゃない? 呼吸器科のある病院へ行って、調べて貰いなさい」 と、言われていた。
肺炎ってものはもっと苦しいはず。
だが、母を安心させる為にも、肺炎じゃない証拠をもらって来ようと、近所の呼吸器科のある病院へ。
レントゲン写真を撮ったり、息を吸ったり吐いたり、血液検査をしたり。
息吸ったり吐いたりする検査を何度もやり直しさせられる。
診断の結果、私の予想通り肺炎では無かった。
だが、 「喘息です」 と、言われた。

「は?」
「普通の人の17%しか肺が機能してません。普通の人がいきなり、この状態になったら、苦しくてやってられませんよ。あなた、麻痺しちゃってるんですね」

とのこと。

「今、授乳中とのことなので、出せる薬は一つだけですが、授乳が終わったら本格的な治療に入りましょう。それまでは、なんとかしのいで下さい」

凌ぐも何も、特別辛くもないのだが・・・。
確かに、風邪を引いた時にいつも咳が長引いて、中々治らない。
咳に進行すると、苦しい。
あとは昔から芝居をする時、セリフ中、人より息継ぎが多い気はしていた。
だが、その程度だ。
その場で、来週の予約を入れさせられた。
何か、腑に落ちない。

「え、私喘息なんですか?」 と、聞きなおすと
「喘息ですよ(何を言ってるんだか、この馬鹿は・・・というニュアンス)」
と、呆れた様子の先生。
よしんば喘息だとしても、速攻来週の予約を入れさせたり、妙に深刻な症状のように言われるのに違和感も感じた。
喘息でもいいけど、そんなに危機感を煽らなくてもいいのでは?
「治療をオススメしますよ」 くらいで。
骨盤が歪んでるから毎日通え・・・と、予約を無理やり入れさせようとする某接骨医院を思い出した。
あそこも、繁盛していたなぁ。

「治るものなんですか?」
「そうそう、治らないよ。ずっと戦っていくつもりじゃないと」

長々通院しろってことだよなぁ・・・。
会計は6400円だった。
まだ処方箋は受け取っていないから、実際はもっと増える。 痛いなぁ。
とりあえず、もう一軒病院へ行ってみよう。
そして、息を吸ったり吐いたりする検査でさっきより沢山空気を吸ったり吐いたり頑張ってみよう。
それで、喘息と言われたら、観念するか。

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今夜も眠れナイト

お義父さん、お義母さんは滋賀へ帰って行った。
急に2人ぼっちになると、ニンタマはつまらなさそう。
ちょっとでも傍を離れると、泣くので何もできない。

昼寝をしすぎたのか、夜中に目を覚まして、大興奮。
やっと寝かしつけたら、2時。
あれ、旦那さんはまだ帰って来てないぞ?
寝てしまえばよいのだが、ニンタマが15分おきに起きてはグズるので、寝られない。
粉ミルクでぐっすり寝てくれるはずなのに、ガンガン起きる。
眠れないなぁと思っていると、旦那さんが3時過ぎに帰宅。
その後も何度も授乳に起きる。

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オットの仕事場

旦那さん出演のお芝居の初日。
ニンタマをおじいちゃん、おばあちゃんに預けて、観劇。
風邪で極力出歩かないようにしていたので、疲れて悪化するのでは?と心配だったが、意外と大丈夫だった。
旦那さんは良いお仕事をしていた。

帰宅すると、お義母さんがごはんを作ってくれていた。

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立ち上がりかける

旦那さんのご両親が泊まりに来た。
お義母さんが、滋賀からついたらご飯を作ってもいいし・・・と、言っていたが、長旅の後さすがに申し訳ない。
親友が刻んでくれた野菜のお陰でぱっぱと料理が出来た。

ニンタマは、初めはおじいちゃん、おばあちゃんに驚いた様子だったが、すぐに嬉しそうにはしゃぎ始めた。
自由自在に方向転換したり、何か取りたいものがある時のみ匍匐前進で移動をするニンタマに
「おねえちゃんになったなぁ」
と、二人ともびっくりしていた。

