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前進

ニンタマを迎えるべく部屋を少し片づけた。
まだまだ片付けなければならないが、少し前進したので、気が楽になった。

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7ヶ月の変化

ああ・・・。

もしや?と思っていたが、出てしまった。妊娠線。
ちょっと早すぎないだろうか?
私の体重増加は妊娠7か月現時点で6キロ。

10キロ以上余裕で増えたらしい母でも、第一子のときは出なかったという。
二人目の私で、できてしまったらしい。
そういう話はよく聞く。

一人目よりは二人目の方がお腹が大きくなるのが早く、妊娠線も出やすいらしい。
だが、私は高齢出産。
皮膚ももともと乾燥肌で薄い方。
ちょっとくらいは出るのでは?と思っていた。
だが、臨月間近などに出るのかと思っていた。
しかも一応毎日クリームを一回塗っていた。

確かに5か月を過ぎたあたりに「もうお腹の皮が伸びるの限界!」と、思うほど突っ張ってきて苦しかった。
だが、その時期を超えると少し慣れた。
そして、最近へそが出っ張り始めたのだが、ここ数日「臍が割れる~」と、思うような臍から背中にかけていやな痛みが走っていた。
なんだか体がメリメリしている。

できる前は絶対妊娠線なんて嫌!と思っていたが、出来てしまったら意外と気にしないのだろうなぁと思ってもいた。
鎖骨を骨折した時も、骨が4つに砕けて、まっすぐくっつかないと言われた。
凄く嫌だったが、今はたいして気にならない。
妊娠線も時々「あ~あ」と思うだろうが、普段は忘れて暮らすのだろう。
しかし、7か月の時点で出てしまったのだから、あと3か月も腹が膨張し続けたらどんなことになるのだろうか?
っていうか、割れないか?と思うほどメリメリしている。


足も異常にむくむ。
体の重さを支えられなくなって来て、どうしてもおかしなところに力が入ってくるようになってきた。
今の時点で体の重さに負けていては、大変とスクワットやらバランスボールやらやってはいるものの、あまり改善しているとは思えない。


そして、時折突然股間やら肛門付近のどこかがズキズキしたり。
だが、いつもじっとしていると治まる。
重さに耐えられなくなっていて子宮頸管が短くなっているのでは?と心配にもなるのだが、検診では何も言われない。

だが最近苦しすぎるので、以前は寝る時も片時もはずさなかった「トコちゃんベルト」を、家でリラックスする時は外していた。
痛むのはいつも家だ。
もしや・・・と思って骨盤を高くして寝そべった後、ベルトをしてみた。
こうすると、子宮が下垂していた場合、良い位置に戻るらしい。
下半身の痛みは治まった。
う・・・ん。
ベルトをしているとリラックスできなくて鬱陶しいし、外すと股間付近に痛みが走る。
どっちもいやだなぁ。
だが、がんばってベルトをすることにした。

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Gショック

昨日出現したGへの恐怖から、薬局へ行き、コンバットやらベランダにつるす虫コナーズやら、食器棚におけるハーブのゴキブリ避けやら3000円以上買い込む。

旦那さんに「ちょっと異常みたい」「出るときは出るよ」と、笑われたり、目を丸くされたり。

「どうか・・・どうか・・・お願いですから、私の目の前には出てこないでください」
と、真剣に祈る。
もしも魔法が使えたら、「ゴキブリが退治できる人になりたい」と、一瞬考えた。
だが、すぐに「そんな馬鹿な。魔法が使えたらもっとマシな望みを言うべきなのに」と、我ながら呆れた。

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それぞれのシコリ

父に旦那さんの手術をしてもらった。
旦那さんはお付き合いを始めた6、7年前から胸に小さいシコリがあった。
その当時より数年前からあったようなので、出来てからかれこれ10年ほどになるのだろう。
以前旦那さんの肘にガングリオンができて、父に取ってもらった時、胸のシコリも診てもらった。
「粉粒」というもので、特に心配は無い、気になるようならいつでも取るけど、と言ってもらってから数年。
粉粒は次第に大きくなってきた。
そしていよいよ、今年の2月頃から発酵しはじめた。
父に取ってくれるように頼むと、手術の予約がいっぱいなので、5月28日まで待つことになった。

