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ソンジヘジャンク

念願の「ソンジヘジャンク」という食べ物を食べた。
ソンジ(鮮血)とは牛の血の事らしい。
ダイレクトに血が欲しい・・・と常に願っているので、私にとってはかなり興味深い食べ物だ。
ヴォイストレーニングの先生に「牛の血のスープってどうですかね?」と聞いたら
「新井さんみたいに血が少ない無い人には起爆剤になるかもしれないね」言われた。

ちょっと具合も悪かったので、自転車でひとっ走りして新大久保へ。

先週「ネジャンタン」を食べたお店「ヤンピョンへジャンク」へ。
韓国料理を韓国語で注文してみたい・・・と思いながらも、いつもお友達の前だと恥ずかしくて出来なかった・・・。
口の中でブツブツ練習して店員さんが来たら思い切って言ってみよう・・・。
何故かとても緊張する。
「ソ・・ジンヘジャンク・・ジュセヨ・・・」
と、ゆっくり言ってみるが、店員さんは「は?」って顔。
「ああ、ソンジへジャンクですね」
と、日本語で返される。
「ああ、ソンジ、ソンジ・・・ソンジ・・へジャンク・・・です。」
何か力み過ぎて言い間違えてしまったらしい。
店員さんは大して気にも留めていないはずだ。
だが、一人で恥ずかしさにうちひしがれた。
肝心の料理の方は・・・思ったより美味しかった。
レバーの様な塊がソンジ。
牛の血を塩水を混ぜて作った代物らしい。
あれが野菜や肉の下にゴロゴロ沈んでいた。
味的にはネジャンタンのほうが美味しいけれど、「健康に良い」というイメージがプラスされて、ありがたい気持ちになった。
スープや他の野菜、内臓の肉などがとても美味しいので、ソンジの癖もそれほど気にならなかった。
自転車でひとっ走りしたり、韓国語を使おうとして間違えて勝手に打ちひしがれたり、で意外と体力と気力を使っていて、正直元気になったかは分からない。
だが、これから何かの勝負前などにきっとこれを食べに来るだろう。

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大久保での一日

大久保のauショップで機種変更をした。
3種類の機種の間でだらだら悩み、決めてからは色で迷う。
だが、一目惚れしたマラカイトグリーンのモノに決めた。
画像が沢山入っているらしく、取り込むのに相当かかるらしい。

その間に最近お知り合いなった大久保ゆかりの方達とランチ。
新大久保から明治通り方面にかなり歩いて、「ヤンピョンヘジャンク」というお店へ。
「ネジャンタンがオススメなんですよ~」
と、聞いた事の無い料理の名前を聞き、メニューを凝視。

あらまあ!
私が大好きな感じの見た目が雑巾のようなドロドロした料理じゃないですか!

「内臓だから、苦手な人は普通にピビンパッとかもありますし・・・」
と、気遣って頂いたが、
「私もそれにします!」と、即断してしまう。
ソウルで食べたいと思って行けなかった、二日酔いに良いと言われているへジャンクッというスープのお店なのかも。
確か牛の血を入れたスープもあると聞いた。
メニューをよく見るとこのお店にも牛の血を入れているスープがあった。
まだネジャンタンを食べていないうちに、次はこの牛の血のスープを頼まなければ・・・と決意した。
器がジュウジュウなっている状態でネジャンタンが出て来た。

スワッ!なんてウマそうなのだ・・・。

携帯を預けているので写メールが取れず残念。
2種類の唐辛子を入れたり、やや発酵した感じの美味しい付けダレにセンマイやらハチノスやら、よくわからない内臓を付けたりして食べる!
ああ、久しぶりに至福な味わい・・・。
ウマいウマいと言っていると、冷めてしまうのでひたすら食べ続ける。
おや・・見た目は全然大丈夫な量だと思ったのに、食べても食べてもまだまだハチノスやらセンマイがぎっしりだ。
どんだけ入っているのだ・・・。
全く違うが「マトリョーシカ?」と、思った。
すっかり満腹になって、お米は殆ど食べられなかった。
こんな食べ物に出会うとは・・・。
まだまだ美味しいものはあるものだ。
また美味しいものを食べたり飲んだりする約束をして、お別れする。

auショップへ行って電話を受け取りに行くも、まだデータが送り切れていない様子。
どれだけ画像が入っているのだ・・・。
大久保図書館へ行き、作業。
時々寝たり、雑誌で気分転換したり。。。
2時間程して電話を取りに行き、ふたたび図書館。
携帯は買うのには迷ったが、買うと愛着が湧くようで色も形もこれにして良かったと大満足。
だが、操作に慣れず、大苦戦。
よくわからないままロックが掛かって、動かなくなったり、マナーモードに設定するのにも四苦八苦。
早く慣れたいものだ。
そして、皆に携帯を見せびらかしたい。
残念なのはかなり画質が良い携帯なので、以前気に入っていて保存していた画像などが小さく映ったりすることだ。
でも、これをウマく使いこなせば、デジカメいらないかも。

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図書館と大雨

朝早くから図書館へ行こうと思っていたのだが、何故か茶碗蒸しを作ってしまう。
茶碗蒸しを作るのは、生まれて初めて。
意外と簡単・・・と思ったら、大失敗。
思いっきり酢が立ってしまった。
蒸す時の加熱が強過ぎたようだ。
穴を開けたアルミ箔を被せてレンジでチンすると失敗しないという情報をゲットしたが、本当だろうか?

