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アコーディオン復活

3ヶ月ぶりにアコーディオンのレッスンへ。
最近は鎖骨骨折の後遺症の痺れを理由にさぼり気味であったので、レッスンを入れる事でモチベーションの向上を図ってみた。
とりあえず、ここ3日は毎日楽器に触ったので、効果はあった様子。
今挑戦している曲は初めてのクラシック。
蛇腹の消費が激しいので、筋肉の衰えた肩への負担が凄い。
弾き終わると暫く、痛みに耐えて息も絶え絶え。
だが、弾いた方が治って行く様な気がする。

クラシックは従来の弾き方と真逆な弾き方をするので、苦労する。
今までのタンゴやミュゼットは蛇腹で起こす風で、音をうねらせたり、震わせたり、徐々に消えるように調節するのが効果的だった。
クラシックでは「真四角に弾いて」と、先生にアドバイスされた。
とにかくまっすぐに揺れないように弾かなければならない。
これが結構難しい。
曲を弾いてみせると先生に「凄いじゃない」と、言われたので、褒められたとほくほくした。
だが、その後全小節に渡って、細かく注意を受ける。
言われた注意を聞こうとするとメロディーが壊滅状態になってしまう。
パニックで汗だく。

レッスンを終えて、外へ行くと異常に寒い。
そのまま清順のお誕生日会へ。
大久保のピョジュパクというお店へ。
前に清順が行きたいと言っていた、家庭的な韓国料理屋さん。
他の韓国料理屋さんより比較的料金設定もお安い。そしておいしい。
おかあさん一人が切り盛りしているので、相当忙しそう。
こちらが勝手にビールを出したりすると却って、喜ばれる。
10人くらいしか入れない程狭いお店だが、人気店らしい。
次から次へ人が覗きに来る。
海鮮チヂミと豚炒め、キムチチゲ、どれも大層美味しかった。
お勘定もかなりまけてくれている様子。
通いたい感じのお店だった。

清順と知り合って、7回目の誕生日になる。
知り合ったばかりの様な気がしていたのに。
最近自分の年齢もギャグの様にしか思えなくなって来た。

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苗場へ!

16日夕方から苗場へ!
車でムーチョとエボラ君は既に苗場入り。
私は、新幹線で夜越後湯沢駅で拾ってもらう。
軽く食材を買って、西武ヴィラへ。
3人でストレッチ大会をみっちり1時間やった後、遅い夕食。
メニューは麻婆豆腐と、キャベツと椎茸の炒め物。
炒め物の味が今一つしまらないので、カツオの酒盗を入れてみたら、何となく美味しくなった。
そのまま、軽く日本酒・・・のつもりがディープになって行き、ワインを飲みながら、寝てしまう。

寝坊。

二日酔いだが出発!
王子ペンションで足りない用具をレンタル。
いつものおじさんと楽しいトーク。
おじさんは去年の11月に指が取れてしまって、手術でつなげたらしい。
「痺れてると思って手袋とったら、取れてて、うちの奴も『なにそれ!』ってび~っくりしちゃってねぇ!!」
と、陽気に語るので、つい笑ってしまうが、エラい事だ。
そんな指なのに、いつもようにスノボのブーツのヒモもしっかりしめてくれる。
王子ペンションに行くイベントは苗場に欠かせなくなってしまっている。
私が老人になってもずっと元気でいてほしい。

やっとこさ、スノボを始める。
先シーズンは骨折で涙を飲んだので、久々だ。
すっかり勘が鈍っている。
もうじき稽古なので絶対に怪我は出来ない。
昔はガンガン攻めて、転がりながら滑っていたが、減速を心がけて、慎重に慎重に守りに入りながら滑った。
転ぶときに左手を着くと、折れた鎖骨から左手に痺れが走るのが不気味。
ムーチョによると骨折した箇所は後々、痺れるものらしい。
最初に痺れた時は流石にアル中ではないだろうが、ちょっと不安だった。
原因が分かるのはやや安心だが、やはり気持ち悪い。
リフトに乗っている最中、林の中にイノシシらしき動物を発見。
動物の足跡はよく見かけていたが、実際に見かけるのは初めて。