病院は千葉県。
朝、8時半に千葉県の病院へ行くため、6時前に起床。

一応心配なので、一緒に行くことにした。
妊娠7か月デカ腹で、ラッシュの時間帯の立ちっぱなしはきつかったが、意外と大丈夫だった。
手術の間、近所のミスドでPC作業をするものの、眠くて眠くて全くはかどらない。
眠気と闘っている間に2時間立ってしまった。

前から手術をのぞいてみたかったが、さすがにダメらしく、生理食塩水に入れた腫瘍だけ貰ってきてもらった。
前日の夜貧血予防で調理していたレバーにそっくり。
しかもかなり大きい。
「こんな大きいものが・・・」
と、びっくり。
取り除いた跡に空洞があいたので脂肪をつめたらしい。
脂肪をつめるなどと初めて聞いたので、びっくりした。

その後二人でラーメンを食べた。
ドーナツとラーメン。
妊婦には全くよろしくない食事だが、おいしかった。

旦那さんと別れ、産婦人科主催のマタニティヨガを受ける。
ここのヨガは瞑想やらリラックスの時間が多いので、半分眠りながら受ける。
その後、検診。
膀胱炎じゃないかいつも訴えいていたのだが、スルーされていたので診察前に調べてくださいと頼む。
背中を押されたり叩かれたり熱を計られたり。
背中を押したときに
「痛いですか?」
と言われたので、
「むしろ気持ちいいです」
と、言うと笑われる。
「深刻なことではないでしょう。膀胱炎かもしれないので、妊婦さんも飲める抗生物質を出します」と、薬をもらった。
だが、薬をもらったとたん痛みが軽減したので、飲まずに様子を見ることにした。

家で作業を続けようとするが、疲れすぎて寝てしまう。
夜、再び起きて改めて寝ようとすると目が冴えてしまう。
ふと天井を見ると・・・!

とうとう現れたか・・・。

小ぶりのゴキブリ出現。
ドキドキして大騒ぎする。
本当はゴキブリが苦手の旦那さんが、丸めたチラシで叩いてくれた。

だが、来週から旦那さんの夜勤が増える。
おそらく、週のほとんどを一人で、ニンタマ(胎児名)が産まれたら、無力なニンタマと二人で寝ることになる。
小さい頃から一人で寝るのが怖かったのだが、それはまあ我慢。

だが、ゴキが現れたら・・・。
ただ、眠れずに一人、もしくはニンタマを抱えて震えているしかない。

その晩はゴキブリの触覚やら足やらが頭に浮かんで恐ろしくてなかなか眠れなかった。

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何をしたいのか

母親学級に遅刻する。
母親学級の途中でスニーカーの底がはがれてしまう。
それほどはいていない靴なのに。

帰宅後、仕事をがんばるが力が出ない。
机に座ってやる仕事も体力がないと、馬力出ないのだなぁと実感。

旦那さんのお弁当にチャーハンを作るが、かきまぜるヘラをふっとばしてしまう。ちょっとチャーハンが飛び散った。
旦那さんが「おれがやるよ」と片付けてくれたが、味はおいしいと喜んでくれていた。

あまったチャーハンは旦那さんが出かけた後、夜食に食べようと楽しみにしていた。
だが、タッパーごとひっくり返してしまう。
「ひどい・・・ひどい・・・」と、つぶやきながらチャーハンをかき集め捨てる。
「ああ、もうだめだ。寝なきゃ・・・」と、独り言を言いながら、なぜか小豆を煮はじめ、山椒の佃煮を作る。

自分が何をしたいのか本当にわからない。ちょっと疲れすぎなようだ。

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母の衝撃発言

いつもとは別の産婦人科へ行って、4Dエコー。
お腹の子供の立体映像を見せてもらったのだ。
ずいぶん元気らしい。
そして、一応身体的には順調らしい。
私的にはいつも膀胱が痛かったり不調な日も多いのだが、子宮の居心地がよさそうといわれてよい気分。

性別も一応前と同じことを言われた。
まだわからないが、8割がたそうなのだろう。
男女かはっきりしたら送ってもらうことになっていた服などもあるので、親戚に報告。

母に4Dの写真を送ったら、笑いながら
「何あのだんご鼻」「みっちゃくないね~」
と、電話がかかってきた。
胎児の写真なんてそんなもんだろうと、あまり気にしていなかったが夜に再び電話がかかってきた。
「ひどいこと言ってごめんね」
というので何で?と聞いた。

「私が初めて自分の産んだ赤ちゃん見た時はあまりに可愛くなくて凄くがっかりしたのよ。あんたもがっかりしていたんでしょ?それなのに、私までひどいこと言っちゃって・・・デリカシーなかったよ。ひどい親だね。私もどこにそんないい顔のコがいるわけでもないのに、なんかもっと可愛いはずって凄い期待してたから」

