おおむねは元気
午前中に産婦人科へ検診。
今週からは一週間おきだ。
先週は推定体重2437グラムだったが、今週は2654グラム。
診察する前、院長先生は「大きそうだな~」と、言っていたが、お腹に触ると「おや?」と、言っていたのは前と同じ。
実際、標準よりちょっと小さめらしい。
では、いったい何がそんなに大きくて、こんなに腹がでかいのだろう。
先生に
「どうですか?」
と、聞かれるたびに、ここが痛い、あそこが痛い、疲れやすいなどと言うのも面倒くさくなってきた。
言ったところで「あと少しですよ」と、言われるだけだし、愚痴っぽい面倒くさい患者だと思われるのがオチだ。
面倒なのと、良い患者に見られたいという見栄で
「概ね元気です」
と、答えてしまう。
院長先生は、ちょっと驚いたような顔をした。
「ほほう、概ね元気・・・」
だが、血圧を測ったら上が134もあった。普段は上が100も無く、低血圧だった人間が、こんなに高くて良いのだろうか?
母からの薬でおさまっていた便秘も浮腫みも再びひどくなってきている。
院長先生がお腹を触って
「お、意外と嵌まってきてるな」「ほほう、上向きか~」
などと言っている意味を勝手に推測。
嵌まっているというのはきっと、ニンタマが下がってきて、骨盤に嵌まり始めている・・・ということか?
上向きというのは、逆子ではないので、ニンタマの顔がヘソ側を向いているということだろう。
だから、お腹が妙にせり出しているのかもしれない。
浮腫みが激しい時には「血圧が高くないから大丈夫」と、言われていたが、血圧が高くなったら「尿にたんぱくや糖が出てないから大丈夫」と、言われた。
だが、確実に体が限界に近付いている気がする。
概ね元気・・・なような気もするが、生きているだけでやっと・・・という気もする。
もう、よく分からない。
8月末に産みたいと思っているものの、ニンタマの体が下がって来ていたり、朝がた微妙に生理痛みたいな兆候があったことを思うと、少し早まるかもしれない。
検診の後、三鷹のスタバで6時間粘る。
やるべき作業は中々はかどらない。
足の甲がパンパンに浮腫み、赤っぽい部分と緑っぽい部分ができていた。
手の血管の浮き出方も尋常ではない。
胸の血管まで浮き上がっている。
脈など触らなくても波打っているのが分かる。
ニンタマが動いている位置も確実に下がっているので、座っていてもバランスが取りづらい。
作業をしながらも、時折お腹や体のどこかが妙にきしんだり、痛んだり。
一番近くにいるのに、顔も知らないニンタマだが、動きは確実に赤子そのもの。
手やら足やらが分かると、痛いのだが面白くてテンションが上がる。
あとひと月後には、出産を終えているのだろう。終えていなかったら困る。
芝居の本番みたいな気持ちだが、本番は日時も決まっている。
そして、必ず終わる。
でも、出産はいつ来るかわからない。
そして・・・子供のいる生活が続く。
どんなことになるのか見当もつかないが、最早考えても仕方がない。
なるようにしかならないからなぁ。
先ほど、ここまでの日記を書き終え、さて、トイレに行ったあと、ストレッチでも・・・と、ウォシュレットのトイレをのんびり楽しんでいた。
トイレが狭いので、旦那さんがいない時は、ドアも開け放っていた。
ふと、顔をあげると浴室のドアに黒くて何が動く物体が・・・!
「ひぇぇぇぇぇぇぇぇ」
それほど大きくもないソプラノっぽい自分の声が人の声のように響いていた。
とうとうGが・・・・!