お義父さんが、ニンタマの手を卓袱台の上につかせたら、しばらく立っていた。
これには、私もびっくり。
お願いだから、まだ立たないで欲しい。
お義父さんが、もう一度立たせたら、無残にひっくりかえった。
ニンタマはびっくりして泣いていたが、ちょっと安心もした。

この日、ニンタマは200ccも粉ミルクを飲んだ。
「さあ、朝までぐっすり寝ておくれ」 と、思ったが、2時間後には起きて、お腹が減ったようにモゾモゾ動いたり泣いたり。
結局、その後も2時間おきに起きて授乳になってしまった。
粉ミルクは腹もちがいいんじゃないのか?
これでは、ニンタマはただデブになるだけなのでは?

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母のごはん子のごはん

親友の三鷹メイトが来てくれた。
風邪が治らない私のために、凄い勢いで煮物を作ってくれた上、私が調理しやすいように・・・と、キャベツ、 人参、牛蒡を、様々な切り方で、刻んで小分けしてれた。
あとは、ちょっと炒めたり、汁ものにぶちこんだり、ドレッシングで和えたら食べられる・・・という状態。
凄い助かった。

保育園の保健の先生に、夜、授乳で起きなくて済むように粉ミルクを勧められる。
粉ミルクは腹もちがいいので、夜中に何度も起きずにぐっすり眠るらしい。
試してみたが、ほんの少し飲んだら寝てしまった。
結局夜中に何度も起きて授乳するはめに。

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寝るタイミング

ニンタマが大きくなったので、3人でセミダブルの布団でニンタマを挟んで寝るのをやめていたが、最近また3人で眠るようになった。
だが、セミダブルで3人は狭いので、隣にベビー布団をくっつけている。
そして、何故かベビー布団に一番大きい旦那さんが寝ているのだ。
正確にはベビー布団とセミダブルをまたいで斜めに寝ている。

「ニンタマが風邪の間だけ」 と、言っていたが、そんなにまでしてニンタマの隣で寝たいのか。
断乳したら、いつでもニンタマの隣で寝かせてあげたいものだ。

今は授乳中なので仕方が無いが、セミダブルで旦那さんと二人、隣のベビー布団でニンタマという並びで寝るのはとてもしんどいのだ。
今、私が3人の真ん中で寝ることになっているが、私は元々隅っこが落ち着くタイプ。
人の間で寝るのが苦手なのだ。右隣でニンタマが泣くと、その泣き声に影響された旦那さんが大声で寝言を言ったりする。
そうなると、両隣で大騒ぎ。
そして、二人とも熟睡する時はとことん熟睡する。
自分が眠れない時に熟睡している二人に挟まれると、またまた眠れない。

これが端っこだったら、なんとなく一人の世界が保てるのだ。
ちょっと前まではおっぱいあげるのをやめたら寂しいかも・・・とも思っていたが、今は待ち遠しい気もする。
授乳していると、明らかに身体の陽気が奪われるし、いつもぐったり疲れている。
睡眠時間中も何度も起きなければならない。
寝ぼけて片乳出したまま寝てしまって、凍えて目を覚ましたり。
病気にならない方が不思議だ。

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病は気からかもしれない

先週中に治る予定だった風邪は全く治らない。
毎朝、新たな風邪を引いたのか?と思うほど、喉が痛い。
だが、身体は楽になっている気がする。

辛気臭い顔をしていると、旦那さんに怒られるので 「喉と咳は相変わらずだけど、大分元気な気がする」 と、言っておく。
旦那さんもどうみても風邪をひいていたが、三鷹から表参道まで自転車で稽古に通うと治る・・・と、言っている。
そう言いながら、ゲホゲホ咳をしていた。

