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わたしはあきらめない

今日は急にオフ。
稽古と撮影が入っていたのだが、撮影は昨日で撮り終わり、稽古も無くなった。
風邪を完治させるべく寝まくる。
まだ喉の奥に潜んでいるのが分かる。
これが、もっと奥に入り込んで咳になると大変だ。
寝まくった後、下北沢へ駅前劇場へ。

我らが、ナオミィの出演中の舞台「モナコ」観劇。
偶然、とくりんやキックン、森川君も一緒。
観劇前から俄然飲みに行きたくなるが、我慢しなければ。
お芝居ではナオミィが、美女役!
元々美女なので、当然なのだが、ナオミィは美人なだけではなくかなり面白いせで、ここ最近純粋な美女役をやっているのを見ていなかった。
面白い女は美人でも美人だと認識されなくなったりする。
逆にそこそこ綺麗なだけで、大して面白くも無い人が美人という事になっていたりもする。
ナオミィが現れた当初(10年以上前)、周囲の男子は色めき立っていた。
「あんなかわいい子と一緒に芝居やりたい」と、一緒に芝居をやっている私に向かって、社交的な遠慮も見せずに言っていたものだ。
まだ彼女を良く知らなかったので
「ふん!確かに可愛いわよ・・・でも・・・」と、何か悪口を考えようとしたが、思い浮かばなかった事も懐かしい。
今ではすっかり戦友。
だが、彼女が小劇場に現れた彗星の様な美少女だった事を忘れている輩が多い事にも腹が立つ。
彼女の足下にも及ばないレベルの普通の可愛いコを指して「小劇場にこんな可愛いコいないじゃないですか・・・」などと、鼻の下を伸ばしている低能を見るといつもはり倒したくなっていた。

「見る目が曇っている!」

どうやら、世の男性は女性にオモシロを求めていないらしい。
っていうか、自分が面白い事を言って、ちょっと可愛い子に「面白い~」って感心されるのが好きな気がする。
だから、自分より面白くちゃ困るのだろう。
「女のギャグは笑えない」と、のたまうイケメンの役者さんもいた。
話は大分、飛んだが、今日、私は嬉しかったのだ。
ナオミィの美貌が正当に評価されて、ギャグ無しでも美女として通用する芝居を、実に素敵にやっていた。
胸がすっとした。

ある年齢を越えてから、男性陣に「結婚も出産も諦めてお金にもならない演劇に打ち込んでてエラい」などと、言われる事にも多少憤慨していたので、虎の威ならぬ手近の美人ナオミィの威を借りて、鬱憤を晴らした気持ちになったのかも。
結婚も出産もまだまだ、俄然前向きのつもり。

そして、飲みのお誘いを頑張って辞退。
帰宅。

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ただいま撮影中!

朝4時頃起床。撮影のお仕事。
早朝の6時半に新宿集合でロケバスに乗り込む。
メイクやら衣装やらのメドが着いてから、出発。
役者もスタッフもガンガン寝始めた。
ふと、窓の外を見るとよく自転車で通る町並み。
あれ、自宅に近づいている。
帰りは新宿まで行かずに途中で降ろしてもらえた方が良いなぁと、ぼんやり見ていたら、益々家へ近づいて行く。
そして、家の前を通る。
あららら、さっき出て来た我が家だよ・・・。
人に訴えたかったが、皆熟睡。
そのまま私も眠る。

本日の撮影は楽しかった。
寒かったり、過酷な環境ではあったけれど、出ずっぱりで動いていたので、凍えることは無かった。
初めての監督さんだったけれど、何故かのびのび出来た。
理屈では無く初っ端から、気持ちが開きやすい方だった。
こういうのはなんだろう・・・。
きっと懐の深い方なのだろう。
役に立ちたいと素直に思えたのは、気持ちよかった。
共演の役者さんも皆素敵だった。

