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痩せてゆく人

ぐったりする。いつまでも眠い。

体を鍛える。有酸素運動で汗をかき、筋トレ。
太股の内側の筋肉や腰周りを鍛える。
その後泳ぐ。
水泳は苦しい。息を吸い過ぎたり、水を飲んでしまったり。
足のつく所なのに溺れそうになる。苦労しながら1キロ泳ぐ。
サウナに入る。
一年前以上に痩せた人をよく見ていた。
その人が更に骨と皮になって、サウナで膝を抱えていた。
ちょっと突き飛ばしたら、すぐ骨折しそうで怖い。
昔も尋常ではないほど痩せた人が、サウナで腹筋しているのをみた。
あれ以上痩せたら体が無くなるだろう。

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コシ

ヴォイストレーニング。
エアロビクスをやったと言ったら、先生に
「そんな衝撃を与えては駄目」と、言われてしまう。
水泳や自転車などで衝撃を与えないように運動し、
ジムで足と腹筋を鍛えた方が良いと言われる。
股関節を庇って、腰の辺りが以上に固まっているとのこと。
マッサージ?をしてもらう。
「覚悟してね」と、腰をギリギリ押される。
先生は「ああ、まだはじき返す。ちょっと押えて。」と、
人に自分の体を押えてもらいながら、押し続ける。
脂汗が滲み出る。
「これ出産より痛いんだって」と言われる。
揉んでもらい、解れた右足はズレがストレートに現われる。
左足より明らかに外側を向いている。
腰の筋肉が凝り固まっていたらしい。
自分の体ながら気持ち悪い。

夜は航空公園の父の家へ。

帰宅後ムーチョ、エボラ君、吉田りえちゃんがウチにやって来る。
我が家で撮影をするので様子を観に来たのだ。
盛り沢山な日。

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ひとりではわからない

昨晩、一人でワインを一本空けてしまった。寝覚めが悪い。
納豆とヨーグルトを食べて、高円寺へ。チラシの打ち合わせ。
前回もイラストをお願いした真田千華子さんに作品を見せてもらう。
高円寺は阿波踊りの準備のため、慌ただしい雰囲気。
チラシにするという事を考えないで、これ好き、あれ好きという状態になってしまう。
好きだからといって、チラシに合うかどうかはまた別なのだ。
私はいつも、スカートを買いに行ってはトップスを気に入って困ってしまうような癖がある。
本当に素敵な作品が多かったのだ。
候補が沢山有りすぎるので、デザイナーの吉田りえちゃんにも相談することに。

そのまま下北へ行き、カフェでご飯。
豚の生姜焼き定食。豚肉の殆どが脂身。
あまり食べられなかった。泳ごうとティップネスへ行く。
だが、下北店にプールは無かった。
仕方なしにTシャツを買い、スニーカーをレンタルする。
股関節が痛いので、激しい運動は控えていた。
一瞬魔が差して、「ファイティングラッシュ」という激しいコースに並ぶが、恐くなりやめる。
普通にマシンに乗って、歩いたり走ったりする。
意外と大丈夫。
ダメもとでエアロビクスを受けてみた。
股関節を庇いながらも、思った以上に運動出来る事が判明。
願望かもしれないが、回復して来ている気がする。
きちんと運動をしたのは久しぶりだ。
悪いつきものが落ちたように気分が良い。
最近落ちていたのだという事がわかった。

吉田りえちゃんにイラストの画像を見せるため、トーキョースタイルへ。
お祭りに行っていたらしく浴衣姿が素敵。
私が来ると行ったからお祭りを中断させてしまったようだ。申し訳ない。
私はここでも決められず、明日タワーで制作さんとノムミにも見てもらってから決める事にする。
だが、話し合った事で当初よりイメージが明確になってきた。
自分一人だ何もわからない。

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打ち合わせに次ぐ打ち合わせ

タワーで打ち合わせ。
ノムミと制作陣と宝船の話。
ムーチョと制作陣と映像についての打ち合わせ。
ノムミと吉田りえちゃんと宝船のチラシの話。
結局タワーに5時間以上いた。
その後、ムーチョノムミと坐・和民へ。あまり飲まずに、真面目な話。
悪口でも面白でもない話を真剣に深夜まで。

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怪奇大家族

声のお仕事。
昨日からどの電車に乗れば良いか用意周到に調べていた。
心配なので同じ現場に行くイマナラゴリラ先輩に「浜松町って詳しい?」と、尋ねた。
すると、不思議そうな声で「浜松町じゃなくて浜町だよ」と、言われた。
自信満々だったのに血の気が引いた。
浜町という駅の存在を知らなかったので、てっきり浜松町だと信じ込んでいた。
念の為聞いて良かった。
最近自分を信用出来ないのでなるべく人に聞く事にしているのだ。

現場は知っている人も多く楽しかった。
私の好きな役者さんもいた。
その人は若いのにとても上手で素晴らしかった。
以前少しだけ出たドラマで共演しているのだが、現場が一緒だった事は無かった。
帰りに道で立ち止まってメールを打っているとその役者さんが
「お疲れさまでした~」と、挨拶してくれた。
恥ずかしかったが、「以前○○○○○に一話だけ出たんですよ」と言ったら
「○●役ですよね」と、覚えてくれていた。
驚く。その回に彼はあまり出ていないのだが、全部ちゃんと見ているのだ。
私は自分が出ているのを恥ずかしくてロクに見ない。
でも、いい役者さんはちゃんと見ているのね、と感心した。

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ハムサンユニオン

ハンサムユニオンを「初々しくエロやかに」を観に行く。
本当に初々しいのにエロやかだった。
我らが財団法人ノリオchanが真面目にやっているのをみるのは久しぶり。
だが、どうしても面白い。
ダンスも上手にこなしている。
不思議に思っているとノムミが「手が短いから面白くなるのかねぇ~?」と、耳打ちしてきた。
我々はノリオchanがギャグを言って静まり返っているのを観るのも大好きだ。
だが、今回は安定していた。
かなり充実した芝居だった。出ている人の大半がイカシテ見えた。