私としてはこちらの方が衝撃だった。
そんなに醜いと深刻に気にしていたのか・・・。

「まあね、元気だったらいいんだよね」
と、無理に明るく励まされもした。

いつもトンチンカンなことで悩んではいるが、一生懸命なようだ。
その日は仕事がはかどらず、腹立たしい出来事もあって、全然眠れなかった。

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こどものいる生活

石神井公園に住む従兄の家へ行く。
従兄夫婦と従兄の妹夫婦、母と私達。

子供が総勢6人。
一番小さい2歳の女のコが一人でロデオマシーンに乗って遊んでいたのにはびっくりした。
小さい子が荒馬に乗っているみたいな凄い光景。
自分でスピードを調整している。
聞くと毎日し乗っているらしい。
親が買ってすぐ飽きたのに2才の娘が乗っているので無駄にはなっていないからよかったと言っていた。

従妹から、絵本やおもちゃのお下がりを見せてもらった。
見慣れないおもちゃがいちいち新鮮。
どれもこれも可愛いではないか。
実際どのように使うのかわからないので、あれもこれもいただくことにした。
まだお腹にいるのに、ニンタマは物持ちなコになった。

小さい頃に一緒に遊んでいたり、小さい妹のようだった従妹が、すごくしっかりした先輩ママに見えた。
私はあんなしっかりできるのだろうか・・・。
子どもと一緒にわんわん泣いてばかりかも。
おいしいお料理が次々に出てきて、久し振りの従兄妹たちとたっぷり話して、たくさんの子供達を見る・・・と盛りだくさん。
昼について、ついつい夜9時くらいまで居座ってしまった。

帰りは嵐でびしょぬれ。子供が大勢いるエネルギーにぐったりしたが、楽しかった。
今までの生活に欠けていたものを取り戻している感じ。

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ママ先輩

母が来た。
吉祥寺に住む親せきのお見舞い。
母の、亡くなった従妹の旦那さんが危篤らしい。

その娘である私のフタイトコと母と旦那さんと夕方食事をした。
フタイトコは子供を3人育て上げた大ベテラン。
すごくお世話になるかもしれない。

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人体実験的

妊婦はある時期が来るとデベソになると聞いていた。
いつ、どういう風になるのかは知らない。
予想では目が覚めたら「あれ?」って感じにひっくり返ってんのかな?と思っていた。

だが、一月ほど前から微妙に少しずつへそが盛り上がって来た。
見た事がないようなへその奥まで見えて来た。
「こう来たか~」
と意外だったが、今はデベソ寸前。
完璧なデベソも間近だろう。

体が変わるのは不便だけど、夏休みの研究を自分の体でやっているみたいで新鮮。

朝、果物だけ食べてみたり、炭水化物を増やしてみたり、カイロを張ってみたり。
今のところ、これが体に良い!とハッキリ結果が出たものは無いが、毎日試す事があるので飽きない。

今朝は左の下腹部がモコモコしたので押し返してみたら、再びモコモコと押し返して来た。
「もしやこれは手かしら?」
と握るように擦ってみた。
握手モドキをした気持ちになった。
多分気のせいなのだろうなぁ。

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妊婦と観劇の関係

今日は久々に観劇。
ナイロン100℃の「神様とその他の変種」。

本多劇場ほど広くて、トイレも多い劇場だと安心と言うのもあるが、これはどうしても観たかった。
大好きな峯村リエっこちゃんを始め、文句なしに芸達者な役者さんの舌を巻くようなウマさ、ケラさんの凄まじい経験値の高さ、志の高さ。
さすがに上演時間3時間は疲れたし、トイレも大変だったが、行って良かった。
お尻が痛いと腹が立って笑えない事も多いが、今日は相当お尻も痛くてしんどかったのに沢山笑った。

今芝居をあまり観に行かないのはコンディションが悪いのに、しんどいだけで楽しめなかったら、普段は好きな役者さんや演出家さんにも激しい憤りを感じてしまうからかも。
普段は楽しめなくても良い所を見付けたり好意的な見方が出来たのだけど、今はつまらないと拷問のように感じてしまう。
しんどい分、見方がかなりシビアになっている。好き嫌いも激しい。
出産が近いと動物に近くなるという事と関係あるかもしれない。