この夏、何度かGの存在に脅かされていた。
初めは寝ようとした時、天井近くの壁を走るGを発見。
その時は旦那さんが一緒だった。だから、旦那さんに全てをお願いできた。
そして、二度目は親友たちがウチに遊びに来ている時だった。
網戸の外を這いまわっているGを発見。
慌てて窓を締め、変なテンションで窓をたたいたが、奴は対してビビりもせずのんびり這いまわっていた。
だが、やがていなくなった。
この時、網戸に穴があいていることは気付いていた。
それから度々、侵入ルートになりそうなところへ殺虫剤をスプレーしたりコンパットやホウ酸団子を置いたりしていた。
だが、天井で3匹のGが這いまわり、絡み合って私に向って落ちてくるという恐ろしい夢も見ていた。
旦那さんは今外で働けない私やニンタマを養わねばと、週5で夜勤に入ってくれている。必然的に夜一人になることが増えた。
いつか・・・いつか1人きりの時、もしくは無力なニンタマと二人の時に奴らに遭遇してしまう日がくるのでは・・・と日々おびえていた。
だが、冷房がある部屋は一つだけ。必然的に窓を開けざるを得ない。
昼間に窓を開け放って、夜はなるべく締めるようにしたり、ささやかな努力を続けていた。
だが、とうとう恐れていた事態になってしまった。
今まで、姿を見るのも恐ろしかったのでセッティングしなかったのだが、トイレとお風呂へ通じるアコーディオンカーテンを閉めて、その中と外にホイホイを設置した。
大昔、ホイホイをセッティングして捕獲した時、ホイホイにひっかかって暴れるゴキがホイホイごと揺れてパタパタなっているのが恐ろしくてたまらなかった記憶がある。
だが、とりあえずいつ出てくるか分からない状態よりはマシだ。
旦那さんが帰ってくるまで、もうあの付近には近付きたくない。
お風呂は我慢できる。
旦那さんが帰って来てから様子を見て貰って入ればいい。
だが、トイレは?
ただでさえトイレが近くなっている。
やっとウォシュレットになって快適になったと言うのに・・・。
マンションの一階のロビーに小汚い和式のトイレがある。
毎回あそこに行くか、頑張って恐る恐る部屋のトイレに行くか・・・。
尿意が近づいて切羽詰まってから考えよう。
怖い・・・怖いよ~。
そろそろ殺虫剤をルートに撒きなおさなければ・・・と思っていた矢先だ。
しかも、今殺虫剤は洗面所の下の扉。
締めきったアコーディオンカーテンに限りなく近いところなのだ。
ああ、これから陣痛とか来たらマジで困る。
陣痛が来たら、ゆっくりお風呂に入るように・・・と妊婦マニュアルに書いてあるし。
今日はどうか・・・どうか・・・勘弁して欲しい。
今週からは一週間おきだ。
先週は推定体重2437グラムだったが、今週は2654グラム。
診察する前、院長先生は「大きそうだな~」と、言っていたが、お腹に触ると「おや?」と、言っていたのは前と同じ。
実際、標準よりちょっと小さめらしい。
では、いったい何がそんなに大きくて、こんなに腹がでかいのだろう。
先生に
「どうですか?」
と、聞かれるたびに、ここが痛い、あそこが痛い、疲れやすいなどと言うのも面倒くさくなってきた。
言ったところで「あと少しですよ」と、言われるだけだし、愚痴っぽい面倒くさい患者だと思われるのがオチだ。
面倒なのと、良い患者に見られたいという見栄で
「概ね元気です」
と、答えてしまう。
院長先生は、ちょっと驚いたような顔をした。
「ほほう、概ね元気・・・」
だが、血圧を測ったら上が134もあった。普段は上が100も無く、低血圧だった人間が、こんなに高くて良いのだろうか?
母からの薬でおさまっていた便秘も浮腫みも再びひどくなってきている。
院長先生がお腹を触って
「お、意外と嵌まってきてるな」「ほほう、上向きか~」
などと言っている意味を勝手に推測。
嵌まっているというのはきっと、ニンタマが下がってきて、骨盤に嵌まり始めている・・・ということか?