帰ろうとしたが、ご飯でもということになってお店に入る。
ノムミ、高木珠里ちゃん、浦島君というメンツ。
小一時間で帰るつもりだったが、長居してしまった。
お冷ややお茶ばかり頼んでいたので店員が冷たかった。
全員小一時間で帰りたい、むしろ真っすぐ帰りたいと思っていた筈だった。
だが、何を話しても楽し過ぎて結局0時45分に。
楽しいのも考えものだ。

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エロのボキャブラリー

ノムミと長電話。エロ話について語り合う。
常々わい談をしていると言われるが、実際にしているつもりが無い。
具体的にどのボキャブラリーがエロなのか線引きをしたかった。
例として
「ひんやりしたチンポとぬるいチンポだったらどっちが好き?」
というのを挙げてみる。
ノムミが言うには、「チンポ」というボキャブラリーは
普通の女性は発声しないで死んで行くのではないか、とのこと。
私も同感だ。
私もネタで言わされる以外プライベートは「男性器」とか「ナニ」と、言っている。
だが、「ナニ」とか「アレ」が一番不潔でイヤらしい気がする。
真実を語るのは好きだが、下ネタ好きでは無い。
いつもエロトークしているように言われるのは心外だ。

台風の中、大介君が一瞬我が家の玄関へ立ち寄る。
明日の現場にチラシを折込んでくれるというのだ。
このあともう一件行くとの事。
こんな事をしてくれる人はそうそういない。
台風が似合っていた。劇的な人だ。

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夜、泣きながら歩く女

「演劇フェスタ2005」の故林宏志さんクラスの生徒さん達と会合。
自転車で新宿へ。最近では30分で着くようになった。
皆のお芝居を観に行けず、申し訳なかったので会合には張りきって臨む。
だが、思いの外欠席も多い。
稽古後参加の人を待っている間にすっかり酔ってしまう。
大人なのに一番困った人になっていたかもしれない。

皆と別れ、一件電話。
最近被害妄想が強く、些細な事で悲しくなる。携帯の電源も切れてしまう。
誰にも助けを求められない。
やみくもに悲しくなり、道の隅に腰掛けて休む。
気が済むまで泣いてから帰ろうと思っていると、
「大丈夫ですか?」と、声をかけてくる人がいる。
本当に腹立たしい。こういう時は放っておいて欲しいのだ。
結構控えめに地味に泣いているのに、構われると余計悲しくなるのだ。
「大丈夫だから放っておいて下さい!」
と連呼するが、男は立ち去らない。
「訳を話してくれ」
などと言われても訳など無いのだ。
何様のつもりだと、苛つく。
この世の中に自分が解決出来る事があると思っているようだ。
はたまた退屈なので好奇心で聞いているくせに、親切なつもりになっているのだ。
「何か出来る事は無いか?」
あまりにしつこいので
「鼻が垂れているのでちり紙を下さい」と訴えた。
そのまま立ち去ってくれれば良いと思ったが、ちり紙を調達して戻ってきた。
鼻をかむ。
「もう大丈夫ですから帰って下さい」と言うのだが
「事情があるなら聞きますよ」、「心配で放っておけない」などと帰ろうとしない。
ついうっかり目を合わせてしまった。
マズイ。目を合わせると愛想良くなってしまうのだ。
トイレに行きたくなる。我慢が出来ない。
一人になりたかった。どこか彷徨ってトイレを探したい。
立ち去ってくれないので限界を迎える。
「トイレ・・・に行きたいです。」
目の前にカラオケ屋に入る。何故かその男の子も来る。
トイレだけ済ませて帰る訳にも行かない。
「いくつ?」と、聞くと「23才」とのこと。
私は偶々泣いていたけれど、彼が期待しているような可哀想な出来事があった訳ではない。
落ち込んでいる人を助けてあげるという思惑があるなら、それを壊したくなった。
とにかく普通に元気に熱唱。
きっと拍子抜けしただろう。
小一時間すると彼が帰りたそうにしているのが分かった。
切々とした身の上話でも聞きたかったのだろう。
外に出ると、豪雨。
この人が話しかけなければ、こんな雨になる前に帰れたのに。
私は適当に帰るから帰るように言うと、走って行った。
この雨の中自転車に乗るか迷う。
迷った揚げ句、ずぶ濡れになりながら自転車に乗る。水滴で視界が悪い。
風呂にも入らずに濡れたまま寝る。

昔、お付き合いしている人に夜中にお店に呼び出され、
店に行った揚げ句「風俗に行きたい」などと話され、
「そういうのは人にお金を借りないで済むようになってから言えば」と言ったら
「帰れ!」と、怒鳴られたことがあった。
「帰るわよ!」と、雪の中歩いてどうでも良くなって道で寝てしまった。
すると、19才の若者3人が「死んじゃうよ!」と、助けてくれた。
誰にも見付からないように目に付かない隅で寝ていたのだが、
泣きながら歩いているのを見ていたらしい。
しばらく「放っておいてくれ!」と、取り合わなかった。
だが、心底心配してくれていたようで真剣に説得してくれた。
いつの間にかタクシーを呼んでくれて、
私も「助けてくれてありがとう!」と、感動して帰った。
あの時は、取るに足らない私の為に楽しく遊んでいた時間を割いて説得してくれて、
ありがとう、と思ったのだ。
その後、お付き合いしていた人からは
「気付いたらいなくなってるんだもの、ちゃんと帰れたの?」と、電話が来た。
記憶が無いという話だった。

他にも、道に迷って泣きながら歩いていると、分かる所まで連れて行ってくれて
迎えが来るまでつき合ってくれた人もいた。
皆名前も知らない。
ただ、しょっちゅうと言う訳では無いが、私は泣きながら歩き過ぎなのかもしれない。
泣きながら一人で歩いている女性を1度だけ見た。
生気が無く今にも死にそうで怖かった。
あんな風に見えていたら嫌だ。
女一人泣きながら歩けもしない世の中だ。
フリチンで歩いている男と同じくらい迷惑なのかもしれない。気をつけよう。

