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一路バリへ

荷造りに時間がかかり、一睡もせずに新宿へ。
ユピコと待ち合わせて、成田エキスプレスに乗る。

ユピコは前回バリへ行った時より確実に進化していた。
以前は海外に不慣れな私とユピコをノムコがリードしてくれた。
だが、今回はユピコが何もかも用意してくれた。
どこで、いくらドルやルピーが掛かるから、小分けに用意しておいた方がよいなどと、スムーズに行く様に教えてくれる。
ホテルも代理店も全部彼女任せ。私はただ着いて行くだけだ。
前回では、私と同じレベルだったのに・・・と感心する。
そして、いつまでもオタオタして進歩していない自分にしょんぼりする。

飛行機が出発すると俄にテンションが上がって来た。
何度も飛行機に乗っているのに「浮いた!浮いた」「もう、車があんなに小ちゃく見える!」と、はしゃいでしまう。
雲の上

ノムコは18日にはバリに着いている。
一人でどこかに一泊して、デンパサール空港まで迎えに来てくれることになっている。
今頃どうしているのだろう・・・などと話しているうちにウトウトする。
目が覚めると韓国語の勉強をしては、またウトウト。
朦朧としているうちにデンパサールへ到着。
飛行機の扉が開くとちょっとした生臭さと湿気と暑さに驚く。
だが、すぐに心地よくなる。

近くにノムコがいるかと思うと、ビザの申請やら手続き、荷物の受け取りなどがもどかしい。やっと出口へ向かう。
買ったばかりのデジカメでノムコと会った瞬間の動画を撮ろうと、カメラを片手にノムコを探す。
沢山の旅行代理店の人が客の名前を書いた紙を掲げている。
そこにノムコが我々の名前を書いた紙を掲げて立っていた。
幾分日に焼けてはいたが、以前海外放浪して帰国した時、別の人種のように黒くなっていた事を思うと、それほど変わりない姿だった。
再会を喜ぶのもおろそかにして、動画を撮る。
だが、失敗。
そして、「バリでの出来事」にも出て来た空港の写真を撮ろうとしたら、本物の代理店の人が来て、全く撮る時間が無かった。
かろうじて撮ろうとしたら、動画モードのまま。
2秒くらいのおかしな画像になってしまった。

代理店の人とのやりとりも全部ユピコがやってくれた。
前回のバリ旅行で尋常では無い程、虫に刺されて大変だったので、車の中で早速虫除けスプレーをかけた。
ユピコに貸す。
ユピコもシュッシュッとかけて、にっこり笑って「ありがとう」と、返して来た。
すると、ノムコが「今の全部私の顔に掛かった」と、情けない顔をしていた。
前回のバリ旅行でも似た様な事があったので皆、思い出し笑い。

今日から3日間サヌールのペニダ・ビューへ宿泊。
セミダブルベッド二個、奥の部屋にダブルベッド。
玄関の外にもお茶が出来るスペース。3人で6千円程度という安さ。
ホテルにて
ウェルカムドリンクを頂き、街へ。
スーパーが充実していて、びっくり。
ブルガリの香水からお土産モノ、洋服、日常雑貨まで何でも揃う。
「ゴン太」というラーメン屋まである。
適当にお菓子やシャンプー、水などを購入。
その後、ペニダ・ビューの向かいのレストランへ。
ミーゴレン、海老の塩焼き、野菜炒めを注文して、ビンタンビールで乾杯。
バリごはん
観光客価格でも安くてウマい。ノムコとは一年のブランクが嘘の様。


疲れすぎて、ベッドに横たわった後、全く記憶が無い。気絶した様に寝る。

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