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新宿ぶらり散歩道

ヴォイストレーニングへ。
不吉な予言をされる。

「新井さん、気をつけないと40過ぎてから股関節外れるかもよ。何度も外れそうになって、ぶつかると、骨がかけたりするかも・・・」

まあ、これから気をつければ良いという事だ。
だが、気をつけ方が難しい。
股関節周りのインナーマッスルが弱い。
股関節が普通の人より内側に向いているせいもあって、負担がかかりやすい。
腹筋を効果的に使えないので、股関節と首、肩に負担がかかりやすい・・・などということは分かって来た。
正しい歩き方で毎日沢山歩く、チューブを使った筋トレなどを怠けたらいけないということだ。
年寄りが毎日散歩してるのを、昔は何とも思わなかった。
平和な風景のように見えていた。
歩けなくなったり寝たきりになって死なない為にやっていると分かってからは、ちょっと辛くなった。
普段は良いのだが、公演が切羽詰まると中々出来なくなってしまうのだ。
心底面倒くさい。

新宿で整体を受ける。
暖かくなるから、凝り固まった股関節も良くなるだろうと言われた。
少し安心する。

ハイジア付近には売春婦がタムロしていると聞いたので、探してみる。
売春婦は分からなかったが、人待ち顔だったり、不審なたたずまいの男性が沢山いた。
めぼしい売春婦を探したり、出会い系で待ち合わせをしてるのだろうか?
車いす用のトイレで商売をやる少女もいるらしいので、トイレもチェックしてみる。
何の変哲も無い普通のトイレだった。

父親と飲む。
おいしいサムギョプサルを食べられるお店を探して、予約を入れた。
イベリコ豚のサムギョプサルがあるらしい。
父親はどのお店に行っても必ず店員さんに

「どんな関係の二人に見えますか?」

と、尋ねる。
私は恥ずかしくて仕方が無いのだが、父親も愛人など連れている輩に見られたく無くて聞くのかもしれない。
すぐ、親子だと当てる人もいるが、時々本当に愛人だと思う人もいるらしい。
だが、店員さんにとってはどうでもよいことだろう。
そのお店の店員さんは異常に可愛いコだった。

「さぁ~、どんなご関係でしょうか・・・でも・・・」

彼女はいきなり私の方を見て、

「私、存じ上げてます」
と、言った。

「!」

改めて眺めると、私も彼女を知っていた。
いつも可愛いと思っている女優さんだった。
恥ずかしくて生きた心地がしなかった。
でも、イベリコ豚は美味かった。

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進歩!

韓国語学校へ。先日のテスト結果を聞く。
自分で2カ所間違えた自覚があったので、もっと沢山間違えていると思っていた。
だが、間違いはそれだけ。
自分でもあまりの成績の良さに驚いた。
素直に喜べば良いのだが、

「本当の実力より偶然出来てしまった、出来ると思われるとこの先大変だ・・・」

と、プレッシャーを感じる。
自分で単語を書いても、かなり間違う。
このテストでは偶然間違えていない。
奇跡としか思えない。
しかし、今まで訳の分からない記号や図形にしか見えなかったハングル文字が、ちゃんと文字にしか見えなくなって来たのは進歩だろう。

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きょうの芝居

未だに日記を書くときに12月と書いてしまう。

赤坂見附へ。
高井浩子さん作、本広克行さん演出「Fabrica」観劇。
高井さんは本当に人の描写が緻密だ。
昨日のお芝居は遠い夢のような感じだったが、今日はとても身につまされる。
登場人物が身近な人とリンクしてしまう。
芝居を観ると、稽古場の雰囲気は何となく予想がつく。
この現場は楽しかっただろうなぁと思った。
昔同じ劇団だったトミーが凄く良かった。

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すばらしい芝居

ee3adacd.JPG新橋演舞場へ。
劇団新感線「朧の森に棲む鬼」を観に行く。
先日向かいの時事通信ホールまで江古田から自転車でのりつけて、えらく疲れたので今日は電車にした。

面白いと評判は聞いていたので是非観たかった。
風邪を引いたりバタバタしていたので楽日になってしまった。
でも、観られて本当に良かった。
新感線はいつも凄い!と思うのだが、今日は最高だった。
いつもよりも凄いのだからエラい事だった。
芝居にも色々ある。
普通の人が観てもよく分からないけれど、好きな人には堪らないタイプの芝居。
本当は良くわからないのに評価が高いから面白いと言わないといけない感じの芝居。
本当は面白いのに、評価が悪いので面白いと言いづらい芝居。
作る側も見る側も頭が良いと思われたい人達の需要と供給が一致しているお芝居。
つまらないけれどやっている事の労力を考えると尊敬せざるを得ないような芝居。
例を挙げると切りが無い。
でも、今日のお芝居は誰にとっても面白くて凄い芝居だった。
色々な事に痺れた。
主演俳優さんは以前観た時も動きが素晴らしいと思っていたが、今日はそれどころでは無かった。
動きにも磨きがかかっている上に憑依しているとしか思えないような演技。
それまであまり好きでは無かったのに、その事を忘れて魅せられてしまい、終わる頃には好きになってしまった。
勝手な憶測だが、関わっている人が皆、芝居に思い入れがあって、誇りを持っているように感じた。
そういう思い入れは芝居の奥行きを無限に広げるものだ。

