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宇都宮化

タワーへ。宝船や諸々の打ち合わせ。
その後中野、真希そばへ。
ユピコ、ノムミ、岸君がいた。
岸君とゆっくり会うのも久しぶり。普段話せない毒を全て排出。
しばらくすると加藤直美嬢から電話。彼女も集う事に。
ノムミが東京が宇都宮に感じると、謎の発言。
我々は深い縁によって、会おうとしなくても偶然会う事も多いのだ。
東京は広いはずなのに、まるでノムミの故郷宇都宮かと思う、という話だった。
話は次第に引く寸前ギリギリの下ネタへがメインになって行った。
ユピコの終電に合わせて解散。
帰り道、ああ、あれも話せば良かった、これも話せば良かった!と、話し忘れた事を次々に思い出す。

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純正女子飲み

昨日もがいているとノムミからお誘い。
一旦は用事の為週末にすると言ったものの、却って息抜きに良いかと軽く打ち合わせを兼ねて会う。
中野の焼き鳥屋へ行き、宝船の話をする。その後すぐ雑談。
するとユピコから電話。
新宿から三鷹行きの電車に乗ろうとしていたが、すぐ出るのは中野行きしか無かった。
もしかするとノムミが暇かもと思って電話したらしい。
縁の深さを感じ久しぶりに集まる。
よく会っているように思われるが、ここ1ヶ月以上3人きりで会う事がなかったのだ。
グループ交際ばかりしていて恋人同士に戻れなかったような気持ち。
感涙に噎びながらレバ刺しを追加注文する。
ユピコが終電で帰る。
ノムミと二人で店に残っていると、ユピコから「明日お休みになったよ!」と、電話。
我々は大興奮。明日も集う事になった。

帰りは雨に打たれ、ずぶ濡れ。

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虚脱

気付かずに風邪をひいていたらしい。
激しく咳き込み血痰を吐く。体調の悪さに引く。
本番は楽しかった。
終ってしまってなんとなく鬱。全ての現実から逃げたい。
自分を手放していまいたくなる。

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夜を漂う

最近日にちの境目が分からず沢山書き漏らしをしてしまう。
昨日自転車で下北に向かっている最中、前からアロハを着た太った男性が歩いてきた。
只ならぬ気配を感じ凝視する。
すると彼は前をかなりはだけさせ、ブラジャーをしているではないか。
まさか、と見つめ続けるがやはりブラジャー。
男性は私に気付き、それを誇示するかのように腰に手を起きポーズを取った。
勝ち誇った顏をしていた。
日本には銃規制があって良かった。万が一銃を手にしていたら、反射的に撃ち殺していただろう。
その後、下北沢の駅売店でミニッツメイドのオレンジジュースを頼む。
だが、出してきたのはグレープフルーツジュース。
「オレンジはないのですか?」と、尋ねると
「売り切れているんですよ!」と、逆ギレされた。
ああ、日本には銃規制があって良かった。一日で二人射殺する所だった。
小屋入りしてその事を報告。
笑顔で死ねだの殺すだの言っていたらしい。
その事件より、にこにこ毒を吐いている様に驚かれてしまう。
だが、マジギレして死ねと言っている方が引かれるだろう。
そもそも人はそんなに死ねとか言わないモノなのかもしれない。
自分でも分からずに荒んでいるのだろうか。

目覚めるとまたもや松本大介君宅に収容されていた。
庄屋を出て荷物をぼとぼと落としまくっていたらしい。
大介君宅についてからも帰る帰ると連呼していたという。
人が好意で面倒を見てくれているというのい失礼してしまった。
もともと酔うと猛烈に家に帰りたくなる。
何かの動物が死ぬ時は、飼い主の側を離れて見つからない所で死ぬというのを聞いた事がある。それに近い。
だが、以前も無理やり帰宅しようとして始発で泡を吹いて倒れて
救急車で運ばれたりしている。
帰るというのを説得してくれたのは有り難い事だ。
本日は表現・さわやかを観に行く日。
大荷物なので一度帰宅して下北へ行った方が良い。
だが、どうにも体が動かない。ごろごろしては朦朧とする。
大介君に前日の行状を聞いて凹むが、本格的に凹む力も出てこない。
おいしいコーヒーを頂き、ひたすらごろごろした。
自分の家とは違う寛ぎ。結局荷物は送る事にした。
太ってしまっているから何も食べないと思ったが、空腹でしょんぼりしてくる。
下北新雪園で青菜炒め、餃子、八宝菜などを食べる。

表現・さわやか「女の子のキモチ」は去年の第一弾よりも更に面白かった。
よく考えるとネタ自体はよく分からないモノもあったかもしれない。
だが、メンバー全員が乗りに乗っている状態の役者。
元々面白かった人達なのだが、何か別の次元へ移行して光り輝いていた。
体調は最悪なのに、面白くて気が狂いそうになった。
常軌を逸した笑い声をあげてしまい苦しくなる。

終演後様々な知り合いに会う。打上げに誘っていただく。
以前の私なら確実に参加していた。だが、今はとても弱っていた。
瀕死という言葉がよく似合う感じ。
鶴の恩返しでは無いが、最近芝居をすると確実に生命力が衰えてしまう。
でも、それが好きなので仕方がない。
幽体離脱した魂のようにゆらゆらと夜を漂いながら自転車を漕いだ。