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養生で興奮

ニンタマとベタベタして過ごす。
養生しなければ・・・と思いすぎて、興奮して眠れない。
だが、一応横たわってじっとしていた。

リンパ腺は益々腫れている。
朝、起きる度に 「まだ治らないのか・・・。こんなに養生しているのに・・」 と、絶望的な気持ちになる。

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ふたりきり

近所の小児科で三種混合の予防接種。
風邪をひいているので、心配だったが、「熱も無いし、喉も赤くないので大丈夫」 とのこと。
久しぶりにニンタマとずっと二人きり。
ニンタマが寝たら、私も寝る方式で、一切の家事はやらないで養生。
だが、治らない。
熱は下がったのだが、耳の下のリンパ腺が腫れて痛くて首が回らない。

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助っ人(三鷹在住)登場

ニンタマの鼻水も酷くなる。ニンタマも風邪なのだろうか。

保育園に連れて行ったら、様子を見ましょうとのこと。
朝からやらなければならないことに追われる。
終わったら休もうと思いつつも全く終わらない。
やっと一休みした途端、自分の身体の熱さにびっくり。
でも、こういう時に熱を測っても大体36度9分くらいだったりする。
時には低すぎて、35度台だったりもする。
自分を安心させる為に熱を測ったら、38度5分。
驚いてもうい一度測ると少し下がって38度2分。
いずれにしても38度台。
もはや風邪じゃないとは言い張れない。
しかし、授乳中なので、薬は飲めない。自力で治すしかない。

フラフラになりながら、保育園にお迎えに行く。
すると、ニンタマの眼やにが酷いので、眼科へ連れて行くように言われる。
伝染性のものならば、保育園は休まなければならない。
確かに、鼻水と連動して眼やにが酷くなっていた。
だが、この時のニンタマはわが娘ながら病気の捨て猫のような有様。
鼻水と眼やにで顔全体が小汚くなっていた。
そんな状態なのに、私を見ると満面の笑み。
不憫になる。

駅前の眼科へ連れて行く。
眼やにの成分を調べたところ伝染性では無い様子。一安心。
抗菌作用のある目薬を処方される。
帰宅後目薬を点眼したら、凄まじい抵抗にあう。

ギャン泣きされている所に三鷹メイトが肉とノリ巻きを買って来てくれた。
彼女を見たら、ニンタマも気分が変わったのか徐々に落ち着きを取り戻し、遊んだり笑ったりするようになった。
煮詰まっていた私の気分もかなり楽になった。
肉も焼いてくれた。
いつも泣かれたり騒がれているので、落ち着いて食べられる状況なったのは久しぶり。
それなのに、いつもの癖で、ろくに噛まずに丸のみしそうになる。
自分もニンタマも病気で旦那さんは本番前で忙しい状態。
休むことも出来なければ食べ物にも困っていた。
自分の仕事も進まず、焦ってもいた。
状況が悪い時にはあまり人に会わないようにしているのだが、切羽詰まっていたので、頼ってしまった。
だが、最近は助けて貰うばかり。
出産の時にもお世話になった。
してもらうばかりで、全然おかえしが出来ていない。
いつかおかえしが出来ると良いのだが。

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母vs子(ミニ)

この日も保育園から帰ってから、ニンタマは狂ったように泣いていた。
迎えに行った時は嬉しそうな顔をしている。
だが、支度に時間がかかったり、先生とのやりとりを終え、スーパーによって帰ったりするのがいけないのかもしれない。
しっかり、ニンタマが喜んでいる時にきっちり再会を喜んだ方がいいのかもしれない。
とりあえず、明日からは保育園帰りにスーパーに寄るのはやめよう。

落ち着いてからもニンタマは中々私と目を合わさない。
預けられて恨んでいるのだろうか?と、おろおろ。
だが、ハッとする。
毅然としなければ。自分が怠ける為に保育園に入れた訳ではないのだ。

しばらく上から目を反らし続けるニンタマを見降ろしていた。
ニンタマは間もなく挙動不審になり、ちろちろ上目遣いでこちらを見始めた。
なおもじっと見つめ続けていたら、急に甘えたような顔になり、私の顔に手を伸ばし、頬の肉と前髪付近を「グワシ」と、掴んで、自分の顔に引きよせ、鼻水を顔になすりつけた。
「うわ、きたね〜」 と、思ったが、なんとなくわだかまりが解けた雰囲気。
それから普通にご機嫌な様子に戻った。

