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キムチの唄

私の愛するソ・ジソブがとうとう召集解除。
これから芸能活動を再開する。
日本からも沢山のファンが駆け付けた模様。
自分も熱病に浮かされた様になっているが、流石に外国までは行けない。
私でさえ、これほど毎日考えているのにだ。
外国まで駆け付けるファンは一体どんなことになっているのだろう。
しかし、久しぶりにシャバに復帰した画像や動画を見たら、相変わらず倒れそうな程素敵だった。
集まったファン達の歓声が凄い。
ジソブが韓国語で
「皆さんに会いたかった・・・どうもありがとうございます」
と、言っているのが、何となく聞き取れた。
ファンが
「私もです~~!」
と、叫んでいるのも聞き取れた。
5ヶ月勉強して、まだこのレベル・・・。
字幕を見ながらだと、ドラマも少し聞き取れるが、無かったら話にならない。

川田希さんが出ている「恥ずかしながらグッドバイ」を観に紀伊国屋ホールへ。
角野卓造、佐藤B作、すまけい・・・と凄いベテラン揃い。
流石に舌を巻くウマさ。
角野卓造のだらだらしたたたずまい・・・いるだけですさまじい存在感のすまけい・・・。
最早天然記念物や重要文化財の域だった。
お話はちょっとハートウォーミングないい話。
川田さんもステキだった。

帰り道、韓国広場でチャンジャや岩のり、アミの塩から、エゴマの葉っぱを購入。
店内で延々とキムチの歌が流れていて気が狂いそうになった。
魚の歌もキノコの歌も嫌いだった。
キムチは好きだが、あれを聞いたら却って購買意欲がそがれる気がする。
店員さんは大丈夫なのだろうか。
店内で韓国人の会話を盗み聞くが早過ぎて全く聞き取れない。
携帯電話で「分かったわ・・・」と、話している若い女性の言葉、レジの店員を「早く!」と、せかしている年配の女性の言葉だけかろうじて分かった。

帰宅後チャンジャでカルボナーラを作る。
だが、家に卵が無かった・・・。
それでもまあまあ美味。

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うつくしい字

私は字が汚い。
子供の頃からどの先生にも怒られていた。
作文でも内容より字の汚さばかり言われて来た。
スキーサークルでもサークル内で一番頭の悪そうな字だと笑われていた。
数年前ジャポニカ学習帳でひらがなから練習しはじめた。
一時的に少し字がうまくなったが、止めたらすぐ普段の汚い字に戻った。
丁寧に書いてもどうしても、バランスが取れない。
最近韓国語を勉強している。
友達にノートを見せると「日本語より綺麗じゃない~」と、言われた。
それまで私の字について何も言わなかった人達も「いつもより綺麗」と、褒めてくれる。
そのせいで私の字を余程下手だと思っていた事が分かる程だ。

今日仕事の請求書を書いていて、おや?と思った。
何だかいつもより日本語の字も綺麗な気がする。
韓国語は毎日書いているが、日本語の練習はしていない。
だが、字を書くというのは通じるモノがあるのかも・・・。
クラス40人の中、40番から38番位になった気がする。
字の事は諦めていたのだが、このまま30番くらいまで順位をあげらたらどんなにか良いだろう。
夢が広がる。

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日韓文化の違い

兵役に行っている私の大好きな韓国俳優ソ・ジソブが27日に除隊する。
ファンは皆待ち望んで大喜び。
でも、私は複雑。

思えば、ソ・ジソブを好きになったのは去年の3月だった。
1年以上経つので、生活の一部になりつつある。
ただ、その時点で既に入隊していたのでファン活動は楽だった。
来日した時、空港へ行ってみたりもした。
ファン活動みたいな事をするのも楽しかった。
でも、除隊したらしばしば来日したりファンミーティングもやるかもしれない。
その度にチケット獲得の為に奔走したり、ヤフオクで競り落としたり・・・。
宝船の活動もあるのに、そんな事までやれる元気があるのだろうか。
しかも、写真集なども高い。
そして、新たなドラマに出演したりする動向も追わなければならない。
ファンだったらやらなければならないという動機で動き始めるようになってしまうのは、ちょっと嫌だ。
韓国語の勉強をはじめたのは、ドラマを見ても無駄な時簡にしない為だ。
何か自分に身に付く事でないとなかなか熱心になれない。
ファンミーティング、空港お出迎えは年1回くらいに抑え、マイペースにやらないと疲れ果ててしまうかも。