帰宅後近所の和み亭へ行き、軽く食事のつもりが飲んでしまう。馬鹿かも。

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屍体験

マチネに岸君、ムーチョ、山形君が観に来る。
岸君に抱きついてずっとベタベタしていると、ムーチョに「おかしいよ」と、指摘される。
良く考えると外人みたいなスキンシップ。
スキンシップする人としない人の違いはなんだろう。
ユピコには直ぐに抱きつくがノムミには抱きつかない。
ムーチョや山形君にも抱きついたりはしていない。
抱きつかれたら困惑しそうな人にはしないようだ。
岸君やユピコには手の平から吸い寄せるような光線が出ている。
抱きついた時の収まりが非常に良い。
きっと日常的にスキンシップ文化を持っている人を無意識に選んでいるのだ。
ムーチョには岸君が「彼氏に見える」、
フルフルメンバーには「お兄さんみたいですね」と、言われる。
岸君は5才も年下なのでそんな風に見えたのは嬉しい。

マチソワの間、皆でお茶しにいく。
宝船の時座長付きの宮本晶子ちゃんに教えてもらった素敵なお店へ皆を誘導する。
皆に「良い店だ」と、言われ面はゆい気持ちになる。
人に教わっただけで自分の実力で見つけた訳では無いのに、私の株まで上がっている様子。
詐欺をしたような気分。それなのに得意な気持ちまで起きてしまう。

ソワレでは反射神経でミスをしそうになり、挙動不審な動きをしてしまう。
ハケなければいけない小道具を前もって自然に見えるように手に持ったにも関わらず、
いざ退場という時に反射的に置こうとしてしまい、慌ててつかみ直すと言った動機や意図が
不明な芝居をしてしまった。
だが、お客さんには分からなかったらしい。
ソワレには峯村りえっこちゃん、佐藤治彦さん。
りえっこちゃんには気付いたら抱きついていた。
最近りえっこちゃんはどんどん可愛くなっている。恐ろしい事だ。

ヒロセさんに
「バラシしなくても良いですよ。股関節の事もあるし」と、気遣っていただく。
だが、一人だけどこぞで時間を潰しているのも寂しい。
手作りの舞台っぽかったので、自分がこういう時役に立たないのも知っているが参加したかった。それに宝船で照明をしてくれた松本大介君もバラシに参加してくれていた。
私がいないのはおかしいだろう。
小道具の梱包、私物の整理、釘やゴミ拾いという末端の仕事をしながら彷徨う。
見栄を張って重いものを持ったりして働いてますという態度を示したかったが、
それでガラスの腰を痛めたら却って迷惑をかけてしまう。我慢。
大介君は照明のバラシが終った後も舞台のバラシに参加。
誰よりも大きい声がOFFOFFシアターに響き渡っていた。
うっかり次何したら良いですか?と、問い掛けに行きたくなる。
お手伝いに来てくれただけなのにすっかり中心人物。
面白い人だ。こういう人は貴重。

打上げでは途中でソフトドリンクなどに切り替え、生き残るつもりでいた。
だが、ある時から生きる屍になる。お酒を通過させるだけの器状態。残像だけが残る。
色んな人と話したかった。話したのかもしれない。よく分からない。
最後の記憶は庄屋から出て、まだ暗い情景。そして車に乗ったイメージ。
自分が無になる前に家に帰ろうという強い意志が働いていた事。
こういう時に、意識を完全に手放す瞬間は実際に死ぬ時と近いような気がする。

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本番中のバランス

本番中は興奮して、あまり眠れない。
昨日は飲んでいないのでさっさと寝れば良いのに、それが出来ない。
久しぶりのお客さんが何人か来てくれたが、飲みには誘わなかった。
飲まずに帰りたかったからだ。
帰り支度をしていると馬場君に
「え、昨日も来なかったのに今日も行かないの?」と、言われてしまう。
「明日が11時入りだからね・・・」「バイクだし・・・」などと言い訳。
「じゃあお客さんがゆーちと飲みたいと思ったら平日じゃないと駄目なの?」
「分かった。じゃあちょっとだけ行くよ」
「あ、でもバイクだし、これで事故られたら責任感じるし・・・」
などとやり取りをしている最中に落とし穴に落ちるようにすっ転んでしまう。
馬場君も驚き
「これを見たら飲みに行こうとは言えないよ。帰った方がいいね」
と、言っていた。

お客さんと飲みにも行きたいが、そのせいで芝居に支障を来たしたり、疲れて本番中辛くなるのは本末転倒だ。
無理すれば出来るのも知っている。
だが、その後の体力復帰が大変になる。