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映画の日

ヴォイストレーニング。
股関節は日常生活には支障を来さない程度に回復したが、未だ激しい動きは出来ない。
飛んだり跳ねたりは厳しい。痛くて四股も踏めない。
もうすぐ稽古が始まるので、それまでになんとかしたい。
だが、3ヶ月も治らないものが、9月頭に治っているとは考えにくい。
先生に「関節がずれているかもしれない」と、言われる。
確かに、立ったり座ったり、ゆっくり内側から外側に動かすと
その度に「ゴキッ!」と音がして、可動しづらい。
安静にしていれば、筋肉は衰える。
良かれと思うストレッチを続けてひどくなったりもする。困ったものだ。
早くダンスを踊れる体に戻りたい。ダンスで頭が一杯になる。
もし、一生踊れない人間になったら、芝居云々ではなくつまらないだろう。
重いのでアコーディオンも弾けない。
先日も、首が重い、一生こんな重い思いをしているくらいなら死んでしまいたい
と、一瞬だけ考えた。
筋肉を鍛えれば、首は少しだけ軽く感じるようになるらしいので頑張る事にする。

最近原作がある映画を3本観た。

「血と骨」は5年ほど前に読んで、印象深かったので、是非観なければと思っていた。
だが、ビートたけしということに二の足を踏んでいた。
嫌いでは無いのだが、原作では相当な大男なのだ。ちょっとイメージが違うなぁと思っていた。
案の定、金俊平はこんなんじゃない!と失望。
もっと得体の知れない怪物のようなのだ。
あんな化け物をやれる俳優はいないような気がする。
そして色んな事をはしょりすぎている。ブスが出て来ない。
女の体があれば何でもいいと言わんばかりに、出っ歯で腹の出た浮浪者の女を囲うのだが
その役が濱田マリさんというのにもショック。
だが、仕方が無いのかもしれない。
失楽園でも黒木瞳と役所広司ではなく、渡辺えり子と小坂和也でやって欲しいと思っていた。
そう主張すると、周囲の人に
「そういう映画はヒットしないよ。皆綺麗なものが観たいんだから」と、言われた。
先に映画を観て原作を読めば良かった。
そうすれば、きっと映画にも感動して本で更に感動出来たのだ。

次は「ジョゼと虎と魚たち」
こんな古い小説を何故今頃?と不思議だった。
読んだのは高校生だったので、足が悪くて偏屈な女の子と好青年の話だったとしか記憶していない。
ただ、ほぼ原作と違うという事は分かった。
妻夫木聡がなんとも情愛の深い顔をする。相手を凄く好きに見える。
本当は池脇千鶴の胸を見たくて借りたのだが、私好みの形をしていた。
お友達が「がっかりした」と、言っていたので余計気になっていた。
だが、まだ幼さが残って発展途上な感じで良い。
寝ても広がらないのは肉が詰まっている体質なのだ。
微妙に大きめな乳輪が、今後の成長を予感させ、しかも盛り上がっているのだ。
私は乳雲が盛り上がっていて乳首が目立たないのがタイプ。私の胸と替えて欲しい。
見てどうなるわけでもないが、いい胸を見られて満足。
結末は気に入らなかったが、現実はそんなものだ。いい映画かも。

次は「密愛」という韓国映画。これも去年小説で読んでいた。
やはりブスの設定の人が可愛いという事態はあったが、これは特に気にならなかった。
ブスである必要がある役では無かったのだ。
夫に浮気をされ、愛人に乗り込まれ怪我を負った主人公は、原因不明の頭痛に悩まされる。
罪を感じた夫は彼女の療養のため田舎に引っ越す。
そこで、主人公は男と会う。
男が小説では郵便局長だったが、映画では医者になっていた。
それ以外は原作と大体一緒。
4ヶ月限定で会って性交したりするが、その期間以内に「愛している」と言った方が敗者、
というゲームに誘われる。
旦那は自分が浮気をした事で、家事放棄している妻に腹を立てたりもするが
うまくやって行こうと努力もする。
だが、妻が他の男と会っているのを知り、自分に正義があるかのように激しく怒り狂う。
自分はしても妻は浮気しないと思っている。
だが、実のところ妻に裏切られた事より、
村中に自分が寝取られ男と思われる恥ずかしさに怒っている気がした。そんなものだ。
私は結構好きだが、つまらない人もいるだろう。
小説の心理描写が秀逸だったので、映画にそれが出て来ないのは残念だった。
だが映画は、露出抑えめなのに濃厚なラブシーンが詩的だった。

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猛烈スピード

自主映画の本読み&打ち合わせ。
自分でやる事を想定しいないで書いていたので、無策。
自分の台本だからと言って上手に読める訳では無い。
監督のムーチョ、吉田りえちゃん、中坪ユピコ、直美ちゃんとカフェへ。
ムーチョがどんどん枝葉を膨らませてくれる様を見て直美ちゃんが感動していた。
宝船の映像の時もそうだが、こちらが思っても見ない想像力を発揮したり、
新たな解釈をしてくれてわくわくする。
心配なのは自分も出演するという事だ。

その後引っ越したばかりのムーチョの新居を覗きに行く。
新居はお世辞抜きに良い部屋だった。別荘のよう。
しょぼくれた部屋を見慣れているので、まぶしかった。ついつい長居。
「私は絶対あいのりを観ないといけないので、それまでに帰る」と、言っていたのに
22時40分まで話し込んでしまう。

安全運転など糞食らえと、猛スピードで帰宅。
「あいのり」の始めの10分を見逃してしまった。
テレビを見るために急いで事故に遭う人は沢山いたに違いない。

私はどうして「あいのり」が好きなのだろう。
大体嫌いなメンバーがいたり、馬鹿な発言に頭に来たりしているのだが。
小さい時「人魚姫」を読んで腹を立てたりしているのと同じ気持ちになる。
隣国のお姫様が王子を助けに来ると
「ああ、来るなよ、この女!」と、腹を立て、
あっさり引っかかる王子にも「バカめ!お前は何も分かっていない!」と、腹を立て、
でも現実もこんなモノか、と納得したり。
今日も
「ああ!タカノがきた!」「ヒデの馬鹿!」「でも、現実にはタカノの方がいいかも」
などと考えていた。

