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天の邪鬼なコーディネイト

着物を着て、ナイロン100℃「わが闇」観劇。感激。
「人間フィルハーモニー」に引き続き、また凄いモノを観てしまった。
怖くて、泣けるのに沢山笑った。
一緒に観ていた仲坪ユピコが終演後涙を拭っていた。
それを見て、
「私もね~、本当は泣いてたんだよ。」と、張合うように言ってしまう。
観劇中に涙が出そうになって、上を向いたりして必死に涙を蒸発させたり、こっそり手で拭ったりしていた。
そうまでして泣いている事を隠していたのに、素直に泣いている人を見ると「私も泣いてたんだい」と、宣伝してしまうのは、何故なのだろう。

数年前、大阪のゲイバーのショーで「涙そうそう」を聞いて泣きそうになり、必死で隠した時も、素直に泣いていた猫のホテルの佐藤真弓さんを見て「私も本当は泣いてたんだよ」と、耳打ちした事を思い出した。
私の狙いは何なのだろう?
楽屋へご挨拶。
感動した旨を伝え、久しぶりに峯村りえっこちゃんに抱きつく。
相変わらず気持ちが良い。
長田さんに着物を褒めて貰う。
嬉しいのでつい自慢。
オレンジの絞りに猫のパッチワークが施してある帯が可愛いと言われたので、「ほら、この耳のピアスも実は良く見るとキティちゃんなの。猫でコーディネートしたの~!」と、力説。
「本当だ!猫、好きなの?」
と、聞かれハッとした。
別に猫は好きではない。

「ううん、全然・・・」

長田さんは困った顔をしていた。

ユピコと中野の四文屋へ。ついつい飲み過ぎる。
2軒目では二人で白ワインも空ける。
記憶は定かでは無いが、新江古田に置いていた自転車が家に戻っていた。
着物と酔いというハンディを乗り越えて、乗って帰ったようだ。
無事で良かった。

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