塩豚はえらい
他の作、演出をこなす主宰は、私より涼しい顔をしてやっているような気がする。
当たり前だ。私は年はいっているがひよっこなのだ。
だが、いつまでひよっこと言えるのだろう。
逃避でまたもや料理。
ズッキーニと塩豚の炒め物。
塩豚は大層使い勝手が良い。
塩、胡椒、適当なハーブを豚肩や、豚バラの固まりにまぶし、キッチンペーパーやピチットシートでくるみ、水分をコマメに取り除く。
すると一週間後には風味があって、おいしい塩豚に。
これをベーコン代わりに使って、パスタなども旨い。
本来はなるべく早く食べた方が良いのだが、私はおかしな臭いがしなければいいだろうと、長々食べ
ている。
適当に炒めながら、フライパン返しの練習。
自分に罰則を設ける。
いい加減に返して、床に飛び散らしたものは必ず拾って食べなくてはいけない、というもの。
緊張感が増し過ぎるのか、上手く行かない。
ばんばん床に落とした。それを拾い食い。
汚いから敬遠するかと思いきや、旨いのでどうでも良くなった。
もし、私に恋をしてくれる奇特な方がいたとしても、この姿を見たら駄目だろうなぁ・・・と、下らない想像をする。
大した抑止力にはならない。
落ちた物を食べ続けた。
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