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終わりゆく8月

出産予定日。
朝からお腹がドンドコする。
お!いよいよ?と思っているものの、起きて活動を始めると治まってしまう。
今日のうちに気になっていることを済ませてしまおう。

ADSLの回線をauにしたので、それまで使っていたソフトバンクを解約しなければ。
だが、電話をしてみるといつまでたってもオペレーターにはつながらず、、自動音声のままメールアドレスにメールを送りました・・・と言われるだけ。
だが、アドレスには何も届いていない。
HPで手続きをしようとすると、先ほどの電話番号が載っていて直接おかけ下さいと言われる。
イライラしていると、旦那さんが何度か試行錯誤して電話をかけ、オペレーターにつながった。
だが、中々すんなりやめさせてもらえない。
郵送で解約手続きの書類が送られて来て、それに記入してめでたく解約ということになるらしい。
月をまたぐので、来月までは止められないと意味不明のことを言われたが、やめられるなら些細なことに感じた。
その後、auのサポートセンターへ電話。
先日購入した、外でもPCをつなげられる通信カードがさっぱりつながらないのだ。
家で説明書を読んで、その通りにやっても画面が説明書通りにならない。
簡単だと言われたのに・・・とイライラする。
そもそも11月から12月にかけて、家を空けて外で仕事をすることが増えると思い、その期間に使えれば・・・と思っていた。
機械音痴なので早めに使っていた方が安心と思い、3か月程度使ったらやめるつもりで申し込んだ。
だが、説明や手続きに30分ほど費やして手続き完了して、その後携帯の機種変更をしてから2年以内に解約した場合、かなりの金額を支払わなければならないと言われ、ショックを受けていたのだ。
だが、体調も悪かったのと、担当の人となんとなく仲良くなってしまったので「まあ、あったらあったで仕事に使うように頑張ろう・・・」と、文句を言えなかった。
だが、担当の人の言うとおりに使用の前にサポートセンターへ電話をすると
「そのまま差し込めば使える」と言われ、差し込んでみても反応なし。
説明書通りにいろいろやってみてもうんともすんとも言わない。
機械音痴のせいなのだろうが、全く簡単では無い。
このままでは、使えないのに月々6000円程出費しなければならない。
しかも説明書を読んで判明したのだが、月々900円以上掛るau-netとやらに契約しないと使えないようなことも書いてある。
そんな説明は受けていない。
3か月程度で断れば・・・と思っていたのにどんどんハードルが上がって行ったような腑に落ちない気持ち。

コールセンターに何度電話をしても混雑していてつながらない。
改めてかけ直せとのアナウンス。
今日産気づくかもしれないというのに・・・!と、興奮して頭が痛くなってきた。
再び旦那さんが、電話。
やっとコールセンターに繋がる。
だが、詳しいものに替わります・・・となってから長い間電子音の白鳥の湖ばかり聞かされ待たされる。
奇声を発して暴れたくなるが、体も重いので我慢。
結局詳しい人間への回線はつながらず、向こうからかけ直す・・・と言われたので「私は今日出産予定日でどうなるか分からないのです!」と、脅してみる。
「最初から解約したらお金がかかるなんて聞いていなかった」
「こんな面倒くさいなら、やめたい」と、訴える。
だが、やめるには2万円ほどかかるらしい。

私がこのような状況でなければ消費生活センターなどに電話して相談したり、本社に内容証明付きの手紙を書いたりして、「違約金を支払わなければならないのなら、家族で契約も打ち切るし、家の電話もADSLの回線も打ち切る」などと抗議をしたいのだが、今はその元気も無い。
しかも、最近の契約は何でも解約したら○○円支払うように・・・と、いうことになっている。
だから、契約を打ち切ると言ってもこちらが支払う金額が増えるだけかもしれない。
出産前に仕事がスムーズに行くようにと頑張って契約しに行ったことが、ただ自分の首を締めるだけのことになってしまった。
とりあえず、ショップの担当者の話を聞いて判断します・・・と、連絡待ちになった。
便利なものは必ず不便を伴うようだ。

出産直前でしばらく歯科医院へ通えなくなるというのに、歯が欠けてしまったので慌てて治療へ行く。
「いつがご予定なんですか?」
と、先生に聞かれたので
「今日なんですよ~」
と、答えると驚いていた。
「治療するほうも緊張します」とのこと。それはそうだろう。

先週におしるしや陣痛らしい症状が現れてから、旦那さんがすっかり面倒見が良くなってくれている。
それまでは基本的な家事は私がやっていたが、私が何をやろうとしても
「おれがやるから」と、率先していろいろやってくれる。
人がご飯を作ってくれるのがこれほど楽なことなのか・・・と、実感。
この日は旦那さんにお願いしてスンドゥブチゲを作ってもらった。
おいしいのでちょっと食べ過ぎた。
最近、食べても太らなくなっていたので油断して、二日間ほど体重計に乗らなかった。
測ってみたら二日で1.5キロ増えていた。
ヤバイ・・・。
自分が太るのは良いが、ニンタマを巨大化させてしまう。
先々週の時点で3000g超えているのだ。
3500g超えしているかもしれない・・・。
今日も兆候を感じない。
夏生まれのコになるかと思っていたが、秋生まれ決定だ。

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出産予定日前夜

前日は散歩ができなかったので、今日は外出。
選挙へ行くついでに旦那さんと西荻窪へ。
産婦人科の近くのアイスクリーム工房へ行った。
伊予かんのアイスが食べたかったのだ。

一人で電車移動は怖いが、西荻は病院のある駅。
旦那さんも一緒なので、いざとなっても安心だ。

日曜日だからか、アイスの種類も多かった。
お店も混んでいたので座れない。
歩きながらアイスを食べることに。
目当ての伊予かんアイスよりかりんとうのアイスの方がおいしかった。

そのあと高円寺SHOWBOATへ向かう。
宝船メンバー国武綾ちゃんがブルースカイさんや中村たかし君、市川訓睦君らのフロムニューヨークへ出演するというのだ。
ライブハウスなので、立ち見だろうし煙草の煙もモクモクしているだろう。
本番に行くことはできないので、ちょっとだけ挨拶に立ち寄った。
高円寺は阿波踊りがあるらしく、凄い混雑していた。
顔を出した時、まさにリハーサル最中だった。
ほんの一瞬だったが、芝居仲間の顔を見られて嬉しかった。

吉祥寺へ寄って旦那さんの服を買う。
旦那さんは放っておくと下赤塚あたりで300円の服などを買ってきて嬉しそうにしている。
自転車で下赤塚へサイクリングという目標と安く服を買うという二つの目的が果たされるのが気に入っているようなのだが、そういう服はやはりサイズなどが合っていない。
そして微妙にラメが入っていたり、ポケットが多すぎたりする不思議なデザインが多いのだ。
私も服のセンスには全く自信はないが、サイズのあったオーソドックスで着回しがきく服を着た方が良いのでは?と思っていた。
お金をかけない楽しみ方を知っている所はとても良いと思っているのだが、40間近な大人はやはりサイズの合った服を着た方が格段に見栄えが良くなる。
それでも、我々が購入するのはかなりお安い服なのだ。
お金持ちになったら、もっといい服を買ってあげたいと話すと
「おれは100円均一の服を毎日新品で着たい」とのこと。
贅沢のイメージが違うようだ。

夜は近所の韓国風居酒屋で石焼ビビンバを食べた。
最近喉ごしのよいつるつるしたものしか食べたくなかったのだが、今日は少しギラギラしたものが食べたかった。
つるつるしたものは食べやすいが、力が湧かないのだ。
ギラギラしたものが食べたくなったってことは・・・そろそろだろうか?

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どんどこ腹

ジョナサンへ行き、PCに向かうが仕事はなかなか捗らない。
ガストやジョナサンへ行くと必ず遭遇する少女のような格好をした60過ぎのおばさんはこの日もいた。

先日auで購入した通信カードをノートブックのPCに差し込んでみたが、無反応。
買ったショップで、使用の前にお客様サポートセンターへ電話するように言われたので、昨日電話したら「そのまま差し込んでいただいたら使える状態になっております」と、言われた。
まるで、なぜ電話など掛けてきたのかわからない・・・という雰囲気だった。
家は無線LANで接続できるので、使えるのかどうかわからない。
それでジョナサンで試したみたのだが・・・。
一度説明書をちゃんと読んで、家で落ち着いて対処してみなくてはダメだ・・・と諦める。

ニンタマの動きが激しく、腰やら股間やらが痛すぎて集中できない。
脂汗も出てくる。
ある程度進むまでジョナサンから出ないと決めて5時間経って気付いた。

これは帰った方がいいってことかも・・・。

自分の根性が足りないから仕事がはかどらないのかと思っていたが、歩いて帰れないほどの状態になってしまったら大変じゃないか・・・。
そう言い聞かせて、ジョナサンを後にするが、臨月を自分が怠けている言い訳にしているような敗北感。
小股でしか歩けないほどお腹が痛んだが、つい立ち読みもしてしまう。

帰宅後、たまらず横たわる。
横たわると、激しい胎動でお腹が痛むので呼吸をしっかりして体を落ち着けることにした。
旦那さんは吉祥寺で弟さんからベビー布団を受け取るため留守。
本来なら一緒に取りに行きたかったのだが、仕事がはかどらないので焦っていたのと、この日は三鷹を離れるのが少し怖かった。
すると旦那さんから電話で、弟さんとの行き違いがあったとのこと。
弟さんは三鷹の家へ向かっているので間もなく着くらしい。
ちょっと散らかっていたのだが、取り繕う間もなくインターフォン。
大荷物の弟さんが現れた。
これは、吉祥寺で受け渡すシロモノでは無い。
ベビー布団に2.5リットルの容量のポット。
ポットはウチにあるのだが、これは60度の温度設定ができるのがポイントらしい。赤子にミルクを作る時に重宝するようだ。
これは重かったに違いない。
部屋も散らかっているし、急だったのでお菓子なども無い。
旦那さんがすぐ戻って来るので待っていて下さいと言ったものの、もっとマシなもてなしは出来ないものだろうか・・・と焦る。
そうこうするうちに旦那さんが帰って来た。
弟さんは8時から吉祥寺で用事があったらしい。すでに8時は過ぎていた。
旦那さんが帰って来たら早々に吉祥寺へ向かった。
急いでいたのに、ひきとめてしまったのではないだろうか・・・とまたまた焦る。