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新宿へ

おにぎりを20個握り、シアターブラッツへ。
バラリロガンガンべガス「セブンスター」観劇。
小林奈月さんの舞台美術すばらしかった。あのまま次の宝船に欲しい・・・!と思う程素敵。
その素晴らしい美術の中でギャグ芝居。
バニラアイスに胡椒をかけると実はうまいとか、
胡瓜に蜂蜜をかけるとスイカ風味になる、みたいな意外な取り合わせの妙があった。
舞台の一番高い所に立つ人が体半分見えなくなるようになっていたり、
あまり浸透していないギャグが満載だったが、声を押さえて笑うのに苦心した。

ノムミ、依田さんらと飲みに顔を出す。
2軒目はゴールデン街。奇しくも宝船スタッフのみになった。
舞台監督の翼君、照明の大介君、座長付きの晶子ちゃん、映像のムーチョ。
ちょっとだけでおいとまするつもりだったが、久しぶりに水入らずな感じで語る。長居。

自転車で帰る途中、首から下げていた携帯の電池や蓋が落ちてしまう。
家の近所まで来ていたのに、引き返して探す。
奇跡的に電池は見つかるが、蓋はどうしても見つからない。
元々不具合のある機種らしく、一度ボーダフォンショップで無料でバージョンアップをして貰うことになっていた。
ショップに持っていかなければならない。
元々メールが読めなかったり送れなかったり、いつの間にか電源が切れたり、
はたまた勝手に入ったり、おかしいことが多かったので直すにはいい機会かもしれない。

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三鷹でスパイゲーム

寝不足、二日酔いのままバイクで三鷹へ。完全に飲酒運転だ。
いつも慎重なのだが、ミラーもろくに見ずに飛ばした。
14時ぎりぎりに星のホールへ。動物電気の公演があるのだ。
ホールの森元さんに
「随分とお早いお着きで。今日は15時からですよ」と言われ、ショックを受ける。
あと、30分は眠れたのか。
だが、早めに来られて良かったかもしれない。
いつもギリギリに行くのだが、慌ただしくて好きではないのだ。
喫茶室で、シャーベットと、ジュースを頼む。
体調が悪いので、どうしてもアンニュイになってしまう。
貰った水を持ち歩いていたペットボトルに移し替えようかと思ったが、
店員の目が気になって出来なかった。

本日もノムミと一緒。だが、ノムミは道に迷って遅刻。
19日にdamimを見た時、私は18時50分には劇場についていたと幾ら言っても
「嘘だね、友香ピエロはいつもギリギリだからね」と、へらへらからかっていた。
あんなこと言うからだよ、と優越感。
芝居は長い付き合いで一度も見たことの無いタイシ君を観た。
私とノムミは手を取り合って無音の叫び声をあげた。
客演の清水宏さんはどこでもエネルギッシュで惚れ惚れした。
連日の飲み会ラッシュを避けたくてマチネを観に行ったのだが、本日ソワレは無いという。
お話したい人もいたので、ノンアルコールで打ち上げに臨む。
始め、清水宏さんと2時間近く話し込む。
「私は支配をする人から逃げる事をテーマに生きてきた」
「冴えない人が一矢報いる姿にぐっと来る」
「威圧とは何か」
「元気な人は元気じゃない人の具合の悪さに気づかない」
といった周りが入りたくないようなテーマで語り合う。
後半はスパイゲーム。
私は初め参加しないで見ていた。
端から見ていると、何故こんな嘘に騙されるのか?と、不思議になる。
はたまた嘘をついている人が問いつめられると、こんな態度になるのか?などと興味深かった。
3回見た所で参加。
今はスパイになって皆を騙すより、人の嘘を見破る方になりたかった。
幸い、スパイではなく、プレイヤーになった。
自分で言うのも気が引けるが、私は演説をすると説得力がある方だ。
「いけしんさんとは前にスパイゲームをやった事があって、
スパイの時もスパイじゃない時の態度も見たんだ~。それで今回はスパイじゃないと思う」
と言ったのだった。
なんとなくいけしんさんは違うという雰囲気になって、事態は混乱。
結局いけしんさんの勝ちだったのだ。
それまで散々
「今のスパイは別に嘘うまくなかったよ。もっと平気な顔で嘘つく人が見たい」
などと言っていたのに、形無しだ。
その次には清水さんが参加。清水さんは初体験らしい。
籤をみた瞬間に嫌な顔をしたのに気づく。
これはスパイだ!しかも怪しまれている伊藤美穂ちゃんをやたら庇う。
この二人がスパイに違いないという推理を立てた。
いけしんさんも怪しかったが、清水さんと敵対していたのと
先ほどスパイだったという理由で嫌疑を取り下げてしまった。
途中で、間違いに気づいたが、またもやいけしんさんにしてやられる所だった。
自分が騙されやすい質だと改めて思い知り、悔しくなる。
元々このゲームには弱かった。
嘘も下手で見抜く目も無いのだ。
だから参加せずに、見ていたのだ。
見ていたらまんまとやりたくなってしまった。悔しくて腹が立つ。疲れた。
ある人は、スパイゲームで誰も信用できなくなって殴り合いの喧嘩になった事がある、
と怯えていた。
ちょっと分かる。

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ゴリラ先輩

「damim」の「ハイキング・フォー・ヒューマンライフ」を観劇。
中山君、イマナラ君、清順、他、知り合いがうじゃうじゃ出ていた。
清順もイマナラゴリラ先輩も相変らず尋常ではない発汗量だった。
ふと気付いたが、ゴリラ先輩は舞台でいつも開襟シャツのボタンを二つ三つ開けた
昔のヤクザ風な衣装を着ている。
それではだけた胸を汗でテラテラさせているのだ。
一緒に観ていたナオミィが「ラメを塗りたくったら?」と、提案していた。
本日もいつも通りのノムミ、ユピコ、
ハイレグ時代から小道具を作ってくれている河口麻衣ちゃんと一緒だった。
飲みにいく途中、自転車に乗った子供がユピコにぶつかりそうになる。
ユピコが「わぁ~!」と、除けたが子供は謝りもしない。むかつく。
怖そうなおじさんなら黙っている所だったが、子供だとあなどって
「気をつけろ!」と、怒鳴ってみた。
子供はシカト。
だが、私の声にびっくりしたノムコがビクッとして知らない女性にぶつかっていた。

