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無くしてばかり

七夕。そんな事微塵も思い出さない日だった。
考えてみると短冊をちょこちょこ目撃した。
何となく「気が早いなぁ」と思っていた。

数日前、「峰と今奈良と依田」の仕込みに「お握り差し入れするよ」と、
軽い気持ちで声をかけた。すると
「本当!助かる。えっと全部で50コ位かな」と、言われる。
倒れそうになったが後に引けず「分かった!」と返答。
50コってどのくらいなのだろう?
何合炊けば良いのだろう?重いのではないだろうか?
など不安を抱えながら仕込み日を迎えてしまう。
私がおにぎりを作るのが間に合わなかったら、朝から仕込みをしている人達がご飯を食べられなくなる。
普段は一食位なくても平気だが、仕込みにご飯が無い程悲しい事は無い。
私も30過ぎてから泣いた事がある。
そんな思いをさせてはいけない、と早く寝て支度をすることに。
だが、色々あって一睡もしないまま朝6時半を迎えてしまう。
炊飯器、鍋、前もって冷蔵、冷凍したお米を合わせて19合程。無心で握る。
9時半になる。小一時間仮眠。
雨が降っていなかったのでバイクで運ぶ事が出来た。
雨だったらカートで運んでいたと思うとぞっとする。
劇場に持って行くと皆爽やかに労働していた。
皆の顔を見ると、急に味の事が心配になった。
普段はせいぜい3合分位しか握らない。
こんなに大量だと味が大雑把になっている気がする。
塩が多過ぎたのでは?など不安。
依田さん、河口麻衣ちゃんもお弁当を作ってきた。二人のご飯をおいしく頂く。
OFFOFFは狭いので何処にいても邪魔な気がする。
眠くて仕方なくなる。
朦朧とした顔でいるのは感じ悪いだろうとそそくさと帰る。
運転が危ういのでのんびり帰る。

数時間寝て、ファックス用紙が切れている事に気付く。
明日でも良いが、早い方がと中野のドンキへ。
空いていて、運転が軽快に感じられる。
ドンキでバイクを駐車しようとすると、係の人に「あっちに停めて下さい」と、言われる。
あっちとは歩道であった。
買い物に来たのに何という態度だと、憮然としてバイクを停めた。
鍵をかけようとするとキーホルダーごと無い。
4つあるポケットをまさぐるが忽然と消えている。
マンションの駐車スペースで落としたのだろうと推測。
何気なく荷台などに置いてしまったのだろう。
不安ながらも買い物へ。
だが、目的のファックス用紙は取り寄せないと無いと言われてしまう。無駄足。
帰り道は、対向車線にキーホルダーが落ちていないかを注意するというよそ見運転状態。
自宅の駐車スペースまで見つからないまま来てしまった。
本命の駐車スペースにも無い。
本気で焦り始めた。もう一度ドンキまでの道のりを探す。
何度か往復。ガソリンの匂いが鼻につく。
頭のてっぺんからドリルを刺すような痛みが走り始めた。
これ以上探していたら事故に遭いそうだった。頭痛が耐え難い。
中野の交番へは本日別件で寄ったばかりだった。
気が進まず、自宅近辺の交番へ向う。
ここはいつも無人。それゆえ、いつも遠い交番まで赴いていた。
先日も近所の交番は常に誰もいないと他所の交番に訴えたばかりだ。
駄目元で行ってみると、お巡りさんがいるではないか。
これは今日あった唯一の良い事だった。
自宅の鍵が無いと訴えれば「家へ入れないのじゃない?大丈夫?」などと、理解をしめしてくれるもしれないと期待。だが、書類だけ書いてニコニコ帰される。
大家さんの部屋は暗い。
もう寝てしまっているか留守なのだろう。
家の近所を歩いたり座ったり、鍵が無いという電話を人にしてみたり。
泊めてもらえそうな所も探す。
しばらくうだうだした揚げ句、念の為に大家さんに電話してみる。
大家さんはあっさり出た。
鍵はスペアを作ると1万5千円ほどするもの。
2,3日経って見付からなかったら作る事にしてマスターキーを借りる。
さっきまで手が届かなかった憩いのスペース(我が家)をかけがいの無いものだと感じた。
ソファベッドを抱きしめる。

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