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イカちゃんはねぇ

小さい頃自分の事を「イカちゃん」と言っていた。
「ゆう」と言えなかったのだ。
その前は兄の真似をして「ボク」と言っていた。
どちらも親にやめるように言われ小学校へ上がる頃には「私」と言うようになった。

あいのりを見ていると一人称を「○○はねぇ・・・」と、
名前で話す女子が非常に多い。
中学、高校の頃より20歳前後から増えているような気がする。
テレビで観る分には別にいいのだが、身近にいたらうざいかも。
そんなのは特別なコしかゆるされない。
自分を可愛いと勘違いしてるみっともない人に見える。
もしくは可愛いというハッタリをかます為の策略。
だって、勘違いしている不細工なコに
「勘違いすんな、ブス!」
とは言えない。
変な顔なのに何故まるで可愛いコの様なふりしてるんだろう・・・
と、見るたびにストレスが溜まる。
そのうち見慣れてきて、
勘違いしている事以外はいいコなんだけどね・・・と思うようになる。
そこまで行くと、早い。
すぐに、「あれ、見ようによっては可愛いな~」と思うようになる。
自分を可愛いと勘違いするっていうのは、自分を騙しているみたいなものだ。
敵を欺くには味方から・・・の最たるもの。
そりゃあ、周りも騙される。
自分を名前で呼ぶコを見ると、
「うかうかと騙されないぞ」
と、警戒レーダーが反応して、とても疲れる。
いいトシして、そんなに可愛いふりがしたいなら、還暦を迎えてもやるがいい!と腹立ちまぎれに思う。
でも、きっとそういうばあさんいる。
そして私はなす術も無く敗北する。

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