ムーチョはi-podを聞いて、ほぼ踊りながら滑っていた。
途中からエボラ君もi-podを聞きながら、滑り始める。
私も韓国語の歌を聞きながら、滑ってみる。
ダメだ。
気が散って、滑りに集中できない。
歌も聴けなければ、滑りも疎かになる。
明らかに苦行だったので、すぐやめる。
でも、二人は楽しそう。
不思議。
結局ナイターまで滑る。
帰る頃には膝が馬鹿になっていた。
掃除やら何やらで夜の23時頃東京へ出発。
朝、3時に自宅を出て仕事に行かなければならないエボラ君に家まで送ってもらった時、既に2時半近かった。

心配だった股関節の痛みは滑りには支障が無いようだった。

滑り足りない。
今シーズン何とかもう一度滑れないだろうか。

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豚肉とラム肉

以前から気になっていた西新宿の「ドヤジ」という店へ行く。
水晶板で肉を焼くお店らしい。

サムギョプサルとモックサルと豚トロ盛り合わせを頼む。
韓国人のお兄さんがギャグを連発しながら、肉を焼いてくれる。
時折ギャグに気付かずお兄さんに
「大丈夫ですか?」
等と言われるが、肉は美味い。
モックサルと言うのは豚の肩ロースらしい。
モックは首の名称で肩はオッケという筈。

「あれ?モックは首で肩はオッケ・・・ですよね?」
というと
「上出来!」
と、褒められる。
肩の肉なのに首の名前がついている事は不思議だったが、
面倒臭くなって愛想笑いを浮かべると
「訳分からないって思っているでしょ?」
と、バレてしまう。
だが、理由は教えてもらわなかった。
しかし、モックサルは恐ろしい程美味かった。
そして水晶板は肉が焦げない。
長時間でもカリカリになって油が落ちるだけ。
肉が無駄にならない。
普及するとは思えないが、自宅に欲しい一品。
ここで出している牡蠣のキムチも異常に美味かった。

その後、デザイナーの吉田りえちゃんの誕生日会へ。
オタクへ押し掛けると、沢山のごちそうが出て来る。
ラム肉のポトフが秀逸。
ワインも美味しくて仕方が無い。
記憶が飛んで、目覚めたら自宅だった。
楽しい事ばかりの日だったが、記憶していないのが勿体ない。

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…なんか、とにかく、凄い

池袋文芸座へ。
今日は宝船看板女優の高木珠里嬢と一緒。
「誘惑」「我が人生のかがやける日」鑑賞。
折角ジュリちゃんを誘ったのに、今日は外れ。
「誘惑」では、学生で天涯孤独の原節子が、病気の結核を煩っている妻・杉村春子の夫・佐分利信と惹かれ合う。
吐血しながら、原節子をビンタする杉村春子が死ぬと、ちょっと悩んだそぶりを見せながら、その翌日に二人が抱き合ってめでたしめでたしという、驚きの展開なのだ。
終わった瞬間にジュリちゃんうつむきながら爆笑する。

「わが生涯のかがやける日」は
好きになった男が父の敵のモルヒネ中毒者だと分かった山口淑子(李香蘭)が、その敵が自首する直前に結ばれる・・・という内容。
モルヒネ中毒役の森雅之が異常な程ハンサムでメイクも濃い。
薬が効いている時に正義感に燃える瞬間があっても、中毒症状が起きると悪者の言いなり。
主人公にこれほど感情移入出来ない映画も珍しい。
でも、当たり外れはあっても吉村公三郎の映画には何か中毒性があるようだ。
都合が合わないので、これ以降観に行けないのが残念。

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夜のおんなたち

池袋文芸座へ。
吉村公三郎監督作品「夜の蝶」「夜の素顔」二本立て鑑賞。
どちらも私好み。共に京マチ子が主演。

「夜の素顔」では元々売春婦だったけれど、踊りの世界で身を立てようとやっと弟子入りした師匠を出し抜いて、名声を得る。
師匠の愛人を奪って利用するも、男を見る目は無く、チンピラのような男と結婚。
その男を弟子の若尾文子に奪われ、踊りでも追われる立場になって・・・と言った内容。