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探し物は何ですか

今日はハードな一日。
平日なのだが、マチネ、ソワレの2ステージ。
その後10月にやる芝居のチラシ撮影。
これから3日連続2ステージなのだ。
あまり食べていないのに太っている為、殆ど食べない事にした。
だが、お腹は減る。本番直前に尋常では無い程お腹が鳴る。
馬場君とクロム舎の清水君に聞かれて大笑いされる。
その後、杉木君にも聞かれてしまう。
皆にしっかりした大人だと思われたかったが、大分間抜けだと思われている気がしてならない。低い天井に気付かず激突したり、腰を軸にしてバランスを取る腹筋をしようとして転がって、舞台装置にぶつかったり、間違えて小道具の上に寝てしまったり、目立つ失敗ばかりしてしまっていた。
普段はそんな事は無いのだが、最近ぼんやりしているのだろうか。
楽屋が狭い事もあるが、常に何かを無くして「無い、無い」と騒いでいる。
本日も小屋を出ようとしたら眼鏡が見つからない。
裸眼でバイクに乗るのは怖い。
演出助手のリョウちゃん、舞台監督の奏さんにも探してもらったが見つからない。
結局演出のヒロセさんの眼鏡を借りる事になった。
奏さんに「見事に毎日何か無くしますね」と、言われてしまう。
慌てふためきながらチラシの撮影に向う。
荷物を拡げていると、芝居の企画をした長田奈麻さんが井上貴子さんにそこを指し示して
「ほら、いつもこういう感じなの」と話していた。
そこはかなり雑然として小汚い事になっていた。
ノムミも私の散らかった鏡前を写メールして一時期待ち受け画面にして、人に見せていた。
だが、逆に皆は何故常にきちんと整頓できるのかが知りたい。
私にとっては出来ない方が普通で、きちんとしている方が異常事態なのだ。
異常な人の方が多いから困るのだ。

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何故か太る

朝10時の鍼になんとか間に合う。
しかし、ばっちり二日酔い。鍼灸医院でもばれたに違いない。
心なしかいつもより冷たかった気がする。
オフオフシアターへ行くと、皆二日酔いだった。やはり昨日朝まで飲んだらしい。
私の方が眠れている筈だが、夕方になっても体はしんどかった。

楽屋が舞台に密接している。またトイレは丸聞こえ。
本番前に皆が楽屋で待機している最中に物凄い大きな音を立てて、用足ししてしまったらという設定について浮かれて話し、一人で大受けして笑っていた。
その時気付いた。
大体こういう浮かれ方をしている時は、何か失敗をやらかすのだ。
気を引き締めようと思うのだが、ミスをする運命からは逃れられない気がした。

今日の舞台は魔物が潜んでいた。善かれと思ってする事が全て裏目裏目に出た。
よく無事に終えられたものだと思ったが、出来は昨日より良かったらしい。
分からないものだ。
本日は小林愛ちゃん、座長付きの宮本晶子ちゃん、礒野慎吾さんらが観に来てくれた。
昨日観た珠里ちゃんは本日別な芝居を観ていて下北にいた為、飲み参加。
主催のヒロセさんが珠里ちゃん好きだったので紹介できて良かった。
本日はお茶にした。
磯野さんは近所なので途中まで一緒に自転車でツレチャリで帰る。
帰宅後体重を量ったら殆ど食べていないのに太っていた。
「軽くヤバイ」どころでは無い。
あれでヤバイなんてふざけないで欲しい。

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カギがない

初日。本日は場当たりを中心的にやってゲネプロは無し。
初日はいつも不安。この期に及んでセリフが不安。
以前はセリフの心配などした事が無かった。
最近常に不安だ。言えているのが奇跡に思える。
微妙なミスもあったが、無事初日はあいた。拍手が力強くて嬉しかった。

本日はノムミこと野村朋子嬢、ユピコこと、中坪由起子嬢、高木珠里ちゃん、マンゾウ君こと加藤雅人君、エプロンちゃん、宝船で照明をやってくれた松本大介君、マワタリ君、伊藤高史君の誕生日パーティーでお知り合いになった藤田さんが来てくれた。
沢山知り合いがいるといつもワタワタしてしまう。
だが、知り合い同士が仲良く交流してくれて一安心。
一次会のぴあぴあが終った後、大介君宅で飲む事に。
他のメンバーも誘ったのだが、皆お店に行ってしまった。
お店だと確実に朝までになるだろう。
のんびりごろごろ眠かったら眠れる状況で飲みたかった。
大介君宅でどのくらい飲んだかは定かでは無い。
明るくなってはいなかったと思う。焼酎を一度か二度お代わりした筈だ。
気付いたら寝ていた。迷惑をかけなかったか心配。

昨日書き忘れたが、帰宅したら鍵が見つからなかった。
猛烈にトイレがしたかったので途方にくれる。
大家さんを起こそうか、友達の家に行こうか、はたまた窓が開いているかもしれないので、5階の我が家にベランダから侵入しようかなどと悩む。
最近隣の人がストーカーにあって警察沙汰にもなっているから、可能でもベランダから侵入はよした方が良いかもなどと、悩む間もトイレに行きたくて死にそうになった。
荷物を全てひっくり返したら底から鍵が出てきた。
荷物をほっぽり出したままトイレへ直行。
一番リラックスしたい日に大変な事にならなくて良かった。