人がいると気が紛れて痛みは感じなかったが、旦那さんと二人になったら再びお腹がドンドコし始めた。
だが、ご飯を食べたら治まった。
いつもご飯を食べたり、寝ると痛みは治まる。
これが治まらなくなった時が本物の陣痛なのだろう。

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下ネタの美学

ニンタマ(胎児名)が出る気配が無い以上、はかどっていない仕事を頑張るか・・・と、気を取り直す。
だが、数日前に私は、そのうちタンスの上に置いてあるカラーボックスをおろしたり、私の訳の分からない状態で小さい小箱やビニール袋に入っているアクセサリーをなんとか整頓したいと言っていた。
でかけて仕事をしようと思っていたら、それらの雑多なものを旦那さんが降ろしてくれていた。

「これ、どうする?」

いつかは取り掛からなければ・・・と思っていたが、途方に暮れる。
それまで元気に仕事しに外へ行こうと思っていたのだが、立ちあがるだけで星がチカチカするような立ちくらみがするほど気がめいった。
しかし、ここにあるのはすべて私のもの。
「捨てる?」
と、聞かれるたびに
「今、判断能力が無いの~」
と、涙が出てくる。
働かない頭で5、6時間かけて、それらのモノの収集をつけたら、すっかり疲れてしまった。
こうなったら最近不調でいつ壊れてもおかしくない状態の携帯の機種変更や、外でもメールが出せるノートPCに差し込む通信機器(名前はわからない)を申し込もうと思い立つ。
本当はバイト先の側のauショップに行きたかったのだが、最早一人で電車で遠出は無理。
三鷹のショップへ。
通信機器を申し込んであまりの高さに呆然とする。
3か月くらいで解約すればいいか・・・と申し込んだ後、二年以内に解約したら数万円払わなければならないらしいことが判明。
ぐったりする。
機種変更も高くてびっくりする。
そしてとても時間が掛かった。
眠くて疲れてトイレにも行きたくなった。

手続き終了後、そのまま家へ歩く体力も無い気がしたのと尿意のため、マクドナルドへ。
せっかくマックへ入ったのだから・・・と、その日に来た3件ばかりの「もう生まれましたか?」メールへ返信をしてから、書きものをしようと思った。
だが、メールを打っている途中から居眠りをしてしまう。
ちょっと寝て休んでからPCに向かうが、集中できない。
気付くと20時30分。
早めに帰ると言っていた旦那さんからの連絡もない。
きっと私の出産のために仕事を休んでくれているが、毎日悶々としている私に付き合って疲れているのだろう。
一人で羽を伸ばしているうちに遅くなっているのかな?と思うのだが、悲しくなってトボトボ歩いていた。
後でバイクがガス欠でガソリンスタンドも無くて大変だったとわかった。

最近食べたいものはゼリーとアイスだけ。
だが、甘いものも嫌になってきた。
そしてそういうツルツルしたものは体に力が入らない。
食べなければ体力も気力もわかない・・・と思うのだが、お腹がはち切れそうで息も苦しい。
臍から切れてしまいそうで痛い。
そして、ニンタマは先週3000gを超えた。
今、明らかに先週よりデカイ。
これ以上育ってしまったら・・・と思うと、食べるのも恐ろしい。

優しい味の煮物をほんの少しだけ食べたい・・・。
だが、最早作る元気も無い。
スーパーを虚ろな顔でウロウロする。
帰宅後旦那さんが大根おろしやら、オクラのナメタケ和え、冷奴などでごはんを用意してくれた。
食べるとお腹が減っていたことが分かる。
ついがつがつ食べるが、すぐお腹がはち切れそうになる。

食後はDVDを見ながらストレッチをして、バランスボールに乗って飛んだり跳ねたりした。
病院で「飛んだり跳ねたりしたほうがいいですかね?」と、聞いた時、
副院長先生は笑いながら「飛んだり跳ねたりはしないでください」と、言っていた。
だが、バランスボールは多少衝撃を吸収してくれるはず。
縄跳びなどとは訳が違うだろう。
ボインボイン飛び跳ねていると
「やりすぎじゃない?」
と、旦那さんにやんわり注意された。
疲れすぎてお風呂に入ったり、妊娠線予防のクリームを塗ったり着替えたりにも一苦労。
布団に入るのもトイレに行くのも最早重労働に感じる。
今週はほとんど誰にも会わずに、いつ来るかいつ来るか・・・と待機していたのですっかり気がめいってしまった。
明日からはなるべく出かけたり人に会ったりしよう。
だが、インフルエンザも怖いし、電車に乗って混んでいて座れなかったり、座っている人に気を遣わせるのは嫌だ。
どうしたものかなぁ・・・。

今、一番避けたいのは「いつ産まれて来るのかねぇ・・・」と、どうにもならないことをダラダラ想像したり、話したりする事だ。
却ってストレスが溜まり、具合も悪くなり、時間を無駄にしてしまうだけなのだ。
そんな話をしようがしまいが、悩もうが悩むまいが何も変わらない。

今は、出産と全く関係無い馬鹿話や下ネタトークをしておきたくて、たまらない。
産まれたら、流石に赤子の目の前で下ネタの連発は控えなければならないだろう。
出身劇団では料理人が食材の話をするようにごく当たり前に下ネタを論じていた。
だから真面目に電車で語ったりしていることもしばしばあった。
特別に下ネタが好きだとも思っていなかったし、当時はもうこんな話ばかりうんざりだとも思っていた。
だが、劇団が解散して、普通の社会に戻ったら今まで普通に話していた話が出来る場所は無かった。
世間で得意げにセクハラまがいの下ネタを言っている人に遭遇したりすると、
「その程度で下のつもり?」
「この下ネタはこんなことも言えちゃう自分をアピールしているだけで、何の面白みも無い」
などと評価をしたり、つまらなすぎる下ネタには殺意が湧いたりする。
自分なりに下ネタにも美学や基準があるのだ。
そういう基準が無い人が流されて言う下ネタはとても痛々しい。
見せ物としては人が痛く見えた方が面白いこともあるが、その当人は全く得をしない。
たかが下ネタにもこだわりがある。
下なら何でも良いわけではない。
好きなタイプのものから吐き気がするようなものまであるのだ。
そんな訳で同じ基準や美学をもった人達と下ネタを語るのはとても贅沢で貴重な時間なのだ。
今のうちに思う存分楽しんでおきたい。

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ニンタマ、腹、登る

久々にどこも痛まない爽快な目覚め。

検診へ行く。
ああ、今週も検診に来られてしまった。
今日は助産師さんとお話をしたかったので、検診の前にお願いした。
出産した時に、初乳より前に胎毒下しという漢方を飲ませたいと思っていた。
その段取りについて確認したり、打ち合わせをした。
お気に入りの助産師さんだったので、話しやすかった。
ここで血圧やら体重やら計測も済ませた。
体重はここに来て、少し減っていた。
こんなに腹がはち切れそうなのに・・・とびっくり。
そして、血圧はかなり上がっていた。
妊娠する前は上が100超えることが無いほど低血圧だったのに、今は137!
特に体調の変化も感じないのだが、薄気味悪い。

助産師さんと打ち合わせの後、検診。
今日は推定体重も測らなかった。
きっと先週3000gを超え十分育ったということで、測らなかったのだろう。
「子宮口は開いていないですね」
「あまり下がってきてないです」
と、まだまだ生まれそうにないことを言われる。
「え?前よりも上がってるってことですか?」
「そうですね~」
一度、骨盤の下の方に下がってきた赤子が、再び上がるということがあるのだろうか?
確かに、昨日はソロソロしか歩けなかったのに、今日はスタスタと歩きやすかった。
言われてみると、ニンタマの動く位置もずっと臍より低い印象があったのに、今日は肋骨付近に蹴りを感じた。
「お?このあたりを蹴られるのは久々だぞ?」
と、不思議に思っていた。
どうにも人の裏を掻いてくる。

驚きながら病院を後にする。
スタスタ歩いていると、前方から車がやってきた。
ちょうど曲がり角付近にいたのだが、車はウィンカーも出さずに私に突進してきた。
びっくりして車の進行方向から移動して、後ろへ行くと今度はバックしてきた。
どうも方向転換をしたいらしかった。
ただでさえ反射神経が鈍いタイプなのに、逃げ惑う方へ車が追い詰めてくるので腹が立った。

その後、アイスクリーム工房へ。
先週「来週も来られるだろうか・・・」と、思いながらアイスを食べたが、来られてしまった。
「来週は伊予かんのアイスを食べたい。でも、この望みは叶わないほうがいいなぁ・・・」
と思いながらチョコレートチップの入ったアイスを食べた。
電車内でアサヒ芸能の見出しに「ノリピーストリップ」みたいなことが書いてあったので、立ち読みをしようとしたが、まだ発売していなかった。
三鷹駅へ着いてエスカレーターに乗ると私の背後に妙にぴったりよりそった男性が
「女性はいいね。女性はずっと勉強だね・・・」
などと、ぶつぶつ囁いてくる。
振り向いて目が合うと面倒な気がした。
エスカレーターを降りても少しついてきたので、駅構内にある本屋の方へ遠回り。
しばらくしたら、離れて行ったのでほっとした。
一人でも何かブツブツつぶやいていた。

遠回りついでに本屋へ寄るとガラスの仮面の44巻が発売していた。惰性で購入。

商店街を歩いていると前方で自転車を止めて、ワゴンに入っている服を物色しはじめたおじさんがいた。
私が通り過ぎると、いきなり自転車が倒れた。
ぶつからなかったが、危ないところだった。
おじさんは自分の自転車が倒れたというのに、振りむきもせずワゴンを物色し続けていた。
きっと、スタンドが壊れ気味の自転車で頻繁に倒れているのだろう。
だから、倒れても「またか・・・」と思って気にもしないのだ。
あの自転車が私の腹に当たったら・・・と腹が立った。
こちらが悪くなくても、災難が来るのはどうしようも無い。
動きづらくてぼんやりして注意散漫だが、気をつけないとオチオチ街も歩けない。