「夜の蝶」は銀座のママの京マチ子が、京都から銀座にバーの支店を出すためにやってくる山本富士
子に戦々恐々としている。
昔、山本富士子に夫を寝取られたいきさつがあるのだ。
今好きな男も山本富士子に夢中で、心穏やかではない。
でも、したたかに見える山本富士子も貧乏な大学病院の講師に貢いで、結婚を夢見ていて結局捨てられてしまう。
どちらの映画もエネルギーが有り余っている女が、男に振り回されて、勝手に不幸になっていた。
京マチ子が追われる女の焦りや醜さを異常にリアルに演じていて、素晴らしい。
明日のラインナップ「安城家の舞踏会」「暖流」も気になるのだがどうしても見られない。残念・・・。

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いろんな若尾文子

本日も池袋へ。
文芸座にて「越前竹人形」「婚期」の二本立て鑑賞。
越前竹人形なんて、岸君が大喜びしそうな題名。
竹職人の主人公が竹細工を作っていると、何故か不吉な大音響が鳴ったりしていかにも昔の映画という感じ。
若尾文子がとにかく美しい。
雪の中家へ尋ねて来て、藁の長靴を脱ぐと足袋が泥だらけ。
足袋の白さが身だしなみと言われているが、この泥だらけの足袋にぞくっとした。
夫が、一度も同衾しないことに悶々とする若尾文子。
物悲しい結末を迎え、しんみりする。

次の「婚期」にも若尾文子が出演。 
こちらは、打って変わってホームコメディ。
昨日の映画では美しかった京マチコも、旦那に相手にされない冴えない人妻として登場。
下着はいつもはみ出しているし、いびきをかいて寝たり、醜い顔で大あくび。
若尾文子も狐の様なメガネをかけて、家族にかくれて焼き芋を食べたり、お見合い相手がハゲで怒り狂ったり。
天下の美人女優がここまで捨て身の演技をしている事に衝撃を受ける。
先ほど若尾文子の美しさにしびれまくった矢先だったので、唖然とする。
取り澄ました美人だからこその面白さ。
同じ監督が作った作品とは思えない程、毛色が違う。

帰宅後、昨日買った海苔で和え物、干した魚で出汁を取って、余り物をぶち込む。
適当にやったが意外と美味しく出来て、満足。

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日本映画の匂い立つエロス

73484cd8.jpgチラシに惹かれて、池袋新文芸座「名匠吉村公三郎の世界」を観に行く。
股関節周りの筋肉を鍛える為に、家から55分かけて歩く。
本日は初日。
「偽れる盛装」「夜の河」鑑賞。
「偽れる盛装」は1951年の映画。
京マチコが鼻から煙を出していて、この上なく性格がきついがめつい芸者をやっているのだが、とにかくエロい。
今の女優さんにはあり得ないくらいむっちりしているが、却って魅力的。
気に入らない芸者への嫌がらせで、金歯だらけの滑稽な顔をした男性を誘惑して寝取ったりする。
直接イヤラシいシーンは無いのに全編に色気がムンムン。

次の「夜の河」は山本富士子。
何故か着物姿の胸にばかり目がいく。
不倫している大学教授が上原謙。
雨宿りに入った部屋の明かりに蛾がたかったので、部屋の明かりを消して、思い合う二人が堪らなくなって結ばれるシーンなど、卒倒しそうにイヤラシい。
教授の妻は病気。
教授が「あと少しの辛抱だ」と、言ったことに
「奥様が亡くなるのを待ってらっしゃった・・・」
と、失望して一人で生きて行く。
ちょっと説教臭いが、女性に美しくあって欲しいという心意気が伝わった。

その後、仲坪ユピコのお芝居を観に行く。
ユピコが膨大な台詞をよくしゃべり、よく動いていた。
悪女役が多い彼女が善良な役をギャグ無しで真摯に演じていた。
エラい別嬪さんだった。

その後、デザイナーのトシちゃんとサムゲタンを食べに行く。
店の看板位に韓流と書いてあるベタなお店なのが、気になったがかなり美味かった。
一緒に頼んだレバ刺しも中々。
韓国広場へ行き、魚を干してほぐした様なものと、干した海苔とジャージャー麺の味噌を購入。

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鬼は外、気が付いたら家

節分だと気付かなかった。
韓国語学校の後阿佐ヶ谷で焼き肉。
美味いと食べ過ぎた上に途中から記憶が無くなる。
気付くと家で寝ていた。

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