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決戦前夜

場当たり。ゲネ。
ケアレスミスをしてしまう。
実は非常に難易度の高い芝居なのだ。
やらなければならない要素が多い。
それをきちんとクリアーできればかなり良い芝居になるはず。
本番はいつも怖いが楽しみ。テスト問題の答え合わせの気分。
合っているのか、間違っているのか。
解いている時からどのくらいの点が取れるか分かる人もいる。
私はいつも分からない。
でも良い芝居にしたい。何となくなるような気がする。
明日、結果は少しだけ分かる。
良い初日を迎えたい。

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行き場をなくした恋心

小屋入り。バイクでオフオフシアターへ。
私は自分独自で運転するのが苦手。お手本を探して、人のペースで運転する。
今日は素敵なお手本がいた。
決してスピードを出さない安全運転なのにどっしりしていて、格好良いのだ。
スピードを出す人は思い上がっているようで嫌い。
タンクトップに軍パン。麻袋のようなリュック。
全てが素敵に見えた。
ずっと後ろにいたので顏は分からない。
ファッション的には我々世代より随分若い筈だ。
日にも焼けていた。
ずっとドキドキしながら彼を追いかけていた。運転に痺れまくる。
この感情は恋かもしれないと思った。
恋に年齢が関係無いというのは本当かもしれない。
だが、別れの時が来た。彼が途中でバイクを停めたのだ。
ゆっくり彼を振り返る。
彼には小ぶりの胸があった。
目と目が離れている上に目と眉毛もかなり離れていた。
あまり綺麗では無い女性だった模様。
変な顏はしていたが、あのような素晴らしい運転をする人だ。
知り合いになっても好感を持てる人に違いない。
だが、盛り上がった恋心の行き場は無くなってしまった。

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妄想

一目見ただけでわかる事がある。
電車で坐っていた。隣の席が空いていた。
乗り込んできた男性のストライプのシャツが見えた瞬間に「隣に坐らないで欲しい」と、思った。理由は分からない。
だが彼は隣に腰掛けた。
無意識に近い感情だったのでしばらく忘れていた。
何となく不快になる。件の彼が尋常では無い程、扇子を振っているのだ。
それほど暑くはなかった。
視界に常にゆらゆらしているモノが入る。
彼の汗の側を通り過ぎた風が私に吹いている。
苛々して顏を見ると、汗で顏がキラキラしていた。
こんな忙しなく扇子を振っているから汗をかくのだと思った。
電車が停車した。腰を浮かすそぶりをした。
降りるのかと期待したが、気のせいだった。
「降りてしまえ!」と、毒づいていると、駅名が見えた。
私が降りなければならない駅だった。慌てて降りる。
彼の顏も思い出せないが、実際知り合っても相性が悪い人に違いない。
なにがしか脅かされる。
あの嫌悪感は「逃げろ」というサインだろう。
こういう人が身近にいたり、上司だったりしたら犯罪だって犯してしまうかもしれない。
だが、こうも考えた。
つい先日も嫌いな人の事をぼんやり考えていた。
「太ってしまえ」「禿げてしまえ」などと考えていたら電車を乗り過ごしそうになった。
悪い事を考えると必ず戻ってくるという教訓は本当かもしれない。

休憩時間に佐世保バーガーを買いに行く。
30分休憩だから余裕のはずだった。
のんびりダイビングの雑誌などを長めながら待つ。
だが、いつまで経っても出来上がらない。
時計を忘れて来てしまった。もう休憩は終るかも・・・と焦る。
がま口の口をカチカチ鳴らし、はえぎわの産毛をぶちぶち抜きながら苛々している様をアピール。きっと店員には気付いても貰えなかっただろう。

本日で稽古は終わり。明日から小屋入り。本番は楽しみだが、ちょっと寂しい。

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欲望

稽古で杉木君の芝居を見て狂ったように笑ってしまう。

通しは徐々に良くなっている。だが、必ずどこかミスしてしまう。
苦手意識を持っている所、全く油断している所。
股関節はよくなっているのだが、気を抜いて歩いていると、神経に触るような痛みが走る。
怖い。鍼でも整体でも、まだ痛いというと不思議な顏をされる。
一生走ったり踊ったり出来ない体になってしまったらどうしよう。スノボやりたい。

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パンツの心配

本日も通し。中々ミスが減らない。
どこかが上手くいくと他が抜けてしまう。
だが、本日はパンツを見せていないはずだ。

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毒々モンスター

本日の通しでもパンツを見せてしまう。露出狂では無い。

本日しか作・演出家のヒロセエリさんが参加出来ないというので、
稽古後さくら水産へ行く。
自分が呂律が回らなくなっているのが分かった。
大して飲んでいないのに弱くなったものだ。
大江戸線で遠藤さん、ヒロセエリさんに毒を吐きまくってしまった。

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宝船の今後

タワーへ行く。宝船の事について話し合う。
プロデュース公演では無く劇団なので、公演をやろうがやるまいが、
私が続けていると思っていれば存続しているのだ。
だが、劇団とは何だろう。
自分が劇団員の時はいつもやめたいと夢見ていた。
旅行も出来ないしいつも貧乏なのもうんざりだった。
解散してから大学生の様に人生を謳歌している。
だが、劇団員という囚人生活の様なお勤めをしていたからこそ、謳歌できるのも確か。
本当に暇な大学生の時は全ての娯楽に背を向けていた。