帰宅後もぼんやりして仕事も進まなかった。
旦那さんが帰って来た。
「ニンタマが上に登ったみたい」
と、言うと笑っていた。

井の頭公園へ散歩して今日も買ったばかりの一眼レフカメラで写真撮影。
産気づくのを恐れて控えていたが、久々に外食をした。

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親に似る胎児

朝方お腹が痛む。
とても外出など無理・・・と思ったが、痛みに向き合って家で寝ていても何も進まない気がして、旦那さんと散歩へ。

ニンタマ(胎児名)が骨盤あたりに頭をグリグリこすりつけているのでは?と思うほど、ダイレクトに股間が痛む。
一度寝そべってから腰の下に座布団を入れて、骨盤を高くしてトコちゃんベルトをキツメに閉めて置いてから外出した。
そうすると、痛みは幾分和らいだ。
それでも、時折もう歩けないかも・・・という激痛が走った。
旦那さんの提案で、バスで旦那さんのお気に入りだと言うホームセンターへ。

江古田に住んでいる時は中野シマチュウが行きつけだったが、この東八通り添いのJマートはローカル感漂っていて、これはこれで楽しい。
しかもちょっと安い。
なんだか、バリ島のスーパーの様な感じ。浮かれて店内を練り歩く。
いつの間にやら痛みは引いていた。
色々なイスに座ってみたり、お金持ちになったらこれを買おう、あれを買おう・・・などと夢を語り、100円以内のお香を3種類買った。

行きつけの神社にお参りしてから、気になっていた近所のパンケーキ屋へ行ったり、買ったカメラでパシャパシャ撮影をしたり。
朝方あれほど痛かったのが嘘のよう。

帰宅後、仕事の電話。
仕事をしようかな?と思うと、少しお腹が痛み始めた。
「来るなら来い!」「いつでも来い!」と臨戦態勢でいると、
「そんな期待されても困るよ」とはぐらかされ、
「じゃあ、来ないうちに仕事でもしますか・・・」
と、気持ちを切り替えると
「忘れるとは何事だ!」「油断すんなよ?」と言わんばかりに存在をアピール。
私の面倒くさい性格をそのまま受け継いでいるみたいだ。
二人の悪いところばかり似たらどうなるのだろう?と旦那さんとシミュレーションする。
期待されたことは悉く嫌がり、過ぎたことはなんでも忘れてしまうアホみたいな子になるかもしれない・・・。
まあ、別にいいか。

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日が過ぎていく

朝、ちょっとだけ腰がしくしく痛んだ。
出血もおさまり、すっかり出産の兆候が消えてしまったので、痛みが来ると安心するくらい。

ADSL回線をソフトバンクからauに変える。
機械音痴なので、うまく接続できるかでイライラする。
旦那さんも機械音痴。
初めはファックスも送れず、全部私に「送って」と言っていた旦那さんに、長年かけて、自分も機械音痴だからこういうときイライラするのだと言い続けてきた。
その甲斐あってか、今日の接続には私より率先して頑張ってくれた。
臨月間近という状況だからなのだが、助かった。
接続は二人で取り組んだら意外と簡単だったが、ソフトバンクでは普通に無線LAN接続していたのが、auでは別料金で申込みしなければならないことに気付く。
auショップに行って聞いてみると無線LANの機器のレンタルが月々840円だという。
電話やネットの環境をauに一括した方がお得だと言われて変更したのに月々別途で840円もかかるなら、話が違う。
得をしようとして損をすることになったのか?とイラつく。
だが、電機店で無線LANの機器を買えば良いことが分かり、買いに行く。
すると溜まったポイントで買えたので、一安心。
機械音痴な夫婦にとってはこんなことでも一大事。

帰宅後頑張って接続Windowsのノートブックはすぐに無線接続出来た。
だが、Macは無理だった。Macには対応していないのかもしれない。
何かを便利にするといつも何かが不自由になる。
機械ってやつは厄介だ。

夜、母から「祝女」の感想の電話などを貰う。
一生懸命意見を言ってくれるのだが、獣のように気が張り詰めているので落ち着いて聞く心境になれない。
旦那さんが仕事をお休みにしてくれている間に生まれるといいねぇ・・・などと言われても「一番そう思っているのは私なのだから、プレッシャーを与えないで」などと、つっけんどんに言ってしまう。
電話を切ってから悪いなぁと思う。
せっかく電話したのに甲斐が無いと思っているだろう。
他の人から同じことを言われたら、もっと愛想よく出来るのだが・・・身内だと八つ当たり気分になってしまうようだ。
いつ産んでも良いと思う反面、何か準備が足りていないのでは?と心配になったり。あまり余計なことを考えず、穏やかに過ごしたい。
このまままた何事もなく長引くのなら、やり残した仕事などもガンガン再開した方がいいかもしれない。
待っていると却って進まないのかも。

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「祝女」

「おしるし」「陣痛?」と来て、今日こそ入院かも・・・!と、危機感を持って暮らし始めたが、すっかり落ち着いてしまった。

自分が脚本を担当した番組「祝女」が観られないまま入院か・・・!と思ったが、観られてしまった。

前回の放映の時は、バリの新婚旅行中で観られないはずだったのに、パスポートの不備で旅行へ行けず、日本にいたので不本意ながら観られてしまった。
旦那さんは
「あの時新婚旅行でバリに行けずに苗場に行ったから、妊娠したんだよ。行けなくて良かったんだよ」
と、言っている。
確かにその直後に孕んでいるので一理あるのかもしれない。
しかも3月にリベンジでバリ島へ行っている。
結局新婚旅行には2回行ったことになる。
諦めたのはスキューバダイビングだけだ。

今回も観られないかと思っていたのに観られてしまった。
複雑だが、観られて安心もした。
会議中に激しい胎動を感じたり、ファミレスや喫茶店ジプシーで居眠りしながら何度も書き直したりしたものが、こんな風に出来上がったのねぇ・・・と、しみじみする。
妊娠中はぼんやりしていて書き物には不向きな状態ではあったが、子供を育てなければ・・・!というやみくもなパワーや根気は普段よりあったような気がする。
結構おしゃれな雰囲気に仕上がっていた。
スイカ腹状態で電車で東スポを読んだり、女囚モノのちょっとエロい漫画を立ち読みしたり、大久保で歩きながら肉巻きを歩き食いしたり、ぼんやりしてゴミを持ち歩いて出かけたりしている普段の生活を考えると、なぜかちょっと後ろめたい気持ちになった。

今日も、何事もなく過ぎて行った。
腰にカイロを貼ったからか、お腹も痛くならなかった。

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上がりゆくテンション

朝方、帰って来た旦那さんに「おしるしかも~」と、話すと興奮して全く眠れなくなる。
だが、明らかに寝不足。
とりあえずぐったりしている。

ムーチョに勧められたカメラのレンズを、やはりそれまで借りていたエボラ君が届けに来た。
この炎天下にモノを届けに来てくれるだけでありがたいのに、遅れたと言っておいしいケーキも持って来てくれた。
エボラ君はムーチョが勧めてくれたカメラの動画機能が無いタイプのカメラも持ってきてくれた。
簡単にカメラの使い方の説明を受ける。
触ってみると、やはり今までのモノとは映りが全然違う。
ド素人なのに、時折まぐれで素晴らしい雰囲気の写真が撮れたりする。
これに動画機能があるのか・・・。
昨日小さい子の可愛さにノックアウトされていたので買う気満々。
急がないと、買う前に出産してしまう。

そんなわけで、エボラ君が帰った後、中野のカメラ屋へ行くことにした。
一応病院に電話。
この出血がおしるしかどうか確認する。
「多分おしるしでしょう。でも、まだ声には余裕がありそうですね」
と、言われる。
もし、途中で産気づいたらそのまま入院しようと中野へ向かう。
店員さんは「動画機能はあくまでも付録です」、「あまり期待しないでください」「メーカー側も一部の人達に動画機能に対しての反応が予想外に高くて驚いているのです」と、繰り返していたが、最早悩む時間はない。
説明の途中で腹がドンドコし始めていてとても冷静ではいられない。
強い意志で意地でも使いこなすと決めて、即買い。

電車が混んでいたので、座っている人にプレッシャーをかけてはいけないと目立たないドアの前の吊皮につかまろうとしたら、旦那さんが「そんなところにいたら、たまたま席が空いても座れないよ」と、座席前の通路へ誘導してくれた。
息使いが荒く、臨月の腹のプレッシャーは凄い威力があったようで、目の前のカップルの男性がすぐに席を譲ってくれた。
「大丈夫です」
と、2度ほど断ったが3度
「座ってください」と、言われてなんとなく格好がついたので座った。
正直凄く助かった。
見栄張りすぎなのか、変なところにプライドが高すぎるのか、座らせてもらいたそうに座席の前に立てないのだ。
自分の見栄より子供のことを考えるべきだと思うのだが・・・。
一人の時はいつもドアの前の吊革につかまってつま先立ちをしたり、足のストレッチをしたりしていた。
お腹が痛む時はボイストレーニングに通っていた時の呼吸法で息を吐くと、かなり痛みが楽になる。
それでもやはり、ちょっとしんどくなっていた。

三鷹商店街では阿波踊りをやっていたので、踊ったら一気に産気づくかも?・・・とも思ったが、気力がわかないのでやめた。

帰宅後カメラを充電して入院用の荷物の確認をした。
ああ、今晩入院することになるかも・・・。
遠足に行く子どものような気持ちになっていると次第に痛みが治まってきた。
ご飯を食べたら、すっかりマッタリ気分に。
あれ?あんなに痛かったのに・・・と拍子抜け。
やっぱり気のせいだったのだろうか?

考えてみると、子供のころから精神的なことが原因で腹痛になったりすることがあった。
来るかも来るかも・・・と思い過ぎて想像おしるしやら想像陣痛になっていたのかも・・・。
焦っても仕方がない。
楽に・・・気楽に・・・と思うのだが、テンションは上がるばかり。
これでは疲れ果てて出産の時に体力がなくなってしまう。
落ち着かなくては。

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すわっ、おしるしか?

