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バリ日記~猿にありがとう

今、バリは雨期。
とはいえ、一日中降っている訳では無い。
スコールの後、からっと晴れたりもするらしい。
18日は晴れていたという。だが、今日は曇り。
それでも、海を見ながらのオープンテラスでの朝食はとても気持ちが良い。

今日は、ウルワトゥ寺院と、ジンバランのホテル、ブルーポイントへ行くことにする。
これは、私の希望。
ウルワトゥ寺院もブルーポイントも私の大好きなドラマ「バリでの出来事」のロケ地なのだ。
本当はブルーポイントで泳いだり、泊まったりもしたかったが、このホテルはプール遊びをするだけで、150ドル以上も掛かるのだ。
宿泊も最低料金で230ドル。
我々が泊まっているホテルは3人で一泊50ドル~60ドル。
泊まるのもプール遊びも無理だが、お茶くらいは出来るだろう。
ノムコにもユピコにも以前無理矢理「バリでの出来事」を貸し付けていて良かった。
皆、快く賛同してくれた。

ペニダ・ビューに待機しているタクシーがジンバラン、ウルワトゥ巡りを40ドルで
請け負ってくれた。
まず、初めにジンバランで魚や海老を食べる。
このお店は運転手とのつながりがあったようだ。
数有るお店の中、運転手はさっさとある店に止めてしまった。
お店の人は「飲食しないと駐車料金が派生する」と、主張。
お店を気楽に選びたかったのだが、お店の人にも運転手にも「どの店も同じ」と、言われ、面倒くさくなる。
ジンバランはテロがあったせいか、街全体が工事中という感じ。

海老も魚もおいしかったが、客が誰もいない。
さあ、お店を出ようという時、楽器を持ったおじさん達が我々の目の前に来て演奏を始めた。
会話をしたいのに、にこにこ聞いているふりをしなければならないのが面倒。
歌も演奏もウマいのだが、久々に会っている我々にはせっかくの時間を奪われている意識にしかならない。
日本人と分かるとサザンオールスターズのTSUNAMIを歌い始め、テーブルに帽子を乗せてチップを要求。
日本語の歌も覚えて歌っているのも大したものだが、こういうのはカップルで来た時
にやって欲しい。

久しぶりにバリ特有のトイレに入る。
うっかり紙を流してしまったので、流すのに一苦労する。

その後、お楽しみのウルワトゥ寺院へ。
お寺では短パンなどを履いている人はサロンを巻かなければならない。
ドラマでも皆、素敵なサロンを巻いていた。
寺で貸しているサロンはただの無地のモノであったが、我々は長いパンツを履いていたので、必要なかった。
「バリでの出来事」のDVDも「バリでの出来事公式ガイドブック」も貸し出し中で、あまり復習出来ていなかった。
ロケ地に行った物の、見覚えある様な無い様な・・・。
目の前で凶暴なサルが子供の手から瞬時にバナナを奪うのを見て、バナナを買うのは止める。
とにかく、崖付近を歩く。
物凄い断崖絶壁ぶりに驚く。
バリの岩
うっかりしていたら、本当に落ちそうだ。
日本なら、もっと頑丈に柵を作っているだろう。
断崖絶壁が大好きな私は、何とか先端に行こうと思うが、先端で談笑しているグループが全く動かない。
これは行くなという事かと、断念。

その後、逆方向の崖に向かう。
すると、誰かが私の腰にしがみついて来た。
ノムコがふざけているのかと、気にしないでいたが、どうも様子がおかしい。

振り返ってみると、猿が私の鞄を引っ張っていた。
鞄に手を突っ込み何かを取り出そうとしている。
どうやら、喉が痛い時にスプレーする「アズレー」という薬が目当てのようだ。
アズレーのノズルを奪い取り、逃げる猿。
現地の子供達が持っているお菓子を投げつけ「取り返したら、チップ頂戴」みたいな事を言っている。
だが、猿にぐちゃぐちゃにされたノズルではもう、役に立たない。
そのまま進む。
猿の攻撃に呆然としていると、ユピコが「あの猿、タイシ(正岡たいし君)に似ている」と、指差していた。
バリの猿