タワーにはタイシ君と今奈良君も来た。
身近な人の足音は佐川急便などの人とは明らかに違っていた。
10年一緒にいたから何となく気配が分かるのかもしれない。
宝船のビデオをちらっと観る。
高木珠里ちゃんはやはり天才少女だった。

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見せパンツ

今日も衣装合わせで、複数の人にパンツを見せてしまう。
衣装で動いたら、どの程度見えるかという実験だったのだ。
舞台でパンツが見える時には大体パンツ2枚はいている。見せパンということだ。
だが、昨日に引き続き本日も本物パンツを見せてしまう。
見せパンは恥ずかしくないが、本パンは恥ずかしい。
考えてみると見せパンが恥ずかしくないという事自体おかしな話だ。
この見せパンツは男性から非常に評判が悪い。
見た目は同じなのだからいいではないかと思う。
安心して見せられるという事が嫌らしい。
恥じらいが無い物を嫌う割に、嘘の恥じらいにもひっかかる。
話は変わるが、以前みのすけさんが、女子が全員ノーパンの舞台が観たいと言っていた。
露出するシーンなど無くても「きっと芝居が変わるよ」と、嬉しそうに話していた。
それは私も同感だ。やりたくはないけれど。

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ワンピースで蹴り

衣装合わせ。
ワンピースを着たまま、急に蹴りの動きがしたくなる。
馬場君の顔の前に蹴りを繰り出す。パンツが見えたらしい。
普段スカートを履いていないので、つい見えるということを忘れてしまう。 

あいのりを見落とす。
あと、15分で始まると楽しみにしていたのに忘れてしまった。
終わってから気づく。

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あと1.5キロ

消えもの稽古。
基本的に普段、しゃべると黙り、しゃべる時はそれに専念する性質。
普段からCDがかかっているだけで話しづらくなる。
テレビも観ている時以外でついていると不快。
食べながら話すのに苦労する。
食べるのが遅いらしく、租借するのに時間がかかり、口から食べ物をぶら下げながら必死にセリフを言っていた。

稽古で散々食べ物を食べたのに、稽古場を貸してくれていたオーナーさんから手作りハヤシライスの差し入れ。
嬉しいのだが、お腹いっぱいで苦しい。
体重調整がうまく行っていないのに沢山食べてしまった。
バリ太りを何度か調整したのに、すぐ戻ってしまう。
10年変わっていなかった体重なのでなんとしても戻したい。
こういうのを放っておくと、おばさん体型になるのだ。
本番までにあと、1.5キロなんとかならないだろうか。
以前は飲みに行くと痩せたのだが、最近体力低下のため代謝が落ちて太ってしまう。

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あと10日

初めての通し。
かなり無理やりだが、最後まで行った。
長いセリフや忘れやすい所を安定させる必要もあるが、個人で台本と向き合うより
千本ノックのように体にしみ込ませることが必要だ。
頭でしか芝居出来ていない状態。
体に染み込ませる過程で中身が出来てくることも多い。
一緒のシーンの人と合わせたいが、私が空いているとき皆埋まっている。
出来てる出来ていないを考えないで数やりたいと思った。
ハイレグの本番でダンスの振りを忘れてしまった時、頭が真っ白になったことがあった。
だが、結局体が勝手に踊っていた。
頭が忘れても体が覚えている状態を作るにはやはり努力と時間がいる。
あと、10日でなんとかして行きたい。
クリアーしなければいけない所がまだまだ沢山ある。
照れて言えない箇所や、自分が痛くて仕方が無い箇所は本番までになんとかなるのだろうか?
表現としてはこだわりが強い作品だが、基本的には誠実で切実でストレートなお話。
あと10日・・・。
芝居以外にもやらなければならないことも山積み。
焦って頭がぼーっとしてしまう。

練馬の中華料理屋で飲む。半額になっている料理ばかり頼み一人1300円。

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湿度と鍼

鍼灸治療に行く。
本日は湿度が高く、皆調子が悪いとのこと。
鍼を障子紙に刺すことを考えると、乾燥しているときは刺さりやすいが、湿気っている時は紙もぐしゅっとしてしまう。
効き目が良い太い鍼などはこういう湿度が高い日には刺せないそうだ。
先生が隣のベッドの人に解説しているの聞いてなるほどと思った。
本日はいつもの鍼治療の他、赤外線で暖める治療を行った。
ぐっしょり汗をかく。
その後あちこちをバキバキならされ、終了。
来週にはかなり良くなると言われる。

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気になる隣人のその後

稽古中に電話。昨日うちに泊まった友だちからだった。
家を出ようとしたら外に大家さんや警察、隣の女性などがいたらしい。
女性からは謝られ、警察からも事情をきかれたらしい。
だが、その子は酔いつぶれていて目も覚まさなかったので、何も言えなかったそうだ。
ああ、聞かれたのが私なら事情も聞き出せたものを・・・。
警察を呼ぶということは事件性があるのだろうか?気になる。