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見に行く以外に手だてはない

何となくゴキブリコンビナートの事を考えていた。
今まで観に行かなかったのは、「面白いよ!」と聞かされるエピソードが
全く面白く聞こえなかった。
むしろ、恐ろしかったり、気持ち悪かったりしたのだ。
観に行って分かったのは、あれを面白いと人に説明するのがとても難しいという事だった。
私も人に説明すると、皆困惑していた。
さも面白そうに語っているが、それが面白くなくて困られているのが分かった。

昨日シャンプーハットの赤堀さんに、
「劇場に木のジャングルジムみたいなものが組まれた状態になっていて、
あちこちに足場があって、そこでお客は立ち見なんですよ。
それで、役者が客の目の前を猿みたいに縦横無尽に行き来してました」
と、説明した。
内容に触れると、話している自分がとてもつまらない人になってしまうのだ。

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新宿1200枚

折り込み。
劇場で高木珠里ちゃんに会う。

「トーキョーあたり」を観に行く。
初っぱなの映像で大爆笑した。爽快な気持ちになる。
飲みに行ったが、有名な人ばかりで緊張した。
違う席で昔馴染みの知り合いがいたのでそちらで話し込む。ヘビーな話を聞く。

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下北沢1600枚

折り込み。

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夏の終わり

目覚めると、ポテトチップスの袋が落ちていた。帰宅後一袋開けたらしい。
そして、コンビニでスパゲッティーの弁当を買っていたらしい。
これは食べていなかった。

今度はバイク置き場に蝉の死骸発見。

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おんなの夏休み

ノムミと脱毛。今日で5回目。
もはやあまり痛みは感じなかった。
今日で3日連続でノムミと会っている。

代々木八幡で軽くビール。
中坪ユピコが22時過ぎまで飲んでいたら、連絡をくれと言っているらしい。
まだ16時なのだ。「流石に22時までは飲まないよ!」と、笑う。
近所に住む澤田育子ちゃんを呼びだす事に。
上原に河岸を変えて、語り合う。
何故かあっという間に22時になってしまった。中坪ユピコも合流。
楽しかったが、何を話したか全く覚えていない。
自転車で帰って来れた事が不思議。

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はじめてのゴキブリコンビナート

初めてゴキブリコンビナートを観劇。
観劇というより体験という方が近い。噂を聞いて怖過ぎて二の足を踏んでいたのだ。
並んでいる最中から汚れたり怪我をしても一切責任を取らないと、何度も繰り返される。

ここで死んだらどうしよう・・・と、富士急ハイランドでフジヤマに乗ってしまった時の気持ちを思い出す。
初めの急降下になるまでひたすら登り続ける。
その間に「もう自分の人生にもどれないかも・・・ここで死ぬのかも」と、号泣したのだった。

一緒にいるノムミに怖い怖いと、訴えつづける。
先に観に行った人のアドバイスで左の手前が比較的安全と、聞いていた。
どこの席も奥は危険が一杯との事。意味が分からなかった。
小屋に入ると下にビニールシートが敷き詰められていた。変な匂いもする。
そして想像もしないセットがあった。
左の手前とか奥という意味もやっと分かった。
足場の悪い所でオールスタンディング。
酷く脅えていたが、始まって直ぐにそれは消えた。
「あ、今日は当りだ!」と、分かった。これはインテリがやる芝居だと思った。
頭の悪い人は小難しかったり、気取ったり自分を立派に見せようとするが、その対極だった。
よくこんなに大変な事をすると驚く。
セロトニン瘍子さんが素晴らしかった。
生半可な女優さんがやったら、どこか痛くなったり見てて辛くなったりするだろう。
普通は行為に負けてしまう。彼女は全く負けていなかった。
あんな大変な目に合っているのに、それが却って素敵に見えた。
私は今まで過激な露出はしてこなかった。リスキーだからだ。
余程完ぺきに美しい体でなければ、スタイルにあれこれ文句を言われる。
また、露出した事をプラスに出来る器では無いと思っていたからだ。
露出は自意識が見えやすい。
自意識がまとわりついたまま露出している人は、不潔に見えたり頭が悪く見える。
セロトニンさんはとても清潔だった。
自分以上のモノを見せようという気持ちがさらさら無いように感じた。

今まで観たお芝居とは全く違う面白さだった。
怖がり過ぎてそれまで観ないできたが、思い切って良かった。
料金が安過ぎる。あれではどんな大入りでも、大変だろう。
地獄絵図の連続なのに、出ている役者が幸せそうに見えた。

ノムミとタイ料理屋へ。
2丁目がゲイの街だと知ってはいたが、男同士のカップルを仰山見て、驚く。
ノムミがレズビアンをカモフラージュするつもりらしく、わざとベタベタしてきた。
レズに見えただろうか?