先輩ママであり、デザイナーのりえちゃんが1歳3か月のお嬢ちゃんを連れて、我が家へ来てくれた。
偶々その日、ランニング中の旦那さんがデザイナーのトシちゃんと遭遇。
トシちゃんも遊びに来ることになった。

1歳の誕生日に会った以来のお嬢ちゃんは、益々可愛くなっていて、旦那さんもトシちゃんも私もメロメロ。
じきに生まれるわが子より可愛いと思ってしまいそうで怖い。
新生児の服のお下がり以外に母乳に良いと言われるハーブティーやら、抹茶やらあんみつなど、たくさんのお土産を頂いた。
この炎天下ベビーカーを押して来るだけでも大変なのに・・・と、申し訳ない気持ち。
でも、退院したりお客さんが来た時に着せられるような可愛いお洋服の可愛さにキュンキュンする。
ホルモンの仕業なのか、最近小さいものや、可愛らしいもの、ファンシィなものに驚くほどトキメク。
子供も苦手だったのに、最近はやたら子供もかわいく見える。
果物やロールケーキ、黒糖ソラマメなどをつまみながら、陣痛や出産について質問したり、お嬢ちゃんと遊んだり。
可愛さのあまり、写メールをガンガン撮る。
ハンディカムかカメラを買うという計画を思い出す。
我々夫婦は旅行に行った時以外、写真もほとんど撮らない。
ましてや動画など撮るのだろうか?と思っていたが、こんな可愛いモノが毎日家にいて日々成長して行く・・・と想像したら・・・。ヤバい。
これは撮りそうな気がする。
カメラ購入には二の足を踏んでいたが、俄然意欲が湧いてきた。
夕方の6時に歯科医院の予約を入れていたが、まだまだ話したりなかったので、予約をもっと遅い時間にすればよかったと悔やまれた。
お客さんが帰り、旦那さんも芝居を観にいってしまった。
歯科医院で治療を受けているとお腹の中でニンタマが激しく暴れた。
自分では平静なつもりだが、こちらのちょっとした動揺にこれほど反応するのかしら?と、驚く。

治療が終わり、帰宅。
一人になると、しくしくお腹が痛み始めた。
トマトソースのつくり置きをしておこうと思ったが、やめた。
トイレに行くと若干の出血。

「すわ!おしるし?」

だが、昨日の検診で内診された時の出血の名残かも・・・。
もし入院ということになったら、ちょっと自分の予定より早すぎる。
焦るものの、いっそのこと早く来てしまえば良いのに・・・とも思った。

興奮してついつい抱っこひもについてネットで調べまくってしまう。
キャリア型でおんぶもできそうな抱っこ紐は入手したが、かなり重装備な印象。
もっとお手軽なのは無いだろうか・・・。
気になるのはベビーラップとスリング。
ベビーラップとは伸縮素材の長い布を体に巻きつけてその中に赤子を入れて密着した体制で様々なパターンの抱っこができる代物。
スリングは町でよく見かける、たすき掛けの袋状の布。
事故が多いと言われるが、ちゃんとコツをつかめば一番楽に装着できるし、寝かしつけるのにも威力を発揮しそう。
ピーナッツシェルというのベビーラップと北極しろくま堂のスリングが高額ながらかなり魅力的。
オークションに出ていないだろうか・・・などとネットサーフィンをしてしまう。

すると明らかに今までと違う痛みでお腹がドンドコし始めた。
再びトイレへ行くと微量ながら出血。
気のせいかとも思うがやはりおしるしなのだろうか?
興奮しすぎて赤ちゃんが退院する時に何を着せようか・・・などと頂いた服を眺めたり、寝ればいいのにストレッチをしたり。
とりあえず、お風呂に入る。痛みが少し治まる。
明け方にやっと寝る。

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「来週、また」。そして祝女

妊婦検診。
「何事もなかったら、来週また」
先週、院長先生に言われた。
何事・・・というのは陣痛や破水のことだ。
俄かに出産が身近なものに感じられて若干ビビったのだが、一週間はすぐに経ってしまった。

本日の診察は院長先生の御子息の副院長先生。
自分の体重は増えていなかったが、ニンタマの推定体重が予想外に増えていた。
とうとう3000g超えをしてしまった。
成長が確実に早くなっている。
これは早々に出てきてもらわねば、産むのがどんどん大変になってしまう。

だが、仕事が・・・。
そして、心の準備が・・・。

朝起きるとお腹が生理痛の様にしくしく痛む・・・と訴えると
「じゃあ・・・そろそろですね」
と、言われる。
内診を受ける。
子宮はやわらかくなってきているし、大分下がってきているものの子宮口はまだ、それほど開いていないらしい。
「じゃあ、もう少しかかりそうですね?」
と、尋ねるが
「いや、いつ生まれてもいい状態には変わりありません。何事もなければ、また来週いらして下さい」
とのこと。

先週発見した病院の帰り道にあるアイスクリーム工房でアイスを食べる。
来週何事もなかったら、またここでアイスを食べたいな・・・。
来週私はアイスを食べられのだろうか、食べられないのだろうか・・・などとぼんやり考えながら食べた。
だが、とても美味しかった。

その後、三鷹スタバでPC作業。
疲れると、マンションに投かんされていた買えもしないマンションのチラシを見ては「宝くじあたらないかなぁ」と、思ったり、一眼レフカメラやハンディカムのチラシを眺めたりして気晴らし。
いい時間になったら、カメラを買いに行こうかと思ったりもしたが、疲れすぎて気持ち悪くなったのと、今から電車に乗って街へ行くと、帰りのラッシュに巻き込まれるかも・・・という懸念で断念。
もし、産気づいたら・・・と思うと、そろそろ一人で街へ行くのも怖くなってきた。
だが、こんなにハラハラしていても、予定日過ぎて巨大児に育ってもうんともすんとも言わずに予定日を超えて9月に突入する可能性も十分あり得る。


宣伝
私が、脚本を担当している番組の放映があります。
よろしかったら観てみて下さい。日に日にデカくなる腹と相談しながら書きました。
「祝女2」
8月23日(日)
NHK総合23時25分~

http://www.nhk.or.jp/shukujo/

私が担当したのは「世直しパートタイマー宇佐美怜」「稲川ごっこ」「独身女(後半)」になります。
よろしくお願いいたします。

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マミーズブレインの不本意

この日は三鷹の馬車道で粘る。
PC作業。

ふと鞄を見ると、最近古くなったバスタオルをハサミで小さく切って、掃除に使うウェスにしたものが大量に入っていた。

「なぜ、こんなものがここに!」

昨日のゴミに引き続き衝撃を受ける。
どうやら、ワックス掛けの為の掃除をしている時、邪魔になって一時的に入れてしまったものらしい。
最近、料理をしていても皿をひっくり返して台無しにしたり、お茶を注ごうとして、ジョボジョボ零してしまう事が多い。
あちこち痛かったり、立っているだけでかなりしんどいので、いつも何かこらえている気持ち。
だから、「早く済ませたい」という気持ちが先走って、言動が粗雑になっているのかもしれない。だが、頭もぼんやりしているのだろう。

マミーズブレインという言葉があるそうだ。
うろ覚えなので詳しくは分からないが、妊娠中に気持ちが散漫になったり、ぼんやりしたりしてしまうことらしい。
だが、逆に妊娠、子育てという・・・慌ただしい状況に適応して物事の判断が早くなったり、かえって仕事に復帰後は仕事の能率が上がるようになる人もいる・・・という説もあるらしい。
今のところ私は前者だ。
ぼんやりミスをするたびに「マミーズブレインかなぁ・・・」と、つぶやくと旦那さんに「違うよ。元々だよ」と、言われる。
「だって、前はこんなじゃなかった」
と、反論する。
「そんなに、そういう症状に当てはめたいの?」
そんなつもりはないのだが、本来の自分はここまでぼんやりしていなかったと思うのだ。
「大丈夫。もともとだから。前からそんなだったよ」

少々不本意。

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仕事が済むまで待って

トイレ工事代を支払いに銀行へ。
ついでに図書館へ行き本を借り、買い物をして、マクドナルドか喫茶店へ入って、PC作業をするつもりだった。

だが、銀行のATMへお金を入金する時、自分の手元を見ると、紙の資源ゴミが入った紙袋がぶら下がっていた。

「なぜ、ゴミがこんな所に!」

家を出る時、ゴミ置き場へ置いてくるつもりだった紙袋をすっかり忘れて、そのまま駅まで10分歩いてきてしまったらしい。
その時、かなり自意識過剰気味なのだが、西瓜腹の割にスタスタあるく自分を「きっと後ろにいる人は、こんな俊敏に歩いているから妊婦だと思わないだろう」と、悦に入ったりしていた。
スタスタ歩くことに気を取られて、ゴミ置き場へ行くことを忘れてしまったのか・・・。
どうしたものか。
このまま、ゴミを持ったまま計画通りの行動を取るか?
だが、これではまるで浮浪者だ。
とりあえず、買い物をしながら、図書館方向へ進む。

考えが定まらず、つい不動産物件を見てしまう。
「この部屋には住みたいな」「この部屋は窓が少ないから暗いだろう」などとゴミを持ちながら、評価していると携帯が鳴る。
仕事の電話だった。
長々話したい様子だったので、図書館や買い物の用事を済ませたら一旦帰宅することにした。
こうなると、かえって良かったかもしれない。
ゴミを持ったまま、用事を済ませて喫茶店などに落ち着いてから電話がかかって来たとしたら・・・。
店で人目を気にして、上の空で話すか、無駄に慌ただしく飲食を済ませて帰宅するか・・・ということになってしまっただろう。
ということはゴミを持ってきた事は良かったのか?