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変化と発見

旦那さんと両親学級なるものへ行った。
オムツ替えや沐浴の練習、旦那さんに10キロの重りを装着して妊婦体験して貰ったり、父親の役割なるビデオを観たり。

ビデオは最前列以外の人は前の人の頭が邪魔でとても見辛かった。
芝居でいつも観やすいように客席を組んだり工夫していたので、もっと高い位置に映像を映せば良いのにと気になる。

しかし、奥さんに連れて来られた旦那さんのモチベーションをあげるには良い催しだった。
なかなか、自分からあれやってこれやってとは頼めない。
助産師さんが当然の事として話してくれるのが良かった。

沐浴も、初め「俺は見てるからそっちがやりなよ」と言って及び腰だった旦那さんに「私は病院でもやれるし」とやって貰う。
すると「これ、女の人には大変だわ」 と実感していた。
見ているとそんなやり方じゃ耳に水が入るなどと心配になるが、自分がやっても始めはそんなものだろう。

しかしホルモンバランスのせいとは言うが、出産の瞬間のビデオや紙芝居を観てもすぐ涙ぐんでしまって困る。
変な人に見えるととりつくろうのに必死。
だが、今までどこに住んでも変わらないと思っていたが、地域の催しなどに参加すると、子供を産むって地域と密接に関わる事なんだなぁと実感。
今までのようにコソコソ紛れ混むように生きてはいかれないのだなぁとプレッシャーも感じる。
まあ今までも「自分には無理」と思う事が意外と簡単だったと驚きながら生きて来た。あまり考えないようにしよう。

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7ヶ月の変化

母親学級やらここ数日のまとめ。

ここのところ、ぐんぐんお腹が大きくなってきて、動き辛い。
体重も異常に増えやすくなってきた。
以前より食べていないのにガンガン増えるので、食べる量を減らした。
便秘がちになり、ちょっとしか食べなくてもすぐお腹いっぱい。
空腹にならない。

体も冷えがち。
色々調べて漢方の便秘薬を通常の人の分量の4分の1から始めてみた。
うんともすんとも言わない。
通常の半分の量に増やす。
反応なし。
しかし、数日後感じのいいお通じが・・・。
ほっとするとそれから丸一日は水下痢状態。

そして、冷えはピーク。
少し動いた方がと思うが、体の重さと冷えのせいかスネや膝が痛くなってしまった。

以前はたくさん食べてもちゃんと消費して心地の良い空腹があったのだが、なんだか悪いサイクルになってしまった。

そして、意外に忙しい。
だが、疲れやすいのですべての行動が鈍い。

行こうと思っていたお芝居もここのところずっと行けていない。
出産後は当分芝居など観られないのだから、観ておいた方が・・・と思うのだが、体が拒絶反応してしまう。
狭くて薄暗いところで2時間もじっとしているのが耐えられない気がする。
そして、集中力が鈍っているので、絶対に寝てしまう。
人が沢山いるところに行きたくない。

最近はニンタマ(胎児名)の動きが激しく、いきなりどんどこどんどこ内臓のあちこちを蹴られる。
よく膀胱のあたりにジャブや蹴りが来て、ちびりそうな嫌な痛みが走る。
そしてお腹はこれ以上膨らんだら辛い・・・というくらい表面の皮が突っ張ってきた。
昨日やっと7か月目に入ったので、まだまだ膨らまなければならない。

いったいどうなってしまうのだろう。

靴を履くのも大変。
ちょっと前にお腹が大きいことを忘れて、手をつかずに普通に立ちあがったら、膝がゴキっと鳴ってしばらく足を引きずる羽目になってしまった。
いちいち慎重に動かなければならないので、動作の度に「えっと・・・どうやって動こうかな?」と考えてしまう。
人一人生まれるのにこんな面倒臭い思いがあったのか・・・と、普通に驚く。

毎日妊婦じゃなくてただのデブに見えるのではないか?と心配になる。

首や胸まわりにぽつぽつ小さいホクロやら小さいイボみたいなものが出来たり、足が異常にむくんだり、首肩の凝りも半端無い。
以前出来た副乳らしきものは依然としてそのままある。
医者にも薬剤師の母にも「これはただのできもの」と、言われるが、すでに数か月。
消える気配もない。
それどころかもう片方の脇の下にも小さいしこりが出来た。
やっぱり副乳なのでは?
再び母に、
「あれ絶対副乳だと思う」
と訴える。
すると
何?あんた副乳であってほしいの?副乳だったからってどうなのよ?
と、言われる。
確かに、それがもし副乳だったからといってもどうする訳でも無い。
「最近副乳が出来たの~」
と、地味な話題を提供できるかできないか、だけだ。
私は副乳であってほしいのだろうか?
ちょっと珍しい現象が起きている当事者ということを自慢したいのだろうか?
とも考えた。

