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北のほうから~命がけのドライブ~

運転の練習をする。
旦那さんは自分が運転して広いところに出てからが良いと思ったようだが、「ここからやる!」と、カーブの多い下り坂から運転する。
車が少ないので、怖くなると異常にノロノロしても他の車に迷惑がかからないのが救い。苗場周りをぐるぐる回る。
「ここでUターンして」と、言われどうしていいか分からない。
「どうやるの?」
と聞くと
「好きにやればいいよ」
とのこと。
「やり方がわかないんだから、好きにって言われても分からないよ~」
と、ちょっとキレる。
「だから、ちょっと広いところに出たら、曲がってバックして・・・・」
「ちょっと広い所ってここ?もっと先?どこ?」
「じゃあ、ここでいいよ」
「これからバックするけど、ハンドルはどっちに切るの?え?こっち?」
すべて事細かな指示が無いと出来ない。
一人だったら、対向車線にも入りかねない。

そんな風ではあったが、少し運転に慣れてきた。
「越後湯沢までは無理だけど、途中までは私運転する」
と、言うと
「え、最初が怖いんだよ?トンネル沢山あるし。多分トンネル怖いと思うよ」
と、軽く脅される。
「やってみる」
私も怖いが、そんな私に命を預ける旦那さんの方が怖いだろう。
トンネルに入る前に後続の車に抜いて貰い、ノロノロ運転する。
初めの二つは光が入るトンネルだったので大丈夫だった。
次はとにかく長いトンネル。
「対向車が来たら、スピード落として、ちょっとよけて」
と、言われるので、その通りにしたら
「ゆっくりって言っても止めちゃダメだよ。向こうがびっくりするよ?それに寄せ過ぎて壁すれすれだったよ」
などと怒られる。
だが、集中しすぎているので、怒られても全く気にならない。
様々なカーブも曲がる。
昨日旦那さんがカーブを決めるとほめちぎったが、意外と簡単だな、と思った矢先に
「ここ、意外と難しくないんだよ」
と、つぶやいていた。
最後のトンネルで急に気分が悪くなる。
平衡感覚や現実感が希薄になり、とにかく嫌な気持ちになった。
普段の自分なら、ここで根性を出したり、ムキになって頑張るのだが、休むことにする。

本当は自分も運転をしたい筈の旦那さんが
「ここまで来たら、最後まで行った方がいいでしょ。やった感があるでしょ?」
と、言ってくれた。
運転を再開すると間もなく湯沢市内。
スーパーの駐車場で休んで、ガソリンスタンドへ。
ガソリンの給油口がどこかも分からず、ハンドブレーキを忘れたり、運転しようとしてギアをニュートラルのまま発進したり、ダメダメ。
24時間レンタルしてガソリン代は800円程度。
こんなに短距離しか乗っていない人達もいないだろう。
なんとか、車を返す。
となりで事細かな指示がなければ全く運転できなかったが、満足。

その後、二人で雑誌を読みながら足湯に一時間。
そして、地元のおいしそうな飲み屋へ。

日本酒を4種類並べて、比べながら飲み、馬刺しや刺身をつまむ。
苗場へのバスの最終時間は6時45分なので、お店が混み始めた頃にはお開き。
バスに乗って、運転をシミュレーションしながら帰る。

部屋で肉や魚を焼いたりしてこの日も、「グリーンローズ」を観て酒盛り。

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