心配していた風邪も悪化はしていない様子。
朝から大声張り上げていたので、夜にはちょっと声が無くなって来たが、この程度なら1、2日大人しくしていれば治る。

一安心。

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日を記す

ヴォイストレーニングの為に朝支度をしていたが、挫折。

あまりにも具合が悪い。

先日の撮影現場に沢山の風邪ひきがいた。
風邪で声が潰れている人もいた。
そして、暖房器具が一切無い極寒の廃屋で6時間以上待機。
出番ではかなりダミ声で叫んでいた。
これで風邪を引くなという方が無理だったのかも。
翌日は声の出し過ぎで喉が痛いだけだと思っていたが、どうやら風邪を貰った様子。
大久保で買ったニンニクしょうゆ漬けを10個くらい食べる。
自分でも信じられない程ニンニク臭くなった。

薬を飲んでひたすら寝る。
夕方から起き出し、五反田へ。

前回宝船でヒロインを演じてくれた猫田さん企画の「猫田家」を観に行けるのはこの日だけ。
タイトルは「ミーコのSFハチャメチャ大作戦」
そして、二人芝居。
SFなのに二人芝居?
五反田「アトリエヘリコプター」なる場所へ向かうが、駅を出てすぐ迷う。
交番へ「キャッツシアターの方らしいのですが、これどっちでしょう?」
と、尋ねる。
お巡りさんは延々と地図帳を見始め、5分以上かけて
「ここらへんでしょう」と、地図を指差した。
だが、かなり拡大された地図なので五反田駅からの行き方はさっぱりわからない。
「ええと、キャッツシアターの方ですね」
と、先ほど私が言った内容をそのまま教える始末。
「あの、ですからキャッツシアターへの行き方が分かればいいので・・・」
と、何度言っても
「住所が・・・東五反田の2丁目だから・・・」
などと、方向を示してくれない。
他のお巡りさんが「どうしたの?」と来てくれたので、助けを求めたかったが、そのお巡りさんに遮られる。
ここで10分程消費。
何故地元なのに、全く説明出来ないのだろう?
そこまで要領の悪い教え方をするお巡りさんは初めて。
とりあえずおっかなびっくり向かってみた
キャッツシアターの付近を曲がろうとしていたら、知り合いに発見され
「そっちじゃないよ」と、教えられる。
やっと、到着。

そして観劇。
本当に二人芝居で、SFだった。
どう思って良いか分からない観た事が無い様な衝撃の作品。
猫田さん・・・やっぱり凄い女優さんだったのだ・・・!と、改めて実感。
というか生き物として凄い・・・!
こんな芝居をやれるのは猫田さんしかいない。

お酒に誘われるが、風邪を移してもいけないし、悪化させてもいけないので帰る。
何の気無しに歩き始めたら、全然知らない所へ行ってしまう。
あれ、ここはどこだろう・・・?

コンビニに入って、駅への方向を聞く。
ぐるぐる歩いていたら、キャッツシアターに着いた。
そこからなんとか駅へ向かう。

チェゴヤという韓国料理屋があったので、しげしげ眺めていたら、見知らぬ人にぶつかる。
聞いた事があるお店なのでキムチをテイクアウト。

帰宅して食べてみたが、私にはちょっと合わないようだった。
牛込柳町の元気食堂「百珍館」のキムチが今の所お気に入り。

里芋とひき肉の煮物と、味噌汁を適当に作って食べる。
長風呂して、梅酒お湯割り一杯飲んで・・・寝ようとしたが、ついつい圧力鍋に関する情報を求めてネットサーフィン。
目をつけていた圧力鍋が売り切れていた。

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携帯電話と旅をする

昨日は撮影のお仕事だった。
集合場所まで乗り換えが、3回。西武線、JR、千代田線、東武伊勢崎線。
ややこしいので、駅を降りるたびに携帯を見て確認していた。
集合場所から車移動。
撮影場所へ到着。