上向きというのは、逆子ではないので、ニンタマの顔がヘソ側を向いているということだろう。
だから、お腹が妙にせり出しているのかもしれない。
浮腫みが激しい時には「血圧が高くないから大丈夫」と、言われていたが、血圧が高くなったら「尿にたんぱくや糖が出てないから大丈夫」と、言われた。
だが、確実に体が限界に近付いている気がする。
概ね元気・・・なような気もするが、生きているだけでやっと・・・という気もする。
もう、よく分からない。
8月末に産みたいと思っているものの、ニンタマの体が下がって来ていたり、朝がた微妙に生理痛みたいな兆候があったことを思うと、少し早まるかもしれない。
検診の後、三鷹のスタバで6時間粘る。
やるべき作業は中々はかどらない。
足の甲がパンパンに浮腫み、赤っぽい部分と緑っぽい部分ができていた。
手の血管の浮き出方も尋常ではない。
胸の血管まで浮き上がっている。
脈など触らなくても波打っているのが分かる。
ニンタマが動いている位置も確実に下がっているので、座っていてもバランスが取りづらい。
作業をしながらも、時折お腹や体のどこかが妙にきしんだり、痛んだり。
一番近くにいるのに、顔も知らないニンタマだが、動きは確実に赤子そのもの。
手やら足やらが分かると、痛いのだが面白くてテンションが上がる。
あとひと月後には、出産を終えているのだろう。終えていなかったら困る。
芝居の本番みたいな気持ちだが、本番は日時も決まっている。
そして、必ず終わる。
でも、出産はいつ来るかわからない。
そして・・・子供のいる生活が続く。
どんなことになるのか見当もつかないが、最早考えても仕方がない。
なるようにしかならないからなぁ。
先ほど、ここまでの日記を書き終え、さて、トイレに行ったあと、ストレッチでも・・・と、ウォシュレットのトイレをのんびり楽しんでいた。
トイレが狭いので、旦那さんがいない時は、ドアも開け放っていた。
ふと、顔をあげると浴室のドアに黒くて何が動く物体が・・・!
「ひぇぇぇぇぇぇぇぇ」
それほど大きくもないソプラノっぽい自分の声が人の声のように響いていた。
とうとうGが・・・・!
この夏、何度かGの存在に脅かされていた。
初めは寝ようとした時、天井近くの壁を走るGを発見。
その時は旦那さんが一緒だった。だから、旦那さんに全てをお願いできた。
そして、二度目は親友たちがウチに遊びに来ている時だった。
網戸の外を這いまわっているGを発見。
慌てて窓を締め、変なテンションで窓をたたいたが、奴は対してビビりもせずのんびり這いまわっていた。
だが、やがていなくなった。
この時、網戸に穴があいていることは気付いていた。
それから度々、侵入ルートになりそうなところへ殺虫剤をスプレーしたりコンパットやホウ酸団子を置いたりしていた。
だが、天井で3匹のGが這いまわり、絡み合って私に向って落ちてくるという恐ろしい夢も見ていた。
旦那さんは今外で働けない私やニンタマを養わねばと、週5で夜勤に入ってくれている。必然的に夜一人になることが増えた。
いつか・・・いつか1人きりの時、もしくは無力なニンタマと二人の時に奴らに遭遇してしまう日がくるのでは・・・と日々おびえていた。
だが、冷房がある部屋は一つだけ。必然的に窓を開けざるを得ない。
昼間に窓を開け放って、夜はなるべく締めるようにしたり、ささやかな努力を続けていた。
だが、とうとう恐れていた事態になってしまった。
今まで、姿を見るのも恐ろしかったのでセッティングしなかったのだが、トイレとお風呂へ通じるアコーディオンカーテンを閉めて、その中と外にホイホイを設置した。
大昔、ホイホイをセッティングして捕獲した時、ホイホイにひっかかって暴れるゴキがホイホイごと揺れてパタパタなっているのが恐ろしくてたまらなかった記憶がある。
だが、とりあえずいつ出てくるか分からない状態よりはマシだ。
旦那さんが帰ってくるまで、もうあの付近には近付きたくない。
お風呂は我慢できる。
旦那さんが帰って来てから様子を見て貰って入ればいい。
だが、トイレは?
ただでさえトイレが近くなっている。
やっとウォシュレットになって快適になったと言うのに・・・。
マンションの一階のロビーに小汚い和式のトイレがある。
毎回あそこに行くか、頑張って恐る恐る部屋のトイレに行くか・・・。
尿意が近づいて切羽詰まってから考えよう。
怖い・・・怖いよ~。
そろそろ殺虫剤をルートに撒きなおさなければ・・・と思っていた矢先だ。
しかも、今殺虫剤は洗面所の下の扉。
締めきったアコーディオンカーテンに限りなく近いところなのだ。
ああ、これから陣痛とか来たらマジで困る。
陣痛が来たら、ゆっくりお風呂に入るように・・・と妊婦マニュアルに書いてあるし。
今日はどうか・・・どうか・・・勘弁して欲しい。
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