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ジソプ連呼(韓国語で)

韓国語の授業。
今日も授業を2コマ取った。
授業の初めにはいつも「数日前や先週何をしたか?」という報告をするらしい。
前回はいきなり聞かれて韓国語で説明不可能だったので謎のパントマイムを駆使して恥ずかしい思いをした。
ゲホゲホ咳をしてみせて喉を押さえて
「KAZE?・・・HIITA・・・」
などという有様。
今日は報告する為に
「芝居」「演出」「出演」「台本」「書く」「楽器」「アコーディオン」「演奏」
などという単語をあらかじめ調べて、過去形の読み方が分かるものはメモしておいた。
一緒の授業を受ける人は足掛け3年やっている人だった。
半年来ては一年休んでという感じで久しぶりに来たらしいが、かなり流暢に話せる人だった。
確実に私が足を引っ張っていた。
「私の・・友達の・・・劇団の・・芝居を・・・観た。私の友達が台本・・・書く。演出、出演をした」
といった感じのことを言う。
そして伝わらなかったときの為にチラシも用意。
先生は
「お友達が台本も!演出も!出演も!全部?」
と、驚いていた様子。
なんとか伝わったので満足。
もう一人の生徒さんが会話を始めるとさっぱり分からない。
「飛行機」という単語と
色んな外国へ行っている、仕事が酷く辛い、などという事、そして背が高くて美人なのでスチュワーデスらしい事、ホットヨガをやっているという事がなんとなく分かった。

2コマ目の授業になると益々分からなくなる。
好きなドラマの話になり、先生が知っている俳優のチョ・インソンの名前を出した。
先生はそのドラマを観ていないらしいが、
あまりに先生がインソンの名前を出すものだから、
先生がインソンを好きで、私もインソンを好きだと思っているのかと誤解してしまった。
それで私の好きなのはソ・ジソブだと誤解を解こうと
「ソ・ジソブ ?・・・」
と言って詰まってしまう。
好きって言うのがよく分からないのだ。
するとスチュワーデスさんが助け舟を出す。
でもさっぱり分からない。
私の解釈では二人の会話はこんな感じ。

「私は、ソ・ジソブさん、チョ・インソンさん、ハ・ジウォンさん、皆好きです」
「え~!皆!嫌だ~。私はインソンがいいわ~」
「このドラマはセンセーショナルな話です」
「みんなインソンが好きなんだと思ってたわ」

筋は通らないが大体こんな感じだと思った。
それで「私は・・・ソ・ジソブさん」(好きが分からないので)と、連呼。
全く違った。
まだ間違いかもしれないが
「インソンが死ぬらしいから観てないの。チョ・インソンさんは死ぬのよね?」
と聞いているのに私がジソブ、ジソブと連呼して会話が中断。
スチュワーデスさんが
「ソ・ジソブさん、チョ・インソンさん、ハ・ジウォンさん、皆死にます」
「え~!皆死ぬの?嫌だ~!」
「この話は悲しい話です」
「インソンは自殺?」と聞いているのに私が再び
「ソ・ジソブさん・・」
と、連呼していた様子。
外国語の会話では予測が役に立つ事はあるけれど、先入観のせいでかけ離れることの方が多い気がする。

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