結局、仕事の電話は1時間20分にも及んだ。
それまで提出していたモノへの直しやら、根本的なやり直しやら・・・。
とても出産までにこなせそうにない量。
そろそろニンタマ(胎児名)を出した方が良い時期だと思っていたが、こうなるともう少しお腹にとどめておいた方が良いのかも・・・。
だが、それは自分の意思ではどうすることも出来ない。

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ひとりの時間

洗濯でベランダへ出た以外、一歩も外へ出なかった。

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この身ひとつ

近所のおいしいパン屋でパンを購入。
スクランブルエッグとお味噌汁とパンで朝食。

その後、台所の方にもワックスをかける。
この日の午後に母は仙台へ戻って行った。
わざわざ仙台から来て貰って、いろいろ買ってもらったり、ワックスを掛けて貰ったり、して貰ってばかり。
それなのに、私は母がしゃべる内容にダメ出しをしたり、注意みたいなことばかりしてしまう。
母が楽しかったり面白かったりすることを嬉しそうに身振り手振りで
「これが面白くてねぇ~」などと話すと、
「お母さんは先に『面白い』って言うから、ハードルがあがっちゃって、聞く方はどんな面白い話が来るのだろうって期待しちゃうんだよね。それで、あれ?そこまで面白くない・・・ってなっちゃうから、先に面白いって言わない方がいいよ」
とか
「話した後も面白いでしょ~って言わない方がいいよ。聞かれた方は困るから」
と、ついつい厳しいことを言ってしまう。
楽しそうに話しているのを微笑ましく思って、ニコニコ聞いてあげればいいのに・・・と思うのだが、仲が良い分気になってしまうのだ。
その事を旦那さんに話すと
「そうだよ。そんなこと言っちゃ可哀そうだよ。俺、親子だから似てるなぁって思って聞いてたよ。おしゃべりな人の話ってオチが無いんだよね。でも、別にいいじゃん」
とのこと。

そうか・・・私、散々注意していたのに似てるのか・・・。
自分で気にしているポイントだから気になるのだろうか。

全く食欲がわかなかったが、明日からまた旦那さんは夜勤。
来週末は産気づいているかもしれない。という訳で牛角へ。
妊娠前のようにドカ食いが出来ないので、肉の他にスープやスウィーツも食べたかったのだが、断念。
だが、嫌でも食生活を改善しなければならない状態が続くので、妊娠出産は長い目で見ると健康にとって良いことかもしれない。
旦那さんも晩酌の相手がいなくなったので、酒量も減っている。
ニンタマ(胎児名)が20歳になる頃には60歳・・・。
年を取っている上に他の家庭より貧乏。
家も狭く、生活レベルも低い。
子供にとっては良いこと無しだ。
「だから俺、マラソンしてるんだ」
と、旦那さん。
「他の親より老けててみすぼらしいカッコしてても、せめて体つきだけはかっこよくしてたいなって思って」
マラソンしているのを普通に偉いなと思っていたが、そういう理由だったのか。
20代の夫婦みたいに「お金持ちになりたいね」と、無計画に将来の夢を語る。

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母と娘

床の掃除をしても綺麗にならないと漏らしていたら、母がワックスをかけてくれることになった。
もちろん、年老いて膝も痛い母一人にそんなことはさせられない。
膝が痛い母と身重の私で力を合わせて、リビングを掃除してからワックスをかけた。
母はリビングをワックス掛けしたら、散歩でもして帰宅した後、台所にワックスをかけようと思っていたらしい。
だが、せっかく東京に来たので私の為以外の楽しみもないと・・・と、「お母さんも自分のモノ見たら?」と、再び吉祥寺へ。
「買わないよ。見るだけ」
と、言っていたが
「これ可愛いじゃない」と言うと、やはりちょっと欲しくなった様子。
私の買い物だけしてるのはかわいそうと思ったが、余計な物欲を刺激してしまったかも・・・と悪い気もした。

夕方には旦那さんも呼んで、吉祥寺駅側のトロ函という店へ。
海の家っぽくて最近気に入っているお店なのだが、お盆のせいか、かなり混んでいた。椅子がビール箱に板を載せただけのものだったり、チープなつくりではあるのだが、親世代にはかえって新鮮なのでは?と思っての選択。
仙台は海産物の宝庫なので、味に感動は内容だったが、店の雰囲気は楽しんでもらえたようだ。

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出産後の準備

この日は母と二人で武蔵小金井の赤ちゃん本舗へ。
赤ちゃん本舗はイトーヨーカ堂に入っている。
フードコートにサーティーワンが入っている。
吉祥寺サーティーワンは行列であきらめていたが、ここは空いていた。
念願のミントチョコレートのアイスを食べる。
母もこういうアイスは食べる機会が無かったようで、新鮮だったようだ。

赤ちゃん本舗では赤ちゃん用爪切りなど細々した物を購入。
本当はもっと悩んでから決めようと思っていた抱っこひもも買って貰った。
様々な先輩ママから勧められていたベビービョルンの抱っこ紐も気になっていたが、やめておいた。
母親には負担が無くてよさそうなのだが、どうしても赤ちゃんの足がハーネスでつられた状態みたいにブラブラするのが気になってしまう。
自分が股関節にトラブルを抱えているので、股関節に負担の無さそうなもの・・・と、新生児を横抱きにできるコンビの抱っこ紐を購入。
おそらく抱っこ紐は一つでは済まないだろう。
抱く人の体格によって金具やベルトの調整も変わってくるだろうから、旦那さんがメインで使うものと、私がメインで使うものが別になる可能性もあるかもしれない。
室内では軽くて洗濯もガンガン出来たりするもう少し気楽な布状のスリングやベビーラップが良いかとも思っていたが、もう少し口コミなどを調べてからにしよう。
沢山の抱っこひもジプシーをした人の話を聞いたり、母親が持っている抱っこ紐の平均数が3つという話を聞いたり。
あるものを上手に使いこなせばいいと分かっているものの、赤ちゃんの為という正当化をして、たくさんの抱っこひもに手を出して早くも赤ちゃん商売のカモになりそうな予感。

一度帰宅をして吉祥寺へ。
トイレ工事をしたら、変色した床が露出して大変汚らしい状態になっていた。
私も旦那さんも気にしなかったが、母は汚くてびっくりしたようだ
「トイレマットが必要だ」と、買いに行くことに。
他にもバスローブや、入院した時に必要なパジャマやらを見ることに。

そうこうしていたら、この日も帰宅が遅くなる。
餃子つくりはやめて、駅前のスーパーで総菜を買って、一品炒めものを作って夕食。
この日もおしゃべりをし過ぎて、喉が痛くなる。

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カメラはどうする?

仙台から母がやって来た。
母娘二人でゆっくり過ごせるのは最後だろう。
次からは母娘、孫になってしまう。
ゆっくり・・・と言っても、出産準備などもあるし、私も母も会えば興奮してつい夜更かししてしゃべり過ぎる。
どちらかと言うと根をつめて過ごしてしまいがちなのだ。
夜勤明けで旦那さんは爆睡中。
母が「赤ちゃんが産まれたら皆、動く姿を撮影したりしてるみたい。ハンディカムとか欲しくない?」と、言うので吉祥寺のヨドバシカメラへ。
買ってくれるというものの、自分達が撮影した動画などをのんびり観たりして過ごすのだろうか?・・・と、使いこなす自信もない。
だが、稽古を撮影したいといつも思っていた。
あればあるで撮影したりするような気もする。
私も旦那さんも機械が苦手。
とりあえず、店員さんに一番操作が簡単なものを聞いてみる。
さっさと聞こうとそばにいた禿げたメガネの人に尋ねた。
その人は執拗にビクターの製品を勧めてきた。
名札をよく見たらビクターの社員だった。
「お母さんは、はじめからあの人じゃない普通の店員に聞きたいって思ってたのに」
と、母。
「ちょっと他のも見ます」
と、逃げるのだが、いつの間にかそばにいて勧めてくる。
確かにモニターで観る画像ではビクターのものが一番美しい。
でも・・・こんな安易に買いたくはない。

スタバでお茶をしながら、相談タイム。
映像に詳しいだろうとムーチョに電話して聞いてみる。
すると、
「今は一眼レフで映像を撮る時代になって来ている」
と、ハンディカムではなく、一眼レフのカメラを勧められる。
あれ?新展開。
動画を撮る習慣が無い自分にとって、手持ちの小さいデジカメより綺麗に撮れるカメラが手に入る・・・ということの方が魅力的に思えた。
ただ、車に乗るわけでも無いので荷物が嵩張るのがネックで、一眼レフなど性能の良いカメラの購入は考えたことが無かった。
「赤ちゃんは基本的に家にいる」
ムーチョにそう言われると、持ち運びが難というデメリットもあまり関係ない気もしてくる。
動画を撮る場合でも格段に綺麗・・・とのこと。

もう一度ヨドバシカメラへ戻り、カメラ売り場へ。
メーカーの回し者では無い店員さんにムーチョに勧められた一眼レフのカメラでの動画撮影について聞いてみる。
すると、
「ムービーを撮りたいならハンディカムの方がお勧めです」
と、言われてしまう。
理由は撮影時間が短い、音は別売りのマイクで録らなければならないから・・・とのこと。
どうしても一眼レフで動画を撮りたいなら・・・と、別のメーカーのもっと高いカメラを勧められる。
混乱する。
「さっぱりわからないね。やっぱりハンディカムになりそうだね。」
と、母。
旦那さんに相談してもそう言われるだろう。
だが、ムーチョに勧められた一眼レフに気持ちが動いてしまっている。
普段なら、このまま数か月考え込んだりするのだが、最早いつ生まれてしまうのかわからない。
悠長に悩んでいられない。頭がフリーズする。

とりあえず、今日は考えないことにする。
母が餃子を作ってくれると言っていたが、帰宅後に作ると食事が遅くなってしまう。
私の作り置きのおかずとオリジン弁当のおかずで晩御飯。
早く寝ようと思うものの、長々話し込んでしまう。