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湯ったり夢気分

ラクーアへ。
中坪ユピコからピクニックに行こうと誘われていたが、雨のため変更になった。
メンバーはノムミこと野村朋子、ナオミィこと加藤直美と、ユピコと私。
ラクーアは混んでいて、30分待ち。
これだけ長いつきあいで、一緒に風呂に入るのは初めて。
那須で温泉に入ったりはしたが、いつもタオルを巻いて暗闇だった。
私は裸の付き合いを信じている。
大して仲良くなくても、一緒に風呂に入ると親密になる。
10年以上のつきあいだが、今日でまたステップアップだ。

施設では皆一様に女囚の様な服。
風呂上がりでいい気持ちな上、女が綺麗な格好でいると
男の人がムラムラして劣情を催したりするので、それを防ぐ為に女囚服なんだよ、
とユピコが力説。ノムミに「馬鹿な!」と、一蹴されていた。
誰もが、19時位には施設を堪能しつくして河岸を変えるものだと思っていた。
だが、それは間違いだった。
我々は22時過ぎまでラクーアにいたのだ。

始めに風呂に入ったり出たり、私もお尻を浮かせて遊んだりしていた。
様々の風呂に入って、一端女囚服を着てくつろぐ事に。
ラウンジでビールを2杯飲む。
マッサージチェアなどを堪能した。
先程は混んでいて入れなかったヒーリングバーデへ。
ここには低温サウナやマッサージコーナーが充実しているという。
サウナで寝る。水たまりが出来る程汗が出てくる。
これほど大量の汗をかいた事は無いので、驚く。少し怖くなる。
その後、寝そべる事が出来る椅子で涼む。
もう一度ビールを飲んでも美味しい感じになってきた。
再びラウンジで一杯引っかける。これで22時過ぎ。
どこかで2時間程誤魔化された気がすると、皆で訝しむ。

折角気持ち良くお風呂とサウナを満喫したのに、外は土砂降り。ずぶ濡れになって帰宅。

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コピーの毎日

またもや、コピー。
紙がB5からA4になったので、重い。3500枚に減らす。
コピーの途中にムーチョ村松君のお使いでエプロンちゃんが来た。
1000枚だけコピーしたいとの事。
何をコピーするのかと思って見てみる。ワークショップをやるらしい。
映像の右も左も分からない人を集っていた。
映像をやろうと思った事も無かったが、ワークショップに行きたくなった。

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新井、寝たり起きたりする!

本日もチラシコピー。重さが堪える。

タワーに戻り、雑談。
先日ユピコに聞いたダイビング事故の話をする。
タワー制作陣と、私が事故で死んだら宝船公演中止のお知らせやチラシに
「新井永遠に眠る!」
と、載せようという話で盛り上がる。
旗揚げから仮チラシには
「新井起きる!」
「新井、二度寝から起きる!」
などと折込んできたのだ。
永遠に眠る!というチラシなら、数少なく心に留めてくれた人にとって、オチにもなる。
万が一悲しんでくれる人がいたとしても、ちょっとほのぼのするのではないか。
それを確かめるために死ぬ訳にはいかない。
第一死んだら確かめようがない。
私はしばしば、死ぬかも、死んだら、と仮定する。
不吉なようだが、計算済みなのだ。
死ぬ死ぬと騒ぐ人は中々死なないのだ。きっと長生きする。

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10年前のゆうかピエロ

ヴォイストレーニング。
呼吸は駄目だったが、声は少し出るような気がした。

自転車に乗っていたのに、雨が降り始めた。
本日帰宅後バイクで出直して、チラシ4000枚コピーをするはずだった。
このまま雨だと不安。
雨宿りして、隙をみて帰宅。
再びバイクで出掛けようとすると、またもや雨。
カッパを来てタワーへ。ユピコがいた。
木馬亭でやったピンネタ「ゆうかピエロ」を観たいと、ビデオ鑑賞を始めた。
今となっては何が面白いのか全く分からないやたら間延びしたネタであった。
だが、10年近く昔の私は揺るぎない自信を持ってやっていた。
今の私があのネタを観たら「間が長過ぎる。3倍の早さでやるべき」と、一刀両断する筈だ。
だが、無知とは恐ろしい。
当時の私の方が今の私より余程自信があった。
やればやるほど自信を喪失して来た。
ああ、あの自信を取り戻したい。

今日、明日はコピー。明後日は折り込み。
人手が足りない。
9月からは稽古が入る。
前途多難。

チラシをネクストに配達。
新宿へ。父と会う。
人類に貢献する発明をしたのはキュリー夫人以外、全員男だった。
女はずるい、戦争中は引っ込んでいるくせに、平和になると出しゃばってくる、
平塚雷鳥は淫乱だった、
そういう話をずっと聞いていた。

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ユピコが近所に現れた

中坪ユピコが近所に現れた。
江古田の薬局で聞いた話をしてくれた。

グアムでダイビングのインストラクターをしている息子がいる、と話すおばさんがいた。
息子は怪我をして日本に戻ってきた。
最近グアムで職場の同僚と講習を受けている生徒が亡くなったらしい。
息子は怖くなり、仕事を変えようかと悩んでいるという。

ユピコは「こわっ!」と、感想をもらしていた。
グアムで起きた事故の事は知っていた。
私がハワイにいる頃だ。
私もダイビングをしていたので心配してくれた友達が教えてくれた。
確か、インストラクターも生徒も25才。
タンクに酸素が無かったのが原因。
例えタンクに酸素が無かったとしても、
落ち着いていればオクトパスで酸素を分けてもらう事が出来た筈。
だが、パニックを起こしていたのだろう。
講習でパニックを起こしている人を見たら、余程のプロでなければ近づくなと言われていた。
インストラクターは助けようとしてしがみつかれて、一緒に溺れたようだ。
私もハワイで軽くパニックを起こしたので、事故を身近に感じた。
でも、まだまだダイビングを続けたい。

5月になくした保険証を再発行した。これでいつでも病院へ行ける。

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酔いメイツ

宝船の舞台監督、照明、音響スタッフが
新井薬師のウェストエンドに集結していると聞き、
ドリンク剤を持って行く。
大介君とコーヒーを飲みに行く。
前日、酔いながら帰宅途中、植え込みに突っ込んで傷だらけだと言う。
他人事ではない。

漫画「女帝」ざっと読破。
銀座のママになった女性がヤクザの抗争を未然に防いだり、大活躍だった。
本当にこんな事があったら良いのに。
目がかすむ。
夜中2時。

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インプット

マンション前にいた蝉の死骸を再び発見。
黄金虫の死骸も発見。脅える。

読書、漫画、色々インプットしてみる。非社交的な気分。

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電車男と電器女

電車男のゲネ。
昨日、タワー関係者は沢山いたのだが、本日は私のみ。
どこに座っていいか分からず、かなり前に座ってしまう。ずうずうしかったのではと心配に。
原作は読んだ事は無く噂しか知らない。
掲示板上の書き込みをどう舞台にするのか想像つかなかったが、普通に面白かった。
河原君がいつもより格好良かった。今まで見た中で一番短髪だったからかもしれない。
ゲネだから、本番より抜いているはずなのにちょっと泣いたりもした。