あれ・・・・携帯が無い・・・。

初対面の他の出演者の方に、携帯が無い旨を伝えたら、電話をかけてくれた。
だが、バイブ音は鳴らない。
その方の電話を借りて、とりあえず携帯を止める。
PCで場所を探索出来る機能もついているが、当分ネット環境へ行くのは無理。
ならば止めてしまった方が安心だ。

機種変更したばかりで、大層気に入っていて、毎日頬擦りしてる携帯。
あの子は今、どこでどうしているのだろう・・・。

不安な気持ちのまま出番を待つ。
仕事が無事終わったのは22時頃。
立ち寄った駅前のコンビニに忘れていないか聞いてみる。
その間にレジが大混雑。
他人に迷惑をかける。
行列。
駅員室に聞いたら・・・あった。

浅草に届いているといので、取りに行く。
再び携帯が手元に戻って来た時は奇跡のような気がした。

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胸が大きな料理上手

ヴォイストレーニングの後、図書館へ向かう。
途中で本屋へ。
敗北したハングル能力テストに効果的な問題集を探す。
無水鍋の本なども立ち読みしてしまう。鍋への愛情はまだ冷めていない。
私が欲しいのは、無水鍋の大と小のセット。
そして、2.5リットルと4.5リットルの圧力鍋。
あと、鍋では無いが魔法のフライパンも気になっている。

だが、既にウチは鍋が沢山あるのだ。
ル・クルーゼ3つ。
6リットルの圧力鍋。
どうでもいい小鍋二つ。
5リットルくらいの適当な鍋。
無水鍋を買ったら、ルクルーゼの出番は確実に減るだろう。
ただでさえ、3つあるル・クルーゼのうち頻繁に使うのは一つだけなのだ。

鍋が多すぎる。

でも、無水鍋は無水調理の他、パンも焼けるようなオーブン的な使い方も出来る。
蓋をフライパンにも使えるのだ。
そして、アルミなので軽い。
ルクルーゼはお姫様みたいに大事に扱っているが、アルミの無水鍋はガシガシ金属のタワシで磨く事も出来る。
傷つけても平気な感じも魅力的。
親子3代で使える様な鍋なのだ。

物欲から逃れるように本屋を出る。
ランチ帰りの会社の同僚らしい3人組とすれ違う。
「女の子ってさぁ・・絶対オナニーしないの?」
男性二人が女性に執拗に尋ねていた。女性はへらへら笑っていた。
自分が多少ヤクザな暮らしをしているので、真面目に生きている会社員を尊敬していたのだが、昼間っからなんという会話をしているのか!と、驚く。
ちょっと、腹も立った。

図書館で作業をしてから、韓国語学校へ。

~みたいに~する

という言い方を学んだ。
「天使みたいに」「料理人みたいに」「モデルみたいに」
という例えで例文を言わされる。
仲間の生徒さんに
「食べた事は無いけれど、新井さんは料理人の様に料理が上手です」
と、言われた。
その後、皆が「私はモデルのように美しい」「私はモデルのように足が長い」と、言い始めて先生が爆笑していた。
そして私が指名される。
ここで「私の友達はモデルみたいに綺麗です」
と、言うのも興ざめなので
「私はモデルみたいに胸が大きいです」と、言ってみた。
皆の視線が一瞬私の胸に集中して恥ずかしかった。

「新井さんは料理人の様に料理が上手くてモデルのように胸が大きいのに、何故彼氏がいないの?」

いきなり先生に、つっこまれる。
彼氏がいるかいないかを聞かれた事はなかったのだ
けれど、どうやら当然いないと思われている様子。
以前も演劇のワークショップで演出家に「新井はいないだろう?」と、言われた。
見ただけでいなさそうに見えるのだろうか?
ブスキャラ?
実際に彼氏はいなくても、常に男を欠かさないように見える人になりたいものだ。

