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ダンサー人違い

図書館の前にはいつもダンスの練習をしている若者がいる。
ナオミィと岸君が前にまぎれて練習していた場所だと思われる。
昨日、その若者達をぼんやり眺めていると、誰かが私に気付いた。
目が合ったなぁと思っていたら

「お~、??~!」

と、叫ばれ手を振られる。
辺りを見回すが、そこには私しかいない。
知り合いでは無いので、反応はせずに見ていると、
「あれ?違う?」
と、仲間に私の事を指で差し示している。
どうみても10歳程は年下の子達だ。
仲間達数人が、私を見て
「本当だ!似てる~!」と、注目し始めた。
人違いなのだから、もっとこそこそしても良さそうなのだが、動物園の動物を見るよ
うに私を見たり指差したりしていた。
考えてみると、その日の格好は迷彩Tシャツ、パーカー、穴の開いたジーンズ、サングラス、サンバイザー、大きめのヘッドホン、ダンスの練習用品が入りそうな大きめのリュック。
人相は分かりづらくなっている上、ヒップホップのダンスを練習している人達の格好
に近かった。

それでも、ダンサーに間違えられるのは満更でもなかった。
ここの所バランスボールに乗ったり、体幹を意識していたのでいつもより姿勢も良かったのかもしれない、などと自意識過剰気味に分析する。
しかも、あの子達の友達だったら、20代前半だろう。
珍獣のように指で差されたり、「本当だ、似てる、ギャハ~ッ」等と笑われたにも関
わらず、ご機嫌になった。

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