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エスパー(三鷹在住)

喉も痛く、咳も止まらない。だが、熱は無い。
お仕事に行きたいが、悪化しては元も子もない。
家で出来ることを頑張る。

ニンタマを迎えに行く、保育園ではご機嫌な様子だったが、帰宅後大荒れ。
狂ったように泣く。何をしてもダメ。
あまりの激しさに途方に暮れる。
そんな時に親友の三鷹メイトから電話。

「今、何か困って無いかと思って」

何故、分かるのだろう!
確かに困っている。だが、何と言ってよいか分からない。
「来て〜」と、助けを求めても、私がすることはニンタマにおっぱいをあげたり、寝かしつけたりするだけなのだ。
無駄足みたいにさせてしまうかもしれない。
結局、「またね〜」 と、電話を切った。
だが、このタイミングの電話。
私が困っているのが何故、分かったのだろう。超能力?

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離乳食

慣らし保育3日目。

離乳食の試食会。
保育園で食べさせている、離乳食を食べさせて貰う。

「やばい・・・。ウマい。」

家ではただ、適当に潰した野菜やおかゆをちょこちょこあげいてた。
だが、保育園でこんなウマいもの出されたら、まずいモノは食べなくなってしまかも。
離乳食なんて、真面目にやらないと決めていたのに。

「ニンタマちゃんは今何回食ですか?」
「適当です。欲しそうな顔をしたらあげて、欲しそうじゃなければそのまま・・・て感じで・・・」
と、うすら笑いでヘラヘラする。
「お母さん、声大丈夫ですか・・・」
「はい。声だけおかしいんですけど、元気です」
別のお母さんは 「うち、普通にパンもご飯も食べさせてます」 と、言っていた。
「まだ、消化機能が未熟ですから、おかゆやパンがゆにしてあげて下さい」 と、言われていた。
どうやら適当派がここにもいるようだ・・・と、心強くなった。

帰宅後、急に激しい咳が出始めた。

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未来の恋人

声は益々酷くなっていた。
普通に話すのに倍の体力を使う。

この日は前々から楽しみにしていた、デザイナーのトシちゃんと財団法人ノリオちゃん主宰のお花見。
三鷹メイトの助けを借りて、ベビーカーで井の頭公園駅へ。
場所取り争いに負けたらしく、桜の木からは遠いところに目当てのグループを発見。
ニンタマ以外にも子供が3人いた。
ノリオちゃんは「俺は今まで、 iPhoneが欲しいとか物欲ばっかりだったけど、今日見て思ったわ。俺、子供が欲しい。今年中に子供作るぞ!」と、言っていた。
すかさず、 「それも物欲だよ」 と、突っ込まれていた。
ノリオちゃんは、そう言いながらも、ニンタマに 「大きくなったら、おじちゃんと付き合うんだぞ」 とも、囁いていた。
40違いじゃないか。
本当にイザとなったら、お願いするかもしれないが。

この日、ニンタマは初めて人見知りらしい行動をとった。
昨日までは大丈夫だったのに、私以外の人が抱くと泣いてしまうのだ。
これでは人に預けてトイレも行けないではないか。
昨日と今日に何の違いがあるのだろう。

ニンタマのオムツ替えにトシちゃん宅へ。
室内に入ると、長々外にいて疲れていたことが分かり、そのまま休ませてもらう。
寒さに疲れた女性陣も続々とトシちゃん宅へ。
花見・・・というよりは、久しぶりに沢山の仲間とおしゃべりが出来て、楽しかった。

この日、皆に声の異変を突っ込まれ「風邪じゃない?」 と、言われる。
「花粉症」と、言い張ったが、あれだけ咳をしていたら、風邪と言われるのも無理はない。
昨日は声がおかしいだけだったが、今日は喉も痛い。
認めたくないが、3月20日頃に引いて、治ったと思っていた風邪が治りきらずにぶり返したのか?