そういう気持ちもあるかもしれないが、一つ大きな理由があった。
絶対にやめた方がいいのは分かっているのだが、私は吹き出物や小さいイボやら粉溜が出来ると、どうしても潰したり、むしり取ったり、えぐり取ったりしたくてたまらなくなるのだ。
今までもちゃんと消毒しながら様々なできものを自分で処理してきた。
小さなイボなども結構綺麗に取れた。
だからこの副乳らしきものが、もしもただの出来物なら、早々につぶしたり、むしったりしたいのだ。
だが、副乳かも?と思っているので手出しが出来ない。
流石に副乳をむしりとるわけには行かない。
手出しが出来ないからイライラするのだ。


こんな風に毎日思い悩むのは妊娠ネタばかり。
しかし、人に会うたびにそんなことを訴えるのも嫌だ。
必然的にちょっと引きこもり気分。

しかも長年演劇をやっていたせいか、こなしきれないほど知り合いが多い気がする。
元々行動が鈍いので、やらなければならないことや、やりたいことをやるのに精いっぱいで、それほど人と会う時間が取れない。
だからこれ以上友達も増やしたくない。
そう思っていた。

だが、身近にリアル妊婦は少ない。

情報も必要だろうと、本日三鷹市の母親学級へ行ってみた。
見事に普段接することの無いタイプの人達ばかり。
だが、切実な悩みは一緒。
「食べていないのに太る」「便秘」「お腹の変な箇所を蹴られて、やばい」「甘いものが食べたくて仕方がない」「冷える」
などなど。
本来全く気の合う要素の無い人達であっても、悩みが同じなので遠慮しないで話せた。

共通の悩み、共通の目標、共通の敵などがいる場合、気の合う要素が無い人でもすんなり打ち解けられる。
若い時はそれが本当の友情と錯覚したものだ。
だが、環境が変わったり共通のものが失われると話すことが無くなり、自然消滅する。
そういう利害や悩みが共通の状態が長期に渡ると揺るぎない友情が定着したりもする。また、そういう共通のものがまったくなくなったのに、何故か会い続けている人が結局長年の友達だったりする。

今回は三鷹市のご近所同士で、似たような時期に出産するという人達ばかり。
他人と距離を取りたい性分なので、ご近所すぎるのがおそろしいが、無事出産出来たら子供も同じ幼稚園や学校へ行くことになるのだ。
長く関わらざるを得ない人もいるに違いない。
ママ友なるものなど欲しくないと思っていたが、やはり必要なのかもしれない。
一人が好きと思いながら、愛想笑いが定着している顔のせいか大体どこでもなんとなく友達は出来てしまう。
固い決意で絶対に友達を作らないと思っていても挫折して出来てしまったり。

今回はどうなるか分からないが、まあなるようになるだろう。

5月には母親学級やらお口の検診やら両親学級やら盛りだくさん。
病院で行われるヨガや、マタニティスィミングやらも始めたいと思っている。

今、観たい観たいと思っているお芝居さえ、いざとなるとどうしても拒否反応が出てしまう。
書きものや一人で出来る仕事は全然辛くないのだが。
もしかすると、当分自分が芝居に出られない・・・ということで観たくないのかも知れない。
あとはこれからの数か月後に控えた出産に気持ちが行ってしまって、そんな気分になれないのかもしれない。
もしくは大好きな清水宏さんの一人演劇を観たのが、あまりにも幸せだったので、ここで打ち止めにしておきたい・・・という乙女心もあるのかもしれない。

だが、宝船看板女優・高木珠里の一人芝居は絶対に見なければならないので、少なくともあと一回はお芝居を観に行くことになる。

最近ぼんやりしていて、お芝居のお誘いメールや、お友達からのメールにもろくに返信できていない。
このままでは社会復帰できないと思いながら、不義理ばかりをしてしまっている。
申し訳ないと思いながら、どんどん忘れてしまう。
悪気は無いのだけれど、容量オーバーみたいだ。
「なんだ、アイツは!返信もしないで」と、憤慨している方がいたら、マタニティーブルーってことで、どうぞお許しください。

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