「ただいま恋愛中」というドラマを見た。
勿論ジソブが出ている。
当時はまだジソブより売れていなかったクォン・サンウも出ている。
クォン・サンウはこの後あっという間にジソブを抜いてトップスターになった。
ジソブが好きな私にも、理由がすぐ分かった。
同じシーンに出ているとサンウが前へ前へ出て行く、
するとジソブは引いてしまうのだ。
実際サンウは魅力的。
後半ではどんどん出番も増えている。
人気が出て話題になったからシーンが増えたのでは?とさえ思う。
そして、大好きなジソブの髪型が頂けない。
まるで皇太子様みたいだ。多くて真っ黒なさらさらヘアが重い。
好きになっているからどんな姿でも素敵に見えるが、初めにこのドラマを見たら私もサンウの方を好きになっているかもしれない。

ドラマとしては興味深かった。
大体冬ソナなども初恋を忘れず、気心知れたボーイフレンドが出来ても結局初恋に戻る。
天国の階段でも、そんな感じだった。
これはその予定調和に逆らうドラマだった。
初恋や運命や盛りがついたような恋愛より、いつの間にか気心知れてずっと友達だった人といつしか本気になって・・・という感じの話。
でも、最後の2、3話は時間が余ったのか、必要も無い事でお互い心を閉ざしてはすれ違っていて途中で疲れてしまった。
しかし、唯一ある二人のキスシーンがステキ。
兵役中のジソブがヒロインを壁に押し付けて荒々しくキスをしている。
軍服でちょっと粗野に奪うのだ。
散々すれ違っているので、気持ちを説明するのももどかしいというのが、よく現れている接吻。子宮にズシンと来る。
ドラマに没頭しているので、好きな俳優がキスシーンをするのは全く構わない。
むしろ楽しみ。
でも、見ているとつられて自分の口まで半開きでムチュムチュしてしまうのは困る。

このドラマに出ているイ・ウィジョンという女優さんがとても良かった。
彼女とカップル役に決まったクォン・サンウは当時喜んだらしい。
彼女が相手役をやった俳優は皆その後ブレイクするというジンクスがあったらしい。
ソン・スンホン、ソ・ジソブが売れていて、結局クォン・サンウも売れた。
実際相手役をうまく引き出す女優さんらしい。
アゲマン女優。
身長は157センチと、向こうの女優さんとしては小柄。
ドラマでは異常にちびに見える。
結構可愛いのに、ブスキャラをやっている。
韓国に行ったら、自分もちび扱いされるのだろうか?
日本だと10人並であれば、デパートや飲食店では美人かのように扱ってくれる。
しかし、以前行った韓国料理屋さんでは
「今度は美人の友達と来て下さい」
と、言われた。韓国語学校でも
「デートがあるの」と、言ってみたら
「嘘はだめよ~」と、笑われた。
自分を美人だとは全く思わないが、客商売の人のお世辞に慣れていたので、
「あなたは美人ではありません」と、宣言されたような言動に軽くカルチャーショック。
誰でも美人の日本と違って、ハードルが高い国のようだ。

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ちぐはぐな雨の一日

ヴォイストレーニングで呼吸を見て貰う。
先生に
「腰に変な力が入っているよ。このままだと、また股関節痛めるよ」
と、予言される。
確かに、エスカレーターを上る時、引っかかりと痛みを感じた。
雨だからだと思っていた。