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絞りカスなママの充電

朝から声が変だったが、特に異変も無いのであまり気にしなかった。
演劇ライターの岡崎香さんにニンタマを預けて、宝船看板女優高木珠里嬢が出演している亜熱帯「サブトロピカルライフ」観劇。
以前、岡崎さんに「いつでもベビーシッターするわよ〜」と、言っていただいていた。
仕事でも無いのに甘えて良いのだろうか?と、思いつつダメ元でお願いしたら、快諾してくださった。
新宿で抱っこ紐ごと、ニンタマの受け渡し。
「おや?」と、戸惑った顔をしていたが、とくに泣く様子も無く、ニンタマと岡崎さんは人混みに消えて行った。

亜熱帯は、昔私がお世話になっていた黒川麻衣さんのユニット。
当時はオムニバスが中心だったが、最近は一本のストーリーものが多かったようだ。
今回、オムニバスは久しぶりらしい。
観劇して、凄く懐かしい気持ちになった。
珠里ちゃんは凄くハマっていた。
10数年前オッホ(当時の黒川麻衣さんの劇団 名)と、ハイレグジーザスを交互に出演していた頃が、芝居が一番楽しい時期だったかもしれない。
緻密な振れ幅で細かい演技を要求されるオッホと、とにかくテンションをあげて暴れたり、日常では絶対に言えないような下ネタを叫んだり連呼したりしていたハイレグジーザス。
緻密なことに神経が疲れると、暴れて、 暴れてすっきりしては緻密な演技を楽しむ・・・というバランスが良かった。
オムニバスでは、役者の振れ幅も楽しめる。
珠里ちゃんお得意の年配のおばさまから、女子中学生、様々なキャラが堪能できた。

終演後、麻衣ちゃんや珠里ちゃんに挨拶。
沢山の人に会うのは久しぶり。
アラフォーになると、久しぶりに会う人を見て「老けたなぁ」と、思う事が多いのだが、麻衣ちゃんは全く変わっていなかった。
半年前、赤子を産み落としてから、毎日食料として母乳を出し続け、私自身はすっかり絞りカスの様になっている。
芝居などで沢山の人に会うと、「うわ、絞りカスだなぁ・・・」と、思われているのでは?と、被害妄想に陥ってしまう。
それで、ついつい予防線をはって、「もう、すっかり絞りカスですよ〜」「もう、ボロ雑巾です」などと、言ってしまう。
だが、言ったところで良いことは何も無い。

ニンタマを預けている岡崎さん宅へ。
岡崎さんの他に私のスキーサークルの先輩Sさんも一緒にシッターをして下さっていた。
赤ちゃん好きな岡崎さんの旦那さん、二人の息子さんもニンタマを可愛がってくれていた。なんともぜいたくだ。
私が到着するまで楽しく遊んでいたようが、私を見た途端に泣き始めた。
今さらながら、預けられていたことに気付いたようだ。
その日はそのままお好み焼きをごちそうになる。
おいしいチーズやら、おつまみも出てきて、帰るのが嫌になるが、赤子連れなので、しぶしぶ帰宅。
電車は混んでいて全く座れず、三鷹に着く頃にはへろへろになってしまった。

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母と子

慣らし保育一日目。

ウンチが出ないせいか、朝、離乳食もほとんど食べない。おっぱいも飲まない。
だが、登園直前に大量ウンチで服もオムツ替えシートもメチャメチャになり、大慌て。
申し訳程度に授乳させる。
大慌てで、登園。

慣らし保育なので、登園させて1時間30分でお迎えに行く。
ニンタマはほとんど寝ていたらしい。
確かに、起きて2時間経つといつも眠ってしまう。
となると、登園させる2時間前に起こすのは良くないかもしれない。
まだリズムが分からない。
だが、まだ初期ということで、朝、離乳食を食べさせないで良いと分かり一安心。

今まで、ニンタマを預けて書き物をしてきたが、3、4時間のことが多く、長くても6時間位だった。
だが、本格的に保育園へ通うと10時間、離れ離れになる。
10時間も離れることはほとんどなかったので、こちらもドキドキだ。
最近急に甘えっ子になったようで、ちょっとでも姿が見えないと泣いたりするようになってしまった。
ニンタマも心配だが、自分にとっても未知の世界。
私も大丈夫なのだろうか?