千秋楽という事で役者さんがおせんべいを配ってくれた。
いつもは恥ずかしくてそんな事できないのに、並んでおせんべいを貰いに行ってしまった。

楽屋挨拶はとても緊張した。
夢見心地なので現実的な回路に切り替わらない。

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ジソプ連呼(韓国語で)

韓国語の授業。
今日も授業を2コマ取った。
授業の初めにはいつも「数日前や先週何をしたか?」という報告をするらしい。
前回はいきなり聞かれて韓国語で説明不可能だったので謎のパントマイムを駆使して恥ずかしい思いをした。
ゲホゲホ咳をしてみせて喉を押さえて
「KAZE?・・・HIITA・・・」
などという有様。
今日は報告する為に
「芝居」「演出」「出演」「台本」「書く」「楽器」「アコーディオン」「演奏」
などという単語をあらかじめ調べて、過去形の読み方が分かるものはメモしておいた。
一緒の授業を受ける人は足掛け3年やっている人だった。
半年来ては一年休んでという感じで久しぶりに来たらしいが、かなり流暢に話せる人だった。
確実に私が足を引っ張っていた。
「私の・・友達の・・・劇団の・・芝居を・・・観た。私の友達が台本・・・書く。演出、出演をした」
といった感じのことを言う。
そして伝わらなかったときの為にチラシも用意。
先生は
「お友達が台本も!演出も!出演も!全部?」
と、驚いていた様子。
なんとか伝わったので満足。
もう一人の生徒さんが会話を始めるとさっぱり分からない。
「飛行機」という単語と
色んな外国へ行っている、仕事が酷く辛い、などという事、そして背が高くて美人なのでスチュワーデスらしい事、ホットヨガをやっているという事がなんとなく分かった。

2コマ目の授業になると益々分からなくなる。
好きなドラマの話になり、先生が知っている俳優のチョ・インソンの名前を出した。
先生はそのドラマを観ていないらしいが、
あまりに先生がインソンの名前を出すものだから、
先生がインソンを好きで、私もインソンを好きだと思っているのかと誤解してしまった。
それで私の好きなのはソ・ジソブだと誤解を解こうと
「ソ・ジソブ ?・・・」
と言って詰まってしまう。
好きって言うのがよく分からないのだ。
するとスチュワーデスさんが助け舟を出す。
でもさっぱり分からない。
私の解釈では二人の会話はこんな感じ。

「私は、ソ・ジソブさん、チョ・インソンさん、ハ・ジウォンさん、皆好きです」
「え~!皆!嫌だ~。私はインソンがいいわ~」
「このドラマはセンセーショナルな話です」
「みんなインソンが好きなんだと思ってたわ」

筋は通らないが大体こんな感じだと思った。
それで「私は・・・ソ・ジソブさん」(好きが分からないので)と、連呼。
全く違った。
まだ間違いかもしれないが
「インソンが死ぬらしいから観てないの。チョ・インソンさんは死ぬのよね?」
と聞いているのに私がジソブ、ジソブと連呼して会話が中断。
スチュワーデスさんが
「ソ・ジソブさん、チョ・インソンさん、ハ・ジウォンさん、皆死にます」
「え~!皆死ぬの?嫌だ~!」
「この話は悲しい話です」
「インソンは自殺?」と聞いているのに私が再び
「ソ・ジソブさん・・」
と、連呼していた様子。
外国語の会話では予測が役に立つ事はあるけれど、先入観のせいでかけ離れることの方が多い気がする。

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三茶で芝居

三軒茶屋まで自転車を漕ぐ。
KAKUTA「甘い丘」観劇。
バラこと、作・演出の桑原裕子さんとは以前お芝居で共演していた。
当時、バラはアイスクリームを食べながら寝たり、皆のついた嘘にすぐ騙されたりしていた。
だから劇団の作・演出家をやっている姿は想像つかなかった。
噂によると演出の時は頭の回転も速くしっかりしているらしい。
でも、作品を観ると普段の姿とは想像もつかない程立派なのだ。
ギャップがある女はモテる、とよく言われる。
ああ、きっとバラはモテるだろうなぁと思った。