ハイレグタワーからも電話。
バタバタしていて忘れていた締め切りが今日までだったらしい。
一日延ばしてもらうが、少々慌てる。

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物騒な夜の隣人

稽古場まで自転車で行くつもりだった。
だが、ペダルを漕いでも進まなくなってしまった。
昨日はガンガン乗っていたのだ。訳が分からない。
10分くらいもがく。
チェーンが外れていて、嵌めれば良いらしいと分かった。
だが、そんな事をしている猶予は無かった。バイクに乗り直して稽古場へ急ぐ。

友達が飲みに来た。だが、サッカーのニュースばかり見て盛り上がっている。
一緒に盛り上がってあげた方が良いのだろうが、興味が無いのだ。
しかも暇で元気だったら新しい情報を仕入れる余力もある。
だが、セリフや稽古、書き物、プロットなどで頭がいっぱい。
サッカー情報を無視するために漫画を読んで防御。
だが、「こいつは雑草のような選手で・・・」などと解説されてしまう。

2時半頃就寝。
隣の部屋で大きな物音がして目が覚める。
隣の人はいつも明け方帰ってくる。
音大生ばかりが住んでいる建物で、隣からは昼間何時間もピアノの音がする。
大学を卒業して、夜どこかでピアノ弾きなどをしている人なのではと想像していた。
私は頻繁に友達を呼んだり泊めたりしている。
だが、隣の人はそういう気配が滅多に無かった。
だが、大きな声も聞える。
珍しく友だち連れてきたのだろうか・・・と思うが、様子がおかしい。叫び声もする。
酔っているのだろうか?と、訝しんでいると「助けて!」と、悲鳴。
そしてドアが開く音。何やらもめている。
もし、刃物で襲ってきた変質者だったりしたら、と慎重にドアを開ける。
隣の部屋の女性がこちらに背を向けてひたすら脅えている。
隣のドアが開いていて、床すれすれから40代位の男性の顏が見えた。
「驚かしてごめん!」などと、なだめている。
助けを求めていると思ってドアを開けたのに、こちらに逃げようともしない。
これは痴話喧嘩?
しばらく様子を見ていたが放って置いた方が良いのかと、部屋に戻る。
しばらくすると、大家さんが来たようだ。
何か話し合っているようだが、分からない。
隣の人も泣くばかり。どうなったのか分からない。
隣の人は部屋に戻って暫く泣いていた。
その時一人だったのか誰か部屋にいたのかも分からない。
時計を見るとまだ4時半。すっかり眠れなくなってしまった。

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堪え難きを耐え、忍び難きを忍び

ボイストレーニング。
声の事より健康相談ばかりしている。
今日は「災いが多いんですけど、何なんですかね」と、
占いで聞くような事を尋ねてしまう。
「わかんないけど、何かの警告なんだろうね」
「う~ん、財布なくすし、自転車が3回も盗まれるし。段々ネタみたいな感じにはなってるんですけどね。別にめげたりはしてないんですよ。一つ一つちゃんと対応してけばいいだけだし・・・。ちょっと面倒臭いのが嫌なんですけど・・・」
「そうだよね。財布無くすってよく考えたらそれほど大変な事じゃないよね」
「そうなんですよ。ただ、起き過ぎかな・・・、またか!って感じがして」
「やっぱり、どこかツメが甘かったり、雑にやってたらいけないよ・・・って事なのじゃない」
「今疲れてて、いっぱいいっぱいなのは確かです。そういう時は本当は思い切ってのんびりしたほうがいいって事なんですよね」
「そうじゃない」

先生に聞いておきながら、全て自分で結論を出していた。

前々から考えていた案をとり合えず書き進める作業。
途中で、大幅に予定を変える。
訳が分からなくなり悶々とする。
書き物にも理系な作業が必要。それが苦手。
そろそろ切り上げて寝ようかと思ったら、PCがフリーズ。
殆ど保存していなかった。
一時間ほど悩むが状況は変わらない。
堪え難きを耐え忍び難きを忍び、強制終了。泣いた。
これからは1行進めたら保存しろ!という警告なのだろう。

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ぼんやり警官vsぼんやり友香

災難が続くというのはどういうことなのだろう。
それでついていないと凹むほどでも無い。だが、あまりのことにしばし呆然とした。

また自転車が盗まれたのだ。

新江古田駅へ置いていた。
この付近では撤去は平日の昼頃に行われる。
日曜の夜に置いて月曜の朝に取りに行った。
だが、こつ然と姿を消していた。今年になって3回目だ。
一度目は他人に貸したらなくされた。
諦めて新しい自転車を買った。2週間で盗まれた。
しばらくすると古い自転車が出てきた。
新しい自転車の保険が降りて、もう一台自転車を持つことになったが、近距離移動は古い自転車にしていた。
その古い自転車が再び盗まれてしまったのだ。
最近財布もなくした。
慣れっこになって、落ち込むのも面倒だ。