話は変わるが、よく、子供が泣くと「やっぱりお母さんがいいのね」などと、言われることが多い。
この言葉を聞くと、いつも腹が立っていた。
最近でこそ、他の人と母親である私の違いを理解し始めたようだが、以前は誰であろうが、変わりなくギャンギャン泣いていた。
どんなに世話していようが、関係無かった。
今だって、1週間・・・いや、3日、世話する人が変わったら、私のことなどすぐに忘れてしまうだろう。
そういうと、親馬鹿な旦那さんは 「ニンタマはそんな馬鹿じゃないよ」 と、言っていた。
でも、私は忘れられる自信満々である。
自分を庇護してくれると思っているから、「絶えず傍にいてくれ〜」と、泣かれるだけであって、好かれているわけでもない。
傍にいることが多いから・・・というだけの理由で、個人の資質や努力の産物では無い。
だから、お約束の美談のように
「やっぱりお母さんがいいのね〜」
と、言われると、
「違うね。便利屋だと思われてるだけだよ!」
と、否定したくなってしまう。
コイツらにそんな道理が分かるはずが無いのだ。

だが、好かれているわけではないと否定しつつも、毎日目で追いすがられると、鬱陶しいと思いつつもその気になってしまうのも事実だ。
最近、ニンタマが物凄く可愛く見えるようになって来た。
こんなに可愛くなっちゃったら、困るじゃないか。

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保育園デビュー

ニンタマの保育園入園式。

保育園に預けると、親は多少楽を出来るイメージがあるが、結構大変。

服やタオルや布団カバーに名前を縫いつけたり、暴れる子供を押さえつけて毎日検温したり、何時に寝て、何を食べて、いつウンチをしたか・・・などを書類に書いて提出したり、保育園に持っていくオムツ一枚一枚にも名前を書いたり・・・。

普段、忘れ物やうっかりミスが多いタイプなので何度も何度も持ち物を確認する。

ニンタマは朝起きて30分位、自主トレみたいに運動をすると、オムツから漏れるほどの大量ウンチをする。

大量ウンチをすると、いきなり飢餓状態になる。

なので、登園直前に起こして保育園に連れて行くのは怖い。

登園途中でウンチをしてしまったら・・・?
そして、飢餓状態になってしまったら?

慣れてきたら、直前に起こすようになるかもしれないが、登園時間2時間前に起こす。

ということは自分は2時間半前に起きる。眠い。

洗濯をしてお化粧をしたら、ニンタマは大量ウンチ。

案の定急に飢え始めたので、ちょっと離乳食をあげてみる。驚くほど食う。

いつまでも欲しがり続けるので、遅刻をするのでは?とドキドキする。

そして、授乳。

適当に切り上げると、まだ足りなさそうに指をしゃぶり続けている。

入園式から遅刻をするわけにもいかないので、連れて行く。

保育園の説明やら園長先生のお話やら、皆で童謡を歌ったり・・・で、式を終える。

「あら、お腹減ってるみたいね」 と、0歳児の担任の先生にもすぐに見抜かれる。

あれだけ余裕を持って起こしたり食べさせたつもりなのだが・・・・。

入園式後、肺炎球菌の予防接種を受ける。

この予防接種は1万円も掛かる。

今日は注射を打たれても、ニンタマはあまり泣かなかった。

「お、偉いなぁ」 と、褒められた。

痛みに鈍感なタイプなだけかもしれないが、何故か親の私が得意な気持ちになる。

旦那さんと近所の動物園へ出かけるが、ニンタマは寝てしまう。

仕方が無いので、井の頭公園をうろつく。

風は強かったが、絶好の花見日和。

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