ヨドバシカメラへ。彷徨っていると、マッサージチェア発見。
ここ数日、重いモノを運んでいたので歩くのも辛くなっていた。
46万円するマッサージチェアへ。30分動けなくなる。
少し楽になった所で目的の扇風機を選ぶ。
冷房は股関節に悪いらしい。なるべく扇風機で熱さをしのぐのだ。
扇風機を購入してバイクに括りつけ、スタンドを外した瞬間、二人組の男性に話しかけられる。
店終いするので、システム手帳、本を読む時にしおりのようになる小型電気スタンド、電池を入れると回る小型扇風機の3点セットを1050円で買ってくれとの事。
だが、「もう店じまいするので使っちゃって下さい」と、話すので
「くれるのかしら?」と勘違いする。「はい」と、答えたら1050円払う羽目に。
バイクを支える為に両手がふさがって無防備になっていた。
スタンドを外していなかったら、断れたかもしれない。

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父とコピーと定例会

朝5時に父から電話。
明日苗場のリゾートマンションへ行くから駐車カードを返せ、との事。
駐車場にはカードを入れないと停める事が出来ない。
私がお友達の舞台監督さんに貸していたのだ。
「あんたはちっとも家にいない。留守電にも入れたんだ」と、言われる。
だが、私は家の留守電は聞かないのだ。まず、電話に出ない。
家にいる時、留守録に知り合いの声が聞こえれば出る。
ナンバーディスプレイでは無いので、誰か分からない。
うっかりセールス電話だと、切れないのだ。
気付くと家の電話には何十件も用件が溜まっている。そこまで溜まると、面倒で聞かない。
必要なら携帯にかけるだろう。
「家電は聞かないから携帯にかけて」と、言うと
「携帯は高いんだ。知り合いのミャンマーの人達は皆携帯にはかけないと言っている。家電に出ないのがおかしい」
そのやりとりで15分。
家電に出ないのがおかしいのはわかっている。だが、どうしても出たくないのだ。
何度も家電に録音したと言われると、余計聞くのが怖くなる。
いない事に次第に苛立って行く過程を聞くのはしんどい。具合が悪くなりそう。
午前中にカードを持ってこいと言われるが、貸した人と連絡が取れるか分からない。
私はチラシコピー&運搬、電車男のゲネと、本日は盛りだくさん。
夜遅くに届けると言うと、父は急に口ごもる。
その時、今晩は家に帰らないのかもしれないと思った。
「夜は家にいるんだよね?だから最悪今日中には家に届けるよ」
と言うとごにょごにょしながら了解した。電話を切るが直後に再び電話。
「本当は今日飲み会があって、そこに車が迎えに来てね・・・そのまま苗場に・・・だから家には」
との事。
「じゃあ、飲み会の場所教えてくれればそこに届けるから」
と言うと再びごにょごにょする。
「飲み会の場所って二転三転するじゃない・・・だから、午前中なら家で、午後だったら職場の松戸に・・・」
二転三転しているのは父だぞ、と思いながら了解する。
早朝だが貸した人にメールを出すと、8時頃連絡が取れた。
カードを受け取り、航空公園へ。父は留守だったので、ポストに入れて帰宅。

本日も4000枚のチラシをコピーする為に市民活動支援コーナーへ。
バイクで運んでいるとはいえ、4000枚は重い。持ち運びが非常に堪える。
だが、枚数を減らすともっと回数を増やさなければならない。
また、劇場折り込みもしなければならない。
昼間動けるスタッフがいないので、頑張らなければと思うが、3日連続4000枚の運搬は正直しんどい。頑張れ頑張れ、とカニ歩きで運ぶ。
本日も紙詰まりはしなかった。コピーも奥が深い。3日目でかなり段取りが良くなってきた。

全身が凝ってきた。体が蝕まれてきている。
急いでネクストへ運ぶ。全身汗まみれでどろどろ。
急いで身だしなみを整えて、パークタワーホールへ。
電車男のゲネを観に行くのだ。
パークタワーホールはオペラシティの隣かと思ったら、全くの勘違い。
とても遠くてかなり歩く。
ハワイで買ったドレスを来て集合。ユピコ、ナオミィ、タワー制作陣。
しばらくロビーで待っていると、ゲネ中止の報告。急遽明日に変更。
ナオミィ、ユピコと3人で新中野へ。
顔も洗わず、パジャマで仕事をしていたノムミにパジャマを脱いで顔を洗い、出てくるようにお願いする。いつもの定例会。
皆出来上がる。寝不足だったので、帰りの電車で朦朧とする。
逆方向へ行ったり、違う駅で降りたり、ホームで寝てしまって電車に乗れなかったり。
奇跡的に帰宅。

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コピーはおまかせ!

コピーのプロに紙詰まりの相談。
紙質や相性もある。だが、紙さばきが重要らしい。
昨日私がやっていたような甘いモノではなく、プロの方法を教わる。
考えてみると、昨日の夏八木勲似の人は大きな音を立てて何やっていた。
あれは私への嫌がらせではなく、紙さばきだったのか。