確かに何か威厳に満ちた猿がいる。
その猿に何かを感じて、動けなくなった私達は柵にもたれて暫く立ち話。
海を眺めていると、「はっ!」と、する。

「ここだ・・・!」

唐突に気付いた。
猿のせいで足を止めて、立ち話をしていた柵のすぐ外が、「バリでの出来事」のDVDのパッケージにもなっているロケ地だった。
うわ、柵から出たい・・・。
だが、ここは一応バリの聖地。
撮影ならともかく、普通の人が柵を越えたりするのは考えもの。
柵を乗り越えたり、岩場を歩く時、ソ・ジソブやチョ・インソンが、ハ・ジウォンやパク・イェジンの手を取って助けたりしたのかしら?
いや、絶対やったな、やらなきゃ却ってダメだ・・・等と妄想しながら、眺める。
写真もガンガン撮ったが、景色の足下にも及ばない。
それにしても、猿のお陰でこの場所に気付いた。
猿よ、ありがとう。

その後、ブルーポイントへ。
ホテルへ入ってずんずん進むと、バリでの出来事の最終回に出て来る海とプールが繋がって見えるプールが見えて来た。
プールサイドに行きたい・・・だが、このプールは遊ぶだけで150ドルも撮られるプール。
もしかしたら、怒られるかも・・・。
そう思って辺りを見回すと、ヒットマンの様な風情のスタッフがプールサイドに立っている。
とりあえず、遠い距離からガンガン写真撮影。
プールの傍にはチャペルがあり、丁度結婚式もやっていた。
遠目にもとても美人な花嫁。

とりあえず、プールの傍にあるカフェへ入る。
ヒロインがプールサイドで飲んでいた「マイタイ」を注文。
ユピコはビンタンビール。
ノムコが軽い気持ちで頼んだホットドッグが恐ろしくボリュームたっぷりだったので、皆で摘む。

しばらくすると、新郎新婦がカフェへ入って来て記念撮影をしている。
よく見ると、かなり大きなテレビ撮影用のカメラも2台。
そして、その二人のポージングが素人では無かった。
キス直前のポーズでカメラ目線。
もしや、どこかの国のタレントなのかもしれない。
英語で話しているので分からなかったが、何となく韓国の人の様に思えた。

プールサイドに普通のお客さんが、撮影しているのを目撃。
どうやら立ち入り禁止では無い様子。
プールに近づくと先ほどは恐ろしく見えたヒットマンがニコヤカに近づいてきて、写真を撮ってくれた。


ビーチの3人プールサイド
ヒロインが寝そべっていた長椅子にも寝そべる。
折角気分良くなっていたのだが、スパッツにビーサン姿が恐ろしくださくて愕然とする。

もう思い残す事は無い・・・と、感動しているとユピコが「折角だからお部屋見せてもらおう!」と、提案。
ホテルのスタッフに「部屋を見せて下さい。今度彼女がバリで新婚旅行するんですよ」と、話している。彼女とは私の事だ。
新婚旅行する話など、していなかったのだが、もう乗るしか無い。
ホテルのスタッフに祝福の目を向けられ、うすら笑いを浮かべながら曖昧な応対をする。

新婚夫婦のお部屋とお式をやった時に家族が泊まる部屋を見せてもらう。
これが、ファミリールームの方が安いのに格段に素晴らしい。
ハネムーン部屋は部屋専用のプールがあるけれど、意外と手狭。まさにヤリ部屋。
お部屋でもお風呂でもプールでもどこでも愛し合って下さい・・・という事なのだろう。
その点ファミリールームは2階があり台所もあって広々している。
新婚旅行で泊まるにしてもファミリールームかな?などと、架空の設定なのに妄想してしまう。

ホテルへ戻り、マッサージへ。
1時間のオイルマッサージが6万ルピー。6~700円なのだ。
黒い紙パンツ一丁になって、油をたらたら垂らされて全身マッサージ。
3時間程寝たかのようにスッキリ。

まだお腹一杯なので、カフェで軽く夕食。
ケーキが恐ろしく美味しかった。

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