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物騒な夜の隣人

稽古場まで自転車で行くつもりだった。
だが、ペダルを漕いでも進まなくなってしまった。
昨日はガンガン乗っていたのだ。訳が分からない。
10分くらいもがく。
チェーンが外れていて、嵌めれば良いらしいと分かった。
だが、そんな事をしている猶予は無かった。バイクに乗り直して稽古場へ急ぐ。

友達が飲みに来た。だが、サッカーのニュースばかり見て盛り上がっている。
一緒に盛り上がってあげた方が良いのだろうが、興味が無いのだ。
しかも暇で元気だったら新しい情報を仕入れる余力もある。
だが、セリフや稽古、書き物、プロットなどで頭がいっぱい。
サッカー情報を無視するために漫画を読んで防御。
だが、「こいつは雑草のような選手で・・・」などと解説されてしまう。

2時半頃就寝。
隣の部屋で大きな物音がして目が覚める。
隣の人はいつも明け方帰ってくる。
音大生ばかりが住んでいる建物で、隣からは昼間何時間もピアノの音がする。
大学を卒業して、夜どこかでピアノ弾きなどをしている人なのではと想像していた。
私は頻繁に友達を呼んだり泊めたりしている。
だが、隣の人はそういう気配が滅多に無かった。
だが、大きな声も聞える。
珍しく友だち連れてきたのだろうか・・・と思うが、様子がおかしい。叫び声もする。
酔っているのだろうか?と、訝しんでいると「助けて!」と、悲鳴。
そしてドアが開く音。何やらもめている。
もし、刃物で襲ってきた変質者だったりしたら、と慎重にドアを開ける。
隣の部屋の女性がこちらに背を向けてひたすら脅えている。
隣のドアが開いていて、床すれすれから40代位の男性の顏が見えた。
「驚かしてごめん!」などと、なだめている。
助けを求めていると思ってドアを開けたのに、こちらに逃げようともしない。
これは痴話喧嘩?
しばらく様子を見ていたが放って置いた方が良いのかと、部屋に戻る。
しばらくすると、大家さんが来たようだ。
何か話し合っているようだが、分からない。
隣の人も泣くばかり。どうなったのか分からない。
隣の人は部屋に戻って暫く泣いていた。
その時一人だったのか誰か部屋にいたのかも分からない。
時計を見るとまだ4時半。すっかり眠れなくなってしまった。

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