観ながら自分もまた宝船をやりたくなった。
劇団は3回が目安だと聞いた事がある。
どこも3回まではやるらしい。
4回目をやる劇団はぐっと減るそうだ。
本当なのだろうか・・・。

一人で行ったこともあるし、最近社交パワーが無くなっているので帰ろうと思っていた。
以前は一人だろうが、知り合いがいなかろうがどこでも楽しく飲めた。
ここ2、3年、急に人見知りが激しくなって緊張するようになってしまったのだ。
自分で劇団を持つようになってからどんどん苦手になって来た。
だが、バラが誘ってくれたので飲み会に参加してみる。
意外とはしゃいで調子に乗って酔ってしまった。
浮かれ過ぎたかもと反省。

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韓国語のレッスン

一時帰国していたノムコの17日の送別飲み会を終えて気が抜けたからか、風邪をひいた。
今シーズン2度目だ。
帰宅を寝ている最中に喉が痛み始めた。
今まではひき始めにねじ伏せられたのだが、最近確実に負ける。
昨日、病院へ行くと気管支がやられているらしい。
首を異常に凝っているので整体へも行く。

その後、韓国語学校へ。今日で入門クラスは卒業。
次回から初級クラスだ。
大体一ヶ月半から二ヶ月で入門クラスを卒業すると聞いていた。
私は12月10日から習い始めていた。不遜にも年内に卒業してやると鼻息を粗くしていたが、出来なかった。
27日から4日まで冬休みがあったのも計算外だった。
年が開けてからも一向に卒業の話が出なかったので、都合良く解釈していた。
きっとある程度同じレベルの人が揃わないとクラスが作れないのだ。
今の初級クラスに入るにもレベルが低いし、ある程度同じレベルの人数を揃えてから進級させるのかも・・・などと考えていた。
ところが急に進級決定。
私の推理は全くお門違いだった様子。
初めて文字を習いに行ったのが、12月7日。
結局1ヶ月と12日。
ギリギリ早めの人と言った所だ。
冬休みを抜いても1ヶ月と3日。
もっと劇的に早く進級したかった。
習い事などやる気のある人は半数以下だ。
そんな所で平均レベルというのは、能力が無いということなのだ。
もっともっと気を引き締めなければ・・・。
そう考えるとなんだかぐったりしてしまった。
最後の入門クラスの授業では初めての人と一緒になった。
そのおばさまがとにかく「私初めてだから・・・」を連呼。
その割に分かっていたり、出来る振りをしたいからか質問にもの凄い早さで答えようとする。
大人になると初心者丸出しでバカでいるのも大変なのだろう。
分からないたびにプライドが傷つく様子。
私は一度やったカリキュラムだった。
ちょっとイライラしたが、新しく初級クラスになったら逆の立場だ。
落ちこぼれていてもいちいち傷つかないようにしなければ。
一応来週月曜に進級テストがある。
昔はテストが大嫌いだったが、今は学生に戻れたみたいで嬉しい。
これで不出来だったら、進級取り消しになったりするのだろうか?
頑張らねば・・・。
バランスボールに乗りながらひたすら単語を覚える。
気付くとバランスボールに足をつかずに何秒座っていられるか数えていたりする。
何がやりたい人か分からない・・・。

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面倒でたのしい正月

いつも大晦日や正月が面倒くさい。
無関係に勉強して普通に暮らそうと思っていたが、31日も1日も家で飲み過ぎてしまった。
背中が痛い。
これは飲み過ぎによる肝臓の悲鳴?
もしくはここ最近熱心にやっていたストレッチのせいで、骨組みや骨格が変化してきたのだろうか?
出来れば後者であって欲しい。
今年は誕生日会をやってもらった。
当初3日の誕生日は人が集まらないので、4日になった。
だが、仲良しグループから3日カラオケの誘い。
素敵なプレゼント(土鍋、ハングルの参考書、韓国料理の本、マンガ)を貰った。

そして4日。
前日のグループの他に大好きな人達が来てくれた。
正月なので、人の誕生日会に行くばかりで祝ってもらう事が少なかったけれど、大層楽しく幸せな気分。
こんなに沢山プレゼントを貰ったのは初めてかも。
人生で一番良い誕生日だった。

6日
新宿で仲の良い人に素敵な度付きサングラスを買ってもらう。
これでスノボにもバッチリ。
心配なのは故障中の股関節。
よくなってはいるけれど、滑れるのか微妙。
アルタ地下のカレー屋に行く。
一口食べてもう食べるのが嫌になる。
そして髪の毛も入っていた。大部分残す。
具合が悪くなる。
みるみる寒くなり、首や肩甲骨が凝り始め、喉も痛くなる。
また風邪か?
首、肩をしつこく押して、薬を飲み寝る。
2時間程すると少し具合が良くなる。
このままウィルスを駆逐出来ると良いのだが・・・。

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