でも、言われてみるとここ最近痛みが減ったので、気を抜いて歩いていた。
痛い時はいつも意識して腹筋を使って歩いていた。

その後、整体へ。またもや
「股関節、悪いですねぇ・・・」
と、言われてしまう。
雨のせいでも無いらしい。
ここで毎日気合いを入れて念入りにストレッチや呼吸法、ウォーキングや筋トレをすれば防げるのだろう。
だが、当分本番も無い今、そんなに頑張れる気がしない。
しかも、当分デスクワークの日々なのだ。

不安におののき、何故かハングル能力検定試験の申し込みをしてしまう。
本屋で過去問を立ち読み。
どうせなら5級、4級両方一度に受けてしまおうと、申し込んだのを後悔。
初級と書いてあったが、全く問題が分からなかった。
5級も難しい。

昨日勢いでネットで購入してしまった韓国映画のサウンドトラックの郵便振込に行く。
狭い局内で振り込み用紙を探していると
受付に猛突進して来る男性に「どけ!」と、怒鳴られた。
あまりにも驚いたので、腹も立たなかった。
その後、振込先の欄に自分の名前を書いたり、口座番号を書き間違えたり、二つあるATMの内、並んだATMは送金出来ないものであったり、並び直してやっと順番が来ると記入漏れがあって、受け付けてもらえなかったり。
記入漏れを書いている間に再びATMが混雑。
1500円払うのに、障害が多過ぎてぐったりしてしまう。
ただ、ぼんやりしていただけなのだろうか?
それとも馬鹿なのだろうか・・・。

外に出ると雨。
天気予報を調べていたのに、傘も持っていなかった。

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悪夢十夜

今日の悪夢はこれだ。
私は殺し屋で、任務を遂行して海を泳いで逃げいている。
すぐ正体がばれそうになって、ハラハラしては逃げる、を繰り返していた。
細かい所は覚えていない。
でも、性別は男だった。

時折、男だったりアニメの登場人物になっていたりする。
以前は家来を助ける為に切腹する武士になっていたこともある。
あの時は、切腹して首を落とされたのに、河原の景色がよく見えた。
だが、触ってみると首から上が無い。
もう一度
「おかしい!」
と、触ってみたら首が復活していてほっとした。

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悪夢十夜・第一夜

またもや悪夢。しかも二つ。
だが、初めの方は忘れた。
確か、演劇の本番の夢だった。
こんな夢を見ているから疲れが取れない。

2つめは花火をしていると、遠くにいるヤンキーっぽいグループに火の粉が掛かったらしい。
猛烈な勢いでこちらに走って来る。
「花火をしていたのは私たちじゃありません」と、嘘をつく。
だが、ピストルを突きつけられる。
コインランドリーに逃げ込む。
おまわりさんに訴えるが信じてもらえない。
おまわりさんは私を帰らせようとする。
だが、私には分かっていた。
多分ピストルをつきつけたヤンキーはこの様子を影で見守っている。
私が一人になった所で殺されるのだ。
変装をしようと荷物にある筈の帽子を探すが出て来ない。
怖い思いをしていると目が覚めた。

だが、目が覚めたのは自宅をノックされたからだ。
時計を見ると朝6時。
こんな時間に人が来るのはおかしい。
夢も怖ければ、起きても怖い。

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お酒に気をつけろ!

「レミゼラブ・ル」昨日で終わってしまった。
ご来場頂いたお客様、ありがとうございました。

打ち上げは店を変えて、実に朝の9時近くまで続いた。
後半は最早よく覚えていないが、アプルの前を通ると毛皮族の搬入が行われていた。
手伝うと言ってみたものの、断られる。
よく考えたら、そんなふらふらの人間は役に立つ訳が無い。却って迷惑だ。
這うように帰宅して爆睡。

楽しい公演だった。


嫌な夢を見た。

微妙に現実とリンクしていた。
全く観た事が無い、「天国と地獄」の稽古場へまぎれ込む。
良くわからないが、忘れ物を取りに行くという状況らしい。
すると見た事の無い気持ちの悪い男性が忘れ物を一緒に探してくれる。
そして、暗闇で二人きりになると
「あの晩の事、覚えている?」
などと、言い始める。
全く知らない人なのでびっくりするが、普通に最近飲んで帰って来た日の話らしい。
目が覚めたら家で寝ていた日の話をされる。
どうやら酔っぱらった私を介抱して何事かをして、家に送り届けたというのだ。
そして、付き合う約束もしたらしい。
あまりの気持ち悪さに、吐きそうになり走って逃げる。
「夢であって欲しい」と、願う。