図書館では席取りに失敗。
PC使用優先席なので、PCを使っている人が多い。
ただ、私の隣の人のキーボードを叩く音が半端無くうるさい。
私の10倍程の凄い音が響き渡る。
ピアノでフォルテッシモの音を奏でているかの様な指使い。
彼は焼酎に関する書物を山積みにして、色々調べては急に取り憑かれたように、キーボードを叩きまくる。

イライラして考え事がまとまらない。

私の傍にあった「はだしのゲン」の4巻を読んで、うるさい音を忘れる。
読み終わった頃には、彼は少し静かになっていた。キーボードを強く叩いても、指が痛くなりそうなだけで、いい事など一つも無いだろうに。
20時まで図書館で作業した後、スポーツジムで小一時間ストレッチ。
以前骨折した鎖骨付近と、最近痛めた股関節周りを念入りにほぐす。
すると、ジムでいつも見かけるちょっと気持ちの悪い人が私の横で腹筋を開始した。
汗だくのその人が傍に来た瞬間、温度が少し上昇した。
そして、彼が頭の後ろに腕を組んだ瞬間に酸っぱくてしょっぱい匂いが鼻に突き刺さって来た。
見た目が気持ち悪いと思っていたが、こんな匂いがするとは・・・。
あまりに見かけ通りで驚く。
だが、逃げるのは負けな気がして、臭い匂いを嗅ぎながらストレッチを続けた。
その人は何種類もの腹筋をこなす。
一種類終わるたびに太鼓を連打するように、自分の腹を叩く。
数年に渡って、習慣になっているような動き。
何故か連打を聞くたびに、不快指数が高まって、神経に堪えた。
彼が腹筋を終えて立ち去った頃にはちょっと瀕死の状態だった。

気を取り直して、帰り支度。
外はどしゃぶり。

傘は持たずに自転車で来ていた。

意を決して、ずぶぬれになりながら帰宅。
踏切が中々開かず、体が凍える。
傍に避難出来る様な軒下もあったが、どのみちずぶぬれ。
全く避難せずに、立ち尽くしていると、隣で自転車を傘差し運転をしていた人が、こちらを狂人を見る様な目でちらちら見ていた。
ずぶぬれで避難もしないで立ち尽くしている人間っていうのは少し頭がおかしく見えるのかもしれない。
心配になり、軒下に避難したほうが無難かとも思ったが、濡れている精神的ダメージで最早動くのも面倒くさい。
踏切が開いた後、気を取り直して鼻歌を歌いながら自転車を漕いで、寒さを紛らわし
た。
帰宅すると、下着まで雨でびっしょりだった。

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カムカム

図書館で作業。
本棚の横で膝を抱えながら、本を読みながら時折うなり声をあげるお兄さんがいた。

作業はあまり捗らなかった。

そのままシアターアプルへ。
カムカムミニキーナ「軍団」観劇。
アプルの近辺でインナーチャイルドの小手君に遭遇。
カムカムを観に来たらしい。
アプルの目の前では阿佐スパ中山君にも遭遇。
やはりカムカムを観に来たという。
観劇後には大ファンの清水宏さんにも遭遇。
そして、すっかりいまや親族のようなユピコにも会えた。お得な感じ。

アプルは飲み物を飲んだり、食べたりしながらの観劇が可能。
暗い所でじっとしていると、面白い面白く無いに関わらず、眠くなる習性がある私にとってはありがたい。
大手を振って、ガムを噛んだりコーヒーを飲んだりできる。

お芝居自体は、私にはとっても面白かった。
今まで観たカムカムの中で、これが一番好きかも・・・。
あ・・・でも、今奈良ゴリラ先輩と清水さんが出ていた公演もべらぼうに面白かった。
初めてカムカムを観たのは、私が大学2年生。
菊池桃子似の大学のクラスメートが出演すると言うので、大塚ジェルスホールに行った時だった。
お芝居を見慣れていない私には全く訳が分からなかったが、凄く面白かった。
クラスメートはその一回しか出ていなかったのだが、劇団名のインパクトからずっと覚えていた。
その後それほど観た訳では無いけれど、一番始めに観た時の衝撃を越えた事は無かった。
でも、今回はあの時みたいに興奮しながら観ていた。
20歳の訳が分からない時に観たような衝撃を、十数年演劇をかじった37歳で感じるっていうのは、凄い事だ。
ちょっとの事では感動しなくなっている。
ひねくれても来ているし、多少目も肥えてしまう。
良く無い事だけれど、長くやるとどうしても初期衝動が薄れて惰性になってしまう事もある。
今回のお芝居は何か初期衝動やエネルギーを感じさせる芝居だった。
それでいて、きちんとした技術にも裏打ちされている。
壮大なテーマを一切出さずに、やっている潔さが素敵だった。
歴史っぽい事やカタルシスを押し出さないと、低く見る人もいるかもしれないが、私は個人的にとても好き。
世の中には小難しい物を理解したという充実感を欲しかったり、難解なモノを理解してるふりをする為に、芝居を観たりする人も多いみたい。
そういう人は目的が果せないかもしれない。
でも、難解さを一切捨てるのも知性・・・素晴らしいと思った。

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