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おおむねは元気

午前中に産婦人科へ検診。
今週からは一週間おきだ。
先週は推定体重2437グラムだったが、今週は2654グラム。
診察する前、院長先生は「大きそうだな~」と、言っていたが、お腹に触ると「おや?」と、言っていたのは前と同じ。
実際、標準よりちょっと小さめらしい。
では、いったい何がそんなに大きくて、こんなに腹がでかいのだろう。
先生に
「どうですか?」
と、聞かれるたびに、ここが痛い、あそこが痛い、疲れやすいなどと言うのも面倒くさくなってきた。
言ったところで「あと少しですよ」と、言われるだけだし、愚痴っぽい面倒くさい患者だと思われるのがオチだ。
面倒なのと、良い患者に見られたいという見栄で
「概ね元気です」
と、答えてしまう。
院長先生は、ちょっと驚いたような顔をした。
「ほほう、概ね元気・・・」
だが、血圧を測ったら上が134もあった。普段は上が100も無く、低血圧だった人間が、こんなに高くて良いのだろうか?
母からの薬でおさまっていた便秘も浮腫みも再びひどくなってきている。
院長先生がお腹を触って
「お、意外と嵌まってきてるな」「ほほう、上向きか~」
などと言っている意味を勝手に推測。
嵌まっているというのはきっと、ニンタマが下がってきて、骨盤に嵌まり始めている・・・ということか?
上向きというのは、逆子ではないので、ニンタマの顔がヘソ側を向いているということだろう。
だから、お腹が妙にせり出しているのかもしれない。
浮腫みが激しい時には「血圧が高くないから大丈夫」と、言われていたが、血圧が高くなったら「尿にたんぱくや糖が出てないから大丈夫」と、言われた。
だが、確実に体が限界に近付いている気がする。
概ね元気・・・なような気もするが、生きているだけでやっと・・・という気もする。

もう、よく分からない。

8月末に産みたいと思っているものの、ニンタマの体が下がって来ていたり、朝がた微妙に生理痛みたいな兆候があったことを思うと、少し早まるかもしれない。

検診の後、三鷹のスタバで6時間粘る。
やるべき作業は中々はかどらない。
足の甲がパンパンに浮腫み、赤っぽい部分と緑っぽい部分ができていた。
手の血管の浮き出方も尋常ではない。
胸の血管まで浮き上がっている。
脈など触らなくても波打っているのが分かる。
ニンタマが動いている位置も確実に下がっているので、座っていてもバランスが取りづらい。
作業をしながらも、時折お腹や体のどこかが妙にきしんだり、痛んだり。
一番近くにいるのに、顔も知らないニンタマだが、動きは確実に赤子そのもの。
手やら足やらが分かると、痛いのだが面白くてテンションが上がる。
あとひと月後には、出産を終えているのだろう。終えていなかったら困る。
芝居の本番みたいな気持ちだが、本番は日時も決まっている。
そして、必ず終わる。
でも、出産はいつ来るかわからない。
そして・・・子供のいる生活が続く。
どんなことになるのか見当もつかないが、最早考えても仕方がない。
なるようにしかならないからなぁ。


先ほど、ここまでの日記を書き終え、さて、トイレに行ったあと、ストレッチでも・・・と、ウォシュレットのトイレをのんびり楽しんでいた。
トイレが狭いので、旦那さんがいない時は、ドアも開け放っていた。

ふと、顔をあげると浴室のドアに黒くて何が動く物体が・・・!
「ひぇぇぇぇぇぇぇぇ」
それほど大きくもないソプラノっぽい自分の声が人の声のように響いていた。

とうとうGが・・・・!

この夏、何度かGの存在に脅かされていた。
初めは寝ようとした時、天井近くの壁を走るGを発見。
その時は旦那さんが一緒だった。だから、旦那さんに全てをお願いできた。

そして、二度目は親友たちがウチに遊びに来ている時だった。
網戸の外を這いまわっているGを発見。
慌てて窓を締め、変なテンションで窓をたたいたが、奴は対してビビりもせずのんびり這いまわっていた。
だが、やがていなくなった。

この時、網戸に穴があいていることは気付いていた。
それから度々、侵入ルートになりそうなところへ殺虫剤をスプレーしたりコンパットやホウ酸団子を置いたりしていた。

だが、天井で3匹のGが這いまわり、絡み合って私に向って落ちてくるという恐ろしい夢も見ていた。

旦那さんは今外で働けない私やニンタマを養わねばと、週5で夜勤に入ってくれている。必然的に夜一人になることが増えた。
いつか・・・いつか1人きりの時、もしくは無力なニンタマと二人の時に奴らに遭遇してしまう日がくるのでは・・・と日々おびえていた。

だが、冷房がある部屋は一つだけ。必然的に窓を開けざるを得ない。

昼間に窓を開け放って、夜はなるべく締めるようにしたり、ささやかな努力を続けていた。

だが、とうとう恐れていた事態になってしまった。

今まで、姿を見るのも恐ろしかったのでセッティングしなかったのだが、トイレとお風呂へ通じるアコーディオンカーテンを閉めて、その中と外にホイホイを設置した。

大昔、ホイホイをセッティングして捕獲した時、ホイホイにひっかかって暴れるゴキがホイホイごと揺れてパタパタなっているのが恐ろしくてたまらなかった記憶がある。
だが、とりあえずいつ出てくるか分からない状態よりはマシだ。

旦那さんが帰ってくるまで、もうあの付近には近付きたくない。

お風呂は我慢できる。
旦那さんが帰って来てから様子を見て貰って入ればいい。
だが、トイレは?

ただでさえトイレが近くなっている。
やっとウォシュレットになって快適になったと言うのに・・・。

マンションの一階のロビーに小汚い和式のトイレがある。
毎回あそこに行くか、頑張って恐る恐る部屋のトイレに行くか・・・。
尿意が近づいて切羽詰まってから考えよう。

怖い・・・怖いよ~。
そろそろ殺虫剤をルートに撒きなおさなければ・・・と思っていた矢先だ。
しかも、今殺虫剤は洗面所の下の扉。
締めきったアコーディオンカーテンに限りなく近いところなのだ。

ああ、これから陣痛とか来たらマジで困る。
陣痛が来たら、ゆっくりお風呂に入るように・・・と妊婦マニュアルに書いてあるし。
今日はどうか・・・どうか・・・勘弁して欲しい。

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教育の結果

電磁波が良くないらしいと、従妹が使っていた電磁波エプロンを貰い受けていた。PC作業をする時は、なるべくつけるようにしている。
マクドナルドやカフェで作業をして、そのまま脱ぎ忘れてつけて歩いてしまうことも多かった。

先日も、うっかり脱ぎ忘れ、旦那さんに道端で
「暑いでしょ?脱ぎなよ」と指摘された。
確かに暑かった。
「忘れてた~」
と、商店街の真ん中で脱いだら下に来ていたワンピースもめくれたらしい。
「今、変態みたいだったよ」
と、笑われた。
「変態?どういうこと?露出狂みたいってこと?」
「うん、いきなり脱ぎ始めたみたいに見えたから」
そうか・・・臨月の変態か・・・・。

そして、最近よくあるのだが、トイレに何度行ってもすっきりしない。
用を済ませて戻る途中に、再び尿意を催したりする。
トイレに戻ってみると先ほどトイレに行ったのは夢か?と、驚くほど普通に新しい尿が出るではないか。
もしや?と、トイレで用を足して一度立ち上がって、再び便座に腰をおろして二度目の排尿を試みてみる。
案の定出る!
最初の排尿の段階で間違いなく、最後の一滴まで排出しているつもりなのだが。
はじめは偶々かと思われたこの現象はもはや当たり前の日常になった。
どうやら、タンクが二つあるようだ。
よって、これに第二タンクという名前をつけた。
誰に発表するわけでも無いが、旦那さんと一部の友にだけ報告した。
名前をつけたからと言って、何かが楽になるわけでも無いのだが・・・。

今日はマクドナルドで作業。
最初に隣に座ったのは年老いた母親と娘。
どうやら母親のボケが始まったらしい。
「こんな調子じゃ一緒に生活できない」
「昨日あんなに言ったこと、もう忘れてるんでしょ?」
「お母さん、もうフォローできないよ」
「どうしてこんなになっちゃったの?」
と、責め続ける娘。
母親は何も気にしていない様子で時折笑っている。
苛々した娘が「帰ろう」と、立ち上がり、母親がついて行くように立ち上がった。
その時、鼻をつくアンモニア臭がした。
あれ?このお母さん、漏らしてる?
責めたところでどうにもならないのに・・・と思うものの、じゃあどうすればいいのかは全く分からなかった。これは・・・大変だ。

その後、小さい娘と母親がやってきた。
娘がへらへらしていると母親が怒り始めて
「どうして言うことを聞かないの?何度教えても全然覚えないし」
「いい加減ちゃんとやってよ!」
と、険しい顔で怒鳴る母親。
なられるまではニコニコしていたが、次第に、娘は無反応になった。
そして、まったっく表情の無い顔で、言われるままに何かのプリントに向かって勉強をさせられていた。

私も幼稚園児の時、父からスパルタ教育を受け、九九や漢字を覚えるまで夜中だろうが勉強させられていた。
お受験には合格したが、もともとぼんやりしたタイプだったので、学校では勉強でも運動でもたちまち落ちこぼれた。
そして、幼稚園で九九が出来たからと言って、数学ができるようになったり・・・・ ということもなかった。
数学は最後まで追試ばかりだった。今でも暗算が苦手。
無理やり勉強させらたものは何一つ身につかなかった。
こんなことさせても無駄なのになぁ・・・と、子供が可哀そうになった。

今は、人にやるように言われたことは絶対にやりたくない・・・・という偏屈な性格になってしまった。
誰にも頼まれていないことしかやりたくない。
やろうと思っていたことでも誰かに指図されると、みるみるやる気が失せる。
せっかくやる気になっていたのに、台無しになるのだ。

旦那さんや身近な友人はこの事を理解してくれて、うまくコントロールしてくれたりする。とても助かる。
だが、悪気なく40歳になろうとする大人に向かって、良かれと思って無神経に指図する人が多い。
本当は自分でもそろそろ髪を切りたいな・・・と思っていても
「子供が産まれたら、そんな伸ばしてられないよ。切らないとね」
などと、言われようものなら
「ああ・・・せっかく自分でも切りたいと思っていたのに、これで絶対に切れなくなった・・・」
と、なってしまうのだ。
これはスパルタ教育の弊害なのか、もともとの性分なのか。
自分でももはや分からない。