その後、久しぶりに対策試験集中講座の皆と集まったので、教室の近くの餃子屋で飲む。
楽しかった。

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試験とポエム

ハングル検定試験3級受験の為、白山の東洋大学へ。
大勢の人について行けば良いだけなのに、何故か少々道に迷い、会場にはギリギリに到着。
汗だくで少々、慌て気味。
参考書の過去問は一応一通り目を通していたので、難しいのは分かっていたが、覚悟は出来ていた。
ところが・・・。
これは・・・確実に過去問よりも難しい。
今までは難しいと言っても、確実に点を取らせてくれる易しい問題があった。
だが、いつまで経っても、分からない難しい問題ばかり・・・。

あれ?これはどれ一つよく分からないぞ?

過去問はもう少し、解けたはずなのに。
初めの10問くらい解いた時点で、この分からない世界を彷徨うように問題を解く状態にめげて来た。

とりあえず、問題は埋めるが・・・。
聞き取り問題も、やさしいのは初めの3問くらい。
後は、ちんぷんかんぷん。

問題集をあれ以上勉強しても、この問題は出来なかっただろうなぁ・・・。
普段の10倍程の速さで加齢した気がする。

奇跡が無い限り、受かるはずも無い感じ。
試験が終わって、教室から出てぐったりしていると、同じ学校の仲間Hさんがいた。
Hさんも心無しかぐったりした様子。
声をかけて、白山になる韓国料理屋へ。
レバ刺しやら焼き肉を食べる。

一度帰宅。仮眠して、下北沢駅前劇場へ。
「表現さわやか」の「ポエム」を観劇。
今回も、爆笑。
「猫のホテル」の役者さんは本当に本当に面白い。
どんどん進化し続けている。
宝船第2回公演「あいつは泥棒」では、トヨエツがいけしんか・・・と、言われる程、女性の心をワシ掴みにしたいけだしんさんが、また抜群の魅力を発揮していて、初っ端から引きつけを起こしそうになった。
しんおじちゃんの200円(!)の写真集を購入。
あるシーンを観て、ブルーチーズを食べたくなった。
飲みに誘ってもらって、とても行きたかったが、仕事が山積みなので断念。
カルディでブルーチーズだけ購入。
家でまるごと食べてしまった。

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韓国語能力試験!結果!

今朝、韓国語学校からメールが来た。
どうやら韓国語能力試験の初級に合格したらしい。
詳しい成績は学校へ問い合わせるか、ホームページで・・・とのことだった。
とりあえず合格したのは嬉しいが、初級と言っても1級と2級がある。
出来れば2級まで受かりたいと願っていた。
ハングル検定能力試験の初級レベルの5級と4級は取得している。
どうなのだろう・・・とドキドキする。
ホームページで見ると、全部韓国語。
生年月日と受験番号を入れると成績が出て来るらしい。
色々間違えながらなんとか入力。
結果が出た。

どうやら2級合格らしい。
詳しい成績を見た。
語彙と文法問題 97点
作文  69点
聞き取り 100点
読解 97点
総得点 363点
平均点90.75点

我ながら・・・凄い。
予想外に良い点だった。
中学生の時、学年で最下位の成績を取った事もある私の成績とは思えない。
しかし、こうなると不思議な物で作文が69点っていうのが凄く悪く思えて来た。
各科目で足切り点は設定されているが、200点で1級、280点で2級合格らしいので十分なのだ。
来年中級を受けたいが、芝居で埋まっているので今年の様に対策講座が受けられるかどうか・・・。
あの対策講座期間はは毎日頭が痛くなるほど勉強していた。
あれは自力では無理だ。
だが、とりあえずちょっとずつ来年の準備をしたい。
その前に11月11日のハングル検定能力試験だ。
今度は3級を受ける。
3級は一応中級レベル。
過去問を解いても全く歯が立たない。
さすがに無理だろうなぁ・・・。

当たり前だが、まだドラマでの聞き取りは全く出来ない。
道のりは遠い。

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