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チョグムマン

朝からぼんやり。お台場へ。
いつも乗り換える東中野駅を乗り過ごしたので、新宿で乗り換える事に。
大江戸線は地中深いので、乗り換える駅によってかなり当たり外れがある。
新宿はかなり面倒くさいのだ。
それなのにぼんやりしていて、何故か反射的に小田急線に乗ろうとしてしまう。
気を抜くと体がついつい下北沢へ向かってしまうようだ。

やっと埼京線のホームに行くが、間違えて大宮行きに乗り込み、慌てて降りる。
小学生から電車通学しているのに、いつまで経ってもこんな調子だ。
ホームで新木場行きを待ってぐったりしていると、
「この電車は北鎌倉へ行きますか?」
と、美人な女性に聞かれる。
発音から彼女が外国の人だとわかった。
私の様にたよりにならない人間に尋ねるとは・・・と思いながらも一生懸命調べる。
すると美人な女性は連れの男性に「彼女、知らないみたい」と、韓国語で話していた。 おお、韓国の人だったのか・・・と、俄然一生懸命調べた。
結局隣のホームの次の電車だった。
「韓国の方ですか?私も韓国語、今勉強しているんです。チョグムマン(ちょっとだけ)」
と、話してみた。
この程度の言葉なら韓国語で話せるのだが、つい緊張して日本語になってしまう。
とって付けたように「チョグムマン」だけ言ってみたら、美人な彼女は笑いながら
「そうですか・・・カムサムニダ~」、とやはりチャンポンで答えてくれた。
連れの彼氏も「カムサムニダ~」と、笑顔。
次になんと言って良いかわからず、何故か私も「カムサムニダ~」と、へこへこ頭を下げた。
この場合言うべき言葉は「チョンマネヨ~(どう致しまして)」などだと思うのだが、出て来なかった。
冷静になれば、ちゃんと話せる内容なのに舞い上がってしまった。
しょんぼり。

今日もお台場で舞台をやった。
元々映画を上映する会場なので、普段の舞台とちょっと勝手が違う。
小さな声はよく響くのだが、大きな声はそれほど響かない。
大音響が吸収される構造のようだ。
そして、客席が明るい。
普段は照明の加減で意外と客席が見えないのだが、かなりクリアに見える。
客席振りの芝居をする時、やたらと照れくさい。
日曜日ということもあって、客席はかなり埋まっていた。
お客さんのノリも良かった。

あとは、17日と、19日の2ステージ。
平日なので、まだまだ席に余裕があるようだ。
気が向かれた人は是非、お台場へ足をお運びください。

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