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ヘソピ!

出かけようとする矢先に雷。
そして土砂降り。大きい傘を差して駅まで走る。
慌てすぎて携帯を忘れる。
電車を降りると、かんかん照り。何だろう。

整体を受ける。
治療後寝て行って良いと言われたが、予定があったので急いで治療院を後にする。
いつも寝て行きたいと思っているのに間が悪い。

渋谷へ。ナオミィと待ち合わせ。
本日二人でへそピアスを開けるのだ。
以前から開けたいと思いつつ、ぽっちゃり体系をなんとかしてからと思っていた。
だが、それを待っていたらおばあさんになるかも。
そしてちょっと怖かった。
だから、ナオミィがNAィKIの活動の為に是非開けたいと言っているのを聞いた時、一緒なら恐くないかも・・・と思ったのだ。
ナオミィは知り合いから渋谷のピアススタジオを教えてもらい、私は吉田りえちゃんから情報をゲットしていた。
109でピアスを購入すると無料で開けてくれる病院を紹介してくれるという。
ナオミィと相談して、初めに109へ。
10才以上年下の女のコの大群におののきながら、ピアス物色。
ファーストピアスにはゴツそうなものばかり。
別な店も見てみる。
へそピアス用のピアッシングガンが売っていて、
「無料で開ける病院紹介します」と記されていた。
こちらは、えらく地味。
ナオミィは近々ステージがある。
もうちょい吟味しようと、今度はピアッシングスタジオへ。
怪しげな一室を訪ねる。
そこには尋常じゃない程ピアスと入れ墨尽くしの男性が二人。
恐い。ちびりそうだ。
ビビっていると、ナオミィが
「へそに開けたいんです」
と、対応してくれた。
「ここから選んで」
と、箱に入ったへそピアスを見せられる。可愛い。
結構太い穴を開けるのだと実感。
開けたかった割にはノープランで、どれがいいかさっぱり分からない。
ナオミィは決めた様子。

私がああだこおだ迷っていると、新たなお客が来店。
耳と同じように一ヶ月程したら交換できるのだろうと、適当に決める。
臍部分と臍上部分両方に石を入れられると言われたが、面倒臭くなって片方のみにする。
開けるのは別の部屋だった。マッドサイエンティスト兄さんに案内される。
彼は鼻筋や指の間にもピアスを開けている。
爪にも何か色素が入っている。
普段なら恐くてお話できないだろう。
別室にはベッドがあるのかと思いきや、ソファのみ。

「どちらからにしますか?」

と、聞かれ恐い事は早めにと先にお願いする。
立ったまま綿棒で臍を消毒される。
マークをつけられ、ソファに浅く座り、体は寝かせるように指示された。
「力を抜いて」
と、言われ一生懸命脱力。
恐いので天井の方を向く。

痛い・・・!

あれ?もう空いたのかな?
それともこれより凄い痛みが来るのかな?
そうなると声が漏れちゃうかも・・・と考えているうちに終わっていた。
ナオミィが「それほどでも無いみたいだね?」と、安心した様子。
いや、痛い。
だが、今そう言ってもいたずらに恐怖心を煽るだけだ。
おうむ返しに「それほどでも・・・」と、答える。
だが、お兄さんに
「ワシの腕がいいんんじゃ!ボケーー!」
などと思われてやしないかと、軽くパニックに。
ナオミィの施術を観察。
手袋をはめ、ニードル(針)ですす~っと穴を貫通させ、それからピアスを押し込んでいた。
薬用石鹸で毎日二回洗う、治るのは3ヶ月から半年、基本的に外さないなどの説明を受ける。
ちょっとショック。
ああ、もっと華やかで可愛いのにすれば良かった。
お兄さんには、安易な気持ちでボディピアスを開ける風潮にもの申す!的な迫力があった。
「また無知な客が来た」と思っているのだろう。
次の女の子は緊張している様子。
我々が悲鳴をあげてみたら、相当怖がらせる事が出来たのに・・・と残念になる。

腰が引けた状態で宇田川カフェへ。
今日の興奮と恐怖を語り合う。

帰宅後ネットでボディピアスについて調べる。
ピアッシングガンで耳たぶ以外の箇所を開けるのは良くない、
病院よりスタジオで開けた方が良いなど記されている。
スタジオは大体病院の事を悪く言っている。
色々なスタジオのホームページを見ると今日行ったスタジオと近い住所にもう一つスタジオがあった。
そこを覗くと・・・今日行ったスタジオの仕事の悪口が書かれていた。
凄い・・・。
色々調べているうちにまた開けたい場所が出来てしまった。
若いうちからハマって開け続ける人は分かるのだが、何故今更・・・。悪あがき?

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