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電車男

中央線で三鷹へ向かっていると、耳元で
「フガッフガッ」
と豚の鳴き声がした。
驚くが酔っ払い客が立ったまま寝てイビキをかいているのかな?と思い直す。
しばらくするとまた
「フガッ」
と聞こえる。
振り返ってみると私を見て「ニヤッ」と笑う男性がいた。
しまった!
電車によくいる不思議な人達の一人だったのか。
それから延々と耳元で「フガフガ」やられる。
かたくなに振り向かないでいたが、つい窓に映る姿を確認してしまう。
すると窓に映った男と目があってしまう。
ヤバイ。私が注目している事がバレバレだ。
それからは絶対見ないようにした。
すると手摺に捕まっている私の手に男がぶつかって来た。
「ツッタツッタ、パーン、ズンズンパーン」
などと唱えながら両手で見えないスティックを降っている。
しばらく見えないドラムを叩いた後
「デェスティニー」「パーフェクト」などと外人ぶった発音の英単語を唱え、再びドラム。
男性は吉祥寺で下車。ほっとした。
冷や汗をかいた。

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