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北のほうから~パニックドライブ~

苗場は車が無いととても不便。
バスで一人片道640円で越後湯沢へ行き、野菜や肉を買出し。
二人だとなんと往復2560円。
車があればなぁ・・・。

しかし、誰が運転するのだ?
私は22歳の時に免許を取得して以来、1時間くらい運転したことが4回ほど。
最後に運転したのが、6年ほど前なのだ。
旦那さんもペーパードライバー。
だが、実家に帰ると時々練習しているという。私よりはマシなはず。
数日前に
「そのうち越後湯沢でレンタカー借りれると良いね」
と、言ってみた。
もしかすると、「じゃあ借りてみよう」という流れになるかも思ったのだが、
「今は寒いから路面が凍結するかもしれないし、今度ね」
と、妥当な返事をされた。
それはとても懸命な判断だ。
それ以上「レンタカー借りたい」とは言えなかった。
だが、スノボに挑戦してすっかりチャレンジャー気分になったらしリフトの上で

「 何か、スノボも挑戦したし、いろんなことに挑戦したくなってきた。車、借りようか?」

実は運転の練習をしたくてたまらなかった。
しかもバリにも行けなかった今、苗場ではなるべく小さな勝利を積み上げなけらばならない。
南国でリフレッシュしたりスキューバダイビングが出来なかった。
スノボもやりたくてたまらないことではあったが、スノボだけでは足りない。
運転に挑戦して、ある程度成果が得られれば、多少気が済む気がした。

私は周囲の友人に運転をすることをかなり反対されている。
それは自分でも分かっている。
絶対に運転に向いていない。

だが、苦手で向いていないからこそ挑戦したいのだ。

レンタカーを借りると決まった前日の2日夜からかなり緊張。

3日の昼にバスで越後湯沢へ。
トヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、駅レンタカー。
3社でどこが安いか迷っていたが、直前すぎて駅レンタカーしか車が無かった。

初めて借りる人はクレジット決済だという。
クレジットカードを持ってきたのは私だけ。
しかし、私の免許証は旧姓のまま。
駄目だと言われるのでは?と不安だったが、保険証を提示したら大丈夫だった。
「車に乗るの久しぶりなので、いろいろ教えて下さい」
「初心者マークってありますか?借りたいんですけど」
などと、言うと受付のおばさんが急に不安顔になった。
「初心者では無いんですよね」
「ええ、免許を取得したのは16年前ですから・・・。ただ、実家に帰った時に乗るくらいで・・・」
と、旦那さんの経歴をそのまま言う。
とても16年で4時間くらいしか乗ってません・・・とは言えなかった。
「最初から聞いていれば・・・」
と、つぶやくおばさん。
すでにクレジット決済を済ませた後。現金で払ってたら、お金を返されて断られていただろう。
おばさんと一緒に近所の駐車場で練習することになった。
「そっちが運転しなよ」
と、旦那さんに言われるが、私はエンジンの掛け方も分からない。
旦那さんが運転しているところを見て、覚えなければどうしてよいか分からない。
「怖いから、そっちがやって・・・」
と、お願いする。

旦那さんが運転を始めたら、私よりはマシであったが案の定大変な感じ。
急にスピードが出たり、止まったり。大回りしすぎたり。
「奥様が運転なさった方が良いのでは?」
とおばさんに提案される。
わかってないな・・・、私だともっともっと大変なことになるのに。
何故か、おばさんは私の方が運転が上手いはずだと信じ込んでいた。
きっとうまい方がこのレベル・・・とは信じたくなかったのだろう。
「いえ、彼に任せます・・・」
と、まるで夫を立てる肝の据わった妻のように言い放つ。
おばさんが居なくなってから、私も練習する。
「いいよ、もっとアクセル踏んで・・・!あ、ブレーキブレーキブレーキ!」
「今、なんでブレーキ踏まなかったの?何見てたの?」
などと怒られまくる。
「怖い怖い」と、怯えると、「もう、やめる?返す?」と、言われる。
ここまで来て返すなんてありえない。
怖くても「怖い」と言うのはやめよう。
狭い駐車場でほかの車の至近距離をぐるぐる回る。

ぶつかったら、旅すべてが台無しになる。そして、お金もかかる。
駐車場内に人が現れようものなら、パニック。
殺人者にはなりたくない。委縮しまくる。

暗くなる前に帰ろうということで、旦那さんに運転を戻す。
近所のスーパーへ行くのも大冒険。
「あ、後ろに車が来ている。路側帯に寄せて抜いてもらおう」
「今、こっちには車いないよ」
などと、片時も休めない。
自分も運転しているつもりになる。
だが、旦那さんの運転も駐車場よりかなりスムーズ。
やはり、狭いところを何度も曲がるよりは普通の道で視界が開けている方が運転しやすいのだろう。
ってことは、私も意外と出来るかも?と思ったり、やはりこんなカーブは曲がれない・・・と思ったり。
旦那さんがカーブを決めるたびに「うまい~~~!」「素敵~!」と、ほめちぎったり拍手したり。
命からがら、苗場で到着。
苗場についたら私も練習したいと思っていたが、疲れ果ててしまった。
そして、薄暗くなって来たので、危険だと練習は明日にすることにした。
夜は韓国ドラマ「グリーンローズ」を観ながら酒盛り。

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