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春巻春雨春巻

今日は明後日からのバリ新婚旅行の準備。
必要なものを探して見つからなかったり、旦那さんと軽く喧嘩をしたりしたが、仲直りをしてかねてから気になっていた近所の春雨料理店へ。
どうやらベトナム料理の店らしい。
入ってみると、食券の券売機が2つあった。
どうやらセルフサービスの店らしい。
どちらの券売機にも生春巻と蒸し春巻があった。
何のつもりもなく左の券売機で食券を買ったが、良く見てみると左は春雨料理の券売機、右はベトナム料理の券売機と、別ものだったらしい。
どうせならベトナム料理を頼みたいと店員さんに「間違えたんで変えて下さいと頼むが、店員は首を振るばかり。
「ダメ?」
と聞いても無反応。
なんだか腹も立って、「もうどうでもいいや~」と、そのまま食券を渡す。
どうやら日本語が全く分からないらしい。
旦那さんが言うには「料理人はベトナム人なので無愛想に見えますが、本当はそうではありません。許して下さいね」という注意書きが張ってあったらしい。
間もなく春巻が出てきた。

「あれ?美味い・・・」

腹が立っていたが、おいしいので少し気持ちが和らぐ。
そして、もう一品。
なんだか、揚げたような春巻が春雨ともやしの上に乗っている。
確か、蒸した春巻を頼んだはずなのだが・・・。

だが、これもまあ美味い。

私達は生の春巻と蒸した春巻と鳥のスープに入ったフォーを頼んでいた。
フォーは次に来るのかな?と思っていると、男性二人の予備校生っぽい雰囲気の客が来た。
二人もメニューを見ながら券売機の前で格闘していた。
するとどこからともなくピーピー音が鳴り始めた。
どうやら券売機に異変が起きたらしい。
客が店員を呼ぶも店員は無視して電話をかけ始めた。
どうやら店のオーナーと話してしているようだ。
おそらくベトナム語なので、どんなやりとりをしているのか分からない。
電話を切った後、店員は客の元へ。
カギを開けて、券売機を何やら弄る。音は鳴りやんだ。
ところが客が
「1260円入れたんですけど、出てこないんです」
と言い始めた。
店員はなにやら上を指さして誰か話が分かる人が来るような動きをしたっきり、厨房へ戻ってしまう。
男性二人組はすっかり不機嫌になり、お互いでも揉め始めた。
「俺は食わないからお前だけ残れば・・・」
みたいな雰囲気でお互いテーブルの上で食券を押し付け合っている。
でも、誰か来るなら食べながら待とうと思ったのか、食券を店員に渡しに行った。
すると、再び店員がベトナム語で電話。
もしかすると「問題は解決した」というようなことを言っているのではないだろうか?
解決は全くしていないのだが。
間もなく私たちのテーブルにも最後の3品目の料理が届いた。
さっきのタイプとはまた違う、春雨が入った生春巻だ。

「あれ?フォーは・・・?」

でも、もはや抗議するつもりにもならない。
3つ頼んだものが2つ間違えている。
おいしいのだが、春雨と春巻ばかり。
もう、フォーは来ないだろう。笑うしか無い。

「食券と一緒にメニューの写真を指ささないとダメだわ、この店」
「ここまで言葉通じないとあきらめるしかないね」
「日本だと思っちゃだめだね、外国だったら腹立たないもんね」
「本当にベトナムだったらもっと安いけどね。この値段じゃ日本の店より高いもんね」
「あの人、意思疎通はかるどころか、いやいや仕事していて、逆ギレしてるもんね。多分今日だけ臨時の人なんじゃない?そうじゃなかったら大変だよ」
などと、笑いながら盛り上がっていると隣の客がどんどん暗くなっていった。

まだお腹は減っていたが、また春巻が来ても困るので店を変えることにした。
唐辛子というお店へ。
ここはかなり混んでいて、おいしかった。
帰りに再び春雨料理店三丁目をのぞいてみると、先ほどの男性二人組は既にいなくなっていた。
女性客が二人いた。店員は相変わらず同じ人だった。
なんだが、小太りの劇団ひとりって感じだった。
この店のフォーを食べてみたいけれど、次に行くとしたらよほど元気な時じゃないと無理そう。
弱っていたり友達と一緒だと頼んだものが来ないかもしれないので、気疲れしそう。

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