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臨月突入

とうとう臨月突入。
いつ出産しても良い時期になってしまった。
長い長いと思っていたが、こうなると早い。
だが、なんとなくそう簡単に出てくる気もしない。
病院では、あと一週間か二週間くらいで出産したほうが、安産になると言われている。
でも、なんとなくそうはならない気がしている。
最終月経から割り出した予定日は31日。
病院が赤ちゃんの大きさから割り出した日程は26日。
なんとなく、26日以降になるのではないかと予想している。
というか、漠然とそう望んでいる。
なので、26日までは体を柔らかくするストレッチ中心&軽い散歩を続ける予定。
そして、予定日を過ぎると成長しすぎて難産になるそうなので、ガンガン歩き回ったり若干激しい運動をして、良い陣痛が来るようにしたい。
まあ、そんな思惑通りには行かないので、気持ちの準備だけはしておかなければなぁ。

出産後、一か月は何もできないとのこと。
だが、出産後一か月くらいからはやらなければならない作業やお仕事もある。
その時の自分が少しでも楽できるように、今頑張らなければならない。
というわけで、今日も近所のカフェへ行き、PC作業。

疲れたころに三鷹メイツの親友が合流してくれた。
清水宏さんのライブから、ノリピー、押尾、宝くじに当たったらどうするか、将来住みたい場所・・・などについて好き勝手なことを話す。
食事の用意をしなければ・・・と、まだ話し足りなくて後ろ髪を引かれる思いで帰宅。
すると、旦那さんがカレーを作ってくれていた。
私が作るカレーとは全くテイストが違う。
おそらく、3分の1位の時間で作っている。
だが、手間を掛けないおいしさが感じられるカレーだった。
料理は嫌いでは無いが、毎日の仕事になるとさすがにうんざりする。
自分の味付けや好みに、若干飽きてもいる。
人がつくってくれるご飯はおいしい。

それにしても出頭した時のノリピーの映像・・・。
車内で俯いているノリピーより、ドアップで映る意外と美人の女性警官(?)が気になって仕方がない。
初めは彼女がノリピーかと勘違いしてしまった。
なんだか出頭する犯罪者顔っぽいのだ。
私の後にテレビでその映像を観た旦那さんも「え、これノリピー?」と、一瞬勘違いをしていた。
同じように感じた人は、結構多いのではないだろうか?

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交換条件

午後からマクドナルドへ行き、PC作業。
久しぶりにちょっと捗る。

家に食材がたくさんあるのだが、土日の夜は旦那さんの夜勤が無い。
そして、ニンタマ(胎児名)が出てきてしまったら、当分外食も難しいだろう。
近所の赤ちょうちんへ。
以前、三鷹で稽古の時に行ったことのあるお店だったのだが、記憶していた以上に良い店だった。
安いのに、刺身がウマいのだ。

その後、これまた当分いけないであろうカラオケへ。
最近、全く音楽を聞いていなかったので何を歌ってよいか分からなかったり、知っている歌さえも忘れている有様。
いつも歌おうとしてはサビ以外全くわからなくて困っていた「碧いうさぎ」も、ぼやぼやしていたら配信ストップされてしまうと、エントリー。
案の定サビしか分からなかった。
最近勉強を怠っている韓国語の歌は大分あやしくなっていた。

家でちょっと歌ったり口笛を吹いたりすると、のたうち回るように暴れるニンタマが、カラオケ中はすっかりナリを潜めていた。
運動不足なので、妊婦に良いと言われる腰回し運動などを盛り込みながら歌い踊っていたのだが、びっくりしたのかもしれない。
帰宅後、仕返しをされるかのようにお腹をドカドカ蹴られる。
「イデデデデ」
と、蹲っていると旦那さんが
「痛がっているから、ちょっとやめてあげて」
と、お腹に向かって説得を始めた。
すると、偶然なのかもしれないがおとなしくなる。
多少、何か理解しているのか?ただの偶然なのか?
だが、旦那さんは
「出てきたら、思い切り暴れたり泣いたりしていいからね」
と、交換条件のようなことも言っていた。
万が一理解していたら・・・と、ちょっと心配になった。

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8月8日はトイレ記念日

やっとトイレ工事が済んだ。
狭いトイレがウォシュレットになったことでさらに狭く感じたが、古くて薄汚い便器とはおさらば。
自分の住み家にウォシュレットがついたのは初めて。
8月8日という八並びの日はウォシュレット記念日にしよう。
旦那さんに「私、この記念日覚えていられるかな?」と、聞いてみた。
「すぐ忘れるよ」と、即答されてしまう。
新品だと、トイレさえ可愛く感じるから不思議。

夜になってから旦那さんの弟さん家族から電話。
ウチに遊びに来ることになった。
今年幼稚園に入った男の子もいる。
お正月に来た時よりも3月の結婚式の時よりも、更に背が伸び、文脈の通った話し方をするようになっていた。
大人は地味に老けたりしているのかもしれないが、半年でそれほど変化はわからない。
子供の成長の早さに驚く。

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野音をめざして

色々やろうと思うが、ぐったり。
今日は清水宏さんの日比谷野音でのライブ。
これにだけは絶対に行こうと思っていたが、当日まで観にいけるか不安だった。
普通の観劇でさえどうかと言う時期に野外ライブ。
どの程度暑いのか、トイレは大丈夫なのか?
近所を歩くのもしんどい日があるので、直前まで寝ていなければ。

午前中にトイレ工事の業者に電話をする。
明日取り付けるのはどういうタイプのウォシュレットなのか?
いくらかかるのか?を聞きたかったのだが、留守電だった。
仕方なしにその旨を留守電に吹き込む。
今日はこれから外出するので(電話に起きあがるのが面倒なのでついた嘘)電話に出られなくてもファックスか留守電を入れて欲しい旨も伝えておいた。
間もなく一度電話が鳴った。
だが、起き上がろうとする間に電話は切れてしまった。
旦那さんが留守電を聞いた時に留守電設定を解除したままだったようで、留守電にもならなかった。
業者かどうかわからないが、かけなおしてくれるだろうと留守電に設定し直す。

だるくて眠り続けていると、父から電話。
昨日私が一部脚本を担当した番組の再放送を観たらしい。
「まあ、なかなかいいんじゃない?」
と、本当は色々意見を言いたい様子ではあったが、もう出かける準備をしなければならない時間になっていたので、若干慌てる。

急いでトイレへ行く。
妊娠後期はいつでも尿意がギリギリのような感じ。
普通の状態の3倍くらいの頻度でトイレへ行く。
下着の上げ下ろしが不便なので、本当は行く回数を3分の1に減らしたいくらいなのだが、仕方がない。
下着を下ろすや否や、インターホンが鳴った。
旦那さんは爆睡している。
慌てて下着をあげることも出来ず、滑稽な姿でインターホンに出る。
セールスだったら殺すぞ!と、いう勢いでできるだけ感じ悪い声を心がけた。
明日工事に来る業者だった。
「え、工事は明日ですよね!」
「はい、明日どういう工事をするか御説明に上がりました。」
その時、私は下着を足首まで降ろした状態。慌ててもいる。
ここで万が一説明を聞いていたら、予定時間に家に出られなくなって、ますますイライラする。
しかも先ほど、留守電にこれから出かけると(嘘だけど)入れたではないか!
何、家にまで来てるんだ!
「これから出かけるんです!」
と、できる限りつっけんどんに答えると、資料だけポストへ入れて帰って行った。
追い返したのは良いものの、気が小さいので、明日顔を合わせるときにどう思われるのだろうと、ビクビクする。
そして足首に下着を引っかけたままトイレへ戻って用を足す。

旦那さんを起こして、若干八つ当たり。
旦那さんは何時位の電車に乗って、どう乗り換えれば良いかを言ってくれるのだが、そんなことはとっくに調べていた。
「何もかも上手くいかない~。何で急いでる時にばかりこんなことが・・・」
と、息をゼーハーさせていると
「今日はもう、行くの辞めたら?」
と、言われる。
今日は清水宏ありきの一日なのだ。それはあり得ない。
私が腹が立っているのは、延々と待たせた挙句、人の入れた留守電の内容はまるで聞かずに動くのが困難な妊婦の私を脅かす業者なのだ。
というか、数か月前から少しずつストレスを溜めていたトイレ問題全般なのだ。
なぜか涙ながらにそれを訴えると、泣いているのがおかしくなって吹き出してしまう。気を取り直して支度。

霞が関で一度旦那さんと別れて、宝船看板女優高木珠里嬢とお茶。
久しぶりに色々話す。
すると旦那さんから電話で雨が降っているとのこと。
昼から雷が鳴っていたので、100円均一で合羽を買っていた。
珠里ちゃんは傘も合羽も無い。
どうしようと立ち往生していると、正岡たいし君に会う。
たいし君が傘を持っていたので、珠里ちゃんも入れて貰えて、なんとか野音までたどり着けた。
それにしても今日は雨が降らないはずだったのに。嵐を呼ぶ男にも程がある。
私がおびえていたのは清水さんを観て興奮してしまったら、産気づくのでは?ということだったが、それは大丈夫そうだった。
だが、臨月間近で雨に打たれながらのライブ。
皆に大丈夫?と、聞かれるが逆境になると興奮するタイプなので、テンションはガンガン上がってきた。

今日は内容を判断したり分析したりするつもりは皆無。
ただ、ただ清水さんパワーを浴びた。パワースポットに行くのと同じ感覚。
清水さんはこんな広い所で一匹で、何故こんな大変なことをするのだろう。
目撃しなければ・・・という駆り立てられる気持ちにさせられる。

小劇場の人達にもたくさん会えた。
会えたのは嬉しいのが、雨が凄すぎたり、大勢に会いすぎて誰と話してもぼんやりしてしまった。
もっと一人ずつとちゃんと応対して話したかった。
終演後飲んだり、食べたりする人達に合流したい気もあったが、スイカ腹状態では皆に気を遣わせてしまう。大人しく帰宅。