願い通り夢だった。
お酒に気をつけろという暗示なのだろう。
寝汗がびっしょりだった。

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今日は千秋楽

今日は「レミゼラブ・ル」楽日。
小屋入りしてからなんと早いことか。
稽古中はかなり飲んでしまったが、小屋入りしてからは相当自制している。
喉が丈夫になったと油断していたのだが、直前に調子を崩して自業自得ながら反省していた。
しかし、終演後の飲みを控えるだけで喉の調子が戻って来たようだ。
喉は一度調子を崩すと悪循環だ。
出し辛いのを無理矢理出すようになると、体の変な癖が出てしまいまっすぐ立てなくなる。
首や肩周りに力が入ってしまい、喉を締めるので余計に痛めてしまう。
調子が良いと、余計な力を使わなくても体の奥から声が通る。
やはり、本番はなるべく良い体調でやりたい。
それほど出番が多い訳ではないが、長いし、叫ぶことも多いので意外と体力を使う。
主演のヒロカワさんなど、あの長丁場、歌うは叫ぶわ、苦悩するわ、そのパワーは驚異的だ。
最近は神々しくさえ見える。神懸かっているとしか思えない。
ヒロカワさんの飲み方を見習いたい。
飲む時は飲み、程よく帰る。
飲まない時はきっぱり飲まない。
稽古中もヒロカワさんが帰る時に帰れば良かったと、いつも後悔する。
本番中、夜中、あるいは朝まで飲んでいいのは余程体力がある選ばれた人だけなのだ。

楽しいカンパニーなので、毎日断腸の思いで帰って来た。今日は楽日。

作品が好きな上に好きな役者さんばかりの夢の様な公演が、今日で終わりだと思うと、切ない。

最近お酒を控えているが、女性キャスト部屋での支度時間はちょっとした居酒屋のようで、とても楽しい。
ああ、あの楽しいノンアルコール居酒屋も今日で終わり。
愛らしい原金太郎さん、24歳の時から大好きな大堀さん、共演は2回めだが、どんな芝居も面白い池谷さん、今回ツボな市川君・・・あげ出すと切りが無い。

大人なのに珍しくセンチメンタル。
芝居が終わると寂しいなんて、学生が言う事だと思っているのだが・・・。

今日で最後なので、来られそうな人は是非劇場へ!

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伝説の予感

今まで、人にお芝居の宣伝をするのを申し訳ないと思っていた。
自分の作演出でさえ、そう思う。
芝居を好きな人も嫌いな人もいる。
好みもある。
だが、今回の「レミゼラブ・ル」に関してはちょっと違う。
本が良いだけでは無く、こんな画期的な芝居は珍しい。

ハイレグジーザスをやっていた時の事も思い出す。
内容より、何かに挑戦したり戦ったりしながら芝居をしていた。
久々にそういうテンションになっている。
勿論、あまりの馬鹿馬鹿しさ、くだらなさに腹を立てる人もいるかもしれない。
でも、上手く行けば伝説になる予感たっぷりの芝居を宣伝しないのは、後々恨まれるのでは?とさえ思ってしまう。
「そんなに凄いのなら、なんで教えてくれなかったの?」
と、後々文句を言われない為に宣伝しようと思っている。
という訳で・・・。

「レミゼラブ・ル」
シアターアプル
日程 4月5日~9日 
土日は14時からマチネがあります。
夜は毎日、19時開演です。
出演者
廣川三憲/大堀こういち/原金太郎
猫ひろし
いとうせいこう
新井友香/池谷のぶえ/小村裕次郎
加藤啓/辻修/市川訓睦/野間口徹
加藤直美/吉本菜穂子/高木珠里

チケットは前売りで4800円

今日、場当たりが進んで明日無事初日をあけられますように・・・。

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