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新婚旅行リベンジ篇・買い物とマッサージ

ウブドを自転車で回りたい・・・との旦那さんの提案でホテルで自転車を借りた。
疲れたら、すぐやめる、ちょこちょこ休みながら出かける、ということにして出発。
炎天下なので、帽子を被ると飛びそうになる。
良かれと思ってかけたサングラスも鬱陶しい。
早々にはずし、帽子も旦那さんの頭回りが調節出来るキャップと変えてもらう。
徒歩じゃなければ「タクシー、タクシー」と、声を掛けられないかと思っていたが、「ゲンキですか~!」「コンニチワ~」などと、結局を声をかけられる。
商売絡みじゃなくても、話しかけるのか。
自分が子供の頃、外国人を見ると「へろ~」などと声をかけていた事を思い出した。
英語などできないのに会話をした気になっていた。

荷物を増やせないので、最小限のおみやげを探す。
バリ島には子供が多い気がする。
必然的に妊婦も多い。旅行者にも妊婦が多い。
「ブラン・マドゥ(新婚)」という絞り染めのお店の店番をしている女性も臨月間近の妊婦だった。
日本語がほとんど出来ない人なのだが、私が日本語で
「もうすぐ、生まれる?」
と、聞いたら
「ヤー」
と、答えていた。
「私もいるんですよ」的な身振りをしたら、分かっていた様子。
最近、急にお腹が大きくなってきてはいるのだが、傍から見ても分かるまでになってきているのか・・・と、実感。

カフェで休んでから、旦那さんが行ってみたいという地元の人に人気と本に載っていたワルンへ。
入ったものの、時間帯のせいか客はほとんどいなかった。
トイレを借りると、やはりローカルなトイレで、水桶で排泄物を流したり、股間を洗ったりする方式。
一応、紙を持参していたので、それを使おうと思った瞬間に、私のメガネが便器に落ちてしまった。
声にならない悲鳴をあげ、素手で拾いあげる。
外の洗面所で洗うものの石鹸が無い。
とりあえず、不浄の手と言われる左手で拾って、左手で洗ってはいた。
食事は右手でするとしても、気持ちが凹む。食欲も失せる。
そのせいか、こちらのごはんを初めておいしくないと思った。
香辛料と油に胸が焼ける。

その店にいついている猫がいたので、「ニャー、ニャー」と、構っていたら、露骨に食べているご飯をねだられる。
ちょこちょこご飯を落としてみると食べるのだが、好き嫌いもあるようで、ナッツは食べない。
こちらもさすがに、唐辛子の利いた料理は食べられないだろうと、あげるのをやめると「もっとくれ」と言わんばかりに鳴き続けられる。
初めは可愛いと思ったが、あまりの図々しさにムカつく。

気を取り直して、確実に綺麗なトイレのあるカフェへ行く。
そこで手とメガネを石鹸で念入りに洗う。
やっと、心の平安を取り戻せた。
普段それほど、清潔好きでも潔癖でも無いのだが、ヤワなのだなぁ。

カフェで休んでいる時に、恐る恐る
「買いたいわけじゃないんだけど・・・このプスピタってお店と、銀のアクセサリーのお店だけ見たいんだ・・・」
と、言ってみた。旦那さんは快くOKした。
「でも、見ると欲しくなるかもしれないからって思うと見ない方がいいかなって悩んでるんだよね」
「そしたら買えばいいじゃん」
「う~ん、でも旅に来たからって買い物するの馬鹿みたいじゃない?」
そんなことを言いつつも、欲しくなったら買ってもいいんだ!と、嬉しくなる。

お店に行ったら、案の定可愛いワンピがあった。
だが、よく見ると後ろの模様が失敗していて、インクの染みのようなものがついていた。
店員に指摘して、同じワンピで綺麗なのは無いかと聞くが、無いという。
近所に同じ店の姉妹店があるからそちらには無いか?と聞くと、わからないと言われる。
考えると言ってお店を出る。
先に銀のアクセサリーのお店に入る。
いかにもお守りになりそうな仏像をモチーフにしたペンダントトップを買う。
その後先ほどのワンピースを姉妹店に探しに行くが、色違いはそろっているのにそのワンピだけが無かった。
結局先ほどのシミのついたワンピを10パーセント引きにしてもらって購入。

一度ヴィラへ戻り、そのワンピに着替えてマッサージへ行く。
旦那さんがマッサージオイルにかぶれたので、全身はやめて足のみのマッサージにする。
適当なお店に入ってマッサージ開始。
旦那さんには男性、私には女性の施術者。
もっと足裏のツボをグリグリ圧してもらいたいが、そういうタイプでは無く、オイルで老廃物を流すような感じ。
気持ち良くなって寝ていたが、急にもの凄い不快感を感じて目を覚ます。
見てみると私の施術者が若い、というか少年に変わっていた。
それが、あまりにも下手なのだ。
下手というか、全く力が入っていないでただ撫でているだけ・・・という有様。
急に無断で変わられたことも不快だが、この少年の手つきからはやる気の無さしか感じられず、触れられているだけで嫌なオーラというかマイナスなものを感じて、イライラした。
もっと強くしてと言おうかと思ったが、そういう事を言ってもマッサージというものはただ強くすればいいものでは無い。
彼はやる気が無いので、とにかく何度も手にオイルを塗って時間を稼いでいる。
そのヌルヌルの手で触れているのか触れていないのか分からないような手つきで何のエネルギーも使わず、足を撫でる。
とにかく気持ちが悪い。
行ったことは無いが、もの凄い下手な性感マッサージみたいな気持ち。
安いとは言え、お金を払ってこんな不快な思いをするなんて・・・。
隣の旦那さんはスヤスヤ寝ている。
寝ているというのは気持ちが良いのだろう。
それまでは施術している人と目が合えば笑ったり「Good!」と、伝えたりしていたが、この少年とは目も合わせるのも嫌で、ずっと顔をゆがめて空を見ていた。
隣の男性施術者は足のマッサージを終えると、丁寧にオイルを吹き取り、締めに肩や首を軽くマッサージして「フィニッシュ」と、言っていた。
私の方は、ろくろくオイルも吹きとらず、肩や首は勿論飛ばして、「フィニッシュ」とも言わず、携帯をいじり出した。
きっと遊びたくて仕方がなく、この仕事もイヤイヤやっているのだろう。
「何で毎日、遊びに来て調子こいてる外人の足を揉まなきゃならないんだ」と、思っているに違いない。
気持ちは分かるが、そんな態度を丸出しにされると、「はずれ引いちゃったなぁ」と、思ってしまう。

店を出て、旦那さんにひとしきり愚痴ってから近所のお店でディナー。
いつも混んでいて洒落た雰囲気で値段は観光客価格、店員もちょっとだけ気どっている感じ・・・なのだけど、海老に火が通りきっていなかったり、食べかけの皿を何度も何度も「フィニッシュ?」と、片付けようとしたり・・・と、混んでいる店特有の殿様商売ぶりがちょっと鼻についた。
でも、蓮の池を眺めながらの食事は気持ち良かった。
雰囲気が良いと味は何となく誤魔化せるから、この店はこんなに混んでいるのだろう。

コンビニでアイスクリームを買ってヴィラへ戻る。
旦那さんに「お腹が大きくなったねぇ。東京にいる頃と全然違う。○○キロくらいあるように見える」と、出発前より6キロ位多い体重を言われ、アイスを食べていいものかどうか悩む。
だが、「チャングムの誓い」を観ている最中あまりにも眠くなったので、眠気覚ましにアイスを食べる。
だが、眠気は一向に去らず、結局寝てしまう。

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