帰宅途中から頭痛。
やはり疲れたらしい。

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出産前にやっておきたいこと

トイレの件で再びイライラする。
ウォシュレットにする話にはなっているが、どういうタイプを付けるのか、いくらかかるのか、支払いはどうするのか・・・についての連絡が全く来ない。
様々なタイプの便器を8日に持って来て、その時に選ぶことになるとは考えにくい。
最も基本的なタイプで良いのに、蓋が勝手に開いたり閉まったり、水が勝手に流れたりするタイプをつけられて、高い金額を払う羽目になったりしたら困る。
そして、現金はいくら用意すればいいのか?
工事の二日前になっても何も知らせて来やがらない。
普段なら、もっとのんびり構えている。この程度のことでは腹も立たない。
だが、出産前のメスという動物的に気が立っている状態のせいか「何ちんたらやってやがるんだ!」と、無性にイライラする。
そして、そういう雑事はすべて当たり前のように私が連絡することになっているのにもイライラする。
もともと事務処理能力が無いタイプなのに・・・。
だが、子供が産まれたらこんな程度の事務処理能力も無いようではやって行けない。
明日電話をかけようと、決める。

検診とマタニティヨガ。
最初にヨガに参加した時は、私よりもずっと腹が大きい人がいたのだが、いつの間にやら私が一番のハラデブ。
そして、マタニティスイミングでも感じたのだが、私が出産する時期に予定日の人がとても多い。
病院の分娩台は2台。大混雑になるのでは?と若干心配。
ヨガのお話会でも検診でも股間の痛みを訴えるが、よくあることらしく流される。
2週間前のニンタマの推定体重は2110グラムだったが、今日は2437グラム。
どうも2週間ごとに300グラム程度成長するようだ。

帰宅後auショップへ。
NTTで契約している電話回線やソフトバンクで契約しているADSL回線をすべて一括でauにすることにしたのだ。
19歳の時に父親の名義で契約していたNTT回線のままであったのか、名義を自分に変更したのか、わからなくなってしまった。
名義の住所はどこになっているのか・・・などもすべて忘れていた。
自宅からNTTに電話をしなければ名義はわからないと言われ、一度家へ戻る。
面倒くさい!と、イライラする。
そういう時に限ってNTTの電話が混んでいる。
やっとのことで連絡が通じ、手続きを終える。

ほっとしてぐったり横たわっていると、がんがん電話がかかってくる。
横たわっていると起き上がるのが大変なのだ。
電話を取りにいく頃には既に留守電に用件が吹き込まれて切られてしまっていたりする。
旦那さんが、取ってくれたりもするが、横たわっている時に電話が鳴ると、よほどの用じゃないかぎり、一瞬イラっとしてしまう。
今日は、股間がちくちく痛む日だったので、余計にしんどく感じた。
こんな神経がピリピリした人と暮らすのは大変だろう。
私が旦那さんの立場だったらしんどいだろうと思う。

海外ドラマ「ダメージ」を、見終わった。
「デスパレートの妻たち」のシーズン1を観た時も、さまざまな謎がやっと解消されると思っていたら、最終回で謎が謎を呼んでシーズン2に持ち越されて腹が立った。
当時はNHKで観ていたので続きの放送の見通しも立っていなかった。
その後、身近な人達が皆、TSUTAYAなどでレンタルされたのを見始めて面白いというのだが、すでにシーズン1の内容を忘れてしまっている。
見直すのも嫌だ。結局シーズン1だけ観たのも無駄になってしまった。
「ダメージ」は、そういうことは無いのだろう・・・と胎教に悪そうながらもワクワクしながら観ていた。
だが、一昨日、TSUTAYAのカウンターでDVDを確認され
「シーズン1の4巻でよろしいでしょうか?」
と、言われ耳を疑った。
え、シーズン1? これ、13話まで見ても終わらないの?
間もなく出産やら育児やら、そして仕事やらでてんやわんやの数年間が始まる。
せめて今のウチに仕事の合間に好きなドラマを見ておこう・・・と、思っていたのに終わらないのか~~~!
続編なんていつ見られるんだよ!と、脱力したものの、もう引き下がれない。
結局シーズン1の13話まで観たのだった。
恐ろしいし、全く趣味ではないドラマなのだが、一応ひと段落ついた形で終わったので安心した。
周囲の人がグレン・クローズを絶賛する意味もわかった。
演技しているように見えない。
時折ヒステリックに机の上にあるものに当たり散らしたりするのだが、そういう演技をする時、8割型の俳優は妙に芝居がかる。
自分がやれと言われても芝居がかったり珍妙になってしまう自信がある。
急に俊敏な動きになったり、変な予備動作があったり、ナルシスティックになりすぎたり。
グレン・クローズは見世物として成立させているのに、本当に自然。
自然なのに、本当に嫌な女なのだ。
でも、対抗するローズ・バーンっていう女優もすごく良かった。
内容的には主役二人には全く共感できないけれど、敵対している大富豪役にこういう人いる・・・というリアリティを感じた。
大富豪に知り合いはいないのだが、あの俗っぽさや卑しさ。
傍にいたら関わりたくないタイプだが、そういう登場人物が出ている物語やドラマに妙な快感を覚えるのだ。

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トイレの問題はまだ流れていない

妊娠中のお腹の張り・・・というのがずっとわからなかったが、今日「もしやこれのこと?」という症状が出た。
仕事中にトイレへ立ち上がると、歩く度に振動が股間に応えチクチクする。
ソロソロ歩いて、トイレへ行く。
その時、何気なくお腹に触わってみるとびっくりするほど固い。
用を済ませてから、席へ戻ってしばらく落ち着いて仕事をする。
再びお腹を触るとお腹はいつも通りの柔らかさに戻っていた。

仕事帰りに三鷹駅から歩いていると、再びチクチク痛みはじめ、歩くのが大変になってきた。
その時はやはりお腹は固かった。
どうやら痛みで苦しんでいる時にはお腹が固くなっているようだ。

今までも股間がチクチク痛むことはあったが、お腹が痛いわけではなかったので、触ったことはなかった。
知らなかっただけで、張っていたのかもしれない。

トイレの修理問題が全く進展しないことにイライラし始めた。
トイレが度々逆流して、カッポンカッポンで旦那さんになんとかして貰う・・・という日々だった。
だが、カッポンカッポンと、パイプの詰まりを解消する錠剤と、母が送ってくれた酵素の薬のおかげで私の便秘が解消されたことが重なり、最近詰まることが減っていた。
だが、油断は出来ない。
産後のバタバタの最中に詰まったりしたら、目も当てられない。
不動産屋が呼んだ業者に「修理のついでにウォシュレットにしたい。ウォシュレットにした分の料金はこちらで持ちます」と、話していた。
全く連絡が来ないので、不動産屋へ電話。
すると
「いや、大家さんの具合が悪くてなかなかつかまらなかったんですよ。で、ですね、トイレの修理はいいですけど、ウォシュレットにまでする必要があるのか・・・そこまでしなければならないのだろうか・・・と言ってましてね・・・」
と、言うではないか!
ウォシュレットまで大家さんに払わせようなんて一度も言っていない。
「あの、ウォシュレットの分はこちらでお支払するって、前から言っていたんですが・・・」
と、訴える。
「そうだったんですか!では、その旨、大家さんにもう一度お伝えします」
待たされていた時間は不動産屋の勘違いのせいだったのだ。
その二日後、大家さんからOKが出たので、業者から連絡させますと言われた。
だが、一週間経っても連絡が来ない。
このままでは子供が産まれちまう!と、イライラして不動産屋へ電話。
「え、てっきり連絡来てるかと思いました~。すいません。言っておきます」
翌日、やっと業者から電話。
「なんか、不動産屋さんから急げって言われましてね、最速で8日はどうでしょう?」
とのこと。
何かムカつく。
「連絡が遅くなり大変申し訳ございませんでした~」
などと、嘘でも言えないのだろうか?
「急げって言われましてね・・・」って、その言い種はなんだ!と、腹が立つが我慢する。
もしかすると不動産屋がぼんやりしていて連絡していなかった可能性もある。

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父の奥さんと

今日は父の奥さんが三鷹へ陣中見舞いに来てくれた。
今日は、父が仕事らしく、奥さん一人だった。
父と一緒の席で何度かお話したことはあるのだが、二人きりで話すのは初めて。
考えてみると、今まではどうしても父中心の会話になってしまっていたので、何度会っても、個人的にはお話できていなかった。
ニンタマが産まれるに当たって、色々相談した方が良いこともあった。
旦那さんに買って来て貰った白桃プリンを食べながら、落ち着いて色々話せた。
白桃プリンはリピートし続けたいおいしさだった。

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重い

最近仕事をさぼり気味だったので、マクドナルドへ行って、PCに向かってウンウン唸っていた。
マックフルーリーにミントチョコレート味が出たので、それも食べた。
4時間ほど粘るが、いまいち成果が上がらない。
家へ帰ろうとすると、空腹で体力も気力も湧かない。
歩くのが嫌でつい立ち読みをしたりして、なかなか家へ帰れない。
気力を振り絞って帰宅した後、ぐったりして旦那さんに「体が重いよ~」と、言って泣く。
旦那さんに近所の気になっていたお店に付き合ってもらって外食。
その後、一人で延々としゃべり続け、なんとなく元気を取り戻した。

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ママ先輩

ハイレグジーザス時代からお世話になっていたお友達が遊びに来てくれた。
彼女は既に2人の子供を出産しているので、妊婦になった時点で色々お話を聞きたいと思っていたのだ。
だが、ぼんやりしていたら、いつの間にか臨月間近になってしまった。
あれも聞こうこれも聞こうと思っているのに、妊婦のぼんやりした頭では理路整然とした質疑応答をするよりも、なんとなく楽しい方へ楽しい方へ流れたくなってしまう。
でも、先々まで書き込んである母子手帳を見せてもらったり、出産の話を聞かせてもらったりするだけで、何か安心するものがあった。

人の出産の話はそれぞれ違って面白い。
自分は来年40歳になるというのに、同世代の人達が出産の話をすると、母が私を産んだ時の話をするしかなくて、友達の赤ちゃんに混じって自分が赤ちゃんの時の話をしているのが、いつも恥ずかしかった。
自分もちゃんと出産を語れるようになりたいものだ。

最近まで、仕事で頭がいっぱいだったので、仕事をするか出産準備をしていないと怠けているような罪悪感に苛まれたり、焦ってばかりいたのだが、こういう時間を持っても良いのじゃないだろうか・・・という気持ちになった。

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