笹塚の整体へ行く。
帰りに悪運ダイヤによく出演していた小泉君と新婚の奥さんタエちゃんに会う。
幸せそうな人に会うと、少し晴れ晴れする。

稽古では相変わらずセリフがうろ覚え。
だが、今日でほぼ全てのシーンをうろ覚えた事になる。
これからは確実にする作業。

稽古後、中野の交番で自転車の盗難届を出す。
前の部屋に住んでいたときに買った自転車なのだが、住所が思い出せない。
おまわりさんもぼんやりした人だった。
「豊島区高田・・・」と更に前の住所を言ってしまったら、
「そんな住所ありますっけ?」と言われてしまう。
おそらく新宿区上高田と間違えているのだ。
私もますますぼんやりしていて「練馬区高田・・・・」と嘘の住所を口走ったり埒があかない。正解は練馬区豊玉北だった。
おまわりさんに「忘れて出て来ない事ってありますよ」と、慰められる。
彼が一週間後野方警察に電話するようにと教えてくれた番号が中野警察の電話番号で、他の警官に注意されていた。
ぼんやり同士波長があった。

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飲み会での女子の心得

本日は前々からメンバーで名古屋料理を食べに行く事になっていた。
最近どんどん増えている「山ちゃん」へ。
手羽先、土手煮までは「うまいうまい」と、皆がっついていた。
だが、味噌串カツを食べた辺りで「あれ・・・全部同じ味では・・・」と、思い始める。
だが、頼み方を注意すれば充分楽しめる居酒屋だった。
散々食べて飲んだのだが、稽古場を貸してくれているオーナーさんが全て支払ってくれた。
そのお陰で2次会へ行ける事に。
コマ劇の側の天空の街、新宿アジア横丁へ行く。5月16日にオープンしたばかり。
沖縄、中華、韓国、ネパール、チベットなどの屋台村が屋上に繰り広げられていた。
すっかり満腹なので一番手前の沖縄料理屋で海ぶどうや豆腐などを頼んで、ちびちび飲む。
ここはこれからお気に入りスポットになりそう。
ディープな話で女性陣と盛り上がるが、男性陣に引かれてしまったのでは?と、少々心配。

男性にもてようと思ったら飲み会で楽しんではならないのだ。
つまらない、退屈だと思いながら、人の話を感心して聞く。
空いたグラスには細心の注意を払う。
意見を言わず微笑みを絶やさない。
酔った人を心配するふりをする。

これらが出来れば、男性陣には好評。
だが、そんな面倒な事をしなければならないならバイトと一緒だ。
当然好き勝手に振る舞い、楽しみを最優先させてしまう。
世の中にはそんな努力をして扱いやすい金づるを掴まえる人もいるのだ。
本当の意味でそういう人の方が賢い。
今は良いが、何十年後に汚い服を着て「私は昔、よく下北で舞台にでていたのよ・・・」と、クダを捲いている老婆になるような気がする。
その時に後悔するのだろうか。
願わくばその時には脳が軟化して辛い感じないで暮らせれば良いなぁと思う。
こんな事を考えるのは自堕落に飲むのが楽しかったからなのだ。

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褒め…られた?

練馬の稽古場。
天気が崩れると聞いていたので電車にする。
案の定16時頃に夜の様に暗くなって土砂降り。この世の終わりのような風情。

本日は飲み会二つに誘われていた。だが、明日は朝が早い。
場所は中野と江古田。
中野はまず無理。
通り道なので、岸君が飲んでいる江古田に顏だけ出してすぐ帰る事にした。
だが、道を踏み外す。うっかり4時過ぎまでいてしまった。
初対面の人も多かった。
ちょっとした小劇場ゴシップも聞いた筈なのだが、忘れてしまった。残念。
覚えているのは岸君がべろべろだった事。
「ゆうかちゃんは凄く、いいんだよ。こんなへらへらしているけど、物凄く酷い目にもちゃんとあっているし、しかも本当に卑屈でいつもびくびくしているんだよ」
と、褒めてくれた。
彼の愛情をひしひしと感じた。

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どうですか?

朝10時に鍼灸医院へ。
昨日と同じ箇所に鍼を差して電流を流す。そして冷やす。
私の体全体があまりにも冷えているので、線香の入ったパイプで足腰を暖めてもらう。
腱鞘炎の話をすると、右手親指から血を抜かれた。
「どうですか?」と、聞かれる。
どこに行っても直後に「どうですか?」と聞かれる。
正直分からない。
芳しくない顏をすると悪いので「いいような気がします」と、答える。
どの先生にも不満な顏をされる。
今日は正直に「今血を絞った痛みで感覚が無いです」と、答えてみる。
「これで駄目だったら手首から血を抜くかどっちかなんだよね」と、言われる。
手首から抜くのは少々怖い。
その後思いきり首を引っ張られる。「ガキッ!」と、音がする。
ショックが大きくて頭がくらくらした。
また、「どうですか?」と、聞かれた。
明らかにやばい。
今まで来た事の無い位置に首があるような気がした。
去年自転車でチワワを轢いた時の事を思い出す。
申し訳ないと思ったのだが、チワワは目を白黒させて馬鹿みたいな顏をしていた。
私は丁度そんな状態になっていた。
だが、「あ・・・なんかすっきりしました」と、答えてしまう。
ふらふら治療院を出る。
だが、驚く事に小一時間後、妙に首と頭がすっきりしてきたのだ。肩や首の凝りが吹き飛んでいたのだ。
感動する。

