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何かツイてる一日

前日、朝までカラオケをしたため眠い。
だが、ハワイ行きの為21日に予約をキャンセルした
「ラストショー」を観る為にパルコ劇場へ。
中山君にチケットは最早完売と言われ、開演90分前に並ぶしかなくなった。
アドバイスによると、90分前に9階まで上がる最初のエレベーターに乗り込まなければならないようだ。
エレベーターはいつも動いている。
最初のエレベーターと分かる基準はなんなのだろう。
心配なので100分前からエレベーター前に張り付く。
目的が同じ人がちらほろいるようだ。
エレベーターが来ても乗り込まないで張り込んでいる。
この人達はきっとチケット取得に慣れている。行動を真似すれば良さそうだ。
エレベーター前についたと中山君へメールを送る。
「最初のエレベーターに乗りそびれないように」と、念押しの返事。
そうこうすると、警備員のような人が来てエレベータ内のどこかの鍵を開けた。
「どうぞ」と、誘導。これが最初のエレベーターらしい、と乗り込む。
降りる時先頭になる位置をキープ。
9階につくと、隣のエレベーターの方が早く付いていた。
先に2列くらい並ばれている。舌打ちしながら3列目の先頭へ。
係の人が「本日の当日券は8枚です」と、告げる。
狭き門にどよめきが起きる。キャンセル待ちは6人までらしい。

ホールにはかなりの人がいた。少なくとも30人は超えていた。
整理番号が配られ、抽選となる。
中山情報では、最初のエレベーターに乗った人の半分位が
チケット取得できるという事だった。それでも
「半分の確率では無理かも。無駄足になるのも嫌だから、行くのをやめようか」
と、躊躇していた。
だが、ハワイ行きへの熱心なアドバイスやそれまでの友情に報いる為に、
駄目でも並ぶべきだ、
無駄足になったら素敵なカフェでに入ったり街をうろつけば良いと、重い腰をあげた。
しかし、どうみても当選確率は2分の1ではない。
最近は自転車を盗まれたり破壊されたり、運が無いのだ。諦め気分になる。
だが、どこかで絶対当選する確信もあった。
私の番号は17番。
案の定、3番目に番号を呼ばれた。
嬉しくて興奮していると、奥から偶然その光景を見ていた制作のタツヤ君がやって来て
「凄い、運強いね~」と声をかけてくれた。
係の人が盛り上がっている私に
「お求め枚数は何枚ですか?」と
問い掛けるが何を言われているか分からない。
何度も聞き返し、忌々しい顔をされてしまう。
だが、嬉しいのでお構いなしだ。
丁度楽屋入りする中山君の姿も見えた。
直後に「すっげ~☆」というメールが来る。
あ~たの出るお芝居でしょ、と思うが、偉業を成し遂げたようで大層気持ちが良い。

お芝居は長塚節に磨きがかかり、よく出来ていた。
随所にやられてしまうセリフがちりばめられていた。
中山君は昔から面白かったが、いつの間にこんなに安定感がある人になったのだろう。
中山君と古田さんの掛け合いが面白過ぎて隣の人に悪いと思うほど笑ってしまった。

楽屋へ行くと、抽選が通った事が知られていて、
「50倍だったんだって~」「凄いね~」などと、妙な歓迎を受けた。
今まで何度も楽屋へ挨拶に行っているが、これほど歓迎されたのは初めて。
50倍というのはありえないが、50人以上帰したらしい。
出演者の知り合いで抽選に受かったのは私が初めてだったらしい。
毎日、今日あたり誰か受かるかなと話していて全滅だったそうだ。
栄えある一人めになれたのは嬉しい。
自分の実力とは無関係だが、偉くなった気分。
きっと今まで災難に塗れていたのはこういう収支を取る為だったのだ。
この先も災難に見舞われるに違いないが、こういう日の為に負けないようにしよう。
そんな気持ちでいると、突き上げるような衝撃。
地震だ。かなり大きい。
隣の楽屋から大物俳優さんが不安そうににじり出てきた。
地震は怖かったが、大好きな古田さんと同じ部屋にいる時に起きたので
「良かった~、一人の時じゃなくて。しかも古田さんや好きな役者さんと災難に遭えて」
と、わくわくした。
大物俳優さんも中学生の時好きだったので、素の不安そうな顔を見られて得をした気持ち。

バスに乗り下北付近へ。ウロウロする。
夜は清水宏さん、作・演出、乱発タックル「心をこめてぼったくれ」観劇。
劇場へ行くと、地震のためか客席がかなり空いている。
清水さんが開演を押す事を前節で伝えていた。
地下鉄は全滅。JRも止まっているらしい。
バスで来て良かった。
芝居は地元スナックを舞台にしたドタバタコメディー。
清水さんは相変らず抜群。
清水さんである事で何をやっても通る希有な人だ。とてもチャーミング。
藤田記子さんが完ぺきに場末のママになりきっていた。
いるだけでムード満点で魅力的。

終演後えん屋。地震で来られなかった人が明日に押し寄せるらしい。
だが、とても入りきらないから、何人か帰さなければならない。
地震が無ければ毎日満員御礼だったのに、との事。

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