本日午前中から再びコピーへ。
炎天下で皆外に出たくないのか、渋滞。熱い上に進まない。
車は涼しいから良いがバイクはキツイ。体力が消耗していく。
タワーで紙4000枚調達してから市民活動支援コーナーへ。
バイクを停めようとすると「ここに停めないで下さい」と、注意される。
だが、置けない事には作業が出来ない。
「どこだったらいいですか?」と、食い下がると、
「絶対とは言えないけれど、向こうの車道なら大丈夫じゃない?お巡りはバイクなんか見てないから」と、教えてくれた。
少し遠くなるが仕方がない。
手続きをしてコピーしようとすると、重大な事に気付く。
版下を忘れているのだ。なんという手抜かりだ。
渋滞の中家まで帰宅して戻ったら予約の時間は終ってしまう。
タワーに連絡してプリントアウトしてもらう。
近い筈なのだが、渋滞で時間を食う。
バトンを受け取るように版下を受け取り三茶へとんぼ帰り。
同じ所にバイクを停めようとするが、そこにはトラック。
どこに停めたらいいのだ・・・?と、うろたえていると、幸運にもトラックはすぐ移動。
すかさず、その隙に潜り込む。
すると私の後ろにやはりトラックがいなくなったのを狙って駐車しようとした車がつけてきた。
私が停めるとその車のスペースが足りなくなる。
わかっていたが、気付かなかったフリをする。
きっと忌々しそうな顔をしてこちらを見ているだろう。
逃げるように、立ち去る。

早速コピー開始。習った紙さばきを駆使。
昨日と違って一度も紙詰まりは起こらなかった。
昨日の夏八木勲も私の事を、紙さばきしてないからだろ、馬鹿め・・・と、思っていたのだろう。
だが、今日は違う。進化したのだ。
すっかりお調子づいて「コピーならあたいにお任せ!」気分。
すると、「今日は大丈夫ですか?」と、声をかけてくる女性が。
うろたえていたので顔を忘れていたが、昨日親身になって機械を見てくれた女性だった。
「ええ、一枚も詰まりません!(今日はプロの技やってますからね!)」
「今朝一番で業者に来てもらったんですよ!」
「・・・!そ・・・うなんですか~・・・やっぱり違いますね・・・。」
女性は嬉しそうに去って行った。紙さばきのせいではなかったのだろうか。
だが、夏八木勲は最速でコピーして全く、詰まっていなかった。謎・・・。

一度帰宅。
マンションの入り口で何か蹴ってしまう。嫌な感触。蝉の死骸だった。
重いチラシを持っているにも関わらず、飛びすさる。
部屋で枚数を仕分け。ネクストにチラシを配達する。
再び帰宅するが、先程の所に蝉の死骸は無かった。

ノムミと、打ち合わせ。早稲田通り沿いファミレス。
打ち合わせはすぐ、わき道をそれてしまう。
打ち合わせ10分、無駄話30分、気を引き締めて打ち合わせ5分、無駄話40分・・・
そんな調子で深夜まで続いた。
だが、ここ数日悩んで、無駄に徹夜をしていた状態から少し楽になった。
頭が硬直しすぎている。
もっといい加減な気持ちにならなければならない。

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紙づまり

目覚めると、携帯を握りしめていた。
メールを打っている最中に寝てしまったようだ。
文面を見て驚く。
「死んで欲しい人がいます・・・」
意味が分からず消去する。
嫌な夢でも見たのだろうか。まるで始末人への依頼だ。

久しぶりにヴォイストレーニングへ。
股関節が全く治っていないと言われた。
庇うのが上手になったが、時折いきなり神経に触れるように痛むからおかしいとは思っていた。

タワーで宝船公演に関しての打ち合わせ。
その後紙を4000枚持って三軒茶屋の市民活動支援コーナーへ。仮チラシを作成する。
5000枚行きたかったが、重いものを持つのは明らかに股関節に悪い。
4000枚に留める。それでもかなり重い。
コピーをはじめると3枚目で紙詰まり。
分からないながらも、蓋を開け詰まった紙を取り除く。
再開。すぐに紙詰まり。
何度もこれを繰り返す。
係の人に訴える。
コピー前の紙に空気をいれるようにパラパラして、紙を大量にセットしないように言われる。
その通りにしたが、やはり詰まる。
係の人もお手上げ。責任者のような人も現われ、
「我々の手ではこれ以上は・・・申し訳ありません」と、謝られる。
とりあえず、できる限り頑張る事に。
本日19時までに、3900枚届けなければならない。時間も無い。
紙詰まりを治す作業を頻繁に行い、紙の用意をしてすっかり汗だく。
片時も休む暇も無い。トイレにも行けない。
印刷機の予約時間を過ぎてしまう。次の予約の人も来ないようなので、粘る。
20分オーバーした時、カートに紙を積んだ夏八木勲のような人が現われる。
私の姿を見て、目を疑うかのような風情。腕時計を凝視してから私を睨む。
悪いのは私だが、身がすくんで謝れない。
「使いますか?どきます」と、コピーを打ちきる。
「機械調子悪いみたいで、30枚以上も紙詰まってしまったので、大変かもしれません」
と、時間オーバーした事の言い訳をする。夏八木は完無視。
その場から消えたくなるが、コピーや紙の山の整理をしなければならない。
彼は威圧するかのように紙を出しては凄い音を立てて机に置き始めた。おどおどする。
コピーを始めれば、紙が詰まって私の言っていた事が分かるに違いない。
コピーを始めた。
今か今かと紙詰まりを待ちわびる。だがすこぶる快調。
私は一番遅い設定にしていたが、夏八木は最速かと思われる程早くコピーしている。
どういう事だろう。これでは私がいけないみたいではないか。
私から何か電波が出ていて機械の調子を狂わせているのだろうか?
本当は時間オーバーしていた事を夏八木に謝った方がいい。
だが、彼は先程、私を完無視した。
挨拶して謝ってもゴミを見るような目で見られたり、再び無視をされるのは目に見えていた。
結局こそこそ逃げるように帰る。

ネクストにはどっちみち間に合わない。明日に持って行く事にする。

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夏の終わりのはじまり

いつの間にか夏の最後の月。大好きな夏が終ってしまう。
本日は新宿のマイシティ屋上のビアガーデンにてハワイの反省会。
ノムミ、ユピコ、私といういつもの3人組。
特別ゲストに岸君。
まだ日が沈まない。青空の下で大層気持ちが良い。
ここは女性2700円、男性3000円で2時間飲み放題、食べ放題。
延長すると30分500円。

新宿でもう一軒。
新中野でも一軒。
それでも余裕で電車で帰れた。だが、さすがに朦朧とする。
大層楽しい気持ちで帰宅。

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