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注意力散漫

先日撤去された自転車が出て来たとの通知が来た。
盗難届けを出した日時、受理番号、担当警察官の名前を調べるのが面倒で
取りに行くことは永遠に不可能かと思われたが、
本日奇跡的に俊敏に雑事を済ませたので、取りに行く。
撤去先は自転車で15分ほど。
徒歩では遠い。バスと徒歩10分で行くことに。
そろそろバスを降りようと言うとき、ある事に気付き血の気が引いた。
身分証明書を忘れている。
必要と書かれていないのに用意周到にハンコまで持ったと言うのに。
呆然としてバスを降りる。
これでは210円払って歩くには困難な所へ来ただけだ。
帰りだってバスだ。昨日に引き続き無駄足か!
生きる困難さにうちひしがれふらふら歩く。
目の前にダイソーがあった。中に入る。
欲しい物はなかったが製氷器を購入。これを買うために往復420円を使ったのだ。
あまり納得出来ないが帰りのバスに乗る。
バスを乗り間違える。家の近くに行かないバスに乗ってしまった。
結局かなり歩く。股関節が痛みだす。
今日は峰と今奈良と依田でちょっとだけ踊る日だと言うのに、大丈夫だろうか。
歩きながら人生について考える。
今までの生き方では失敗しますよという警告をされているのだろうか?
それとも日々少しずつ困難を与えて、生きる事に挫折させようという事なのだろうか?
外へ出るな、引っ込んでいろという事なのだろうか?
こんな事には負けない。
今のハプニングさえ乗り越えれば、穏やかな日常に戻れる。
昨日鍵を無くしたショックからまだ立ち直っていなかった。
一週間くらい何事もなく過ごせれば、自然に自分に対する信用も取り戻せた筈なのに。
昨日の今日で、また挫折感。
いや、負けるものか。こんな事は些細な事だ。
息苦しくなる。根をつめて考え込み過ぎて、あまり息をしていなかった。
一生懸命深く息を吸う。頭痛がしてくる。
昨日頭痛がしたのと同じ場所を歩いていた。
運転免許を持ち再びバス停へ。
なんとしても今日中に、自転車を取り返してやるのだ。
中野5丁目の自転車保管所へ行くのにかなり迷う。
見つけてみると迷いようが無い。単にぼーっとして通り過ぎていただけだった。
懐かしのマイチャリは無事な姿だった。一安心。
だが、見慣れない鍵。盗んだ人がしばらく自分の物として乗り回していたのだ。
自転車が不憫になる。
「ママだよ。よく戻ってきたね」と、声をかけたくなった。
保管所で書類を書いている間、沢山蚊に刺される。
見知らぬ鍵を壊してもらい、意気揚々と帰宅。
30分休んだらOFFOFFシアターへ行こうと思っていると「早く小屋入りしてほしい」と電話。
ルイガノの方が早いが、今日は初日打ち上げ。
先ほど取り戻したママチャリで下北へ急ぐ。

小屋入りして軽く踊りを、あわせる。
「峰と今奈良と依田」をちゃんと見るのは初めて。
泣けるはずが面白くなってしまったと聞いていた。
だが、散々馬鹿笑いして感情がほぐれた後、急に涙腺が緩んだ。
意外に泣けるかもしれない。
とにかく依田さんが素晴らしい。時に妖艶、時にキュート、時にやんちゃ。
感情を全て体で表現できるって素晴らしい事だ。
峰君も素晴らしい。
ダンスが出来る人の動きでは無いのだが、切れもよくリズム感が抜群。
そして表情がエキセントリックで目を引く。
今奈良君も素晴らしかった。
先日稽古で見たときにあまりにも汗をかいていて、泉か?と思ったが、間違いだった。今日は人間スプリンクラーだった。
体力的には一番しんどそうに見えたが、頑張り方に哀愁が漂っていた。
自分の出番ではちょっと間違えたがなんとか無事に踊れた。良い公演。

庄屋でちょっと飲む。タクシーで帰宅。
サンバイザーと傘を忘れた。

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