夜に加藤直美嬢、山崎和如君が出演している「シナリオライター★松本マリコの課題」を観に行く。
シネ・ラ・セットは素敵な場所だった。
前の方が素敵なソファやテーブルがあってカフェ状態になっている。
私はカウチで足を伸ばして映画鑑賞。
毒もありつつ前向きなハッピーエンドのお話。
直美嬢、山崎君のアップが沢山堪能出来た。

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ひとまずストレッチは続けて良いらしい

日記に股関節が痛いと愚痴っていたら、中山君から電話を貰った。
彼の行きつけの鍼灸治療医院を紹介してくれたのだ。
本日がその予約日。
鍼灸と名前にあるにも関わらず、どういう治療をするか理解していなかった。
現場で鍼らしき設備があるのを見てビビる。
ブラパンに浴衣状のモノを着て待機。
髪をブリーチしているが頼りがいのありそうな力強い目をした先生に症状を訴える。
「股関節の捻挫みたいなものですね」
との事。裾をまくられ、パンツの透き間に手を置かれる。

「痛いのは此処ですか?」
「はい」
「鍼って結構やってますか?」
「あまりやってません」
「もう、差しちゃったよ」
「はい」
「これから電流通しますね。電流を感じてくれれば良いです」

そのまま10分。じんわり切ないような痛みを味わう。
これが効いているという事なのかまだわからないが、いいような気がする。
右のお尻、股間節付近に3本鍼が刺さっている。
他の部分はタオルで覆われているがそこだけ丸出し。
その後、20分冷やされる。そして湿布。

「本当はこの足を引っ張ってあげたいけど、まだ炎症があるし、初診だから今日は止めて置きます」

と言って私の首をぽきっと鳴らす。
明日でも明後日でも早めに来るよう言われる。
早速明日の朝一に予約を入れる。
今日の治療を含めて今まで3人に診てもらった。
笹塚の整体。ヴォイストレーニングの先生。そして今日の先生。
皆、言うことが違う。
私としては痛みがとれて動けるようになれば何でも良い。

笹塚ではこれは炎症だけど、足の外側に重心をかけ過ぎているのと、
左の股関節が固いから右の股関節でカバーしようとしてこうなった、
痛くない程度にストレッチや開脚は続けるようにとの事。

ヴォイストレーニングではこれは炎症では無い、神経に触れてしまっているけれど
暫くしたら収まる、腰や腹筋の筋肉をつかえていない事が原因だから、
これからそこをちゃんと使うように鍛えて行った方が良い、冷やしてはいけない、
痛くない程度のストレッチは続けるようにとの事。

そして今日は捻挫。
開脚などのストレッチは程々に、湯船にはしばらく漬からないように、との事。

治療院を出ると少しだけ痛みは和らいでいる気もする。
明日は何をされるのか楽しみだ。

稽古。昨日覚えてきて下さい、と言われたシーン。
台本を離している人、ちらちら見ながらやる人と半々だった。
少し安心するが、やはり皆セリフ覚えが良い。
それまで稽古の一ヶ月前から台本があれば全部覚えては来たが、同時進行で台本が来る場合は本立ちを1日、2日位やって、覚える事が多かった。
思い出すのに必死で今日も芝居は不自由だった。
10年選手なのに、一番不器用に感じる。
考えてみると毎回自分の下手さに衝撃を受けている。よく続けてきたものだ。

本日は飲み会があったが、不参加。
カイロや鍼を打った後はアルコールは控えた方が良いらしい。
安くは無い金額で治療を受けたのだから効率よく治して行きたい。
また、昨日受験の様に台本を覚えたのに、冴えた芝居が出来ずに落ち込んだせいもある。
帰宅後やらなければならない事が沢山あったにも関わらず現実逃避で料理をしてしまう。
明日は朝早いというのに、馬鹿だ。

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その人はラモス

吉祥寺のCycleSpotへ。モカ色のルイガノを引取に行く。
股間節が痛むので跨がるのがしんどかったが、漕いでしまえば非常にスムーズ。
携帯の調子も悪いのでvodafoneショップにも行く。
修理の間の代替機が予約待ちらしく一週間程待つことになる。
稽古佳境なのにまた吉祥寺に行かなければならない。
でもルイガノで行ってしまおうか、と浮かれる。
時期に梅雨なのが忌ま忌ましい。 1時間位漕いで江古田へ。
ほとんど休まず、バイクに乗り換え、外苑前の稽古場へ。
まだ誰もいないようなので外で待っていると、向かいの何だかわからない店の前に車が止まる。
中から黒い縮れ毛の外人が降りて来た。
ぼんやりラモスに似た人だなぁと思っていたが、よく見てもラモスだった。

台本が書き直され新しいバージョンを貰う。
本読みしたら稽古は終わってしまった。
明日やるシーンを予告され覚えてくるように言われる。ここで小さいパニック。
明日台本を離して立つのだろうか?持つ事は許されないのだろうか?
もしかすると異常に台詞覚えの良い劇団なのかもしれない。
台本持っても良いのですか?と聞く勇気を出せず、そのまま帰宅。
中々覚えられず苦しむ。

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