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役者の意識

一度も嘘をつかなかった。

イクマ君、永井さんが出演、多田君演出の「別」観劇。
以前観た芝居の再演だったが、似ても似つかなかった。
殆ど会話の内容が分からないが、何が起きているかはなんとなく分かる、という芝居だった。
会話が理解出来なくても意外とわかるものだなぁ・・・
と、思ったが、何故そんな事を試みるのかはよく分からない。
こんな面倒な事を稽古している役者さんは偉いなぁと、思った。
永井さんはさすが。
山内さんも味わい深い。
イクマ君はいつも通り妙な魅力を発揮していた。
だが、彼はやたらと、
「今日は固かった・・・、昨日の方が力抜けてて良かった」
と、繰り返していた。
芝居は回によって凄く違う、と思う時もあれば、たいして変わらないと思う時もある。
だが、本人が気にしているよりは変わらないものだと思う。
下手な芝居をしてしまったと落ち込んだ時、
いつも「そんな変わらないって」と、自分を慰める。
自分で気に入った芝居をした回は、密かに
「おお、今回ベストアクト?」と、悦に入ったりする。
だが、そういう回に限って演出家から駄目を出される。
特に印象の無い回を褒められたりする。

小屋飲みをする。

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